1回
2021/05 訪問
パリで3つ星を獲得した小林シェフと、虎屋がコラボしたフレンチレストラン。予約がなかなか取れません。
ナフキンとマスク入れ 何と‼️ナフキンはお土産として持ち帰れます‼️メゾンケイのロゴもついているので、レア。でも、1000円で販売もされてるけどね。 お土産って、おもてなしの心、嬉しいです。
カトラリー。 箸もあるって、なんかホッコリ。ナイフは、よく切れますよ~。
ノンアルコールのシャルドネ 場所柄、どうしても車移動なので、ノンアルコールになりますね、残念。
コースの始まり。チーズシュー。 一口でよく分からなかったけど、美味しかったです。もっと食べたくて、思わず、下に敷かれてる木の枝も食べようかと思いました(笑)
みる貝と大根の前菜 みる貝の肝と味噌が隠し味。繊細な味わいです。
マッシュルームとベーコンのスープ マッシュルームの旨味だけを凝縮した、マッシュルームより美味しいマッシュルームのスープ。 どうしたらこんなに素材の良さを出せるんだろう。
ブーランジェリーアダチさんのパン。 有名人気のパン屋さんなので、期待してましたが、想定内の美味しさ。
ミルクパン
野菜のスペシャリテ レモンの泡の下は、マヨネーズ味のドレッシングと、たっぷり野菜。 全部かきまぜて食べて下さいとのことで、そのようにして頂きましたが、正直、マヨネーズの味しかせず、つらかったです。
北海道産のアスパラガスの炭火焼きと、ヨーグルトソースと、アンチョビ一切れ。 立派なアスパラガス。ヨーグルトソースは、ほぼヨーグルトの味。アスパラ、ヨーグルト、アンチョビを交互に楽しめ、組み合わせ最高
金目鯛の皮をパリパリに焼いたメイン。 玉ねぎとカレーソースと、トマトのチャツネ。 皮はパリパリ、中はふっくらで、さすが。カレーソースは斬新だけど、ジャンクな味になるので、王道の味が欲しかった。
富士鶏のむね肉の炭火焼き。ひらたけのフリットは写真奥。 これはもう魔法です。むね肉をこんなにしっとりと美味しくできるなんて。感激という言葉は、このためにあるもの。高級ブランド豚のような味わい。
スペシャリテのデザート。 虎屋の餡とメレンゲ、フランボワーズ、中のアイスが合わさって美味。アイスをこんなに美味しく食べられる調理があるとは。重たくないので食後でも食べやすく、よく計算されているなぁ。
ほうじちゃのパンナコッタ。 残念ながら、ほうじ茶の香りと味は薄かったですが、美味しいです。
サブレ コーヒーと共に提供されます。サクサクで、もちろん美味しいです。
丸山珈琲のメゾンケイオリジナル 「ほどよい酸味とコクがある」…って、コーヒーの宣伝文句にあるけど、まさにそのお手本のような味。カップは大きく、量もたっぷり。
広い駐車場。 停めやすいです。
意外にも、素朴な外観。
入口にあるテーブルセット。 入店待ちに使うのかな⁉️
窓からの景色。 暗くなると、カエルの鳴き声が聞こえました。 なんか、ほのぼの~。
カジュアルでシックな内装。 肩肘はらずにくつろげます。
エントランスから駐車場に続く道。 ライトアップがきれいです。
メゾンケイオリジナルコーヒー 1080円 買って帰れます。残念ながら、粉タイプ。
2021/11/25 更新
パリで、3つ星を獲得した唯一の日本人、小林圭シェフと、虎屋が作り上げたという、フレンチレストラン「メゾンケイ」
その肩書きだけでも、ワクワクするというのに、各レビューを拝見すると、ますます行きたくなります。
でも、なかなか予約が取れないのです。
まず、電話がつながらない。
「おかけになった電話番号は…」の声を、何百回、聞いたことか(´Д` )
ようやくつながっても、当然、満席。
キャンセル待ちも、連日、登録されてるとのこと。
でも、諦めればそこで終わり。
人生、夢を諦めず、努力していれば、必ず道は開けるのです‼️
(↑大げさです。)
…で、夢は叶い、念願のメゾンケイへ。
家族での訪問です。
場所は、御殿場。
アウトレットの近くなので、予約時間の調整には丁度よいですね。
テンションも上がるし。
予約した時間まで、優雅にショッピングを楽しみます。
(↑ウィンドウですが)
さて、時間が近づいてきたので、メゾンケイへ。
駐車場は広々しています。
車庫入れが苦手な私でも、問題なしです‼️
車を停めて、店内へ。
扉を開けると…
予想外に、カジュアル。洗練された内装。
店員さんのユニフォームも、かしこまりすぎておらずラフで、接客もフレンドリー。
店内のテーブルも、白いテーブルクロスとかじゃなく、木目の丸テーブル。
高級気取りをせず、カジュアルな雰囲気に、肩肘はらず過ごせます。
窓は、大きくとられており、開放的。
隣客との距離も充分。
コロナ禍でも安心です。
席によっては、厨房がよく見えるので、それも楽しいかもしれません。
私の席からは、田んぼ…いえ、日本の田園風景を楽しめました(笑)
さて、目新しい雰囲気にワクワクしながら、メニューを決めます。
コースは2種類。
4皿と6皿。
