2回
2019/08 訪問
5時間にも及ぶ宴!復活ではなく完全リセットによる新展開!?貸し切りのような居心地の良さ♪
Akizuki
「伊・和」融合の新イタリアンを自然派ワインでじっくり♪
2019年8月14日現在 食べログ評価 3.04
信州在住のレビュアーさんからお誘いを受け、湘南で会食の運びとなりまして♪
夜、北鎌倉の『Akizuki』で。
実際にお会いするのは初めてですが、コメント欄では凄まじいやり取りを繰り広げてきているので、緊張感など皆無(笑)
ただ、茅ヶ崎から信州へ「人生の楽園」移住した先輩かと思っていたら、かなり想像より若くて吃驚しましたけどね(;'∀')
そしてよく喋る(笑)
でも、何となく気が合うというか!いい出会いでしたね。
そして、その舞台も実に素晴らしかったです♪
Akizuki
「Loasi 3.57」といえば、食通なら知らない者はいない、湘南では有名なイタリアンの有名店。
そのオーナーシェフが秋月氏。
腰越でスタートし、その後、江ノ島のスバナ通りに移転、そこで5年ほど営業。
わたしはその間4~5回ほど訪問。
ところが突然2018年4月に店を閉め、小田原の早川あたりでひっそりと続けていくと風の噂で聞いていたのですが…
そんなある日、由比ガ浜通りの「コヤギヤ 3.07」の店主から「Loasi」が復活するとお聞きして吃驚!!
それも北鎌倉ですって???
後日場所を確認、オープンを楽しみにしていたのですが、突然の訪問で、不定休やら、ランチは休み、とか、うまくかみ合わず延び延びになって来た次第。
マイレビュアーさんのおかげでやっと実現です(゚∀゚)
店名も「Loasi」ではなくご本名の「Akizuki」で勝負とは、心機一転ですね!
当然ながら期待は高まります。
北鎌倉駅から街道を建長寺方向へ徒歩5分ほど。
途中、「チポリーノ 3.53」、「タケルクインディチ 3.72」などのイタリアンの名店を横目に進むと鎌倉らしい古民家2階建て長屋風の建物が登場!
その一番手前が新店舗です。
ちなみに一番奥は和食の「こころや 3.39」で、ここもお勧めの一店♫
とにかくアピール度は0点なので、一見ではまず気付けない難解な店舗構造。
店名看板や店頭告知ボードみたいなものもなく、入口が何処かさえ分かりづらく…
OPENの札もありません。
こっそり入口扉の足元に「Akizuki」の表札と縁起物の盛り塩が唯一の手がかりです。
その低い扉を開け潜って店内へ。
イタリアンというよりは割烹のような店構えと内装。
北鎌倉のイメージにピッタリな隠れ家です。
手前に6~8人くらいで利用できるロングテーブル。
奥が白木のカウンターで椅子がわずか6脚。
この日の客人は3組で全て予約で満員御礼。
いずれも「Loasi」の頃からの常連さんみたいでした♪
我々はもちろんカウンター壁側へ。
すると秋月さんがいきなり「お久しぶりです」と(゚∀゚)
覚えていてくれたんですね!
嬉しいなァ♪
夜は7,000円税別のコース一本みたいですね。
全員一緒です。
したがって、ワインバー的な使い勝手はありません。
ちゃんと食べて、ちゃんと呑む(笑)
望むところですよ!!
料理は全て秋月氏が担当。
接客はキビキビ小気味よく親切な女性。
客は
我々2人
3人家族
女子会5人
こんな感じで。
まずはビールでしょ♪
いわゆるクラフトビール系で2ライン。
すべて瓶です。
①Barbaric Works IPA(神奈川・茅ヶ崎)
②MONKEY MOUNTAIN(大分・府内)
①は品切れで必然的に②ということで。
2種類ある内からペールエールで。
しっかりとした苦みなのにアロマホップでフルーティな風味♪
1,100円ですからね。
大事に呑みました(笑)
そのあとはひたすらワインで。
すべて自然派でラインナップ♪
個性的で楽しい味わいは飽きることなく!!
