23回
2017/12 訪問
神奈川NO.1の名酒場
横須賀一の名酒場のぎんじ。
いや、野毛の武蔵屋が閉店してしまった今となっては神奈川一の名酒場だろう。
そんな名店ぎんじは土日祝日が定休日となっているが、唯一第4土曜日のみ営業するのだ。
そして今日はその第4土曜日。
昨年以来の久々の訪問なので楽しみだ。
開店時刻16時の10分前に到着すると既に14名が並んでいた。
久々に来たらしい元ご常連数名がいつから開店前から並ぶようになったんだ?とザワついている。
確かに私も過去何回か第4土曜日の口開けに来たことがあるが行列したのは初めてだ。
定刻通りに暖簾が掛かると行列が吸い込まれていく。
ただ一気に入店はさせないようで、ある程度入店させてオーダー品を出し終えてからまた次数名という感じ。
途中、横入りしてる人がいると思ったら予約客だった。
ぎんじで予約が出来るとは意外で少々驚きだ。
私は開店から10分程してようやく入店出来た。
さてオーダーしたいのだが、まだ店内はバタバタしており6名の女性スタッフ全員が慌ただしく動き回っている。
暫くじっくり待つのが良さそうだ。
そして店内が落ち着いてきた頃、若女将が近くに来たのでホッピー(500円)と湯豆腐半丁(250円)をオーダー。
こちらの名物湯豆腐は生姜の代わりに辛子がペタリと塗られている少々変わったもの。
削りたての鰹節がのせられていて相変わらず美味い。
半丁でオーダー出来るのは私のような一人飲みには有難い。
店内撮影禁止なので写真をご覧頂けないのが実に残念だ。
次のツマミは前から食べてみたかったあら煮(400円)と私の冬の定番である大根煮(350円)をオーダー。
酒は熱燗(400円)にチェンジ。
この熱燗の入った徳利の形がいいんだよなぁ。
あら煮はブリかな?結構なボリューム。
甘辛い味付けに酒が進む。
大根煮は良く煮込まれた濃い茶色のものと煮込みが浅い白っぽいものの2種類。
他のお客さんの大根煮もそうだったのでこの店の仕様のようだ。
やや濃い目の味とさっぱり味のツータイプが楽しめてこれも美味いなぁ。
外では読書をしながら待っているお客さんがいるので席を譲ろう。
今夜はここまで、〆て1900円。
今日も老舗酒場ぎんじを堪能出来て良かった。
次回は私も予約して友人達とぎんじで飲んでみたい。
その時はこれも人気の名物煮込みもオーダーしないと。
2017/12/14 更新
2013/08 訪問
横須賀の名店
【2013年8月再訪】
今日は久々に横須賀に来た。
横須賀と言えば多くの居酒屋があるが
その中でも私の一番のお気に入りは銀次。
銀次はレビューはしていないが昨年の12月以来なので楽しみだ。
引き戸を開けるといらっしゃいませと迎えて頂き
15席あるL字カウンターの中程に案内される。
店は女性4名と刺身担当の男性1名で切り盛りしている。
酒は玉露割り(400円)をオーダー。
お店の人や常連さんはお茶割りと呼んでいた。
お通し(無料)はキャベツの千切りに和風ドレッシングが掛かったもの。
アテはお約束の湯豆腐半丁(250円)をお願いする。
湯豆腐は一丁(400円)もあるが私一人には量が多い。
身がしっかりとした木綿豆腐に芥子がべったりと塗られ
削りたての鰹節がのせられた湯豆腐はもう最高!
