りなおパパさんが投稿した赤坂 詠月(東京/赤坂)の口コミ詳細

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りなおパパ (男性・兵庫県) 認証済

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赤坂 詠月赤坂見附、赤坂、溜池山王/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2012/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

前回の印象通りだと再訪して確信し、満点を献上させて戴きました。

今回も一人だけだから入れるかもと思いながら、急な電話でムリぎみだよなと心配しながら予約電話しました。
も~この時点で、ホントはトロワグロさんでお腹いっぱい(それワインのみすぎなんや~!)だったんすけどね。 ^^);;

すると、ご主人さんが出られて「あの~パパと申しますが、、、」と言ったら「ああ、韓国のパパさんですか?」と
6月に行った時が強烈だったのか、ワタシの非常に特徴ある声が珍しかったからなのか気づいていただけました。
やっぱ、こういうとこまで良い店というのは努力されてんのかも知れません。

それで、何とか一人入れないか伺ってみたところ、「本日はカウンター2席の空きがあります。」とのこと、、、V(^^)V

「では、12,000のコースでお願いします。」と言って、場所がら研究会に顔だけだして行くので時間は6時から
6時半でお願いしました。

また、電話を切ってしばらくして思い直し、「ホント次いつ来れるかわかんないんで、せっかくなんで15,000の
特別コースとか出来ませんかね?」と再度電話してしまいました。

この時は女将さんが出てご主人さんに聞いてくれたんですが、やはり仕入れとかした準備の関係で変更はできま
せんでした。(でも、こういう店で時間は曖昧にしてもらった上、数時間前にメニュー変更電話淹れるようなことして
もーし訳ございませんでした。)

それに、ご主人が「パチンコ屋さん寄らないできてくださいね~!」といって下さったのに「今、パチンコ屋探してる
トコっす!」とこれまた態度悪い受け答えをしてしまいました。
ですが、そこはサスガのご主人。一瞬間をおいてから「では、頑張ってください!」とのお言葉。止めても止まらぬ
男のサガっていうのを、よ~くわかってらっしゃる。やっぱ男前っす。

お陰様で「詠月」さんに2回行けるくらいソッコーでヤラれてしまいました。ほぼ、瞬殺状態っす。
何が悪いって、最近はセブン銀行なんか行ったら韓国口座からの引き出し可能になってんですよね~。
皆さん知ってました?まぁ大部分の人にはかんけーない話ですが、そんなことよりパチ屋の中にATMがあるのがもっと
驚きでした。(**)

こりゃ~イカンとトップページの言葉を「禁パチ宣誓」、(たのきんトリオ、懐かしいっすよね。爆)とさせていただきました。
金輪際いたしません!(キッパリ、言っておこうかなぁ~。)

えっと、食べログでしたね。申し訳ございません。お料理の話に戻させて頂きます。

瞬殺食らったおかげで(まったく、激アツすら1回しかこなかったんスよ、かすりもしなかったんス! シツコイッ!)
6時ほんのちょっと過ぎにお店に入ることが出来ました。

こんばんは!と入らしていただくと6月に頂いた美味しかった記憶が蘇って参りました。
清潔な店内は前に来たとおりで、ご主人の優しげな笑顔と、女将さんの清楚な和装姿はそのまんまでした。

実は、前回来た時に「次はいつ東京に来られるんですか?」と別れ際にご主人に聞かれて「7月11~13くらいです。」
と答えたのも来店の挨拶時のお話の中で出てきて憶えてくださっていたようです。

こちらも覚えていたので、出張を却下された時に8月になったら神戸から新幹線飛ばしてでも行ってやると誓ったわけです。

もっとも、オフ会も大きな目的だったんですが、(いや違った来たのは研究会のためでした~。爆) 今回は食べログ
初めて1年、やっと自分にもココならっていうお店ができはじめたので、そのお店を再訪して評価というとおこがましいですが
自分のいい思い出にして、舌に記憶させるのも大きな目的だったわけです。

