3回
2017/12 訪問
下北沢 ムシャムシャ|今日もごちそうさま!!
お気に入りのムシャムシャの冬メニューを堪能したくてまたまた行ってきましたぁ
前回はシェフの季節のお任せコースだったので今回はアラカルトで色々頼んじゃおうっと
気になるメニューがありすぎてどれから頼んだらいいか悩んじゃうよなぁ
どんな味になるのかメニューを見て想像するだけでワクワクしちゃいますよ
ではイタリア・トレンティーノの24ヶ月熟成スプマンテで乾杯
ナッティなニュアンスありながらシャンパーニュに負けないキリッとシャルドネ100%
まずは季節野菜のポタージュからスタート
サラサラと滑らかなスープはジャガイモと生姜の組み合わせでしたぁ
インスタやフェイスブックで見て気になっていたおばんざいは5種盛りでお願いしたよ
鰤の照り焼き・豚バラ肉のスパイシー味噌煮込み・鶏せせり南蛮漬け・百合根の白和え・トリッパとニラのチゲ風
どれも普通のおばんざいとは少し違う組み合わせだったり素材だったり
特に奇跡の百合根「月光」の白和えは百合根自体の甘みがしっかりなんです
奇跡のというだけあってメニューにあったらマストオーダーの一品ですな
なかなか生産している農家さんも少ないようでこれは北海道・帯広から仕入れたんだそう
実は生でも一口食べさせて頂いたんですがリンゴみたいに甘くてびっくりな希少な品種
おばんざいに合わせたのは北海道余市町登地区の中井農園の「ナカイ・ブラン」
スイス生まれドイツ系のミュラートゥルガウ種とケルナー種を使って少し発泡もあり
続いてはおでん盛り合わせ
大根にトリュフバター・玉子といくら・自家製厚揚げにパルミジャーノレジャーノ・近江蒟蒻に田楽味噌
お出汁自体は京風で上品なのでバターやチーズが加わっても繊細で汁まで全部飲み干しました
アルザスワインのマルク・テンペのエピスをおでん達に合わせましたぁ
品種はゲヴュルツトラミネール100%で華やかなアロマと柑橘の甘酸っぱさが特徴かな
ハチミツのような甘みが後からくるのでこのおでんやフォアグラにも合うワインだね
イカ塩辛とイカ墨のマッシュポテト
この組み合わせも発想が面白い&きちんと味わいのバランスもよくて美味しいんです
これにはロワールのシノン地域のカベルネフランでしたよ
ボリュームあってしっかりな白い花を思わせるみずみずしい飲み口が喉を通っていきますな
やぁ〜やっぱり料理もワインもペアリングも楽しく美味しいムシャムシャいいよなぁ
次は白子のバタークリームソース
冬の食材である白子とワインの酸味が絶妙なクリームソースがめちゃ合いますね
コクがあるんだけど重くならない仕上がりはどうやって作り出すんだろう
これもソースまで全部残さず食べちゃった
フランス・ボジョレーの赤ワインはガメイ
華やかな香りにスミレやフランボワーズなどの果実味が豊かですよ
ズワイガニとカニ味噌の麻婆豆腐
運ばれたきた瞬間からカニのいい香りが漂ってこれまたスープまで飲み干しましたよ
これにもポジョレーのガメイ
抜栓してから30分から1時間が一番美味しくソムリエさんお気に入りの希少なワインだそう
牛ハラミとアボカドの岩海苔和え
お肉とアボカドもお肉と岩海苔もあまり見ない組み合わせだけどこれがまたいいんです
ジューシーなハラミとアボカドの食感と岩海苔の塩気の組み合わせも上品で美味なんだなぁ
肉に合わせたのは山梨県勝沼のますかっとベーリーAですよ
国産ワインも最近多いし美味しいよね
樽の香りがあってジューシーでエレガントでバニラ香がして結構好きかもこれ
ムシャムシャでの〆はもちろん焼きウニギリゾットでしょ
香ばしく焼かれたおにぎりにチーズとブラックペッパーを加えてウニと春菊のペーストを
そのままもいいんだけど途中からは昆布出汁を注いでリゾット風にしたら至福の瞬間です
食後酒には岐阜にある辰巳蒸留所のお酒を
バラとホップの香りが素晴らしいお酒をチビチビ舐めながら今日の料理をおさらいしましょ
デザートのタピオカぜんざい
タピオカのプチプチした食感と京都を思い起こすような甘さ控えめなぜんざいがいい感じ
こちらはピスタチオと卵黄だけの濃厚プリン
コーヒーも頂いてほっこりしながら色々なお話を鈴木シェフとしましたぁ
繊細で素材の味を活かした組み合わせが秀逸な野菜中心のフレンチ和創作料理をまたまた堪能でした
ますます進化を続けるムシャムシャは季節毎はもちろんしょっちゅう通いたくなるお店
ワイナリーやブドウの説明はもちろん生産者の風貌など豆知識も楽しめますよぉ
ごちそうさま
2017/12/12 更新
2017/08 訪問
下北沢 ムシャムシャ|今日もごちそうさま!!
