レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2012/04訪問 2016/05/05
福岡県久留米市久留米インター近く、流通団地や商業施設が混在する地区の立地となります。インターの大通りより一本奥に入った通りの交差点角にひっそりとありますが、前面の駐車量を見ると人気店であることがすぐ分かります。
初めての訪問はもう数年前で当時はそれほど有名では無かったのですが、食したときの驚きは今でも鮮明に覚えています。自分のなかでは基山町の丸幸が不動の1位であれば、2位はここ八です。いろいろ食べましたが、まだこの順位は覆りません。
久留米はとんこつラーメンの発祥の地ですが、このお店は現在あるラーメン店の中でも指折りの濃厚とんこつが楽しめます。どろっとしたとんこつスープはまったく透きとおってなくて色は白濁です。やや細麺ですが固さのオーダーも可です。しかも嬉しいラーメン¥480!他地区でもこの価格を見習って欲しいものです。狭い店内は休日は並びができ待たされることもありますが、待つ価値あります!床が油で少しべたつきますが本格とんこつ店の象徴です。
3位
1回
2012/04訪問 2014/03/06
福岡県八女市の国道3号線沿いにあるラーメン店です。本店もわりと近くにあるのですが、立地の関係上コチラの支店のほうが良く目立ちます。店内は昔ながらのラーメン屋で、コンクリの土間にカウンター、店内はとんこつ臭が充満しています。昔ながらの久留米ラーメンのお店ですね(少し綺麗にした丸星ラーメンといえば分かりますかね?)。
本店のほうで何度も食したので、味については事前に確認していましたが、本店より少しとんこつ度を抑え目と思いますが、それでも他店に比べると明らかに濃いです。とろとろの白濁とんこつで、ラーメン食った!という感じを十分味わえます。スープを飲むとのどが渇く、これが久留米ラーメンの醍醐味です。セットが無いのですが、単品¥500¥。餃子¥300なので、バラで注文でも他店セット価格程度となります。麺の固さは注文すれば指定できるようです。具はメンマ・チャーシュー・のりです。
久留米市から国道3号線を下っていくと福岡県最後(3号沿線ですが)の久留米ラーメン店となると思います。八女市を越えると熊本県に入るのですが県境を境にラーメンの味が大きく変わるのも面白いですね。
4位
1回
2012/01訪問 2015/02/16
熊本市の中心部:下通りにあるうどん店です。とても古い店構えで初めての人は中々お店の場所が分からないかもしれません。下通りのダイエーと市役所の間の路地にひっそりあるお店です。
このお店は熊本市民のうどん好きには割りと有名なお店らしいです。お店の存在は知っていましたが今回始めての訪問です。
路地の1階にあるお店の扉を開けると昔ながらのうどん屋といった感じの店内で、入口横でうどんの麺をたたいて切っているようです。自家製麺のようですね。
自分はうどん屋では必ずごぼう天うどんを注文するのですが、ココのごぼう天は厚切りで地元のうどん店と同じで懐かしい感じがしました。熊本は細切りのかき揚げのようなごぼう天が多いのですが、ごぼうをスライス状に切ったごぼう天とても満足です。
しかしこのお店で1番気に入ったのは麺で、やや細めのうどんでコシが非常にある!点です。スープもやや甘めで熊本に来てようやくお気に入りのうどん屋をみつけたといったところです。
店内はあまり広くないですが、近隣のサラリーマン等には穴場なお店のようでお昼時は混んでいるようです。
チェーンのうどん屋が増えてきていますが、がんばって欲しいですね。
5位
1回
2012/03訪問 2016/05/11
熊本駅(白川口)より右手へ向かい宿泊施設が並ぶ二本木地区にある熊本ラーメン古参のお店です。このお店のすぐ近くに超有名店の黒亭があり、その影に隠れている印象はありましたが個人的に今まで食べた熊本ラーメンというくくりでは1番推しのお店となりました。
市電/二本木口より歩いていくとがやがやと黒亭に並ぶ観光客の行列ができていますが、その列を眺めつつ少し先に良くとこのお店はあります。ラーメンの赤いのぼりが目印で、店構えは古い昔のラーメン屋です。扉を開けるとカウンター×5と畳テーブル×2あり、やや狭い店内で老夫婦+息子さん?でお店をされているようです。壁には有名人等が訪問したであろうサイン色紙が複数飾られていて昔からの有名店であることを印象付けられます。
肝心の味ですが、具に関してはやや太めの麺に焦がしニンニク+キクラゲ、やや集めのチャーシュー2枚にのりがついていて、熊本ラーメンの基本的な盛り付けです。麻油はあまり使用していないようで、黒さがそれほどでありません(←個人的に麻油はあまり好きでない)。スープは熊本本流の味です。出てきたときは少し澄んでいる感じでしたが、少し麺をすくうととんこつの脂が混ざりまたたく間に濁りの濃いとんこつスープとなりました。多くの熊本ラーメンが食してしばらくするとのどが渇く感じがしますが、このお店のはそれが無くおそらく塩分は少ないのかもしれません。味千系よりやや濃い目というのが分かり易いたとえですかね?
