napsさんが投稿したカサ・ベリヤ（東京/西武新宿）の口コミ詳細

lunes, dos de mayo de 2016, Barrio de Shinjuku, Tokio
ムール貝のカサベリヤ風（￥972）
マッシュルームのオリーブ油焼き（＝アヒージョ￥864）
スペイン釜飯（パエージャ）（２人前￥3,672）
スペインサラダ（￥756）
帆立貝のカルロス三世風(￥864)
バイ貝のカサベリヤ風（￥864）
ビール　キリン（中)(￥648)

27年間お世話になっているスペイン料理の名店。
相変わらずの美味さ。
昨年と注文したのが同じものは、昨年のレポに詳しく書いたのでそちらをご参照あれ。

本来は月曜はカサベリアは定休日だが、GWは特別営業日程で、曜日に関係なく３日まで営業、４日・５日が臨時休業（昨年もたしかそうだった。おそらく来年も、と思われるのでGWに行かれる方は事前に確認を。）。

今年初めて頼んだのがバイ貝のカサベリヤ風（￥864）。
味が濃厚。味は煮詰めたデミグラスソース。
バイ貝がプリプリ。

味がかなり濃いので、バーボンのショットと合いそう。
もう少し味が薄い方が好みな気はするが、癖になる味。
もしかしたらまた注文するかも。

その他では、昨年はパエーリャのおこげが少し淡泊だったが、今年は絶妙な焦げ具合で大満足。
やはりパエーリャのお焦げは美味い。

補足：
食べログに投稿していることがバレていて、帰りに感謝を頂いた。。。
随分とレポをサボっているために最近は写真をアップしてもトップ表示されなくなった、二流のレビューアーなのですが…。
とにかくどうもありがとうございました。¡Muchísimas gracias!

単に自分が気に入っているという理由で（そうでなければ２７年も通いません）また伺います。
今後も何卒よろしくお願いいたします。

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domingo, catorce de junio de 2015, Barrio de Shinjuku, Tokio
ムール貝のカサベリヤ風（￥972）
マッシュルームのオリーブ油焼き（＝アヒージョ￥864）
スミ入りパエージャ（２人前￥3,888）
スペインサラダ（￥756）
帆立貝のカルロス三世風(￥864)
オリーブの盛り合わせ（￥540）
イカの天ぷら（￥1,080）
シグロワイン（赤・ボトル）（￥3,780）

年に１回くらいしか来られないカサ・ベリヤ（casa bella=「美しい家」。）。
一週間前の予約でしかも日曜日に予約が取れた（一週間前で予約が取れたのは初めて。２週間前でも怪しかったのに）。
¡Qué milagro!

ムール貝のカサベリヤ風（￥972）
２６年前に来て以来欠かさず注文（お代わりすることもしばしば）。
温かいソース３ヶ、冷たいソース３ヶでやってくる。
貝の風味に合う酸味・軽く甘み、旨味のコンビーネション。温冷ともどちらも美味。

マッシュルームのオリーブ油焼き（＝アヒージョ￥864）
ぐつぐつオリーブオイルが沸騰した状態で登場。
どのスペイン料理のお店でも必ず頼むが、一番のお気に入りがカサ・ベリア。
オリーブオイルがここが一番風味がいい。ニンニクとオリーブオイルは実に合う（もちろんマッシュルームも）。

スミ入りパエージャ（２人前￥3,888）
久しぶりの注文。イカスミのコクがパエージャに合う。サフランのパエージャより濃厚。
私個人はサフランの風味の普通のパエージャの方が好み（具もイカスミより普通のパエージャが多い。）
楽しみのお焦げは今回は焦げの風味が弱くて残念だが、全体として十分に美味。

スペインサラダ（￥756）
今まで一度も頼んだことがなかったが後悔。
量がたっぷり、ドレッシングの油が若干多いが手作りドレッシングが美味。
（野菜をすりおろしたものが入っている？）

帆立貝のカルロス三世風(￥864)
これまた初注文。ブランデーが隠し味のトマト風味のホタテ料理。
味が濃厚、ホタテは大きめに切ってあるものがたくさん。
非常に美味！これも注文したことがなかったのを後悔。

オリーブの盛り合わせ（￥540）
スペイン料理店で定番。
ハラペーニョ入りと生ハム入りと黒のオリーブ。
どれもいいが特にハラペーニョのピリ辛感がいい。

イカの天ぷら（￥1,080）
これも初注文。まさにイカの天ぷら。
衣に何か秘密なものでも入っているかと期待したが、まさにイカを天ぷらにしたもの。
それ以上でもそれ以下でもなし。何かカサ・ベリア的なものが欲しかった。