実際、この「赤坂 詠月」さんに限らず「ミッシェル s トロワグロ」さん、「クオーレ・フォルテ」さん、そして
「コム・ア・ラ・メゾン」さんと2泊3日で食べまくったほとんどが再訪でした。まっこんなこたァ自己満足ですがネ!
(あまりクチコミ件数に縛られて外すのが嫌なのもあるんです。^^)

さて、こういうところで写真はNGだと思いつつも、「写真はとっていいもんですか?」と尋ねたら「他のお客さんが来るまで
なら」と、サスガに食事中は撮れませんでしたので店内の清潔な雰囲気だけでもと思って2,3枚取りました。
貸切や、テーブルだったらもしかするとOKは出ることもあるかも知れませんが、やはりカウンターではまずいですね。

ワタシも最近撮り始めましたが、やはりカウンター主体のお寿司屋さんなどでは廻りの方に気を使って取りづらいです。
撮っておられる方はその辺りもちゃんとお分かりになって撮られているんだと思います。(ココが日本の凄い所っす!)

さて、ちょー長い前置きに続いて、やっと料理のお話です。

いつもどおり「トリ生」を頼んで付いて出てきたのは「もずく酢」でした。さっぱりとした味が蒸し暑かった道で火照った体を
冷やしてくれるようでした。(尤も、パチ屋で結構スズんでたんすけど、、、あっもういいすか、しーません!)
シローいかけらのようなものを噛むとはんなりとした生姜の味が、、、”しょうが”ですかと聞いたら「ええ、新しょうがです。」
とさっき言ったじゃねっかよーと言う感じではなく、やんわり教えて下さいました。(笑)

それで、生を飲み始めた頃に新たにご夫婦のお客様が来店されてお酒を色々と選んでおられ、その時横からチェック
していた「会津 中将」ってお酒をお願いしました。

にしても、このお店は客層がいいですね。前回、ご一緒させていただいたご夫婦も上品な方々でしたが、今回のご夫婦も
非常に上品な方で、前回のようにカッカッと笑いながらお話することはなかったですが、やはり少し遠くからわざわざ
お見えになった方々のようでした。

また、後ほどテーブル席に来られたお客さんがたは見た目放送業界の関係者の方々だったような気がしました。
なんでかって言うとその内のお一人の女性がどっかで見たことある感じだったんです。ご主人スミマセン、何度か
チラ見してしまいました。非常にお美しったせいもあります、、、m(_ _)m

続いて出てきたのは「オクラ」です。暑い季節に合わせてまずはホッと涼し気なものが出ますね。

そして、驚きの椀物が出て参りました。「ふくさ豆腐と結びキス」の椀物に綺麗な緑の輪っかが彩りをそえており、
これは「小メロン」だそうです。メロンといっても直径はきゅうりサイズでしたが、、、
この椀物は、ここ数年の中で一番といっていいほどの美味しさでした。やっぱり再訪してよかったと思わせていただく
とともにやっぱり満点だと感じた一品でした。キスや豆腐(卵豆腐のような味わいでした。)も良かったのですが
出汁がここまで美味しいのはめったにお目にかかれません。

さて、お酒は「羽陽一献 純米吟醸」です。この日はほぼ全て暑い夏でしたので涼し気な”吟醸、純米吟醸”系統
で通しました。

ついではお造りで、マコガレイ、シンコ、天然の車海老です。コレは解説なしでもご想像通りの美味しさでした。
一緒に利尻の「塩うに」が出てきましたが、甘味と旨味が強く、やはりココで出てくるウニは良いですね。

