7回
2006/11 訪問
ラーメン+のり
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=6
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
う~ん、美味い!何度食べても吉田家のスープは美味い!
「心の中でガッツポーズ」は遥かに越えて、「心の中で万歳三唱」である。店舗は変わっても、スープは健在である。
スープ、麺、具材と全てが昔のまま。(当たり前か)何も言う事はありません。只々美味いです!
湯切りも相変わらずシッカリとされていて好印象でした。
食べ終わる頃。麺が残り30食を切ったと言っていた。
それでもお客は入ってくる。私達も結構ギリギリだったのかもしれない。
帰り際。友人Iは社長と話をしていた。
この友人Iは十数年前。仕事の関係で旧店舗の2階に住んでいた経歴を持つ。
当時は毎日のように吉田家を食べていたらしく従業員とも顔見知りである。
当初、吉田家の店舗が変わると聞いた際、どの程度の変化があるのか気になっていた時があった。
店が繁盛すると店舗を大きくし、席数が爆発的に増え、仕事が雑になり、味が落ち、客が離れて衰退する…と言う良くあるパターンにならないかと危惧していたのだ。
しかし、蓋を開けてみれば3名に切盛り出来る微増な席数。
シッカリとした仕事。そして今までと変わらぬ味を提供してくれる吉田家の姿勢にちょっと感動してしまいました。
これからも末永く続いて欲しい私の「ベスト・オブ・家系ラーメン」の復活です。
2020/05/31 更新
2004/04 訪問
ラーメン
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=5
そして謎がもう一つ。
実は吉田家のラーメンとチャーシューメン。乗っているチャーシューが違う事を皆さんはご存知であろうか?
先週は普通のラーメンを食した。甘い味付の豚モモ肉を使用したチャーシューが乗っていた。
そして今週はチャーシューメンをオーダー。
チャーシューメンの場合は豚肩ロース使用の醤油味が際立つチャーシューに変わる。何故なんだ?
何故チャーシューメンの時だけチャーシューが変わるのか?
私は普段、チャーシューメンはオーダーしない。
しかし、他の客がチャーシューメンをオーダーする時にチャーシューをわざわざ冷蔵庫から出して乗っけているのを知っていた。吉田家には本当に謎が多い…。
初めて吉田家の社長に出会ってから9年が経過した。
社長の頭もすっかり白いものが目立つようになって来た。
一人で黙々とラーメンを作っている社長に『いつまでもお元気でラーメン作って下さい』と心の中で声をかけた。
そして店を出る時、「いつもすいません。」と社長に声をかけられ店を後にした。
2020/05/31 更新
2003/06 訪問
塩ラーメン
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=4
そしてラーメンがやって来た。
弱い白濁加減を見せるそのスープ。早速すすってみた。
塩ダレのアタック感に先ずは驚く。吉田家のカウンターに座って初めて供される味である。戸惑いや驚きも当然であろう。
いつもはとんこつばかりを食している私であるが、「鶏の美味さも悪くない」と思わせる。
最初の塩ダレのアタック感も2口、3口と飲み進めて行くと気にならなくなり、良い塩梅だ。
麺はいつもの太ストレート麺。
通常、塩ラーメンなどは細麺の方が合うのかと思うが、スープ自体もかなり芯の太い、味のしっかりした印象があるのでそれなりに合っていると思う。
何より、吉田家の麺は私好みなので贔屓目もあるのかも知れないが…
具はチャーシュー、煮玉子、メンマ、のり、ネギ。
チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。
メンマ自体、あまり家系ラーメンに使用される食材ではないので、この塩ラーメンのために特別に用意されたものであろう。
自家製を思わせる味付けだ。
デフォで煮玉子が付くのも特筆すべき点ではないだろうか。
2020/05/31 更新
2001/11 訪問
ラーメン
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=3
最近の吉田家には社長の姿がない。多分、塩尻店に行っているのであろう。
ヒロシが取り仕切る店内はピーンとした緊張感がある。午後13時過ぎの吉田家は非常に混んでいる。
券売機でラーメンとライス(小)を買った私は味薄めで店員のおばちゃんにオーダーした。
席にはまだ付けない私はヒロシとギョロ目君(若い店員)の行動をしばし観察する。ギョロ目君がラーメンを間違った客に持って行こうとする。
「違う!」
ドスの聞いた声でギョロ目君を怒るヒロシ。
そんな光景を見た後にラーメンを食べている客に視線を移すと、誰一人として私語をせず、もくもくとラーメンを食べている。
そこには殺伐とした雰囲気があり、一見さんはさぞ怖いであろう。
私くらいの吉田家通になるとこれは茶飯事であるから気にもならない。
でも席からではなく少し離れた所から観察する吉田家もまた違った感じがしたのが印象的であった。
そして数分後、ひとり、また一人と客が食べ終わり、席に付く事が出来た。ラーメンは直ぐにやって来た。
最近、吉田家でラーメンを食すときはライスを一緒に頼む。
そして、のりをスープ表面の脂に浸し、そののりでライスを包んで頂くのが私の最近のマイブームとなっている。
これは実兄がやっていたのだが、一発で虜になった。
脂の甘味を最大限に堪能する方法であると思う。
やった事のない吉田家ファンの方、お試しアレ!
2020/05/31 更新
2001/04 訪問
ラーメン
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=2
吉田家は家系なので、味の濃さ等を調節出来るのだが、私はいつもデフォルトでオーダーしている。
先日の吉村家の一件もあったので、今回は初めて「味薄め」でオーダーしてみた。
全体的には塩加減が半減されているので、油の甘みが出て更にコクを増す。新しい発見である。
しかし、今回はチャーシューメンにしたので、チャーシューとの相乗効果でクドい後味となってしまった。
薄味にした代償はキレの無い後味となって現れるのである。
そう考えると、「ラーメン・味薄め」が一番美味しいのではないかと言う事に私の中ではなったのだが、皆さんはどうですか?家系ラーメンのオーダー、どのようにしてますか?
2020/05/31 更新
2000/01 訪問
【ラーメン紀行より全文掲載】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?misecode=1&kaisu=1
私を「ラーメン道」へ誘った一杯である。
濃厚なとんこつしょうゆのスープは今までに味わったことのない味。濃厚なスープにぴったりの「生キャベツ」のトッピング。横浜「吉村家」の流れを汲むラーメンである。一度、ご賞味あれ。
※実際の訪問日は1995年11月4日
2020/05/31 更新
【ラーメン紀行より抜粋】
http://ra-menkikou.net/ra-men.php?sitekbn=0&misecode=1&kaisu=7
先ずは小ライスが。そして、ラーメンがやってきた。
先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラを軸にした印象のライトとんこつスープ。
白濁はしているが、そこまで濃厚という訳ではない。
そして表層に浮かぶ鶏油もデフォルトでは量は多くなく、その後の海苔巻きご飯を堪能するには若干少ないかも。
醤油ダレの塩梅は当時に比べると穏やかながら、後半に向うにつれ、やや強めに感じられた。
麺は太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は標準的、加水率はやや高めの印象を受けた。
やや平打ち形状の断面を持ったそれはロットの最終の麺上げだった関係もあり、茹で加減はやや柔らかい。
具はチャーシュー、味玉、生キャベツ、ほうれん草、のり、ネギ。
チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。
味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。ただ、半身に切られて供される。
生キャベツは久しぶり。途中で食べると塩味が抑えられて箸休めになる。