24回
2021/09 訪問
晩夏のお料理を愛おしむ
お椀「山口の甘鯛と翡翠茄子に青柚子」
素敵なお椀
お椀「山口の甘鯛と翡翠茄子に青柚子」
昆布醤油と塩でいただくお造り
お造り「横須賀の黒むつ焼き霜・利尻の鮃・長崎の白烏賊」
焼き物「郡上八幡長良川の天然鮎炭火焼、丸十レモン煮、酢取り茗荷」
八寸「叩きモロヘイヤにモズク酢・鰊と茄子の冷やし煮・徳島のモズクガニコロッケ黄身酢添え・佐島の蛸柔らか煮・富津のカマス棒寿司・ミニトマト甘酢漬け・だだちゃ豆塩ゆで」
そば「叩きオクラの冷やがけ手打ち蕎麦」
中身は?
煮物「淡路の鱧、鱧子と石川小芋の玉子〆」
お肉「山形牛カイノミの低温調理炭火焼き」
「北海道のトキシラズ、玉蜀黍、万願寺唐辛子の炊き込みご飯」
香の物
ご飯
赤出汁
◇デザート「だだ茶豆のアイスクリーム黒蜜がけ」
2021/09/08 更新
2021/07 訪問
ほっこり銀鱈ランチをいただきました
食べ友さんをお誘いして訪問しました。
この日は鯛茶漬け御膳に銀鱈付き(2500円)をいただきました。
かき揚げは大好きな玉蜀黍!
煮物は大根・南瓜・茄子・鶏つくねなど。
鬼おろしを添えたふっくら厚焼き玉子もさることながら、
大好物の銀鱈の粕漬に炊き立てのご飯が進みます。
分厚く切られた鯛でいただく鯛茶漬け。初めはそのまま。次にお茶漬けで。
相変わらずの美味しさです。
食後はグレープフルーツのジュレ掛けと、写真を撮るのを失念しましたがアイスコーヒーをいただきながら和みます。
食べ友さんにも満足いただけた様子。
次回の訪問が楽しみでなりません。
2021/07/31 更新
2021/07 訪問
滋味あふれる素材を洗練された日本料理に織り成す
梅雨明けを間近にして今期の仕事がひと区切りついたので、ひとりでこっそり打ち上げランチ。
先月いただいた鯛茶漬け御膳が美味しくて、コースのお料理にも興味津々でした。
夜の椿コース(13200円、税込み+サ)を予約のうえ、訪問です。
今回は迷わずに到着出来ました。大沼さんが柔和な笑顔で迎えてくださいます。
お料理は以下の通り。
◇「玉蜀黍豆腐」
酢橘のジュレがかかっています。雲丹と枝豆をあしらって。ふんわり甘い玉蜀黍豆腐を酢橘の酸味の効いたジュレが引き立てます。見た目も涼やか。
◇お椀「鱧・秋田の蓴菜・冬瓜」
なんていいお出汁なのでしょう。鱧には梅がちょこんと乗って。薄くスライスされた冬瓜も優雅です。
◇お造り「伊佐木(長崎)・障泥烏賊(佐島)・鰯(銚子)」
昆布醤油と藻塩で一切れずついただきます。伊佐木は焼霜造り。烏賊の甘いこと。鰯は脂が乗っています。
◇焼物「鮎の塩焼き」
鮎は長良川の天然鮎。30分焼いて、頭から骨までがぶりと。丸十の檸檬煮、酢取茗荷を添えて。
鮎、美味です。天竜川のものとはまた違った美味しさがあります。鮎もさることながら、蓼酢がいい。伺うと、土佐酢を用いていらっしゃるとか。あまりの美味しさに、飲み干してしまいました。
◇「酢橘蕎麦」
二八の手打ち。滑らかないいお蕎麦です。先日いらしたマイレビュアー様が絶賛されるのも納得、お出汁も飲み干しました。
◇八寸「じゃこ山椒と甘長唐辛子の炊いたもの・天然鰻のうざく・鱧寿司・鱧の卵の煮凝り・ミニトマトの甘酢漬け・玉蜀黍のかき揚げ・枝豆のすり流し」
使われているお野菜は山形のお父様が作って送ってくださるのだそう。枝豆のすり流し、枝豆のみと思えないクリーミーさがあります。好物の玉蜀黍のかき揚げ、甘い。天然鰻は徳島海部川のもの。流石、天然は美味しさが違います。
◇「身欠き鰊と加茂茄子の炊いたもの」
大好物身欠き鰊はふんわりと柔らかく。鰊のいいお出汁を吸った加茂茄子も蕩けます。
◇「炊き込みご飯・赤出汁・香の物」
壹岐の穴子とぜんまいの炊き込みご飯です!ふっくらした穴子は焼いてご飯の炊きあがりに蒸らすそう。ぜんまいまさしく滋味です。刻んだ芽ネギがたっぷりと。思わずお代わりする美味しさ。残りは持ち帰らせてくださいました。
赤出汁は青海苔、香の物に使われている民田茄子は山形の地野菜とのこと。
◇デザート「パッションフルーツのアイスクリーム」
ソルベではなく、アイスクリームなんですね。さっぱりと、でも味わいも濃く。素晴らしいひと品。
山形から送られたお野菜や山菜、各地のお魚を丁寧にかつ洗練されたお料理に仕上げていらっしゃいます。私は大沼さんのお料理がとても好みだということがよくわかりました!まだ感動の余韻に浸っています。ぜひまた伺います。
まずは生ビールで
玉蜀黍豆腐
蛍柄のお椀
鱧と蓴菜と冬瓜
お造り3種
藻塩と昆布塩で
八寸
天然鮎
酢橘そば
磨き鰊と加茂茄子
炊き込みご飯!
