富岡の蕎麦食堂「仁べえ」をたたみ、都内へカムバック予定の石井さんをお迎えする会を、雑誌Dで主に活躍中のライターUさんが企画してくださいました。
石井さんと親交のあった食いしん坊たちにお声掛けくださり、昼の部夜の部と二部にわたり楽しい宴です。
会場は神楽坂「ほそ川」さん。
蕎楽亭さんのお隣の割烹です。
以前は新橋にありましたが、移転されてこちらへ。
ほそ川さんをはじめ、牛久「季より」の有馬さん、東十条「一東菴」の吉川さんが厨房に立たれるというスペシャルな会。
また蕎麦の打ち場は、蕎楽亭さんがお貸しくださったそうです。
私のお隣のお席のゲストはK町のお蕎麦屋Sの店主ご夫妻という、なんとも嬉しい楽しい顔ぶれです。
シャンパンで乾杯の後は、順次お料理が運ばれました。
前菜はそれぞれ、有馬さん、吉川さんがお持ちになったもの、そばがきは吉川さんです。
お酒も特別に4本用意されていましたが、呑兵衛の私たちは通常のほそ川さんのメニューからも、またゲストでご参加の広尾のワインバー「KISSAKO」さんご監修のワインもいただきました。
「KISSAKO」という店名は石井さんがつけられたものなのです。
まずは花巻。
このお出汁、実に懐かしい味です…
終盤では沖縄でお蕎麦屋「庵土」をされているとくちゃん(前・「知花」の店主で石井さんのお弟子さん)がおみえになって盛り上がること盛り上がること。
久しぶりに会えた喜びに、とくちゃんと思わず抱き合ってしまいました。
デザートのロールケーキは料理研究家のグー先生こと、林幸子さんによるものでした。
同じテーブルの方との会話も楽しく、和やかな実によい会でした。
夜は学芸大前の「やっ古」の西田さん(石井さんのお弟子さん)もお見えでさらに盛り上がったようです。