Net Tourerさんが投稿したエストマーレ(愛知/名古屋)の口コミ詳細

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エストマーレ名鉄名古屋、名古屋、近鉄名古屋/バー

1

  • 夜の点数:3.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

初めてホテル・バーに行ってミタ!

【バー紀行より転載】

http://ra-menkikou.net/taji.php?sitekbn=1&tajino=39


皆さんはホテル・バーというのをご存知であろうか。
私達が通常通うバー(街場のバー)と言えば、街の歓楽街で営業しているものが一般的で、個人が経営するバーである。

それに対しホテル・バーは、大きなホテルの中にあるバーのことで、ホテルの宿泊客が利用する場合が多いのではないかと個人的には思っています。

ホテル・バーは宿泊客以外は利用出来ないという訳ではなく、普段使いのバーとして利用する事が出来ます。
ただ、ホテルの中にあるので路面店でもないし、態々感があるのも事実でしょう。

昔、とあるバーテンダーから聞いた話であるが、「ホテル・バーは積極的に話をしてこないので、ボーっと放っとかれたい時は良い」と言っていました。
私は基本的に会話を楽しみにバーに通っている部分も大きいので、会話があまりないバーに出向く事はないのですが。

ただ、バー好きとしては一度くらいは体験してみるのも良いかな?と常々思ってはいても、三島・沼津辺りではなかなかホテル・バーの話題は聞いた事はありません。

今回、仕事の関係で名古屋に行ってきたのですが、そこでホテル・バーを体験してきました。
何故、態々ホテル・バーに行ってみようかと思ったかと言えば、私の琴線に触れた内容があったからなのですが。

出張の帰りがけ。
少し名古屋のバーに寄ってみようかと食べログで駅周辺のバー情報を漁っていた時のことだ。
口コミを見ていると、ハッピーアワーをやっているバーがあるという。
しかも、名古屋駅に隣接する名古屋マリオットアソシアホテルの15階にあるメイン・バーのようだ。
ハッピーアワー用に飲めるウイスキーやカクテルなどに制限はあるものの、それを目当てに来る客もいるようで、しかも17時から2時間の限定のようだ。
勿論、夜のラーメン取材も考えていた。通常だと「ラーメンからのバー」なのだが今回は「バーからのラーメン」でも良いのかな?という訳で出向いた次第だ。

名古屋駅の高島屋などがある出口方面にホテルに向う専用のエレベーターがある。
多分、私がこれまで行ったバーの中で15階という高層階にあるバーは初めてだろう。

エレベータを降り、ホテルの入口があるエントランスからホテル内へ。
ライオンの口から水が流れている古代ローマ帝国風呂にありそうな噴水を横目に進むとバーの入口がありました。
そのバーをエストマーレと言い、店先にはハッピーアワーがやっている旨の看板もあってホッと一安心。中に向います。


外観店内は証明は薄暗く、ガッチンのオーセンティック・スタイル。
ホール係のバーテンダーにテーブル席に誘われますがそこは一人客なのでカウンターに通して欲しいとお願いしました。
広々とした店内はテーブル席が大部分を占めていますが、こんな状況でテーブル席に通されたら独居房と同じですからね(笑)


バーテンダーがおしぼりと共にメニューを手渡してくれた。
ハッピーアワーを開催している旨のアナウンスとオーダー出来る品がメニューに書かれています。
このハッピーアワー、2杯で1100円という驚愕の安さ。
通常、3杯で切り上げる私にとって、2杯で1100円なら仮に最後の〆にショット3,000円のウイスキーとか頼んでも4,200円+チャージ。5,000円で釣りがくるかな?などと思いながら先ずはジャックダニエルのソーダ割りをオーダー。


前述通り、店内はテーブル席が多く、夕方5時過ぎの店内には4~5組の客が談笑しながら飲んでいる。
その多くはテーブル席に着席しており、お一人様で来店しているのは私とカウンターの隅で一人飲んでいる同年代風の男性客のみだ。
まぁ、そもそも個人経営のバーではないので、バーテンダーを目的に目指す店ではない。
なので、二人連れ以上で入店する客がほとんどだろう。
そう考えると私自身も完全な「場違い野郎」なのだが、あの一人客はどんな客なんだろう?と少し興味を持った。


