若かりし頃は焼酎の臭さというか一気飲みしかしていなかったので、嫌気がさしてBARでブランデーを飲んでいたまきまきでございます。
ところがところが、この数年飲みに出てビックリであります。どのBARに行ってもブランデーを飲まれることが非常に少なくなりました。出ないんですよ~とのこと。
丁度、ヘネシーを連発で飲んだ記事をUPしたので、ここらであまりブランデーをご存じない方へお伝えせねばならないでしょう。
もともとは果実の蒸留酒です。蒸留酒なのでアルコール度数は高く40~50度近くありますよ。最もポピュラーなのはブドウで作るものですが、ワインの搾りかす(グラッパ・マール)やリンゴ(カルバドスが有名)だったり、様々な作り方があります。
フランスでの生産が盛んで、特にコニャックとアルマニャックはフランス国内で定められた山地やブドウ品種、蒸留、熟成年数をクリアしたものに冠せられる銘柄でありますよ。
よくVSOPとか聞きますよね。これは熟成年数を表すと考えてもらえればいいですね。
ちなみに、コニャックとアルマニャックでは熟成年数と表記が若干ズレがあります。
①☆☆☆=スリースターと呼ぶ
②VO=Very oldの略で、アルマニャックにのみ表示可
③VSOP=Very special old paleの略でコニャック5~15年、アルマニャック5~10年
④NAPOLEON=コニャック7~30年、アルマニャック5~12年
⑤XO=Extra Oldの略で、コニャック10~50年、アルマニャック7~35年
その他にも蒸留所によって独自の符号をつける場合もありますよ。熟成年数がすべてではありませんが、覚えておいても損はないでしょう。
でもって、当然熟成年数が上がればお値段も上がるわけでして
詳しくはこちら。味の深みとお財布と相談されてくださいな。ゆっくりしっとりと飲みたいお酒であります。