3回
2019/03 訪問
定休日、39番、幸運に感謝
2019/03/15 更新
2017/08 訪問
もはや芸術品といっていいとんかつ
馬場が世界に誇る名店といえば成蔵さんです。
食べログとんかつランキング全国1位。
いつの間にか店の前には大行列ができるお店となってしまい
入りづらくなってしまったのが残念ですけど
まあ致し方ない。
花火大会が中止になるほどの雷雨のなか
傘をさして1時間待ち。
ようやく入店です。
ご主人の端正なたたずまいは以前と変わらず。
厨房内のきびきびとしたお仕事、
低温で静かに揚げている様子も変わらずです。
上ロースカツ定食2280と瓶ビール520円を頼みます。
衣は粗めではあるものの本当にふわふわ、軽いです。
そしてお肉と一体化したかのように崩れない。
一切れ一切れが結構大きく柔らかいのに
噛み切っても肉と衣がばらけない。
やはりさすがのお仕事。
ピンク色の厚みのあるロース肉は
ほんのりした甘味が口の中に広がります。
最初はソースも塩もかけずにいただきましたが、
うん、これだけで十分いける。
肉の脂が本当に香り高く引き出されているお料理。
唇まわりに脂が残りますがベタッとしていないんですよね。
いい後味が残るんです。
そういえばビールを頼んだとき
「定食の前にお出ししますか？」と聞かれて
一瞬、戸惑いました。
定食という言葉がなんだかこの洗練された空間には
不似合いのように感じたからです。
でも、小さい子連れ客もいらっしゃいましたし
シンガポール英語の外人さんにも
店員さんが片言で一生懸命案内しています。
地域別の銘柄豚の違いも丁寧に説明してくれます。
上品なのに、お高くとまっていない
親しみやすいとんかつ屋さんでありたいという姿勢が
好感度大なのです。
こんどは子供をぜひ連れてきたい。
行列に我慢できるかが最大の課題ですけど。
2017/08/20 更新
2013/04 訪問
素晴らしいお仕事です
評判のとんかつ屋さんが馬場にあると聞いて
出かけてみました。
学生なら一時間120円という雀荘が並ぶ
よく知った通りにありました。
地下に降りていくと
オープンキッチンの小さな作り。
ジャズ調の音楽が流れていたり
上品な落ち着きが感じられます。
黙々と個人の持ち場に専念しながらも
しっかりと連携が図られた店員さんたちの
仕事ぶりを見ていると
揚げ上がりの待ち時間も退屈しません。
注目すべきはカツを揚げる音。
低温でじっくりあげているようで
パチッパチッと静かにはじけるサウンドです。
ロースカツの脂身も
とても柔らかいヒレカツも
甘さを感じるとてもいいお肉。
衣は粗めのつくりですが
じっくり揚げられているので、食感はサクサク。
お肉との一体感が吸い付くようにぴったりなので
一口噛んでもまったくばらけない。
付け合せのキャベツにもびっくり。
みずみずしくて味が濃い。
繊維にそって、丁寧にカットされています。
小鉢やとん汁もとってもいい仕事で
CPはかなりのものです。
ブランド豚でなくても
感動するとんかつでしたので
銘柄豚ならどれだけおいしいのでしょうか。
少し値がはりますが
ぜひ次回は銘柄豚にチャレンジしたいと思います。
一口ヒレ
ロース
ポテトサラダ
2013/08/17 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
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高田馬場のとんかつの名店、
成蔵さんが閉店する
正確にはご主人が退いていったん閉店し、
その後お弟子さんたちが店を引き継ぐらしい
閉店前にもう一度というお客さんで
朝と夕方に配布する整理券の争奪戦は
いっそう熾烈になり、半ば訪問を諦めていた
が、定休日の木曜日にシャッターがあいている
小さな看板が40人限定での営業を知らせていた
4月から引き継ぐお弟子さんのトライアルのようだ
行列もないのでさっと入ってみたら
なんとラスト２人、39番目の客だった
ロースカツの定食をお願いしようと思ったが
残っているのはミルフィーユカツと
ミルフィーユチーズカツのみ
いいんです、頂けるなら
瓶ビール600円を傾けながらカツを待つ
揚げ場の前の男性は
師匠と同じく背筋を伸ばし寡黙なお仕事
店内は静かだが柔らかい空気。
これまでと変わらない
ミルフィーユカツの定食1680円
色の薄い衣のカツには
おしゃれな甘酢のソースが添えられている
中は圧倒的な存在感のエキスと脂を内包したお肉
かみしめると一気に開放される
至福だ
添えられたオレンジのソース、通常のソース、
塩、何もつけないでと、ちょっとずつ楽しむ
普段は早食いの野蛮人なのだが
本当にゆっくりといただきました
このカツが引き続き
この街で食べられることにひとまず安心
これだけの人気店を受け継ぐのは
かなりたいへんでしょうが
今後を楽しみにしています