2回
2023/04 訪問
湯島の「阿吽」を超えたマイベスト坦々麺
数々の坦々麺の名店と呼ばれる店で食べたけれど、これまで湯島の「阿吽」がずっと1位に君臨していました。しかしこの店はあっさりとそれを超えてしまいました。
ここの坦々麺は味的にどこか突出した特徴があるわけではないのだけれど、とにかく単純に美味しい。口に含むと脳が喜んでいる感じがする、数少ない料理。ガンガン箸が進んであっという間に食べてしまうような坦々麺は初めてです。難しいことを考えずにとにかく食べればわかるよ、としか言いようがない。
太肉坦々麺1,250円と汁なし坦々麺1,050円を二人で分けて食べ比べました。辛さは「中辛」は「少し辛いくらい」で、「大辛」は「辛いものが好きな人なら大丈夫」と書いてあったので「大辛」を選択。大辛でも額から汗が出るほど辛くはありませんでした。でもどちらかと言うと汁なしの方が辛い印象でした。
どちらも共通しているのはこの唯一無二の大麦を練り込んだ麺。席の横に大量に冷蔵されている麺が見えたのだけれど、細くて灰色でまるで日本そばみたいでした。担々麺、特に汁なしは太麺が多いので一瞬不安はよぎりましたが、そんな心配は無用でした。ヘルシーな感じで、麺自体の味わいもよく、汁によく馴染みます。担々麺独特の唇にまとわりつくような食感もたまりません。
汁ありも汁なしもそれぞれの旨さがあって、甲乙つけがたい。汁ありの太肉は絶品でスープは飲み干すほど美味しい。汁なしの挽肉はたっぷりでこれも実に美味しい。次回来る時は悩みそうです。
2023/11/17 更新
初訪問から約3ヶ月ぶり。またここの坦々麺を食べたくてうずうずしていました。何か突出した特徴があるわけではないので、どこがどう美味しいかうまく説明できないのだけれど、とにかく官能的に抜群に美味しいとしか言いようがない。
猛暑なので汁ありではなく汁なし。前回は大辛だったけれど、今回は中辛。中辛の方がきちんと味わいながら食べられる気がします。
ここの汁なしは、炒飯と一緒に出るような中華スープが付くのだけれど、これが箸休めになってなかなかよい。ラーメン系とビールは基本的に飲まないのだけれど、ここの坦々麺にはビールがよく合います。また来ます。