シグロワイン（赤・ボトル）（￥3,780）
お気に入りのシグロ。カサ・ベリアで頼むのは初めてかな。
自宅で赤ワインの時は大抵これ。
最初に頼んだものがハズレで（ぶどうの風味が全く弱い）替えて頂けた（感謝！）。

安い（酒屋で買うと￥1,500しない）のに十分な美味さ。
大金持ちの友人（毎年１億円以上納税）に話を振ったら知っていて「美味よね〜」という返事。
大金持ちでも絶賛のCPに優れるワイン、絶品！

総評：
ザガットサーベイで全国で上位の常連店。
ザガットサーベイが消滅してもカサ・ベリアの美味さは消滅せず。
今回は通うようになって初めて煙害にも会わず、お店のサービスも相変わらず気取らず素晴らしく最高のディナーだった。

補足：
是非、店内禁煙にしてくれないかな…。
煙害がないとこんなに美味いのか、と美味い料理がさらに美味かったもので。
ないしは喫煙するときは店外のスペースで、なんてルール作りはどうだろうか。是非！
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viernes, 2 mayo 2014, Barrio de Shinjuku, Tokio
ムール貝のカサベリア風（￥972）
マッシュルームのオリーブ油焼き（＝アヒージョ￥864）
あさりのプロバンサル（￥864）
チキンのニンニクソース（￥1296）
スペイン釜飯（パエージャ）（２人前￥3672）
特製サングリア（デカンタ500ml￥1,944）

ちょうど１年ぶりの訪問。
通い始めて４半世紀。
飽きない味。
消費税が５％から８％になったが、増税の分のみの値上げ。
実にフェア。

今回は全体的にニンニクが弱かった（アヒージョ、チキンのニンニクソース）がやはり満足のいくものだった。

昨年は味が弱く、お焦げが美味かったパエージャは今回は真逆。
パエージャは味が濃厚で美味、大満足、その一方お焦げの旨味は弱かった。
まぁ、どちらかは必ず美味という事。

ムール貝は相変わらず美味い。
四半世紀中、２回ほど「あれ？」ということはあったが（それでも美味いが通例よりは落ちる味だったという事。）、まず外れる事はない。
ムール貝の旨味にソースが絶妙にマッチ。
幸せな気分にしてくれる。

あさりのプロバンサルが非常に美味。
私はあさりよりしじみが好きだが、このあさりは美味かった。
トマトの酸味が軽く感じられるソース。
複雑な旨味があさりの旨味を見事に引き出している。

マッシュルームのオリーブ油焼き（＝アヒージョ）はニンニクが前回より明らかに弱い。
それでも美味いのだが、ニンニクの風味はアヒージョの要。
カサベリアの通常の味と比べると味が若干ハズレだったのは残念。

チキンのニンニクソースは、デミグラスソース的なソース。
このソースのニンニクが弱くて、ソースが濃厚なのに全体として味が弱い。
チキンはいい味。

総評：
フランス料理の格式の高さ、イタリア料理のカジュアルさもいいが、スペイン料理の雰囲気のフレンドリーさもいい。
ニンニクの味が弱かったことが残念だったが相変わらず全体として非常に高レベル。
ザガットサーベイは昨年で発行終了との事。
それでもザガットサーベイで味の評価がずっと高かったこの店の評価は揺るがず。
夜に時間を取れるのがGWか急な仕事のキャンセルが入った時くらいしかなく、急に仕事がキャンセルになってもカサベリアに空席があるとは考えづらく…
次回もまた来年のGWかな。
またそのときよろしくお願いします。
しかし冬期メニューの生がき（￥1,728）を食したいのだが、いつ食べられるやら…。（本当は月一で通いたい）

補足：
ザガットサーベイのページに行くと下記のようなお知らせが出る。（http://www.chintai.net/zagat/）
発行終了は残念。
今までありがとう。

＞『ザガットサーベイ』日本版ガイドブック発行終了のお知らせ

＞謹啓

＞平素は弊社刊行物につきまして格別なるご高配を賜り、誠にありがとうございます。

＞さて弊社では、米国『ザガットサーベイ』日本版の発行元として、これまで「東京のレストラン」をはじめ
＞とするガイドブックの出版事業を行なって参りましたが、2011年9月以降米国ザガット社がインターネッ
＞ト検索事業大手Google社の傘下となり、この度同社より、今後の事業戦略としてデジタル商品に注力する
＞ため、『ザガットサーベイ』の出版事業は継続しない方針が示されました。

