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お魚のメイン、本日一番の感動のひと皿
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フォアグラ、黒トリュフ
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テリーヌ、野菜の盛り付けが洗練されてます
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カリフラワーのスープ
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ババロア
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焼き菓子とトリュフ
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食器
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お店
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甘鯛のポワレ
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テリーヌ
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コーンポタージュスープ
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シャンパン
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食器
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コーヒー&トリュフ
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旧友と再会する機会があり、それならばということで「ル・ゴーシュ・セキ」さんに予約を取って、再訪してきました。
お昼の4000円コースを頂きました。
今回はテーブル席に案内され、全員が揃うと若い女性の店員さんが出てこられ、
「それでは、お料理の方を始めさせていただきます」
と言われ、コースの始まりです。背筋がピンと伸びる雰囲気です。(^_^.)
今回特に印象に残ったのは、お魚のメインのスズキのお料理。
普通のフレンチなら焼いてソースをかけて出されますが、こちらは違います。
スズキの下には焼ナスがしいてあって、その中にはアサリの詰め物。そして魚の上には海老の焼いたもの。この海老にもスズキにもアサリのエキスを使ったソースがかかっているという、本当に感動した1品でありました。この焼ナスがある事でスズキのうま味が一段と引き出されているように思いました。
本当にセキさんのお料理は1品1品が2重、3重にも手を入れてあるなと思います。
4000円というお値段で、こんな手の込んだ美味しい料理を食べられると他のお店ではもう満足できないのではと不安になってしまいます。
今回もスタッフの素晴らしさに拍手を送りたいとあらためて思いました。
料理1つずつの材料、産地、ソースの味、文章に横文字ばかりで私などでは覚えられそうもない名前を実にスラスラとおっしゃります。
料理の進み具合をそっと見に来られ、パンがなければ、
「次のお料理はソースをパンに付けて頂くと美味しいと思いますので、持ってまいりましょうか?」
「もしよろしければ半分ずつにいたしましょうか?」
とか、気遣って下さる。女性らしく繊細な接客の仕方で、決して出しゃばらず本当に申し分のないスタッフの方でした。
すべてはシェフの料理に対するこだわりや真剣さが、このお店を素晴らしいものにしているのだと思います。そういうシェフの姿勢にスタッフの方は付いていかれているのではと思いました。
友人も大満足でびっくりしてました。
人に紹介できるお店です。
2011、8月訪問
ランチ2800円の魚料理を頂きました。
味も、シェフの食に接するプライド・お客さまに対する心遣いもとにかく全てにおいて凄かったです。
お店の場所なのですが、電話できちんと説明を聞いたのですが、看板もなく近くを通っていてもわからなかったです。役場近くのマンションの一角でした。最初の店に入った感想は「え?こんなところでフレンチ?」と思うようなこじんまりしていてカフェのようなお店でした。
でも、テーブルに置いてある食器から <あー本気なフレンチが頂ける>と確信しました。
この日はカウンターに案内されました。
カウンターの目の前でシェフが料理をされており、会話を楽しみながらの食事となりました。
まず、焼きトウモロコシのコーンポタージュスープ。
ほんのり甘くさらりとして生クリームがふんわりと混ざっていました。スプーンもおもしろい形で貝殻を思わせる形。
次はテリーヌです。
「メインが魚ですので前菜は、あえて肉のテリーヌを新鮮野菜で盛りつけてみました」とシェフ。
洗練された盛り付けに野菜本来の旨み。正直テリーヌは色んなお店で食べてきてそんなに好きではなかったのですが、こちらのお店のは絶品の一言です。
次は、メインの甘鯛のポワレ
「新鮮なので生でもいけますが、あえて火を入れソースとマッチさせて掛け算の料理にします」とシェフ。
カウンターなので、落ち着かないかなと思いましたがシェフの言葉が直に聞けて良かったです。
甘鯛は、皮はパリッと焼かれていて表面には塩が振りかけられていました。、魚の身はプリップリで素材の魚の味をしっかりと引き出されていました。魚の下には、ムール貝と海老と野菜とがオレンジ色のソースと絡んでいて、何層にも味が出ていて楽しめました。
デザートは、桃のコンポートとバニラアイス添えでした。
シェフ自ら桃をもぎ取りに行かれていて、生の桃を食べるよりもおいしく頂きました。
まさしく、フレンチの掛け算の法則(^-^)
最後コーヒーが出ましたが、そこにまた驚きがありました。それは、添えられていたシェフお手製のトリュフです。口に入れた途端、生チョコが溶け出して高級な店のトリュフなんて問題外でした。
最後まで驚きの味で、食事が始まってから1時間あまり心から楽しみ満足させて頂きました。
スタッフの方もとても勉強されていて、このシェフにこのスタッフと思いました。
帰り際にはシェフ自ら外に出られ、車が立ち去るまで見送って頂きました。
これで納得しました。このこじんまりとした店でされている料理が・・・お客様全ての姿が見渡せて、お客様との距離を大切に思われている姿が料理に映し出されていました。
ぜひとも、おいしいワインを飲みながらのディナーでの再訪をと思いました。
最後にお店の名前の由来 ル・ゴーシュ・セキ は左ききの関という意味だそうです。