ドリンクを作るのは基本的に目の前にいるバーテンダーが全て行い、ホール係の男性ばかり3名がオーダーを取り、給仕を行っている。


バックバーは通常のバーとは異なり、壁に作り付けの大型のチェストの上に置かれている。
その壁は鏡張りになっており、自分が飲んでいる姿を見ながら酒を飲むというちょっと変わったプレーも可能。
ナルシストの方には堪らない仕掛けである(笑)


店内の席数は少なく見積もっても50席以上はあるので、まぁ無いとは思うが満席になったらてんてこ舞いなんだろうなぁなどと思いながら、他の客のオーダーしたショート・カクテルを作る作業を見ているとちょっと面白いことに気がついた。


前述のチェストにはグラスが仕舞ってあるのだが、ショート・カクテル用のグラスが既に冷却された状態になっているのだ。
もしかして、このチェストって冷凍もしくは冷蔵機能を持っているのか?
もうグングンと興味が沸いてきて、「聞いてみてぇ~」状態に。


バーテンダーが洗い物をしている(しかも洗い場が私の目の前)隙を見て聞いてみる。
「そこのチェストの中は冷蔵か冷凍庫になっているの?」
一部にそのような機能が付いているらしく、常温の部分もあるという。
流石にホテル・バーは金がかかっている。
街場のバーではあまり見かけないものだ。


2杯目を勧められたのでシーバス・リーガル12年をハーフ・ロックでお願いした。
この時点で経過時間は20分。ちょっとペースが早いかも…。
チャームはピーナッツが出てきたがホテル・バーのチャージって幾ら取るのだろうと違った興味が沸いてきた。


前述のカウンターの隅に陣取る男性客はスマホを見たりしながら時間を過している。
バーテンダーが向い、何やら話をしている。
次のオーダーを取りに行ったのであろうか。
その雰囲気に私の直感ではあるが、常連客ではないだろうかと推測したが、その予想が現実である出来事がこの後、起こった。


次のオーダーはデュワーズをオーダーしているのだが、バックバーに置かれたデュワーズとは何やら違うもの。
しかも、その首にはタグがぶら下げられている。
えっ、もしかしてこの店ってボトル・キープ出来るの?
その時は判らなかったがこの編集作業中にこの店のHPを確認してみると6月30日まで「ボトルキープフェア」を開催しているらしく、私が見たボトルはデュワーズ18年。お値段26,000円らしい。


ハッピーアワーも終わり、〆の一杯としてバランタイン17年をストレートでオーダー。
この段階で入店から40分。
1時間で3杯のペースは通常の私のペースの2倍に相当する結構なハイペースだ。
やはり、しゃべる相手が居ない状況では酒とタバコが進むばかりか。


バーテンダーにこのホテルについて聞いてみると、最上階は57階。その最上階にはスカイ・ラウンジがあるらしい。
スカイ・ラウンジからは名古屋の夜景が一望できるとあって、カップル(死語?)には打ってつけであるが、お一人様はこちらの方が気楽で良いだろう。


午後6時になり、取材予定のラーメン屋がオープンする時間を迎えたのでチェックをお願いする。

その価格、何と2,840円。
内訳はハッピーアワーが1,100円。バラン17年が1,740円。
チャージは取っていないようだ。

何だか高額なイメージを持っていたが、意外と街場のオーセンティック・バーと価格設定は変わらなかった。
やっぱ、イメージだけで判断してはダメですね。


大変、貴重な経験をさせて頂きました。

店を出ると外は未だ明るいのね。
朝帰りをした時のような不思議な気分で店を後にした。

  • 店舗外観

  • ホテル入口

  • バックバー

  • ハッピーアワー

  • 冷蔵機能付きチェスト

  • ジャックダニエルのソーダ割り

  • シーバスリーガル12年

  • 高層階にあるバーです

2017/06/24 更新

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