33回
2025/07 訪問
暦と生きる幸せ
現代の都会生活では気温は人工調節で食材も全国から常時流通し、暮らしの中に季節を感じる機会はほとんどないに等しいが、京都の街はその暑さ寒さも含め、季節のあるこの国の衣食住を最も残し、というよりそれを生業にして成り立っているのだが、この店は月替りのコースということもあり、その月毎の季節の至福を、保守と革新のちょうど良い塩梅を探りつつ堪能させてくれる上質呑み助たちのの宿木。
2025/07/24 更新
2025/04 訪問
椀の決まり具合
他県に行って日本料理を食べることがあるとつくづく今の京都の圧巻のレベルに驚かされる。と言っても東京で恐ろしげな値段の超高額店に近寄るはずもなく、そもそも本店こっちにあるとこ多いし、ちゃんとした和食は近畿圏以外では金沢くらいだが、どこへ行っても椀の出汁としつらえに絶賛となったことはない。その京都もこのところ値上がりで支払いの際ムンクな顔になりそうな店が増え、その中で最上の腕によりをかけてこの価格ではあり得ない高級素材達をさらりと良質酒肴に変えて数多のとんがった日本酒と共に堪能させてもらえるここはなんと貴重な天国か。
2025/04/28 更新
2024/08 訪問
もおいいかい?
月替わりしてから書くべきかと書いたばかりだが、こちらのメモリー不足により感動が消える前にということでもう書いてしまおうかなと。これだけ通っても毎度驚きのある料理でありながら、ここの料理だなあと思える通底する調子というか音色というものがあり、それが料理人の力量と、膨大な労力の結晶であることは間違いなく、、お互い苔の蒸すまでサステイナブルでありますように
蓮根葉の舞台に甘エビやら伝助やらの今日の華
自分的に京都一美味いビール
まず初めはお腹温めて飲む前の準備から
この時期痩せたハモより伝助を骨切り
鮎
クロ楽に映える明石たい
イワシ
鰻
白甘鯛
いつものサバすし
シャボーン
2024/08/30 更新
2024/07 訪問
月替わりゆえに
腕とセンスと手間と素材と、酒に器に、場の楽しさに、とその全てが揃う稀有な店ゆえ、遠来の常連も多し。料理はワンオペ、基本一斉スタート月替わりだからこそ成り立つこのお支払い。よってもしこれを常連さんが見て今月の楽しみのネタバレになるといかんと思い、月替わってから載せたほうがいいかと思った次第。これ食い逃した感もいいし。記憶のあやふやはどうせ当日でもアルコール添加で半消去済みだし。
2024/08/10 更新
2024/06 訪問
ともありえんぽうよりきたる
気の置けない遠来の知己をもてなすにあたり、京都で通いこむならこんな店、と勧める大代表。高騰する京料理の名店たちに無尽蔵に注ぎ込んでも行ってみたいという系の東人や異人さん方は別にして、ほんまにうまいもんを定期的に食いたい地元民やほんとに京都が好きなヘビロテ旅人さんたちの集う至福の呑み食いどころなり
見事な火入れの車海老 今月行く人のためにしたのソースは内緒
これが一品め 腹暖めてしっかり呑め と
お馴染みお薦めペアリング3択 第一弾
第二弾 今回は二兎を追わねば二兎を得ず?選択
ホントに美味い椀は長い廊下を運んできたらあかん気がする
極上ヒラメ 醤油も塩もなしでどうする?
キッド
来店間隔があくと禁断症状の出るイワシ
この八寸たちで呑まいでか
第何弾?
本日のメイン きちじ
炭の後さっきの日本酒を贅沢にかけて
温石でほうろく蒸し
完成
いつもの
奈良
イギリス向け 清代くらい?
いつもの希少鳥
今日は山椒
2024/06/05 更新
2024/02 訪問
良いアテ良い酒
ここに通うまで、普段日本酒飲むことはほとんどなかったはずの我らなのに、この店だけは別枠で、ピシッと決まった抜群のまさに佳肴たちとビジュアル系日本酒のマリアージュにリピ組も初参組もついついやってしまう酔いどれの至福。ただ泡モンから濁りまで好き放題飲んだというに一度も後に残ったことがないのは流石としか
ネギ でした 暖まったハラに
こたつ猫と雪が沁み渡る
見事なおこぜに酒がすすむ
この見かけでまじめにうまい
出雲 だったか
鬼は外
肝心の毛蟹シンジョウ大玉撮り損ねた
河豚ブツに皮に白子に黄韮がまた酒をよび
東京農大の変わった酵母、詳細忘失
いつものこれがないとね
呑んでるさなかにシジミで肝臓ケアしてまた呑んで
春の海苔にええ根室
奈良は吉野の
白グジの身の厚みに蕪と菜花の調和が見事
中にはメジャー物件も
これもなくてはならない その二
その三 別格の鶏
ジェラート
これもその4
2024/02/22 更新
2024/01 訪問
クルマにたとえると
ウデ自慢な職人が一人で組み上げたエンジンと流れ作業のラインで組んだものとどちらが上かは言うまでもなく、一見同じようなクルマに倍以上の価格が付くのもご存知のはず。それが料理となるとこの腕とセンスと食材と器に酒におそらく膨大な仕込みの手間とが何故かこの価格でいただけてしまう有り難さ。楽しく酒を呑む場に馴染むこちらの器量だけ持ち込んでくださいませ。
持ち応え極上の黒楽に葉っぱの影に大黒鮑 手前の茶ぶりと半生カラスミも合わせもう酒が飲めるぞーです
正月も終わりなので
中々なビジュアル系
色々な蔵たち楽し
最高に綺麗な味のヒラメ
最高な熟成のブリ 辛味大根と合わせてまたしても酒が飲めるぞー
今日は数の子ですか
いつもの鰯も
海老芋
クリーム煮ではなくフグ白子
いつもの鳥
和食と日本酒の後のドルチェは少し塩気が効いて繋がりよしです
辰年ですね
2024/01/19 更新
例えばフレンチで極上素材に抜群のセンスの仕事を載せた13品のコース料理に一品ごとにおすすめのレア旨ワインを3種から選べる店があったとしたら、そんな夢想を和洋の違いはあれど、現実に毎月替わりで生み出し続け10年というこのお店。無粋を承知でこの日いただいた食材を列挙すると、海老芋にキャビア、フグにウニ、香箱蟹、天然ヒラメ、カラスミ、伊勢エビ、シャポーン鶏にフカヒレ、この怒涛のラインナップを全て技とセンスの詰まった料理に昇華させ、その一品ずつにほぼレア蔵だらけの50本はあるらしいストック日本酒からペアリングし、しかも高騰著しい京料理界でコース一万円台、酒入れても二万ほどの破格で楽しめるのだから、ここに来るのを楽しみに京都まで遠征するリピーターたちの至福の歓声は毎度の光景。とはいえ空きもある日にはまだあるらしく、本物の料理が好きで、酒が好きで、真っ当に周囲に打ち解けて幸せを共有できる方には至福保証の銘店。