たぶん1杯1,000円前後なのでは?
もちろんものにもよりますが。
●白 イル・ヴェイ コッリ・ピアチェンティーニ マルヴァジーア 2017
イタリア:エミリヤ・ロマーニャ
生産者:イル・ヴェイ
品種:マルヴァジーア
フルーティなのにしっかり辛口ですね。
ほどよく響く酸!
そして微発砲。
ず~っと飲んでた異様な(笑)
●赤 オキピンティ SP68 ロッソ 2017
イタリア:シチリア
生産者:アリアンナ・オキュピンティ
品種:フラッパート、ネロダーヴォラ
ミディアムボディの辛口です。
女性醸造家の作品で、エチケットもCOOL♪
美しい酸が印象的♫
●赤 レ フォーレ カンティーナ ジャルディーノ 2014
イタリア:カンパーニャ
生産者:アントニオ・デ・グルットラ
品種:アリアニコ
樹齢70年!癖が強い!!
独特の酸!
大好き♫
大地の味がする(笑)
●白 エルクの森 2013
日本:札幌
生産者:藤野ワイナリー
品種:ミュラートゥルガウ・バッカス・ケルナー
道内で収穫された3種類のぶどうをひと房ずつ選果、それぞれの天然酵母の力で発酵。
瓶詰前にアッサンブラージュ。
確かに柑橘のニュアンスにで爽やかな飲み口。
飲みやすい印象でした♪
【料理】 コース 7,000円+税
和食器で提供するイタリアン。
鎌倉の心を感じる不思議な感覚にさせてくれるコースでしたね♪
①前菜盛り合わせ
少しずつ色々5種♪
・桃と水牛モッツァレラチーズのカプレーゼ
甲州産の瑞々しい桃と、まったり水牛の和洋混合カプレーゼ!
新鮮感覚。
・鯵のミラノ風パン粉焼き・赤玉葱添え
酸味が効いてる玉葱とカリッと香ばしい鯵♪
・イノシシのグリル・ピーマン巻 セミドライトマト添え
ジビエな脂の旨味に甘酸っぱさ興奮の自家製セミドライトマトの贅沢♪
・フリッタータ
これがあるとなんか安心できる卵好き(笑)
・夏野菜のマリネ(ツルムラサキ・おくら・胡瓜・とうもろこし・ゴーヤ)
力のある夏野菜!時々「わいわい市」でお見掛けしてます(゚∀゚)
安心の野菜クオリティ♪
②パン
自家製で、えごま油の風味?
香ばしくてクセになる!
③フリット盛り合わせ
・甘海老
・ワカサギ
・茄子
・ズッキーニ
・カボチャ
なぜか和を感じる!
白ワインとの相性抜群!!
やさしい塩♪
④カサゴとすずきのカルパッチョ
バジル効いてる!
鮮度良好な地魚格闘技!
赤ワインの活躍の余地がやって来ない(笑)
これ鎌倉の宿命(笑)
⑤烏賊、蛸、ムール貝、鱧のフレゴラ
お椀スタイルの出汁パスタ料理!
豪華魚介バトルなのにまとまってる♪
パスタはクスクスの大判みたいなヤツでこれがフレゴラっていうのね。
まるで雑炊みたい!
美味しい。
⑥サマートリュフのカルボナーラ タリオリーニ
手打ちのタリオリーニが美味しい♪
それにも増してサマートリュフの風味が口いっぱいに広がって♪
さっぱりしたカルボナーラ!
トリュフが主役。
⑦トマトのスープ
昆布出しとミネストローネの二重構造!
これは和洋折衷の極みね!!
美味しいよコレ。
夏向きのさっぱり味わえる冷製♪
⑧甘鯛のウロコソテーと夏野菜のマリネ ピーマンのソース
一応メイン。
全部メインみたいなもんで錯覚を起こしそう(笑)
ライトな味わいで食感も良く!
酢漬けの夏野菜たちもすっきり♪
ピーマンのソース!バジルも感じるけど果たして?
