bankaraさんが投稿した如水庵(岡山/中国勝山)の口コミ詳細

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bankara (50代後半・男性・鳥取県) 認証済

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如水庵中国勝山/うどん

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2015/09 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

出雲街道に自然を愛し素材に拘るお店あり

また行ってしまった!

今回は頼んだものは・・・前回と一緒でかき揚げうどん!
いっしょやないか~~~~い(by ななはる!!!のワンパターン)

ところがどっこいぎすぎすぎっちょん!!!
今回は、うどん粉を変えて頂いたのである(^^

津山フクホノカ・・・
純国産小麦ブレンドのうどんに比べると
モチモチ感が半端でなくて喉越しの良い仕上がりに!!!

他の小麦も試したくなりますがん!
一度によう喰わんけど・・・(゚ー゚;Aアセアセ

生のうどんを茹でるんで時間は多少かかるけど
待つだけの価値はあるお店ですわい!

国産小麦粉の自給率は、たったの5%だというのに
ここで食べられる我輩は幸せ者だと日記にに書いておこう!

注1)シワ寄せ者と読まないように・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  前回レビュー


参勤交代の折に通っていたと言われる出雲街道勝山
この町には町並保存会があり、昔を今へと伝えてくれる
由緒ある寺院を巡り、武家屋敷の縁に腰掛け古を想う

通りを南へと歩いて行くと昔と今が交差する場所がある
ウッドストリート・・・
その一角にお店をかまえる如水庵
歩かなければ見付けることのできなかったであろうお店

お昼過ぎ、店内はカウンターに2人用のテーブルが3席
こじんまりとした造りの中で、一見控えそうに見える大将が職人色を醸し出してる

ところ狭しと張られた写真やメニュー等・・・
どちらかと言うと居酒屋らしい造りである

注文はかき揚げうどん 950円 そしてメニューにない瓶ビール 500円
銅製のグラスとキリン クラシックラガーを頂きながらジャズの音色をレコードで聞く・・・

控えめに見えた大将に話しかけると、水を得た魚の如く語られれる
自然が好きで日本中の自然を求め旅行もされてる大将
もちろん、料理の素材も大事にされてて研究熱心な一面も垣間見せる
とうぜん、小麦にも拘り持たれ純国産小麦を使用し、尚且つ小麦の種類による
栄養の数値を熟知されてるのには驚かされる
我輩を気に入って貰えたのかサービスで原酒まで出してくれ、
御自分のことや原料のこと、お店で使用している小麦粉の成分表まで見せてくれた

そうこうしている内に、かき揚げうどんが出来上がる
エビがキラキラ光を放つ揚げたてのかき揚げ(別盛り)とタレ
漬け物にヤクミの大根とショウガ。そして、出汁が入った器にうどんとネギが飾られる

大将が「先ずは茹でただけのうどんを食べてみて下さい」と小皿を指差す
言われるがまま食べてみる・・・
素の味でうどんを楽しめる名品に言葉を失いかける程の旨みと食感

白くないうどんは大将自慢の小麦粉で作られたものである
当たり前の表現だが、うどんがうどんの味を奏でる
本当に表現出来ない程のモチモチ感が我輩の口の中で戯れる

とんでもないうどんを、これから味わう出汁との共演が待ちきれなくなってきた
おもむろに頂いてみる
柔らかい風味の出汁がうどんの素朴さと食感を妨げることなく見事に完成されている
そう、それはまるでムソルグスキーの展覧会の絵の如く・・・
これだけでも充分満足のいく1品である

そうなると、ソリストと呼ばざるを得ないかき揚げを頂いてみる
実に見事なまでの仕上がりに食材の長所が満遍なく引き出されている
生エビと思われるエビの音符が野菜の甘みの楽譜の中で、食感はフォルテの如く、味はピアノの如く・・・

そのかき揚げを惜しげもなくうどんと言うオーケストラと共演させる
お互いの完成さを邪魔をすることなく、主張するところは激しく、抑えるところは優しく
絶妙な音色で楽しませてくれる
まるでショパンの協奏曲第1番のように・・・

食べ終わる頃にお茶と野菜のデザートを提供された
お茶にも拘りを惜しげもなく発揮し、温度と言い風味と言い量と言い
何も言うことがないほど、感服の極みである
「参った!」としか言いようがない

ただ・・・もう少し店内を整頓されたらと思うところも・・・
しかし、うどんのみならず提供されるものすべてが大将の拘りの結晶となり
我輩を満足させてくれた事には間違いがない

自然と素材を愛する大将の拘りうどん、皆さんも一度食べてみる価値は充分にあると思わる

2015/09/23 更新

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