そして、「鯵寿し」が出て参りましたが、淡路産だそうでした。

焼き物は「長良川の天然鮎 +先ほどの車海老」でした。骨抜きってー苦手なんよね。と思ってたじろいだら
そのまま全部召し上がっていただけます。とのこと、やっぱ表情まで読んでるのって凄いっすよ。
それで、2杯酢で食べるってんで、?マークが表情に出たら「添えてあるのが タデの葉なのでそれを一緒に頂いて
見てください。」とのこと、そのほうがよりさわやかな感じがするそうです。

「決して、手を抜いてるわけではないですよ。」って言われて「くっ、突っ込みどころだったのに。。」とくやしがる
パパでした。

次のお酒は「ほう泉? 夏吟」だったか岐阜のお酒だったんですが最初の漢字が読めません。酒の横に豊かって
書いとったんですが、、(カンジーヨメルケド、カッケナーイ、、、ルルッルルルル 懐かしいっすね。読めもしないけど。)

すると、粟麩の利休焼きが出て参りました。前回食べた記憶がなかったんですがご主人と女将さん両方から
きっとお召し上がりになっているはずですと言われたので、食べたんでしょう。(笑)
食べたら、そんな気もしました。もうちょっと甘ければスイーツになりそうな上品な甘さでした。
そう言えば、京都の名店の名物だとご主人と女将さんの馴れ初めかなんかから以前も聞いたような、、、、、
(ソウイッテモ、ワカッラナーイ ルッルッル、もういいっすか?)

次いで、五分切りきゅうりというものをいただきました。名前の由来は長さだったかな?(ワッカラナーイ もういい!)
ただ切ったでけでなく、チョットコロコロして食べやすくしてあった細身のきゅうりだったような気がします。

まだまだ、飲みます。「鍋島 吟醸」佐賀のお酒でした。

鍋としては「はもの柳川」が出て参りましたが、これも驚愕の旨さでした。。。そう言えば以前来た時もはも食べました
よね?と、鴨ナスに鋳込んでいたのを確認したらその通りですとのことでした。

ただ、このへんで、もうちょっとさっきから自分からお隣さんに少し話を振っておけばよかったんですが、なんか会話
というか、うまく話しかけられずワタシの方は2回めなのに話し相手がいないもんで常連のようにご主人さんを独占
状態で話してしまい、ちょっと雰囲気が以前よりは明るくなれなかったのが残念でした。

次の酒は「阿部寛じゃなかった阿部勘」純米吟醸で宮城のお酒をいただきました。(トリックすきでした~!)

また、焼き物を頂いて「鹿児島黒毛和牛+チェダー+水なす」といったものでした。前回、味わえなかったんで今回は
じっくりといただき堪能しました。

ついで「獺祭 純米吟醸 2割3分」ってゆーいかにもの高級酒で合わせてお肉をいただきました。

すると次は冷たいものということで硝子の器に「あわび」、「花まるきゅうり」、「プチトマト」がアワビの美味しさを逃さない
程度の薄めの塩水に浸された物が出てきました。まるで、アワビの一切一切が蝶のようにヒラヒラと舞っていて
これは、見た目からしてすっげーと感心しきりで黒竜をいただきました「いっちょらい 吟醸」っす。(どないやねん!)

この時、アワビの肝も出していただいたのですが、七宝焼きのような小さな器が一緒に出てきて「これなんすか?」
ときいたら「アワビの歯です。」とおっしゃる。あわびに歯なんてあったんかー。と感心しながら蓋を開けてみると
小さな米粒を薄く伸ばしたようなものが2枚入ってました、「こんなんアワビからでてたら、ビーバーみたいやん!」
と一瞬考えかけましたが、食べれなくなりそうなんでそのままスットいただきました。コリコリしてました。(珍)

そろそろ最後にさしかかり、鱧の炭火焼を梅肉とわさびでいただきました。これで、今年の鱧は終わりだろうなと感慨
深げにくっちゃいましたが。梅肉の方は炙ってなかったっけ?と相変わらずいい加減なおっさんでございます。