価格帯は熊本ラーメン基本の¥550。セットは¥700ですが内容は分かりませんでした。出前もされているようです。
お店の方も良い意味で昔風のラーメン店で応対が良く、帰りにはドアまで開けてくれました!こういう心遣いは大事ですね。
久留米ラーメンに育てられた自分はなかなか「また行こう!」という熊本ラーメン店に出会いませんが、ここは再訪リスト入りとなるお店で、ようやく熊本ラーメンのお気に入りを見つけられたというところですね。帰りにまた例の行列を眺めながら「この先にも良い店があるよ」と教えてあげたいと思いましたが、気軽に行けるように今後も今ぐらいの繁盛であってほしいものですね。
6位
1回
2012/01訪問 2016/08/08
熊本市より山鹿市に向かう国道3号線沿いにこのお店はあります。道路から良く見える【うわさ】の店名が以前より気になっていました。駐車場はトラックも止められるよう広々です。
お店に入るとなんとも昭和な食堂といった感じです。コンクリートの床に不ぞろいなテーブルが並んでいます。座るとレジのほうよりおばあちゃんが注文をききに来ます。他の客さんは地元の人とトラックの運ちゃんのようです。
以前熊本県のHPで山鹿地区の食事処としてこのお店のちゃんぽんが紹介されていたので今回迷わず注文。「ごはんはいらんね~」とおばあちゃんも中々やさしい感じです。
ちゃんぽんは家庭的な感じ、というのが印象です。キャベツやニンジンなどは不ぞろいに切ってありますが量は多く、かなりの野菜が摂取できそうです。しかもにんにくがかなり使用されているようで香ばしい匂いが食欲をそそります。スープは意外ととんこつ薄めで、食後にのどが渇くことも無いです。麺は通常サイズです。
このお店のちゃんぽん意外な穴場でした。お気に入りリストに追加です。
7位
1回
2012/11訪問 2012/11/11
広島市、広島駅新幹線改札口内の食事処です。改札内ですので、新幹線を降りて利用できます(改札を出なければ切符は有効のままです)。うどんや丼物に加えて、カキフライやカキうどん。カキ丼など広島名物カキを使用したご当地グルメが味わえます。
店内はカウンター席メインですが、4人掛けテーブルも2つあります。
カキ丼(¥800)をいただきました。値段は観光地価格だなぁと思いましたが、味はとても美味です。久々にヒットした逸品になりました。カキってこんなに甘いんだ、と改めて実感できます。5個のぷっくりしたカキ(煮てあります)が親子丼の味付けでとじてあります。駅内の店でもこれだけの味を出せるとは、広島侮りがたしです。
ちなみにノーマルメニューも豊富でうどんや各種丼物があります。また、残念ながらお好み焼きはありません。
8位
1回
2012/02訪問 2016/07/26
大牟田市郊外の幹線県道沿いにあるお店です。この通りには複数のラーメン店がありますが、このお店は駐車場が広く利用しやすいです。カウンター席+テーブル+座敷席と広々な店内で、家族利用も多かったですし、マンガ・新聞も多数ありサラリーマンの利用もしやすいお店です。
外の看板には中華飯店とあるだけに、ラーメンだけでなく、焼き飯・餃子を注文する人も多いようで、店内から見える調理場では大きな中華鍋を振るいながら焼き飯の良い匂いとカンカンという中華鍋のリズム感の良い音が響いています。
今回は朝食が遅かったのでラーメンを注文しました。このラーメンがこれぞ大牟田ラーメンといった内容(やや中太の麺+白濁スープ+海苔+チャーシュー)でした。やや特色なのが、脂の塊が他店よりはっきり入っていて、とんこつ臭も抜群!です。ネギもやや太めのネギを使用していて苦味がとんこつにマッチしています。大牟田ラーメンの代表店(大牟田駅前付近)よりもとんこつ度は高いようです。
価格面もお店の努力を確認できる、¥460です(一般的な熊本ラーメンより100円ほど安い。大牟田ではこの価格帯が一般的)。
接客もよく、威勢の良い挨拶が好感ですね。
このお店は同名で店舗がいくつかあり、暖簾分けでしょうか詳細は分かりませんが他店も訪問してみたいと思いました。次回はもう少し腹が空いてるときに訪問し、セットで餃子や焼き飯を頼んでみたいと思います。