いつまた来れるか分からないし、ここは、6皿でいきます。
Voyage 7800円のコース(サ別)
ドリンクは、車なので、ノンアルコールワイン(990円)を。
食後のコーヒーは付かないので、
コーヒー(880円)を、追加注文します。
なので、コーヒー込みのコースと考えると、1人、9500円(税サ込み)になりますね。
3つ星シェフのお店としては、かなりリーズナブル‼️
もちろん、このお店自体が3つ星…というわけではないのですけれど。
でも、パリのお店で提供されるものと同じお料理、スペシャリテも頂けるというので、気分はもう、パリの3つ星(*´∀`)
ボンジュ~ル♪
さて、まずは、カトラリーとナフキン。
美しいカトラリーの横には、可愛らしいピンクのナフキン。
メゾンケイのロゴ入りです。
何と‼️これは持ち帰れるとのこと
(・∀・)
お・も・て・な・しの心ですね~。
嬉しい。
続いて、ノンアルコールワイン。
うん、きのぬけたワインみたいな味。
仕方ないよね、これなら、ジンジャーエールとかにすれば良かったかな。
逆に、ドリンク単価の低い客で申し訳ない。
そして、いよいよ、コース料理の始まり。
まずは、小さな前菜。
たくさんの木の枝と、小さなチーズシュー1つ。
美味しい。
1口で食べてしまったので、木の枝もボリボリ食べたかったくらい(笑)
続いて、またまた小さな前菜。
重厚な黒いお皿がきれいです。
ミル貝と大根。
ミル貝の肝と味噌が隠し味で、繊細な味わいです。
スープは、マッシュルーム。
これがもう、目をまんまるくするくらい、美味しかったです。
マッシュルームを食べるより、マッシュルームの味が強くて、マッシュルームの雑味を取り除いた、旨味だけを凝縮させた味。感激でした。
そして、お待ちかねのスペシャリテ♪
おぉっ(*≧∇≦)なんて美しい‼️
レモンの泡泡に散りばめられた、小さな花。
これ一つ乗せるだけでも大変そう。ミニチュア製作の世界。
その泡泡の下には、たくさんの新鮮野菜。
「緑色になるまで、かき混ぜて食べて下さい」と言われたので、そのように。
味は、ゴメンなさい。
私には、マヨネーズの味が強くて、食べるのがつらかったです( ´-`)
そうそう、パンは、ブーランジェリーアダチに特注されているもの。
バターではなく、オリーブオイルが添
えられました。
そして、次のお料理は、北海道産アスパラの炭火焼き。
立派なアスパラガスです。
添えられた、ヨーグルトソースは、まんまヨーグルトの味ですが、アンチョビとアスパラと3つ合わせて食べると、組み合わせが良く、とても美味しいです。
メインは2皿。
最初に魚。金目鯛のソテーです。
皮はパリパリ、身はふっくらしていて、焼き加減、さすが。
ソースは何と、カレー味。
いきなり、パリからインドに連れてこられた感じです。
最後は、肉料理。
富士鶏のむね肉の炭火焼きです。
これはもう、魔法でした…。
塩麹につけて、炭火で焼いたとのことですが、しっとりして、肉に旨味があって、上質なブランド豚のような味。
鶏むね肉を、ここまで美味しく調理できるなんて、もはや、魔法です。
ソースも、もちろん美味しく、別の容器にたっぷり入れて下さり、たくさんかけられます。
あぁ、もっと食べたい…
魔法がとけないうちに、さらなる魔法。
スペシャリテの2皿目、デザートです。
メレンゲの上には、虎屋の羊羮。
下には、アイス。
これらが合わさったときの、何と美味しいこと。
これでも充分、満足なのに、デザートはまだまだ続きます。
立派なサブレに、ほうじ茶のパンナコッタ。
もちろん美味しいですが、ほうじ茶の香りと味は、薄かったです。
ここで、追加注文したコーヒーが提供されます。
丸山コーヒーのメゾンケイオリジナル。
大きなカップに入っていて、ボリュームがあります。
「ほどよい酸味とコク」なんて、コーヒーの宣伝文句がありますが、まさにそれ。
優等生なお味です。
この頃には、外はもう、真っ暗。
カエルが鳴いています。
鶏むね肉の魔法から、まだ覚めない感じですが、そろそろ帰りの時間。
テーブルでのお会計時には、店員さんが色々とお話をして下さいます。
こんな人気店なのに、気取ることなく、丁寧でかつ、フレンドリーな接客。
素晴らしい。
ただ、電話応対では、気になる部分がありましたが、それは訪問前なので、評価には入れないでおきます。
店員さんたちに見送られ、エントランスを出ると、駐車場までのライトアップされた道のり。
最後の最後まで、手を抜かない、美しさ。
魔法にかけられたまま、家路に向かいます。
運転なので、目を覚まさないとね。
ビジュアル、味、価格、雰囲気、接客…
どれも素晴らしいお店でした。
ただ、一つネックなのは立地。
駅チカではないし、我が家からは車移動がベターなため、どうしてもアルコールが頂けず。
きっと、電車移動でワインを頼んでいたら、もっと大満足だったと思います。
それでも、料理で感激するって、久々だったので、すごく嬉しかったです。
また、何とかして行きたいです( *´艸)