惜しまれつつも閉店してしまった恵比寿ルナルナの鈴木シェフがオープンしたお店へGO
京都に行ってる間になくなっちゃってとっても残念だったからめちゃ嬉しいっす
その名はムシャムシャ
下北沢駅北口から徒歩数分のビル2階だよ
店内はオープンキッチンで手前にはカウンター席があってお一人様もウエルカム状態です
清潔感があってお洒落で気軽に美味しい料理を楽しめる雰囲気がいいよね
まずはスパークリングワインで乾杯
今回はお料理おまかせコース¥4500にワインのペアリングを付けてお願いしましたぁ
北海道余市産の旅路と言う日本のぶどう品種を使ったスパークリングなんです
瓶内二次発酵までの全ての発酵を野生酵母で仕上げているから柑橘系の華やかさがありミネラル感もしっかりあるね
お料理は鹿児島産太刀魚とモロヘイヤのとろろの和え物からスタートです
ルナルナの時よりも和テイストがプラスされたフレンチ和創作料理がコンセプトみたい
卵黄をつぶしてよーく混ぜて食べたい夏らしい見た目も涼やかな一品ですなぁ
ミョウガと玉ねぎの食感に粒々マスタードがアクセントでスルスルっと食べられちゃうね
このペアリングは栃木県さくら市産のドメーヌさくらを使った自然派日本酒です
和え物に合わせた仙禽ナチュールアンは甘味が優しくふくらみスーッと体に染み入るね
続いては静岡産鮎のコンフィレモンと香草のパン粉がけ
ふっくらして味が濃い鮎にレモンの爽やかさが臭みを消していい感じに
長野県小布施のソーヴィニヨン・ブラン
白桃やはちみつやパイナップルの香りに和柑橘系の余韻がお料理にピッタリだね
こだわり野菜のバーニャカウダ
これはルナルナの時からの看板メニューなんだけどムシャムシャでは和風な盛り付けです
今は石川県能登半島の野菜が中心でヒルカントリーレッドというオクラとか初対面の野菜も
ツルムラサキの蕾やオクラはネバネバ・トマトはみずみずしくて甘くてソースにも合うね
合わせたフランスロワール地方マルク・ペノのラ・デジレはミュスカデを使ってます
AOCを諦めて濃密な果実味と清涼感にライムやグレープの苦味を実現したワイン
バーニャカウダに使われている味の濃いお野菜に負けないようにセレクトだそう
続いてはフォアグラのスクランブルエッグ
ふわふわトロトロのスクランブルエッグにフォアグラなんてそれだけでよだれもんでしょ
シナモンバターをパンにのせてスクランブルエッグをのせて口に運びましょう
こんな幸せ気分で贅沢なスクランブルエッグだったら毎朝でも食べたいもんです
これにはアルザスのローランバルズ
華やかなライチや薔薇の香りでフォアグラに蜂蜜をかける感覚で味わいましょう
トウモロコシのふわっカリッ春巻き
たっぷり詰まったトウモロコシが甘くてトリュフ塩はお好みでね
ロワールのパタポンはエチケットも個性的でかわいいね
ピノ・ドニスはピノ・ノワールのような華やかさに渋みを兼ね備えてるから脂物にもぴったり
お肉は仔羊のロースト
しっとり柔らかで綺麗なピンク色の仔羊は金針菜とトロなすが添えられてましたぁ
仔羊にはフランス・ローヌ地方で日本人の方が作っているル・カノンを
しっかりめの渋みのあるぶどうをブレンドして作られている赤ワインはスミレの香りも
名物の焼きウニぎり
初めてルナルナで食べた時はめちゃ感動した記憶があるんだなぁ
