1回
2013/09 訪問
ミシュラン2つ星のつちや。
古民家風の外観
色合いがシックで雰囲気あります
いちじく・帆立・茄子・ジュレかけ
お造り
ご主人と若衆
八寸
天ぷらのセッティング
3種の塩
レモン
車海老2尾
頭もサクサクと・・・
芯の部分はレア・・・旨い
甘鯛・・・ぐじとも言いますね
塩と良くあうトウモロコシの天ぷら
やはりセンターはレアで・・・貝柱
雲丹の天ぷら・・・センターは生に近く、外に行くほど香ばしく
蓮根は厚みもあり歯応えが良い
子持ち鮎には日本酒が欲しくなりました
黒鮑・・・肝ソースで頂きます。美味です
大ぶりで素材が良い舞茸
紅ずわい蟹・・・香りと甘み。素晴らしい。
宮崎牛のマルシンはソースの味も良く・・・
妻殿はおかわりしておりました・・・さつま芋
口直し、近江こんにゃくの酢の物
お食事
焼き加減素晴らしい焼き魚
デザートも可愛いですね。
もう一個くらいいけた・・・
かわいい爪楊枝
2019/02/09 更新
ミシュランレストランガイドにおいて2つ星を獲得しているお店、つちやさん。
ミシュランの星の数は次のような意味を持つ。
(1つ星) - その分野で特に美味しい料理
(2つ星) - 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
(3つ星) - それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理
つちやさんは2つ星。つまり・・・
極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理・・・ということだそうだ。
名古屋から大阪江坂まで往復5時間・・・それだけの価値はあったのでしょうか。
お店は住宅の中に突然現れます。黒を基調とした和風の造り。重厚な感じもあり
コレから頂く料理に期待が高まります。
玄関戸を開け左手に庭を見ながら進むと大きなカウンターが目の前に現れます。
右手には座敷がありますね。広々とした清潔な空間です。
本日はお昼に伺っておりますが、夜の「天」コースを頂きます。
お昼はお手頃なお値段のコースから提供されており、十分に普段使い出来ますね。
「天」のコースをお昼に頂く場合、前日までに予約が必要となります。
事前予約の折に、妻殿が大好きな雲丹を使った天ぷらをお願いしておきました。
アレンジのきく場合には雲丹を使って頂くようリクエストすること結構ありますね。
さて、クラシック音楽の流れる店内ではいよいよ料理の始まりです。
先付け
いちじく、帆立、ナスのジュレがけ。この料理からスタートです。
秋の味、焼きナスが香ばしく導入として季節を感じさせてくれました。
お造り
大間のマグロトロ・気仙沼の鰹・明石のタイ・境港の剣先イカ・淡路の鱧。鱧が旨かった。今年の夏は鱧に縁がなく・・・ようやく頂けた美味なる鱧
八寸
しめじと飛騨ほうれん草のおしたし(背の高い器)
秋鮭の南蛮漬、国産パブリカ添え
生麩の照煮(うさぎの器)
淡路島の糸もずく
煮アナゴの寿司(酢飯の粥かけ)
からすみ大根(三日月)・チーズの海苔巻き・茶豆
茶蕎麦で作った松葉(食べれます)
セッティング
塩三種(右より・モンゴル岩塩・長崎対馬の昆布塩・メキシコ天然岩の塩)
酸味のきいた天つゆ
天ぷら
車海老(2尾)→甘鯛→トウモロコシ→貝柱→◎雲丹→蓮根→子持ち鮎→◎黒鮑(肝ソース)→舞茸→紅ずわい蟹→宮崎牛(マルシン)→オクラ・◎さつま芋
口直し
近江こんにゃくの酢の物
お食事
ご飯・赤だし・お漬物・焼魚
デザート
フルーツ添えパンナコッタ
お飲み物
梅酒のソーダ割り・ノンアルコールビール
どの料理もとても美味しいですね。確かに遠回りしてでも伺う価値があります。
ご主人も気さくに声をおかけ下さいます。表情がとても柔らかく、柔和な人柄を感じます。
わざわざ名古屋からこの料理を食べに来たのだと言う事が判ると驚いておられました。
往復5時間かかるこの距離は大敵ではありますが、季節ごとに伺いたくなるお店です。
清潔で気持ち良い店内 もてなす心がにじみ出る接客 そして秀逸な料理の数々・・・
帰り際にはご主人がお見送りに外まで出て来て下さいました。 ありがたい事です。
次回はもう少し寒くなってから伺いたいですね。
必ずまた伺いたいと思います。
ご馳走様でした。