＞これに基づき、弊社では『ザガットサーベイ』日本版ガイドブックにつきましては「2013 東京のレストラン」
＞を最終版とし、今後2014年版以降の発行は終了することとなりましたので、ここにお知らせ申し上げる次第です。

＞これまで長きに渡り、ザガットサーベイの出版事業に御理解・御尽力を承り、改めて御礼申し上げます。
＞弊社としましては、メディア企業としてさらなるコンテンツとサービスの拡充に精進して参る所存です
＞ので、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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Jueves, 2 de mayo de 2013, Barrio de Shinjuku, Tokio
スペイン釜飯（パエージャ）（￥3570）
ムール貝のカサベリア風（￥945）
マッシュルームのオリーブ油焼き（￥840）
オリーブの盛り合わせ（￥525）
スペインオムレツ（ポテト￥840）
特製サングリア（デカンタ500ml￥1890）

パエージャ（２人前￥3,570）は私はイカスミ（￥3,780）よりオーソドックスなタイプの方が好み。
生米から炊き出したのが分かる食感（やや生米っぽい部分もあり。でもわずかなだし、それほど気にはならない）。
海の幸のエキスが染みていて美味。
実はパエージャに関しては渋谷のEl Castellanoの方が美味いかな、なんて思っていたのだが（El Castellanoはお焦げがいつも美味くて）……お焦げが今回は完璧！
お焦げの方が美味い。
これならEl Castellanoに負けない。

私がカサベリアによく訪問する理由となっているのがムール貝のカサベリア風（￥945）。
25年前に食べて、あまりに美味くて機会があればカサベリアを訪問するようになった。
２回ほど味が薄かったことがあるが、この日は当たり。
この美味さは相変わらず感動する。
温かいソースと冷たいソースの２種類。
どちらもムール貝の風味をいっそう引き立てる絶品のソース。
ソースは冷たい方が私には好みの味に感じられた。
オイルにビネガーが適度に配分されていてバランスが良く、ムール貝がさらに美味に感じられた。

今はカサベリア名物（一番注文が多いとのこと）のマッシュルームのオリーブ油焼き（￥840）
来た時は油がグラグラと地獄の釜の様に沸騰した状態で登場する。（写真では、マッシュルームのオリーブ油焼き単独の写真がそれです。パンと一緒に映っている頃にはそのグラグラは無くなっています）
煮えたぎった状態でやって来るが、マッシュルームはそこまで熱くはない。
これがあっさりしたマッシュルームにオリーブオイル（ニンニクと軽く唐辛子の風味が加えられている）が適度に絡んで、スペインの街で食べているように感じる逸品。
皆が頼むというのも頷けます。
パンも頼んで、マッシュルームを食べた後、底に残ったニンニクとオリープオイルをすくって食べるとこれがまた旨い。
スプーンも頼むと持ってきてくれる。
これですくってニンニクは全て処理した（旨し！）。

オリーブの盛り合わせ（￥525）はハラペーニョが詰められているものと…あともう一種あったが失念。
辛くはなく、オーソドックスなオリーブ。
吉祥寺の成城石井でもよくオリーブは購入するのだが、カサベリアも文句無し。
30年ほど前は「なんじゃ、こりゃ？」で変な味に感じて食べられなかったのだが…
いつの間にか大好物。

スペインオムレツ（ポテト￥840）は初めて注文した。
見たまんま、想像通りの味。
ジャガ芋が小さめに塊りで入っていて、ほっこりとした食感、そこにオムレツと薄味のソースがかかっている。
ソースが味を決めるのではなく、ソースは味は弱く素材の味を壊さない。
しかし全体を上手くまとめている。
玉子とジャガ芋の絶妙のコラボレーションになっている。

サングリアは、飲みやすい赤ワイン。
市販では、大学生の頃からReal Sangríaの赤がお気に入りでずっと飲んでいるのだが、それと比べるとフルーツ感が非常に希薄。
甘みも弱い。
昔はもう少しフルーツ感があったように記憶しているが…
軽くフルーツはつけ込んであるのだろうが…
もっとフルーツ感を感じたかった、というのが本音（でも十分に美味かったが）。

