2回
2018/03 訪問
「すえひろ」は 此処にあります
写真からでだし薫る米沢中華そば
2018/04/21 更新
2015/09 訪問
本能的に食べてます、置賜中華そば
店内にはいると、削り節だしの香りが体を包み込むぐらい香ってくる
もうすでに、中華そばを頼んだ気分になって、ついつい大盛りと言ってしまう
550円+100円
置賜特有の細縮れ麺だから、茹で時間はあっという間
だから、新聞広げてどの記事から読もうかなどと見ているうちに、配膳まではあっという間
ほんのちょっとは柔らかめだが、まず気分のいい固さの麺がでてくる
箸で持ち上げれば、華奢ながら捻じれが力強くも見える細打ち麺に、すっと垂れ落ちてくるのはあっさりスープだ
削り節の懐かしさと野菜の甘味が利いているだし
脂はチヤーシューからでてきたものほどで
まろやかで上質なしょうゆだれが融和して醸し出す至極の一杯
これは、「こく」とか「深味」という概念で規定できないんだろうと思ってしまう
日本人の脳髄に震撼、記憶の奥底に埋め込まれたアミノ酸が必須だという
味覚が求める本能的な方向にこのような中華そばはあるんだろう
そんなことを独り語ちたって、麺を食べた後にもまだまだスープを掬うレンゲが止まらない
メンマはあっさり味、ももチャーシュは肉厚で甘みがあって美味い
シンプル イズ ビューティー アンド グレート
だから、時々知らずのうちに食べに行ってしまうという中華そば
本場、米沢の上杉神社周辺の名店にも引けをとってはいない旨さがここにはあると思う
昼時、地元風情のお客さんたちが次々に来店の様子
中華そば 大盛り、 削り節香る
2015/12/20 更新
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亘理町に米沢中華の店があると知って、半信半疑で初めての訪店は10年以上前のこと
これは本物だ！とその後、思い出してはなんだか無性に食べたくなるから屡々訪店
あのだしの味覚の記憶が時々目を覚まして疼きだすともうかなわない
活性化しだした脳髄が終息するまでその動きは止められなくなる
・・・とまで言えば大げさになるが、体にしみ込んだといってもいいほどで
胃の細胞の細胞液が薄いだしでできてるのかな
店前の駐車スペースから降りて、入り口の前からすでに薫っている煮干しだし
初めて、いす席に座った
普段の視界とは大きく異なるんだなどと思いながら、やっぱり一人だとカウンターの方が落ち着くかな
座るや否や、中華そば大盛と一声
550円＋100円
仕事は早い
新聞１面をめくる頃にはもう、お待ちどうさま、の声が聞こえる
やや黒ずんで縮れに縮れた細い麺
箸で持ち上げただけでも、口内にはその食感とともに唾液が出始める
いやいや、まずはじめはスープだろう
違う、細かな縮れに絡んで持ち上がってくるスープと一緒にすするべきではないか
何れ、どんな食べ方をしても、脳髄から呼び起こされるような旨味への反応が現れる
メンマやチャーシューすらこの麺とスープからすれば副次的なものに思えてくる
脂の浮きもなく、これだけあっさりスープなのに、麺の中は熱いままだ
しかもこれだけの細さで、しっかりとした噛み応地と固さを維持してるから、美味いわけだ
亘理の地、此処にあってよかった