無料会員登録/ログイン
閉じる
この口コミは、森のたぬたぬさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数：4.5
昼の点数：-
2012/01 訪問
夜の点数：4.5
昼の点数：-
「落ち延びた平家の名のある侍が、身分を隠して働いている」ような感じ
オーラが出てます
2012/01/11 更新
エリアから探す
ジャンルから探す
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
先日友人に「南千住にスンゴイ居酒屋があるよ！」
と教えて貰いました。
偶然近場で仕事が終わりついに訪問です。
南千住、泪橋から南下すること10分。
明日のジョーの故郷「山谷地区」
大阪で云うなら「西成あいりん地区」です。
商店街の殆どはシャッター。
ダンボールを曳いて生活するおっちゃん達が未だに沢山居ます。
近くには吉原という華やかな場所がある一方で、
山谷のような地域も残っています。
何百万という人が住む片隅には必ずこういった地区があるんだと思いを巡らしながら
さびれた商店街を歩きます・・・
ギャンブルにしろ風俗にしろ、
潰し切れない理由があるのです。
シャッター街を出て右折しすぐに表れたるお店。
「大林」さん
なんだか凄く風格を感じる外観です。
何かのオーラが邪魔して、とても通り掛かりでは入れる根性がありませぬ
お店の中は昭和初期。
古いながらも磨きぬかれた木製のカウンターに座り、酎ハイ２３０円を頼むと
無口なおじさんが目のお前で一杯を作ってくれます。
「いらっしゃい」と、
聞こえはしませんが口元がたしかにそう言ってます。
燗をつける道具・所作もサムライのよう。
失礼ながら「落ち延びた平家の名のある侍が、身分を隠して働いているような」感じです。
写真は禁止との前情報があったので、自粛です。
ここは本当に凄いお店。
意を正して、また親父さんに勝負を挑みたいと思います。
ちなみに客は二組で空いていましたが、
この後賑やかに来店した6人連れに
「何人さん？ うちは6名はお断りだ」
と断る場面が。
声は静かながらも、有無を云わせない呼吸と間。
皆さん、大人しく帰っていきました。
鯵の干物は旨味が濃く、
煮込みは上品で、
〆に頼んだシジミ味噌汁２５０円も最高に旨かったです
日本酒は三種類、一番高いので３６０円。
これは男を磨くチャンスだぞ！