久し振りの銀次だがこの店はやっぱり落ち着く。
店内を眺めながら他の客の会話をBGMに酒を飲んでいると
なんだかこのまま店に埋もれてしまいそうな感覚に陥る。
酒を熱燗(350円)に切り替える。
伏見清酒 招徳 酒場銀次 と書かれた徳利で飲む酒は良いなぁ。
アテは一番人気のしこを注文しようと思ったが今日は入荷してないとの事。
いわしがあるというのでいわしの刺身(400円)をお願いした。
生姜醤油が最初から掛けられているところが大衆酒場らしくていい。
いわしは勿論新鮮で脂ものって美味い。
さて、店内が混んできたので席を譲ろう。
今夜はここまで、〆て1400円。
他のお客さんが頼んだあら煮(350円)がとても美味しそうだったので
次回は必ず頂きたいと思う。
久し振りの銀次だったが
いつ来ても変わらぬ古いが綺麗に掃除されたレトロな店内。
一見、常連の分け隔ての無い接客。
そして安くて美味しい肴の数々。
やはり銀次は素晴らしい酒場だった。
【2011年10月】
私は大衆酒場が好きだ。
野毛の武蔵屋、十条の斉藤酒場が大好きだ。
だから横須賀の銀次にもどうしても来て見たかった。
そう思っても職場が東京なのでなかなか来れなかった。
しかし、唯一土曜営業している第4土曜日にやっと来ることができたのだ。
横須賀中央駅からは徒歩5分、すこし分かり辛い路地に銀次はある。
見るからに古そうな外観、ぞくぞくしてくる。
店内に入ると左に10人強座れるL字カウンター、右は4人掛けテーブルが3つ、
奥には小上がりがあり、4人席が1つ見えたが、もっと席はあるのかもしれない。
店員さんは男性1人、女性が3人。
開店から2,3分しか経っていないのに店内はすでにほぼ満席。
入ってすぐ右側の4人テーブルが空いていたので連れと座ろうとしたら、
カウンター奥に2名空いているとのことでそちらへ。
取り敢えずホッピー(450円)で乾杯。
グラスは冷えていないので2冷ホッピーだ。
お通しはキャベツと高菜の漬物。
あらためて店内を見渡すと本当に古いことが良く分かる。
しかし、しっかり掃除されているので気持ちよく飲める。
照明も電球なので落ち着くねぇ。
さて、肴は定番の湯豆腐(400円)・・・生姜でなくてカラシがぬってあり、鰹節もちゃんとその場でかいたものだ。美味い。
煮込み(300円)・・・はじめて食べる味の煮込み。セロリが利いて薄いカレー味。美味い。
かつお刺し(600円)・・・脂がのっていて臭みまったくナシ!美味い。
しこ(450円)・・・かつおが美味かったのでまた魚。これもねっとりとして臭みまったくナシ!美味い。
厚焼き玉子(300円)・・・甘さ控えめ、作り置きなので冷たいのがちょっと残念。
この店の凄いところは注文すると直ぐに出てくるところ。
店員さんはみんなテキパキとして気分よく飲めるのだ。
美味い肴の写真を撮りたかったが、撮影禁止らしいので画像はないのだ。
玉露割り(400円)と燗酒(350円)を貰って更に気分がよくなってきた。
ふと入口付近を見ると、はじめに座ろうとした4人席テーブルに
20代と思われるギャル2人、向かいには1人客のお父さん。
あ~ 残念。まぁ、こんなものさと今日はここまで。
開け放たれた窓から気持ちよい風が入ってきて、
飲むほどに初めて来たとは思えないほどリラックスして飲めた。
名店である。
2013/09/20 更新
今日は友人達と総勢4名で横須賀にはしご酒にやって来た。
一軒目は神奈川を代表する名酒場の銀次。
ゴールデンウィーク初日のこの日は第4土曜日で
土日祝日休みの銀次が唯一営業している土曜日なのだ。
開店時間の16時に店に向かうと大行列しているかと思いきや3名しか並んでいない。
元号が改まる事により史上初のゴールデンウィーク10連休となった今年は
旅行に出掛けたり帰省した人が多いのかも知れない。
我々は念の為予約を入れて4人用テーブルを押さえておいたがその必要は無かったな。
ただそれでもオープンして間もなく8割ほどの席は埋まっていたけれども。
先ずは乾杯。
私はホッピー白(500円)をチョイス。
お通しは漬け物。
ツマミは私以外の3名が初銀次なので名物の湯豆腐と煮込みは頼まないといけない。
湯豆腐半丁(250円)、煮込み(300円)、あら煮(400円)、
そしてしこは今回も無かったので代わりにこはだ(400円)といわし刺身をオーダー。
湯豆腐には生姜ではなく辛子が塗られ、煮込みはカレー風味がする銀次オリジナル。
あら煮はボリュームがあり、こはだといわし刺身はとても新鮮で美味い。
その後は酒を熱燗にスイッチしアジフライや鳥の唐揚げなどの揚げ物を堪能しながら2時間飲んだ。
だいぶいい感じに酔っ払って来たところでお会計。
一軒目からちょっと飛ばし過ぎてしまったのは
銀次の旨い料理と妙に落ち着く雰囲気がそうさせるのだ。
やはり銀次は素晴らしい。
ご馳走様。