9位
1回
2012/11訪問 2015/06/09
福岡市博多区、キャナルシティ博多より程近くの通り沿いにあるうどん屋です。博多のうどん好きに限らず多くの人が知る超有名なお店です。有名店だけに、開店と同時に結構込んでいます。
博多のうどんは麺が柔らかいのが特徴です。讃岐うどんのようにコシはありませんが、やや細めの麺にだしが染みて美味しいと思います。スープは甘めの味で、かつおのよい香りがします。ごぼう天うどん(\500)のごぼう天はかき揚げタイプでした(福岡ではスライスタイプが多いような気がしますが)。他のメニューでしめじとじうどん、めんたいうどん等々めずらし系も多いです。きざみネギがテーブル上においてありかけ放題なのも福岡ではよく見かける光景です。
福岡では一押しのうどんですが、お昼は相席は当たり前の混み具合ですので、ゆっくり味わいたいなら時間をずらすなどが必要です。
10位
1回
2012/05訪問 2015/10/25
熊本県五木村の道の駅「子守唄の里五木」の隣に併設するそば店兼とうふ等のみやげ物店です。五木村は周囲を九州脊梁山地に囲まれる山深い山村であり、平家の落人の里の伝承もある隣接の五家荘地区とあわせて九州に残る数少ない秘境です。このお店のある五木村頭地地区にたどり着くまではひたすら山・山・山です。
このお店のレストランは店舗2Fにあります。外の庭伝いに2Fに入口がありますが、1Fの五木とうふ店からも入れるようです。店内は広くしかも木を基調としたやさしい雰囲気で、しかも新しいです。一番の推しは外に向かった席で、抜群のビュースポットとなります。その窓からは川辺川の侵食で削られた深い谷と谷あいにある集落を眺めることができ、「秘境に来たな」という感じになれます。
メニューのほうはシンプルでそばメインです。価格も観光地の割りに安価設定¥650~もあり、またうどんもあるようです。また一品料理として五木とうふなどもあります。
今回頂いた、「なんでんかんでん(=何でもかんでも)そば」はタイトル通り、かしわ・牛肉・五木あげ・五木とうふの4種が贅沢にのった温そばです。麺は1.5倍とのこと。プツプツと切れるのでそば度は高いようです。ちょっとあっさり系スープですが、五木とうふが入っていて満足でした。
訪問に際しては交通が難所です。各方向より道路が通っていますが、いづれも山深い峠道を経由するので、運転には細心の注意が必要です。人吉市からの国道445ルートと氷川町宮原からの大通越ルートが比較的整備されておりお勧めします。美里町砥用方面からの国道445ルートは車での通行は二本杉峠が非常に狭い為運転に自信のある方のみにお勧めします(バイクなら余裕です)。
熊本市中央区の九品寺交差点の電停より産業道路を少し渡鹿方面へ進んだところに立地しています。北九州銀行熊本支店の横です。このお店は2Fが雀荘となっていてそちらの看板ばかり目立ち、1Fに定食屋があると知ったのは最近です。店内はカウンター席とテーブル席が少しでやや狭く、昔ながらのラーメン店という印象です。メニューが壁面に張られていますが、価格が安い!定食は基本¥600~700で、ランチメニューで日替わり¥480という価格破壊メニューもありました。
定食に惹かれましたが、ラーメンがあるということであり、ラーメン半炒飯定食¥550を注文。この価格でも熊本では十分安いです。正直味にはあまり期待していなかったところも有りましたが、これがびっくり、ハマる味でした。熊本で食べたラーメンの中で一番の濃厚スープです。少し魚介系の風味も有りましたが、久留米と熊本を融合したような味です。食後にしばらくしてスープをすくうと脂分が固まっています。久留米ラーメンではよく体験できるスープ脂の塊を熊本では初めて見ることが出来ました。
セットのチャーハンは上に乗ったベニショウガがアクセントになっていますが、ノーマルな味です。少し油多いかな?
隣の席の人が定食を食べていましたが、量も多そうでサラリーマンのお昼には良さそうです。店内にはOLさんの姿も有り、近隣のビジネスマンにはご用達な店なのかもしれません。