鰹出汁で炊いたご飯に春菊のペーストにウニが添えられた〆の逸品なんです
昆布出汁はそのまま飲んでもウニぎりに投入してもまた美味しいんです
ウニぎりには宮城県の7つの酒蔵の協業で作る純米大吟醸伊達セブン
7月7日夜7時に毎年発売になるそうで毎年順番にリーダーが変わってテーマを決めるそう
恵比寿ルナルナは下北沢ムシャムシャになってさらなる進化を続けていましたぁ
新鮮で珍しい野菜や和テイストが盛り込まれたフレンチ和創作料理の数々はどれも美味しい
ワインのセレクトも素晴らしくそれぞれの薀蓄を聞くのもムシャムシャでの楽しみ方の1つですよ
ごちそうさま
2017/09/02 更新
下北沢駅東口から徒歩数分のビル2階にあるおばんざいと割烹フレンチに美味しいお酒が楽しめるこちらへ超久しぶりにGO
こちらのキスマークが目印なのですぐわかるはず・シェフの鈴木さんは京都出身で恵比寿のルナルナ時代から行ってるお店なんです
メニューはこんな感じで相変わらずどれも気になるんだよなぁ
お品書きは定期的に変更するみたいで・アラカルトでお願いしたけどコースにもできますよ
最初はやっぱり泡で
仏アルザスのクレマンは爽やかな酸味ときめ細かい泡が心地よい一杯
本日のおばんざいから3種
どれにしようか悩んじゃう10種類からハモの子の京風玉子とじ・ピスタチオフムスとパン・つぶ貝とツルムラサキ塩ザーサイの胡麻和えを
ハモを使ったりピスタチオのフムスとか変わらず独創的でいいよね
弾力あるプリプリなつぶ貝にツルムラサキは味も濃くザーサイもアクセントになっていてずっと食べていられそう
〆サバとシャインマスカットのマリネ
そもそも〆サバが身がふっくらして美味しすぎ・シャインマスカットはフレッシュで爽やかな酸味を足してくれる素敵な組み合わせ
続いて白ワインを
何種類か見せていただいた中から旨味がしっかりふくよかな味わいなフランスのマルタン・カルムを選んで大正解
炙りやりいかとモロヘイヤのとろろスパイス
オススメマークがついていた一品料理・弾力あるやりいかには香ばしさもあり・茗荷もアクセントになって・とろろも残さずぺろり
よもぎの生麩とイチヂクとブッラータチーズの田楽
こちらはレギュラーメニューでフルーツが季節によって変わるんだそう・田楽は味噌に黒糖を合わせているから甘味も感じてウマい
佐渡ヶ島産黒イチヂクと生ハム
間にたっぷり入ったギリシャヨーグルトの酸味に生ハムの塩気とイチヂクの甘味が最高です
赤ワインはフランスワインをチョイス
果実味しっかりだけどスッキリ飲めるカリニャンを使ったビオワイン
中とろマグロとブッラータチーズのエスニック風はお皿も素敵
マグロの上にはナッツとコリアンダーやレモンの皮が敷き詰められて・ナッツの食感やスパイスの風味が口の中に広がる一皿ですよ
メインに和牛赤身の低温ロースト
しっとり柔らかな火入れに粒マスタードにしっかりソース・肉料理にはやっぱり赤ワインがよく合うよね
最後はデザートがわりにこちらをチョイス
京都八つ橋と奈良漬けレーズンバター・そのままでも美味しいけどお酒にもピッタリです
他にはない組み合わせは京都らしさも随所に感じられ・毎日でも食べたいほっとする味わいにワインや日本酒も楽しめるオススメのお店
ごちそうさま