興味深い論文があったので掲載させていただきます
食の安全を守るために議論すべきです
そして対応、規制に踏みきる必要があるのではないでしょうか?
臭いものに蓋ではいけません
(化学調味料とは)
•化学調味料はグルタミン酸ナトリウム(アミノ酸系)とイノシン酸ナトリウム/グアニル酸ナトリウム(核酸系)などの化合物からできています。食品添加物の表示では、化学調味料・グルタミン酸ナトリウム(MSGと呼ぶ)は「調味料(アミノ酸)」と表示、核酸系などのほかの調味料が混ざったものは「調味料(アミノ酸等)」と表示されることになっています
•前者の代表には味の素、後者にはハイミー、いの一番などがあります
•その他の調味料で、だしの素類、コンソメ類、中華味(素)類、鶏がらスープ顆粒、ソース類(トンカツソース、ドミグラスソース、チリソース他)、ルー類(カレー、シチュウ他)、タレ類(焼き肉、蒲焼、ごまだれ他)、濃縮めんツユ、各種ドレッシング、ポン酢、すし酢、醤油、味噌、マヨネーズ、酒、味塩、梅干し、ふりかけ類などと、
加工食品の、即席めん、即席スープ類(味噌汁も)、かまぼこ等の練り製品、缶詰類、ソーセージ、ポテトチップス、せんべい、つくだ煮、珍味、漬物、キムチ、ご飯、ポカリスエットなどで、
成分表の一部に、小さく「調味料(アミノ酸等)」と書かれているのが多く見られれますが、これは化学調味料が含まれているものです
•化学調味料のMSGだけよりも、核酸系調味料を加えた「複合調味料」のほうが、ずっとうま味が出てくるので、調味料(アミノ酸等)」と書かれた複合調味料や加工食品が多くなっているのです
•健康指向の食材、自然食品や生協などには化学調味料や添加物の使われていない製品も多々見かけます
•諸外国でMSGの毒性や有害性を指摘する学術論文は多い
•1回に1.5~12gとると顔面圧迫感、灼熱感、倦怠感、手足のしびれなどが起きる
•グルタミン酸塩は脳神経へ異常を来たす恐れがある、特に胎児/乳幼児の脳形成期に悪影響の恐れがある、性成熟異常、性ホルモンの減少などの不安、妊娠率が低くなる
•高温の料理で発ガン物質が出来る、250℃以上の温度になると危険、から揚げなど油とともに加熱すると180℃でも出来る。天然の食品中のグルタミン酸では量が少なく、発ガン物質は見つからない
•グルタミン酸ナトリウム3gが食塩1gに相当するので塩分のとり過ぎにつながる
•核酸はあらゆる食品に多かれ少なかれ含まれている栄養素だが核酸系調味料の過剰摂取は体質によっては痛風を患いやすくなる(肉食も原因の一つだが)
•以前、米国で中華料理症候群という症候が騒がれ、MSGが生命に危険があるとか、ある種の人々に食後何らかの反応(頭痛、胸部から首、肩、腕にかけての熱感やしびれや圧迫感、脱力感や眠気)を引き起こすこと(一過性)があるということが騒がれたことがある
•日本でも化学調味料を大量に使う中華料理店のラーメンや中華料理を食べたあと、唇がシビレたり、胸焼け、背中痛を起こす人がたまにはいるようです(体質的に敏感/アレルギー的反応?)、又舌の敏感な人は味の幻覚が起こり、味が分からなくなることもあるらしい
その他
•世界保健機関(WHO)は、1日6g以上のMSG摂取は健康障害の不安があるとしているが、使用基準はないようです
•このような化学調味料を、日本の人々は一人あたり一日1.5g程度摂取しているのだそうです(極力摂取しない人もいるので、多く使う人とではこの数値は上下に大巾な開きがあるでしょう)
•日本人は一日に数百mgもの核酸を体に入れているようで、日本では近年急増しているようです、肉食も原因の一つですが、核酸系調味料が大々的に使われ始めたのが大きな原因のようです、よほど気にしていないと核酸を過剰摂取(痛風の原因)しています