16回
2023/11 訪問
面白い中華風オムライス
今回はオムライスをいただきました。
中華でオムライス?という疑問ももっともですが、
材料は天津丼とほぼ同じ、海老チリで使うトマトソースもあるしで、
メニューに入っていてもおかしくはありません。
内容はトマトソース入りの炒飯にふんわり卵を載せた感じでしょうか。
面白い取り合わせのオムライスですし、標準サイズのボリュームはポムの樹より大きめとコストパフォーマンスもよい。
大井町のブルドックのオムライスのような、量だけの残念さもなし。
バターをたっぷり使ったオムライスと違って中華風味なので、
唐揚げをトッピングするともっと俵飯らしくなりそう。
俵店長によるとオムライスは面倒で忙しいときはきついらしいので、
今後はほどほどに注文することにします。
2023/11/19 更新
2023/11 訪問
魅惑の生姜チャーハン
かけ飯をいただくことが多いのですが、今回は久しぶりに生姜チャーシュー炒飯と半ラーメンをいただきました。
高知産生姜の風味がしっかり生きているのは、すりおろしでなくみじん切りであること、量をたっぷり使っていること、そして俵店長の技のおかげです。
ラーメンのベースとなる生姜スープにも生姜がしっかり効いており、冬場にはありがたい。このスープがあるから俵飯に通います。
またお邪魔します。
2023/11/11 更新
2023/05 訪問
こぼれない美学
今回はネギレバと油淋鶏の合い盛りをいただきました。
テレビやYoutubeでよくやっているようなこぼれの美学の盛り方では、下皿から落ちてしまう具材があるのはもったいないですし、大きい丼で素早く安心して盛り付けできる、こぼれない美学のほうが共感できます。
味は安定のおいしさ、このネギレバは他では食べられません。
またお邪魔します。
2023/06/02 更新
2023/04 訪問
エビチリもあっさり
今回の俵飯はエビチリ飯、肉増しで注文しました。
肉増しは豚バラが増量され、エビを増したいときはエビ増しと注文するのかな。
味は他の中華屋さんと比べるとあっさりとしており、辛味はあまりなく日本的です。
油淋鶏などの揚げ物爆盛りに慣れてしまうと、エビチリなどのあんかけはボリュームが控えめに感じてしまいますが、具材だけでも他のお店の1.5倍はあるので、足りなくなることはない。
俵飯を濃い味ドカ盛りのお店と言っている人がいたら、本当に食べたことあるのかと疑うべきでしょう。
またお邪魔します。
2023/04/29 更新
2023/04 訪問
トロトロの揚げバラチャーシュー
今回は、SNSメニューの揚げチャーシューとうま玉子焼き飯をいただきました。
YouTubeでこのメニューが発表されたときは、チャーシューとうま玉子焼きのみのメニューでしたが、実際に提供されるのはさらにチャーダレで炒めた豚バラが盛られます。
※この豚バラは一ヶ月限定の無料特典のようでした。
味は甘辛で日本的、生姜の香りはしっかり生きています。
すべてチャーダレ味なので少々単調になりそうなので、このメニューに関してはご飯を多めにするのが良さそう。
俵飯は100円で容器を買うと、残りを持ち帰りにできます。これはむしろ、100円で俵飯が2回楽しめるともいえるでしょう。
無理して完食せず、半分持ち帰るのもありかなと思いました。
2023/04/09 更新
2023/01 訪問
絶妙な塩ダレ
今回の俵飯は、揚げチャーシューの塩ダレ飯にしました。
チャーシューは揚げといっても唐揚げのような衣をつけておらず素揚げなので、脂っこさはほとんどありません。
名物の鶏からニンニク塩ダレ飯と違って脂が控えめなのと、タレにニンニクを使っていないことで後味が良い。
塩ダレの塩加減が絶妙であり、生姜スープのベースも相まって、タレだけ口にしても品があることがわかる。
チャーシューのうまさは元より、比較的さっぱりしたメニューであることも、食べやすさの一因である。
また訪問します。
2023/01/22 更新
2022/12 訪問
チャーシューのリアリズム
Snsメニューの揚げチャーシューのチャーハンを頂きました。
俵飯のチャーシューは大ぶりなだけでなく、リアリズムがあります。単純に厚切りにすればリアルな豚バラ肉を感じられるのではない。
肉部と脂身が交互に挟まれている切り方と仕込みの腕によって、均質なハムのようでない、豚バラの形がリアルに現れます。
揚げチャーシューは炙りチャーシューに近い発想でしょうが、ここまで大ぶりのチャーシューでは炙ったところで中まで温まらず、揚げる選択をしているのでしょう。俵飯は訪れるたびに発見があります。
お店に対して気になることは…
現在は外で待っていても席が空いたのかわからないので、声掛けや待ち状況がわかる仕組みを導入してほしい。
中華なので油を多用するにせよ、卓上調味料の周りやピッチャーは油汚れを掃除できるはず。
これらに対して、俵店長は学生バイト店員にもっと細かく教育するとよいと感じます。
経験の少ない学生バイトでも、テーブルは隅々まで拭くとか、外で待っているお客さんに挨拶するとか、そういう細かい部分が改善されれば、お店の清潔感やサービスレベルはもっと上げられます。