⑨熊本産・鹿のロースト
肉料理は癖のない美味しい鹿♪
李のディップ!
トレヴィス、ソルダム、椎茸、じゃがいも添え。
火の通し加減が絶妙!
⑩サマートリュフの玄米リゾット
ここで再びサマートリュフ登場♪
枝豆、トウモロコシをまぜまぜ。
なんと言ってもトリュフね♪
病みつきです。
⑪桃のコンポート&ジェラート+パイナップルのキャラメリゼ・ヨーグルトのグラニタ添え
さっぱりした中に工夫アリ♪
主役はもちろん桃ですが、なにげにキャラメリゼしたパインが好きでした♪
⑫コーヒー
スッキリした味わいでフィニッシュ!!
カウンターのご家族と非常に話が弾み、ばんばん身バレしてしまい(笑)
このなんと言いますか、アットホームな感じ?
貸切のような?
意気投合!友達の輪は広がる♪
結局、3組とも5時間近く滞在するという大晩餐会♪
吞んで食べれば当然ながら軽く1万円を超えてしまいますが、2軒分の充実感を得たと思えば決して高くはないぞと♪
今宵は一軒で大満足♫
美味しい自然派ワインと美味しい料理を少量多品種♪
この満足度は並大抵ではないぞと。
5時間にも及ぶ宴!復活ではなく完全リセットによる新展開なんだなと!
「伊・和」融合の新イタリアンを自然派ワインでじっくり♪
さすがにイイ店に仕上げてきましたね(゚∀゚)
味偏差値 70
居心地度 70
食べログ評価<<<体験判断
常連向き ■□□□□ 一見向き
男性向き □□■□□ 女性向き
庶民向き □□□■□ 高級志向
ハイCP □□■□□ ロウCP
前菜盛り合わせ
桃と水牛モッツァレラチーズのカプレーゼ+鯵のミラノ風パン粉焼き・玉葱添え+イノシシのグリル・ピーマン巻 セミドライトマト添え
フリッタータ+夏野菜のマリネ(ツルムラサキ・おくら・胡瓜・とうもろこし・ゴーヤ)
自家製パン
フリット盛り合わせ
カサゴとすずきのカルパッチョ
烏賊、蛸、ムール貝、鱧のフレゴラ
サマートリュフのカルボナーラ タリオリーニ
トマトのスープ
甘鯛のウロコソテーと夏野菜のマリネ ピーマンのソース
熊本産・鹿のロースト
サマートリュフの玄米リゾット
桃のコンポート&ジェラート+パイナップルのキャラメリゼ・ヨーグルトのグラニタ添え
コーヒー
MONKEY MOUNTAIN ペールエール
イル・ヴェイ コッリ・ピアチェンティーニ マルヴァジーア 2017
オキピンティ SP68 ロッソ 2017
レ フォーレ カンティーナ ジャルディーノ 2014
エルクの森 2013
ワインセラー
ドリンクメニュー
唯一の目印
店頭
店舗棟
北鎌倉のシンボル
2019/08/14 更新
Akizuki
もはや秘密基地ですね(笑)
2020年1月22日現在 食べログ評価 3.34
マイレビュアーさんは大のナチュラルワイン好きです。
好きを通り越して「命」と言ってもいいくらい。
わたしは二刀流ですが、比べれば自然派ワイン>非自然派ワイン!!
そしてその比重はどんどん前者に傾いてきています。
…というわけで今回は湘南の美味しい自然派ワインとイタリアンを味わおうと北鎌倉の『Akizuki』さんへ。
実は昨年の秋に予約をしていたのですが、オーナーシェフの秋月さんがあの忌まわしい台風の日に転倒して足を骨折してしまい休養を余儀なくされるという衝撃のアクシデントがあり、一旦予約が解除となったリベンジで2020年早々お邪魔することになった次第です。
私は再訪ですが、マイレビュアーさんは初。
ただし、以前のスバナ通りへはランチで行ったことがあるとのこと。
予約したのは夜のコース\7,000+税
これ一本なので迷うことなく♪
この時期の18時は既に暗く、北鎌倉に馴染むリノベーションした店舗は控えめで日中は目立ちませんが、暗闇に煌々と店内の明るい温もりが伝わってくるようで!
