4回
2023/07 訪問
藤沢を愛するミシュランシェフ平山さんの今後の展開が楽しみです
【藤沢・日本料理・日本料理うしお】
以前、藤沢南口でミシュランを獲得した「喰い切りひら山」のオーナーシェフの平山さんが、藤沢北口で日本料理店を再オープンされました。
今はまだ、昼に営業されている和食の出汁を使ったラーメン店にて、夜の時間の予約のみの営業ですが、以前と変わらずというより、以前よりも気持ちの入った本格的日本料理を食べる事ができます
★本日頂いた料理
※色々間違えていたらすみません
○冷し鉢(焼き茄子、蓮芋、蒸し鮑、蒸し雲丹、汲み上げ湯葉、オクラ、ミニトマト)べっ甲餡
○お椀(天然鱧、インゲン、梅肉)
○虎魚薄造り(皮、肝、芽葱)
○天然鱧炙り、イシカゲ貝、花丸胡瓜
○八寸(鯵小袖寿司、枝豆、蛸柔らか煮、丸十蜜煮、穴子八幡巻き、酢取りセロリ、トウモロコシ真丈、鱧帆立文化揚げ、蓴菜)
○甘鯛焼き、カリフラワー酢漬け、きゃらぶき
○茄子オランダ煮、瓢亭卵
○牛肩ロースステーキ、万願寺唐辛子
○食事 トウモロコシご飯、沖縄新もずく味噌汁、水茄子漬
○水菓子(パンナコッタ、白桃蜜煮、ジュレ)
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2023/07/27 更新
【日本料理うしお】藤沢駅北口から徒歩5分、2025年8月に「本格鯛出汁らーめん うしお」からリニューアルオープンしたばかりのこの店は、地元・藤沢の食通を中心に早くも話題沸騰中です!
店主は平山恵介氏。
2009年に藤沢市鵠沼花沢町にて「食い切り ひら山」で鮮烈なデビューを飾り、2011年から3年連続ミシュラン一つ星を獲得。その後、銀座や藤沢での出店を経て、ついに満を持してこの「日本料理うしお」を開店。まさに“集大成”ともいえる一軒です。
コースの始まりは、目にも涼やかな前菜の盛り合わせ。氷と青いつるで飾られた演出は、夏の清涼を五感で味わう趣向。続いて登場した「鱧のお椀」は、淡麗な出汁にふわりと香る柚子、そしてオクラのアクセントが見事。器の涼感も相まって、極上のひと品。
お造りでは、雲丹や金目鯛など贅沢な旬魚がガラス皿に盛られて登場。梅肉、塩、醤油と3種の薬味で味の変化を楽しめるのも粋。特に鱧の湯引きは、まさに職人技の光る逸品でした。
八寸には加賀太胡瓜を器に見立てた趣向が施され、季節感と遊び心が同居。目でも舌でも楽しめます。
焼き物の「太刀魚塩焼き」は、皮目の香ばしさと身のふっくら感のコントラストが絶妙。添えられた柑橘でさらに爽やかに。
締めの釜炊きご飯は、すっぽんの炊き込み。香り立つ湯気、ふっくらと炊かれた米、口いっぱいに広がる旨味。ここに来たらぜひ味わってほしい逸品です。
デザートは、スイカ・マンゴー・スイカのかき氷とココナッツムース。最後まで抜かりない、完璧な締め。
ここはただの和食店ではありません。平山氏の料理哲学と遊び心が凝縮された「体験する日本料理」。肩肘張らず、でも上質な時間を過ごしたい方には特におすすめです。