香の物と赤出汁
炊き込みご飯
パッションフルーツのアイスクリーム
2021/07/13 更新
2021/06 訪問
ランチに絶品、鯛茶漬け御膳をいただく!
マイレビュアーさまのレビューを拝見して気になっていました。
週に1度の半日勤務を利用して伺ったこちら、完全予約制です。ところが!赤坂で迷子になってしまい、到着が予定を30分以上遅れてしまうという大失態。駅から3分という距離なのに。到着時間に合わせて炊き立てご飯を用意してくださっていたご主人、申し訳ありません…。
さて、ご主人を前にしてカウンターに座り、鯛茶漬け御膳(1800円、税込み)をいただきました。
以下、内容です。
◇焚き合わせ「こんにゃく・鶏団子・大根・南瓜・スナップエンドウ」
鶏団子のいいお出汁が。思わず飲み干してしまいます。
◇天麩羅「ヤングコーンと春菊」
大好き、春菊の天麩羅。塩味がついています。さくさくと軽やかに揚がっていて。
◇出汁まき玉子
お出汁が染み出る、ふっくら出汁まき玉子。添えられたかなり粗い鬼おろしと一緒にいただきます。
◇ご飯
せっかくの炊き立てでしたのに。でも美味しい!お代わりして2膳いただきました。
◇鯛茶漬け
新鮮なぷりぷりの鯛を目の前で切ってくださいます。量もたっぷりあります。特製の濃厚なタレとおろしたての山葵がまた鯛を引き立てます。1膳目は、鯛をそのまま、漬けとしていただきます。
2膳目は熱々のお茶をかけて。鯛の身が見る見るまに縮み、さらさらといただけます。
◇デザート「グレープフルーツの白ワインジュレがけ」
このお値段でデザートまで!丁寧な仕上がり。ひんやりフレッシュなグレープフルーツに白ワインのジュレがかかっています。
最後に熱いほうじ茶をいただいて。ご主人は気さくな方。早稲田の松下にお勤めの頃のお住まいが拙宅のご近所だった模様。思わずご近所話で盛り上がります。日本料理のお店のお話など、いろいろなお話をしました。次回はぜひ、懐石のコースをいただいてみたいと思います。
2021/06/16 更新
こちらのお食事会に参加させていただきました。
ご案内をいただいたときは嬉しくて小躍りしてしまいました。「また大沼さんのお料理がいただる!」どこかほっとする、大沼さんのお料理に魅了されています。
初めてお目にかかる方々ばかり。ですが、とても和やかで寛いだ時間を過ごすことが出来ました。
幹事様のきめ細やかなご配慮と、参加された皆さまのおかげ。そして大沼さんのお料理ゆえかもしれません。
いただいたのは椿コース(13200円)+お肉追加(2200円)です。
◇先付け「馬糞雲丹と無花果天の白味噌田楽」
目の前に盛られた立派な無花果。これが天ぷらになるとは!熱々の無花果にぽってりとした白味噌の甘みの優しさ。馬糞雲丹が添えられ。素敵なスタートです。
◇お椀「山口の甘鯛と翡翠茄子に青柚子」
炭焼きにした甘鯛はふんわりと。翡翠茄子が美しいです。複数使用された昆布と節からはいいお出汁が。
◇お造り「横須賀の黒むつ焼き霜・利尻の鮃・長崎の白烏賊」
いつものようにお塩と海苔醤油が用意されます。何と脂ののった黒むつ。平目は縁側も添えられ。甘みの強い白烏賊。
◇焼き物「郡上八幡長良川の天然鮎炭火焼、丸十レモン煮、酢取り茗荷」
名残の鮎ですね。じっくり焼かれた鮎は頭からがぶりと。土佐酢を使った濃い蓼酢も相変わらず美味。
◇八寸「叩きモロヘイヤにモズク酢・鰊と茄子の冷やし煮・徳島のモズクガニコロッケ黄身酢添え・佐島の蛸柔らか煮・富津のカマス棒寿司・ミニトマト甘酢漬け・だだちゃ豆塩ゆで」
美しい八寸の彩り。皆さん絶賛していらしたモズクガニのコロッケがやはり印象に残っています。
コロッケにはカニの身がびっしりと。大変な手間だと思います。殻に添えられた黄味酢もよく合いました。
◇そば「叩きオクラの冷やがけ手打ち蕎麦」
大沼さんの手打ち蕎麦は本当に美味しいです。つるりとひと口で(笑)
◇煮物「淡路の鱧、鱧子と石川小芋の玉子〆」
初めていただきました。濃厚な旨味を湛えています。お出汁も飲み干します。
◇お肉「山形牛カイノミの低温調理炭火焼き」
美しいお肉です。食感はさくさくしています。適度な脂がいいですね。御殿場の山葵を添えていただきます。
◇お食事「北海道のトキシラズ、玉蜀黍、万願寺唐辛子の炊き込みご飯」・赤出汁・香の物
色鮮やかな炊き込みご飯。それも大好きな玉蜀黍入り!余ったご飯はお土産にしていただきました。翌朝温めて。前夜のお味と楽しい記憶が蘇ってきました。
◇デザート「だだ茶豆のアイスクリーム黒蜜がけ」
山葵?枝豆?いただくまで秘密です。だだ茶豆のアイスクリームでした!ミルキーで優しい味わい。
行く夏を惜しみつついただく素晴らしいお料理の数々でした。
いい時間を過ごさせていただきました。
そして、伺ったばかりでもう再訪したい。不思議な魅力を湛えたお店です。