食べ物以外の部分の今後の改善にも期待して、また訪問します。
2022/12/25 更新
2022/12 訪問
エビと玉子のマリアージュ
何度となく通っている俵飯、今回はsnsメニューのエビチリ木須肉飯をいただきました。
エビチリと木須肉が果たして合うのかと思ったら、まったく心配なし、エビの香りと玉子の甘味が絶妙に絡み合います。
それを支えるのは俵飯特有の生姜入り鶏ガラスープの力があってこそ、次回の訪問が楽しみです。
2022/12/20 更新
2022/12 訪問
上質な麺と飯とスープと
何度も通っている俵飯、行くたびにいろんな発見があります。
極上ネギレバ飯とチャーシュー、半ラーメンをいただきました。
鮮烈なレバー、奥深いチャーダレ、甘さを強く引き出したネギ、生姜の出汁が効いた鶏ガラスープ、柔らかく煮込まれた豚バラチャーシュー、どれも品質に抜かりなし。
ラーメンにした鶏ガラスープは、単品スープと比べると少々醤油が濃いめ、麺を入れるなら当然なのですが単品と比べると新たな発見がある。
単品では味が薄いと感じがちなこのスープ、醤油を濃くするとむしろ、単品スープの方がバランスが良いと感じる。次回は、米の量は普通でいいのでこの単品スープを増やして頼みたい。
俵飯はデカ盛りでも有名ですが、量を食べる必要はなく、じっくりと料理をいただきたい。
こちらは量を頼む人が多いおかげで回転は遅く、注文待ちや配膳にはどうしても時間がかかります。
わずか7席のお店でも結構待ちますから、これ以上規模を大きくするとお店が成り立たないでしょう。
それを甘んじて受け入れて、作りたてを届けたいという俵マスターの思いは立派と思います。
そのおかげか、いつもお店がいっぱいなのが、ただのデカ盛りのお店とは違うところでしょう。
2022/12/11 更新
2022/10 訪問
魅惑の高知産生姜
以前から気になっていた俵飯の炒飯、しかも高知産生姜と自家製チャーシューを使っているという。
チャーシューは前回たっぷりいただきましたが、生姜が効いた炒飯は未経験でした。
こちらは生姜が効いた鶏ガラスープがいただけるのが特徴で、それもお気に入りです。
さて生姜チャーシュー炒飯、たしかに香りのよい生姜が効いており、塩気は控えめ、炒飯としてはあっさりしています。
自家製チャーシューのパワーと生姜の底力が相まって絶妙なバランス、大山の丸鶴のような炒飯に特化した米の炊き方はしていないのですが、炊き立てのご飯を使うことでしっとりとパラパラの中間くらいに仕上がっています。
量を食べてもくどくならないのが俵飯、今度は麺類をいただきます。
2022/10/22 更新
2022/10 訪問
上質なチャーシュー
チャーシューがうまい中華屋は一流である。
仕込みに手を抜いていない証拠である。
今回はチャーシューエッグ飯をいただいたところ、チャーシューは脂身を残しつつ甘味が強い、脂身までさらっとした味わいにしっかり煮上がっており、卵の焼き加減も申し分なし。
値段が高めなのはチャーシューの量が多いからなのでしょう。
味に変化をつけるべくから揚げを一枚つけたところ、ザクザクのから揚げは中華屋らしい仕上がり、ジャンクな飯ですがクオリティは極めて高い。
今度はチャーハンをいただきたい。
2022/10/13 更新
2022/09 訪問
どこまでも実直な日式中華料理
ランチで訪問しました。
体育会系の学生御用達でデカ盛りで有名なお店ですが、
味もよいと評判で、何がそんなにいいのか気になっていました。
店内はカウンターのみ、あとはテラス席がひとつのみのこじんまりとしたお店ですが、一人あたりの提供量が多く食事時間が長くなるので、回転は遅めのようでした。
店内は油が回っている感じでしたので、扇風機やエアコンなど頻繁に掃除してほしい。
営業時間に対して利益は出にくいでしょうが、それでもこのスタイルを続けるのは料理に対する実直さの表れなのでしょう。
いつも満席なのがそれを物語っています。
今回はネギレバ飯をいただいたところ、レバーにちっとも臭みがないほか、炒めた長ネギはすき焼きのように甘みを引き出されており、さらに味付けは日式中華らしい甘口で、しかもくどくない。
一般の中華料理店ではもっと濃い味にするので、こんな量を食べるとくどく感じる。
スープも一口いただくと薄すぎるくらいに感じますが、店主がYouTube で語っているように、料理はすべて食べたときに満足する濃さにするという基本をしっかり守っていることがわかります。
ほんのりと生姜の風味がするのは皮を煮出しているから。
値段帯は学生食堂ほどは安くはなく、学生が毎日食べるのは厳しいでしょうが、それでも学生客が多いのは人気な証拠でしょう。
またいつかお邪魔したい。
2022/09/22 更新
俵飯では中華コンボが流行りらしく、チャーハンにいろんな料理を合わせる試みがされています。
今回はレバニラと合わせたプレートをいただいたところ、レバニラの味はいつもの俵飯で申し分なし、チャーハンも良好ですが、ひとつ惜しいことに使われている油が多く、皿の上にかなり残ってしまう。
下茹でなど油を抑える方法はありますが、俵飯の提供スタイルでは、提供スピードと油切りを両立させるのは難しいかも?
今後の工夫に期待します。