トラットリアの名店「タケルクインディチ 3.72」も鎌倉街道沿いの並びにありますが、どちらも素晴らしいフォルムを描いていて、そのセンスの良さは甲乙告げ難く♪
この日はなんとカウンターは我々のみ!!!
テーブルの方は二世帯家族の予約が入ってました。
全てに目が届く人数に心の行き届いた料理とサービスを!
座った瞬間にリラックスできてやはり最高ですね。
秋月さんは未だギブス姿ですが、元気でなにより。
さあまずは私は茅ヶ崎のクラフトビール「バーバリックワークス」から。
マイレビュアーさんはもちろん白ワインで。
バーバリックワークス「Whistle Song」
コリアンダーシードのスパイシーさとオレンジピールの爽やかさを併せ持った、さすがの味♪
柑橘の風は加えて柚子もブレンドしてあり。
こういうのを飲んでしまうと、大手の味に戻れなくなりそうで(笑)
小瓶で\1,200+税なので気軽には飲めません(汗)
最初の1杯だけ。
でもこれがやめられないのです。
ゴーストパイレーツのラベルがカッコイイぞと♪
自然派ワインとクラフトビールの共通点はそのラベル・エチケットの奔放さにありますよね!
音楽の世界でもNew Waveが登場した時のようなワクワク感。
さあ、コースのスタートです♪
失念しないようにと手書きでメニューを記載してくれて(゚∀゚)
これってホントありがたいです。
料理に集中できるので!
この心遣いがもう花丸ですよ!!!
前菜盛り合わせ
少しずつ7品。
写真左から
・フリッタータ
香ばしいイタリア風玉子焼きはナント具だくさん!
里芋、京人参、ブロッコリー、ほうれん草がタッグを組んでいきなり攻め込んできます!
・ふきのとうのフリット
大人の味!この苦味がこれから訪れるであろう春の生命力を感じさせてくれます♪
・芽キャベツのフリット
一方、こちらは口に広がるキャベツを凝縮したかのような甘味がイイですね♪
どちらも軽く揚がっていて胃にやさしい味わいでした。
・ゆり根とイタリア・アルバ産トリュフ和え
いきなり黒トリュフの風味とシャリッとした百合根のナイスコラボ♪
和洋混合の匠合わせ。
・京都舞鶴の牡蠣のコンフィ サルサヴェルデソース
もう牡蠣好き感涙の一撃です(笑)
ミルキー♪
サルサヴェルデはイタリアンパセリと柚子の香り。
・シルクスイート、金柑、リコッタチーズのマリネ
フレッシュな金柑と甘いシルクスイートをリコッタチーズでまるで白和えのように!
これは旨い!!もはや割烹ですよ(*'▽')
・赤大根アグロドルチェ
甘酸っぱい爽やかな洋風香の物。
バルサミコ酢の塩梅がグッド♪
自家製のパン
フスマっぽい野趣味溢れる味わいがハマります♪
これだけでもず~っと食べていたい感じ。
オリーブオイルをオン。
おかわりできますんでその気なら、本当にず~っと食べていられますよ(笑)
ここから白ワインです。
「La Mer」
日本のワインです。
秋月さんは生産者の顔が見える!生産者と直に会えるということで、日本の自然派ワインにも力を入れているそうです。
我々のために抜栓してくれたのが”札幌の藤野ワイナリー”の一品でした。
品種はケルナーとバッカスとのこと。
口に含んだ瞬間、グレープフルーツだなと。
酸味と軽い苦み。
フルーティだけどピリッと辛口。
そして微発砲が心地よく。
後味はさっぱりキュッと引き締まっていました。
続いては、いわゆるスープですかね。
イタリアはトスカーナ地方の郷土料理である「リポリータ」という具だくさんの野菜スープです。
賽の目にカットされた根菜がいっぱい!