総評：
ザガットサーベイが日本で初めて刊行されたとき（1999年）に東京ベスト９位になった…のではなかったか（話題になっていたので購入し、ランキングを見たら…。何度も通っていたカサベリアがベストテンに入っていてビックリ。個人的に旨くて通っていたが、こんなにも指示されていたのか！と嬉しい気分になったのを覚えている）。
最新版では料理のトップ40に入っている（30点満点で26点。他の26点はシェ・イノ、スタミナ苑、北島亭、楽亭、よこ田、レストラン カンテサンス、トゥールダルジャンなどそうそうたる顔ぶれ。アイアンシェフのくろぎは高得点だが20点。）。
メニューから鰻の稚魚が消えてしまったのは時代の流れか。（未食だったので食べてみたかった…）
素朴な中に素材の美味さ、スペインの風を感じさせてくれる相変わらずの料理のレベルの高さ。
スペイン料理店は結構行っているが、こちらが一番のオススメのお店です。
「食後に十二分な幸福感が得られる。非常に強く他の人にもオススメしたい。」の98点。
ごちそうさまでした。

また、常連と思われる方々がタバコを吸いに店外に出てわざわざ吸っている姿には感動すら覚えた（店を出てすぐ右側のスペースがタバコを吸うスペースらしく、そこで吸っておられた）。
狭い店内で一人でも吸えば他の全員が煙害を被る。
こういう喫煙者のマナーは素晴らしいと感じた。（お店への愛情を感じた。まぁ、カウンターのお子さん連れの初来店のママが３歳くらいの子供の横で平気でプカプカやっていたが…。他の客云々以前にお子さんが可哀想だった…）
是非カサベリアに来店する喫煙者の方々には、この常連さん達のように店外に出て吸って頂く配慮をお願いしたい。（これが出来ることはてすごくCoolな事だと思う。）


補足：
25年ほど前に初めてきて以来、10年ぶり10回目くらいの訪問。
何とも久しぶりの訪問になってしまった。
スペイン料理は、大学の専門がスペイン研究だったのでフランス料理やイタリアン、日本料理よりも優先して頂いてきた。（今ではまぁ一番、ラーメンを研究する方向に行ってしまったのだがw）
入学したときにはスペイン人教授が学生達をスペイン料理のコースに格安で連れて行ってくれたのがきっかけ（この時はEl Castellano@渋谷）。
フランス料理やイタリアンより気取らずに食べられるのが魅力（それらを否定する気は毛頭ないが、スペイン料理の方が気楽でいい）
これが30年ほど前。
この時は20人ほどで行ったのだが、特にオリーブが誰も食べられず…（今は私は大好きですが）
まだまだスペイン料理の地位が低かった頃。
今では大好物になるとは、全く予想していなかったw
カサベリアで久しぶりに食べて、やはりスペイン料理はいいな〜、と再認識。
昔やったスペイン料理店巡りが再燃するかも。

同じフロアにあったレンタルルームは廃業したようだ。
人を連れて来る時にあれがあると怪しさが３倍になっていたので、申し訳ないが助かったかも。

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100点☆5 /99点〜95点☆4.5 /94点〜88点☆4.0 /87点〜80点☆3.5 /79点〜70点☆3.0 /69点〜60点☆2.5）

100点 完璧。味・値段に関して文句の付けどころがない。 （ラーメン以外だと雰囲気・接客も考慮するかも）
95点〜99点 ほぼ完璧。食後に十二分な幸福感が得られる。非常に強く他の人にもオススメしたい。
90点〜94点 大好きな味。食後に十分な幸福感を感じる。（非常に強く、ほどではないが）率先して他の人にもオススメしたい。
85点〜89点 かなり好きな味。食後に十分な満足感が得られる。積極的に再訪したい。自信をもって他の人にオススメできる。
80〜84点　好きな味。食後に満足感が適度に得られる。十分に美味なものと言える。他の人にオススメできる。
75点〜79点 好きな味。食後にそれなりに満足できる。他の人にはオススメ出来るか自信は無いが、個人的には満足。合格。
70点〜74点 普通なのだが、惹かれるところがある。（他の方は普通と言うかもしれないが）個人的には満足感を感じられる。合格。
65点〜69点 普通。気が向けばタマにはいいかも。離れててももしかしたら行くこともあるかも。
60〜64点 普通。わざわざ出向くことはしないが、近くに行ったら寄る事があるかも。
50点〜59点 トータルで考えて気持ちが不満に傾く。
40点〜49点 トータルで考えてかなり不満。
30点〜39点 完全に自分の口には合わない。二度と同じものは注文しない。
1点〜29点 何かしらの理由で上記以下に値する。
0点 無理
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