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夜の点数:4.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 3.6
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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昼の点数:4.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.6
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味3.6
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
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[ 料理・味3.6
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
正統派フレンチと素晴らしいワインリスト
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ウズラとフォアグラのパイ包み
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メオ・カミュゼ オー・コート・ド・ニュイ
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牡蠣
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フォアグラのソテー
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オマール海老のロースト(半身)
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ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニー
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牛ステーキお好みのソースで(ペリグー)+フォアグラのせ
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2016/08/15 更新
吉祥寺の老舗フレンチレストラン、マリアージュ。
創業年は、1990年。芙蓉亭や、ル・ボン・ヴィボン、パリジェンヌなどと並び、吉祥寺の老舗
フレンチレストランの一つと言える。年数相応の外観はさすがに寂れた感じは否めないが、い
つも多くの客で賑わっている。
吉祥寺には次々にニューオープンのお店が登場しているが、意外と正統派のフレンチと言える
お店は少ない。フレンチと見せかけて実は半分くらいはイタリアンだったり、スパニッシュだ
ったり。その点このお店は、きちんとした正統派フレンチ。
ランチは2,000円程度から~のコースと、ディナーは3,500円程度から~のコースが中心で、
アラカルトメニューも豊富。夏はウニを使った前菜だったり、冬は白子の料理だったり、蝦夷
鹿が登場したりと、季節ごとに少しずつメニューは入れ替わる。
アラカルトで頼んだ場合でも、きちんとアミューズやパンは出てくる。
しかし、このお店の最大の魅力は、個人的には何と言ってもワインリスト。
普通にワインリストを頼むと、表裏1枚のグラスワインを中心の簡単なメニューしか出て来な
いが、実は分厚い20頁くらいのワインリストがあり、しかもその品揃えが素晴らしい。
その素晴らしいワインリストの主役はブルゴーニュの赤で、価格帯が1万~2万程度の頼みやすい
品だけで30種類程度ある。例えば
06 ブルゴーニュ ルージュ クロード・デュガ \11,000
10 シャンボール ミュジニ ジョルジュ・ルーミエ \13,000
10 ジュヴレ シャンベルタン オストレア トラぺ・ペール・エ・フィス \14,000
09 ヴォーヌ ロマネ エマニュエル・ルジェ \18,000
など。驚くほど良心的な価格の物ばかり。都内屈指の名店と比較しても、普通は3万~、5万~と
いった価格のワインばかり載っている事が多いので、頼みやすい価格帯でこれほど充実したお店
は、他にも中々無いのではないかと思う。
さらにこのお店ではワインの持ち込みも受け入れている。1本幾らではなく、1人につき幾ら、
なので何本持ち込んでも値段は変わらない。
料理については、クラシックなスタイルのしっかりソースを効かせた料理が多い。
今まで色々頂いてきたなかでいくつかお勧めの物は、まずは冷前菜では、『生牡蠣』。
季節によっていろいろな産地の物に変わるがいつも美味しい。
それから温前菜は、『フォアグラのソテー』。
スモールサイズ(一切れ)とラージサイズ(二切れ)があるが、ラージサイズでもわずか
2,000円。
濃厚なソースに、味付け、そして見た目も鮮やかなフォアグラ。付け合わせはその時によっ
て色々変わるが、リゾット添えの物などが私は特にお気に入り。
魚料理は、『オマール海老のロースト』が美味しい。
半身でも結構な量で、これもわずか2,200円。
オマールのプリッとした触感と、これもクラシックなスタイルで仕上げられたソース・アメリ
ケーヌと、味の強い新鮮な野菜とで、まとめられている。
なお以前この料理とは
06 オー・コート・ド・ニュイ クロ・サン・フィリベール メオ・カミュゼ。
を合わせて頂いた。
この素晴らしいメオカミュゼのモノポールの白は、ヴォーヌ・ロマネでつくられているシャル
ドネ。これも8,000円程度の良心的な価格で提供されている。
最後に肉料理のおススメは、『牛ステーキお好みのソースで』。
100gで2,800円と、マリアージュの料理としては高価格であるものの、その分満足度も高い。
好みのソースで提供するというのも面白い。聞いてみると、シンプルな赤ワインソースから、
マディラソース、マスタードなどでも良いらしい。私がいつもお願いするのは、トリュフを
使ったソース・ペリグー。
なお、牛ステーキに限った話ではないが、こちらのお店の料理はいずれもプラス1,000円で
フォアグラを添える事ができる。牛ステーキ+フォアグラ+ソース・ペリグーでロッシーニ
風にして味わう事もできる。
満足度の高いクラシックフレンチと、素晴らしいワインリスト。そして良心的な価格。ワイン
を飲みたいときに真っ先に思い出すお店。
アラカルトでフルコースで頼んでも5,000~6,000円程度で済んでしまう。その料理に対して、
素晴らしいワインリストから好きな味わいのワインを選び、楽しむことができる。
唯一の残念なのは、フロマージュの品揃え。残念ながらこれだけ素晴らしいワインリストがあり
ながらも、ウォッシュなど癖のあるフロマージュは万人受けしづらので仕入れ辛いとの事。
ぜひフロマージュを楽しまれるお客様も増えて、フロマージュも充実していくことを、今後さ
らに期待していきたい。