イメージは田舎のお母さんの家庭料理だそう。
これも胃に負担を感じない、とてもやさしい滋味深さがあります。
でも、ふくらみを感じるコクがあり、実は主役に鹿のスネ肉を煮込んであったんです。
香味付けのセロリの葉にパルミジャーノをカリカリに焼いた塩煎餅のようなクロッカンテという凝りよう。
野菜も豊富で、大根、人参、サツマイモにレンズ豆や麦まで入り!
そしてやはりジビエを感じさせない癖がなく柔らかい鹿肉がメチャ旨♫
その鹿肉ですが、ある食猟家さんから譲っていただいているそうです。
その方は、あの高視聴率TVドラマ「グランメゾン東京」の3話から登場する伝説のジビエ猟師・峰岸(俳優:石丸幹二)のモデルとなった凄い人だそうですよ!
凄い!!!
道理で旨いわけだわ。
続いてネクストワイン(笑)
次も白で。
その後の料理の展開を見据えて。
トスカーナの「AMNESYA」2018年
葡萄を摘んでいるおじさんのイラストが印象的です。
この人が生産者の ポデーレ ルイーザさんなのか?
不耕起、無肥料による栽培のトレビアーノトスカーノ他。
黄金色♪
ミネラル感がしっかり!
青林檎っぽい果実味。
辛口でかなり好みでした♪
これぞ自然派という味わい。
やるな!おじさん(笑)
舞鶴ぶり3種のマリネ
舞鶴モノ11kgの大物です。
一軒で使い切るには大き過ぎるのですが、お隣の和食「こころや 3.43」さんとシェアしたりして効率的に仕入しているそうです。
コストコ主婦みたいですね(笑)
でも、良い品を最大限活かせるのは素晴らしいことです。
それにしても仲がいいのね(゚∀゚)
異なる部位を異なる調理で仕上げてあります。
正に鰤尽くし♪
もちろん鮮度良好で腹身は脂のノリ抜群です。
天然は往々にして脂が締まっているのが特徴ですが、これは十分!
・奥:シンプルにマリネで
・中:皮目を炙った腹身
・前:尾の身の漬け風
穏やかな酸味なので素材を活かしてあり、全部ぶりでもまるで違う魚のような飽きの来ない味わいです。
やるなァ!!
イタリアンなのか和食なのか錯覚を起こす感覚が心地よいですよ。
それにしても食器も素晴らしいですね♪
ズワイガニと春菊のキタッラ
パスタです。
少量なので負担にならず、ワインにも合うという!
柚子の風味が効いてますね!
パスタは手打ちの生です。
その木製の琴のような機材まで見せていただき!
本当に弦楽器の音がするんですよ♪
ちゃんとチューニングすれば(笑)
キタッラが旨いなァ!
もはやパスタという枠で括れない感じ。
これでラーメンスープでも旨そう(笑)
春菊の香味と雌のズワイの合わせも心憎くて。
最初は毛蟹?と思っちゃうような蟹肉のしなやかさ。
あ~ワインが進んじゃう!!!
もう1杯白で。
セバスチャン・リフォー作
「SAULETAS」
これすっごいです!!
完熟です。
まるで干しブドウの様。
酸っぱくてショッパイ♪
初体験の味わいで一発でハマりました!!
フランス・サンセールの2010年もの。
続いてパスタ第2弾!!
紅こがねのニョッキ
さつまいもの紅こがねを練り込んでニョッキにしてあります。
もちもち食感が癖になりますね。
ビーツとゴルゴンゾーラチーズのソース添え。
更にかぼちゃのピューレとブロッコリーも。
これ、大好きです♪
ここからがやっとメインです。
魚から。
甘鯛うろこソテー
ソースは アンチョビと焦がしバターです。
クレソンと、山葵とルッコラの交配種のわさびルッコラの茎葉に隠れるように潜む甘鯛は皮目を香ばしくじっくりソテーしてあります。
ピュレはカリフラワーとのこと。
野菜の甘さが際立ちます。
湘南野菜大活躍ですね♪
サクふわの食感に心躍る逸品♪
香味の強いリーフの特長も際立ち!!