最後に泣きの一杯で「翠露 純米吟醸」って長野のお酒をいただきました。
チョット出来上がりすぎて、決して絡み酒タイプではないのですが、ちょっとご主人の機嫌を損ねかねなかったような
繰り返し聴きが出てしまい、やばっと思ってしまいました。コレは早めに退散せねばと考え始めたパパでした。

まあでももう最期でしたんで、締めはまたも”おいしーい”「たいご飯」をいただき、あまりはオミヤとさせていただき、
たのしい食宴はお開きとさせていただきました。

ホントーにこれだけの量を飲んで食べてとしてはCPいいと思います。
今回は、真昼間から飲んでたうえにちょっとご主人としゃべりすぎた(独占しすぎた)かなと反省しております。
また、必ず伺いますので、嫌がらないでね。。。でも、ほんと今回は記憶とんでないっすよ。。。。。。

ということで、またもお二人でエレベータ前までお見送りいただきありがとうございました。
お世辞抜きでホント美味しかったです。V(^^)V

満腹のまま「コム・ア・ラ・メゾン」さんに向かう酔っぱらいのパパでした。昨日、潰れときながらどんだけ飲むねん!
どーもスミマセン!(三平口調で、、、)

P.S. この夏から昼間のランチはやっていないそうですのでご注意ください。まだ、再会するとかの見通しはわからない
    そうです!


____________________ 以下 前回の書き込みです。__________________

さて、前日の痛飲がやや癒えてきて本日はまさか予約が取れるとは思わなかった「赤坂 詠月」
さんに突入です。

でも、二日酔いで動く気がしないのにオフの日だったため6時まで時間が潰せず、「詠月」さんの
おとなりにたまたまあった「パチパチ」屋でまた、ボコボコにやられてしまいました。(TT)

なんでこんなとこにあるんだよぉ~! 赤坂にまであるとは鉄板と思われた今回の計画上の唯一
の誤算でした。

なにせ、結構むちゃ食いしているのに、この日の食費を軽くオーバーするほど”啼きの竜”に啼かされて
しまいましたんですよ~。ダンナ~! (誰に泣きついとんねん。)

半べそをかきながら、「詠月」さんの入ってビルのエレベータで4階に上がったのは約束の10分ほど
前でした。
そして、あったあったと近寄ろうとすると、店先で話し声がしており、どうも先客の方々が店の前で
お待ちのご様子。

こういうお店は時間にきっちりとされているので、6時まで前で待っておられるのはよくあることだと、
シャイな”りなおパパ”は姿が見えないように、そっとまたエレベータ前まで戻って待機しておりました。

この先客の方(ご夫婦だったのですが。)がもしこの口コミを見たら「何処がシャイだって~。おらぁ。」と
お怒りになるのが確実なほど、実は後ほどこれでもかっていうくらいお二人相手に喋ってしまいました。
なお、すごく上品なご夫婦でしたので怒られたとしても”おらぁ。”とは決しておっしゃいません。
「この作品はフィクションです。」

すると、「どうも、おまたせしました。」と言う声が聞こえ、女将さんが先客の方々を招き入れている様子。
では、シャイな私もとそっと戸をひこうと手を出すと、中から先に女将さんが気づかれたようで
「いらっしゃいませ」とさきをこされてしまい手持ち無沙汰とはこのことで右手が泳いでしまいました。

入ってみると予想以上にこじんまりとした店内で、ご主人の前には4席のカウンター、その隣には4席と
2席のテーブルと、全部埋めてもなんと10席しかありません。

それでも、ご主人によると客数は6,7人で手一杯になるとかで多分、2人用のテーブルはほとんど使って
いないのではないでしょうか。(当然 2回転はしない、というか、「こういう店ですのでお格様が一旦
いらっしゃいますと3、4時間ごゆっくりいただこうとするとできない。」そうです。オットコ前!)