最後に赤ワインへ。
個人的には赤>白なのですが、秋月さんの料理は白が似合いますよね。
というわけでこの日は赤1:白3+ビールという感じに。
赤ワインは「C.O.S」
シチリアの2011年もの。
素焼きの土の瓶で醸造、クラッシク音楽を聴かせながら熟成させてるんですって(゚∀゚)
南のおおらかさを表現しながらも独特の酸味と濃い余韻が溜まりません。
これもいつまでも飲んでいたい旨さでした♪
そして肉料理も湘南の定番!
みやじ豚のロースト
二切れの外郭はパリッと、ピンクの肉はジュワ。
でも弾力もある。
甘味も感じられ、やはり旨いです。
脂身の多い部位は、なんと煮込んでトロっとさせた後、ローストしたそうで、とろけるような食感に脱帽でした!
野菜も素晴らしく、カリフラワー、 黄カブ、ホウレン草、じゃがいもをローストして。
黄カブの甘さは尋常じゃなく!
入手先も確認!
うちのそばじゃん(笑)
正真正銘の鎌倉野菜です(゚∀゚)
秋月さんもそうですが、湘南の良店は「わいわい市 3.11」や近隣の農家さんなどの直販を上手に利用しています。
西鎌倉の「フォセッタ 3.63」や江ノ島の「レファーブルボンジュール 3.56」などの野菜が美味しいのはそんな秘密が隠れているのです。
わいわいは生産者によってばらつきがあるので、素晴らしい生産者を探すこともゴールへの近道ということになります。
ちなみにわたしの超おススメはイニシャル「M・A」さん。
〆です。
今宵はリゾットのかわりのぶり雑炊
鰤が大漁なので(笑)
この出汁がまた素晴らしくて♪
玄米雑炊です。
柚子、椎茸、小松菜の野菜と濃厚な鰤の合わせ技。
アマニ油を垂らして。
和と伊が今晩は!!
けっこう食べたはずなのにまだ食べられちゃうのかい?ww
そしてドルチェは「苺のラビオリ みかんソース」でした。
苺はわいわい市の「さちのか」!!
実はこれが凄くて。
我が家もこの時季毎週買ってます。
酸味と甘みのバランスの良さが絶妙で芳香が凄いんです。
苺はフレッシュなものとドライにしたものが混在。
これがもう!!
加えて苺ジャムとマスカルポーネを包んだ熱々のラビオリにバニラアイス載せ♪
熱いと冷たいが混然一体!
シナモンが効いて天国が見えちゃいました笑)
軽い塩気も加わり、もはやスイーツなパスタ料理でしたね。
これは凄かった♪
珈琲
挽豆して丁寧にハンドドリップで。
余韻を楽しんでフィニッシュ♪
これで\7,000+税なら納得でしょう。
サービスも温かいし、居心地も抜群。
お二人のおもてなしに至福の時を楽しむことができました!
ワインとビールを入れて税込\12,500/1人
ワインは\900~\1,400で楽しめました。
秋月さんがペースをつくってくれますから、ゆったりのんびりと時を過ごすことができます。
そして気が付くと4時間(笑)
時間で割れば安いと言えるでしょう。
自然派ワイン以外飲めないと屈託なく語る秋月さんの気持ちが痛いほどわかる昨今。
我が家のワインエンゲル係数も上昇中なのがちょっとアレですが(笑)
また美味しいワインと食事をお願いします。
早く足が良くなることを祈っております。
というわけでもちろんリピートしますよ♪
わたしの秘密基地かな(笑)
北鎌倉で和イタリアンと自然派和インで至福の時を!!
マイレビュアーさんも大満足でメデタシメデタシ(゚∀゚)
味偏差値 77
居心地度 73
食べログ評価<<<体験判断
常連向き □■□□□ 一見向き
男性向き □□■□□ 女性向き
庶民向き □□■□□ 高級志向
ハイCP □■□□□ ロウCP