いつものごとく前置きが長くなりましたが、まずは私を含む3名のお客を前にご主人と女将さんの
ご挨拶からスタートしました。ご主人は細身の優しげな方、奥様である女将さんもぴったしの清楚な
方でした。

まずは私は飲み物をいつものように生ビールでお願いすると、隣のご夫婦は日本酒を頼まれたようで
好みの酒器を選んでおられました。最近の和食屋さんでは酒器にも凝っておられ、中には自分で作る
という猛者までいるそうですから、和食の料理人さんは大変ですね。

さて、お酒の用意を女将さんがしている間に「アスパラ」の煮たものが出て参りました。
これは、あえてそれほど手をかけず、彩りよく、風味を残した一品目としてはちょうどよいものでした。
豪華な先付けを出されるお店もたまにありますが、スタートはこれでいいんです!

このあとの料理については順序が違ったり、抜けがあったりするとは思いますがご容赦ください。
順番なんざ~、殆どの店では関係ないのですが、このレベルになると暖かいものと冷たいものに
味の濃さまで生かせる順番を考えておられているようですので、、、、エラッソーにといったそこの方!
おっしゃるとおりでございます。

次いで、白バイ貝が出て参りました。
かなりの大きさで、私は初めてサイズでした。爪楊枝で取り出しやすくしてあったのですが、それでも
肝のところはやはり切れやすいので、まぁいっかと半分わざと綺麗に切り取って中に残したのですが
(サザエさんのキモはタラちゃん、いや違った、サザエの肝は苦手なお子ちゃまです。)
後ほど、別ザラで綺麗に取り出して供して頂きました。

思ったよりも素直な味で美味しかったです。お手数おかけしました。

さて、もうこの辺から日本酒に走り始めてニコニコしながら酒器を選ぶ”りなおパパ”となっておりました。

当初から苦手なものはないと聞かれたのに対して 「特にありませんが、今日は量が食べれそうに
無く、お酒もさほど、、、」とかほざいていたのはどの口か、隣のお客さんとカッカと笑いながら
大盛上がりし始めてしまいました。

きっとご主人も「できるだけお持ち帰りできるものをご用意します。」と最初におっしゃって下さったのが
おみやは最後の”鯛めし”だけという状態にきっと「オラオラ ザケンじゃねぇ~。」と考えておられた
だろうと推察します。「なお、この物語はフィクションです。」

隣のご夫婦は何かの美術展の帰りに寄られたとかで、多摩の方面から来られたそうでして時々
このようにおいしいものを召し上がりにあちこち行かれているそうでした。
私も、このご夫婦のように10年後には家のカミさんとおいしいものを食べ歩けたらなあと思いながら
話をさせて頂きました。まぁウチの嫁にゃ、あの上品さは出せねえわな。いや、フィクションだからっ。

さて、そうこうする内にとろろ汁が出てまいりました。中にはイクラが入っておりかなり薄口でしたが
ほんのり青のりの香りがしたような、、、冷たいものは口当たりが更に薄く感じるのでもう少し出汁が
効いているのが好みでした。

その後、ヒラメのお造りが出て、賀茂茄子の射込みが供されました。
この賀茂茄子、なんとハモが鋳込んであるのですね。大きな賀茂茄子とその中身にびっくりしました。
(もしハモじゃなくて穴子とかだったらごめんなさい。)

賀茂茄子に鱧。いいじゃないですか。まさに京都のイメージですね。
ご主人も奥様も京都の某所にお勤めしていて知り合われたそうで、まさしくそのエピソードにぴったりでした。

さて、少しステーキも出たと思うのですが、味の記憶がありません。
これは多分、何杯目かの酒器を割りかけたせいで驚いて味の記憶がぶっ飛んだんだと思います。
その酒器はお屠蘇の屠蘇器の注ぎ口を長くしたような焼き物で、蓋がついていたのですが、けちくさい
”りなおパパ”が最後の一滴まで注ごうとして蓋が落ちてしまったんですね。

この時はさすがのおっさんでも本気でシュキッじゃなかったシャキッと目が覚めてしまいました。
こんな変わった形の焼き物そうそう見たこと無いので、啼きの竜のレベルでは済まないなと青ざめました。

運良く欠けること無く済んだのですが、やはりお酒を飲み過ぎないようにしなくてはダメですねとほざいては
あとで隣のお客さんに”りなおパパ”さん、もう1リッター超えてますよ。とツッコミを受けるのでした。
酒器は有田焼、江戸切り子などいろんなモノがありましたが、金接ぎしてあるのを見かけて”これは?”
と聞いたらご主人が自分で修理したそうです。料理人さんはやはり手先が器用ですね。
(なお、ここの酒器は大体が1合ほど入るそうです。だから、注意された時には6合以上飲んでたんですね。)

さて、お料理ですが車海老と赤貝のお造りが出て参りました。見た目通りに美味しかったです。
また、ぐじの焼き物が出てきましたが、最近ではすっかり高級魚ですよね。韓国でも昔は普通に食べてた
らしいのですが、最近はめったに見かけません。あーそういえば韓国から来たと言ったことから隣の奥様
とも色々と話が弾みました。

それと、タイミングは忘れましたが塩ウニが出てきました。
年末に札幌で食べたものより雑味がなく甘く、美味しかったです。

それで、ほぼ最後の方に”岩牡蠣”の登場です。シェル自体は驚くほどのものではなかったのですが
(北陸に行くと本当の岩のような奴が居るんです。)身はたっぷりとしていて、全く生臭さのかけらもなく
非常にクリーミーで美味しかったです。
身があんまり多かったので、もしかすると2個ぶんではないのかと思うほどでした。

多分このあたりで、さらにもう一杯追加したのではないかと思うのですが、記憶が曖昧です。

そして、締めはなんとお一人様”鯛ごはん”です。
小さめの土鍋に綺麗に炊いていただいて、一人飯では食べたことのない料理に感激しました。

でも、さすがにお腹一杯だったので、’ひとくち”だけ食べて”おみや”にしてもらいました。
(おいおい、そこまで言っといてそれでも一口食うのかよ、という避難は甘んじてお受けいたします。)

隣のご夫婦は先に席を立たれましたが、その後あまり間を置かずに私もお会計をお願いいたしました。
なお、この日は我々以外に途中でアジア系の3名様、発音からしてシンガポール系のかたかな?が来店
されてました。ちなみに私は英語が全くダメです!

ご主人のお考えでは、心を尽くして料理を提供するにはこの6、7名で手一杯ということなのでしょう。
途中で飛び込みでこられた方はお断りされていましたし、予約の電話でもお断りされていましたので
ホントに前日予約できたのはラッキーこの上ないことでした。

帰り際には、うわさの哀愁あるおやじのカラオケの音が聞こえてきましたが、私には全く気になりませんでした。
ただ立地に問題はないということではなく、ご主人、もしも、次に移転する際には半径1km以内にパチンコ屋
の無いところにしていただきたいと切に望みます。

帰り際には女将さん共々エレベータまでお見送りしていただきありがとうございました。
最後のご主人の一言が、「りなおパパさん、ワインバー紹介いたしましょうか?」だって、さすがは京都で修行
されてましたね、けっこうきついツッコミもお出来になる!(笑)

追伸:いや~でもね、なんかエレベータ前でご主人さんにホントに教えてもらった気がする。。と思っていたらっ、
    今頃、カード入れからワインバーの名刺が、、、(ヤバイ、此処でもやらかしてるっ! 汗!)
    詠月のご主人! 申し訳ありません、そのまま帰ってダウンしておりました~ m(_ _)m

  • 雰囲気の良い入り口

  • おみやの鯛めしです。

  • カウンターっす。

  • 奥のテーブルっす。

2012/08/18 更新

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