arpegeさんが投稿したラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(東京/六本木)の口コミ詳細

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ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション六本木、麻布十番、乃木坂/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2013/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

雰囲気はカジュアルだが味は文句無し。コンセプトがハマる人にはこの上ない良店。

ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション。

日本のカウンターに触発されたという店内は、アラカルトなど気軽に好きな物を
チョイスして楽しむというコンセプト。気軽に訪れて入って欲しいという思いからか、
開店当初は予約を受け付けていなかったというのも特徴の一つで、長い行列もできていた。
世界で初めて六本木に登場し、その後パリにも逆輸入。ニューヨーク、ロンドン、
香港など次々に店舗を展開しながらもそこら中でミシュランの星を獲得している。


久々に再訪し、頼んだメニューは以下。

前菜
フォアグラのラヴィオリを浮かべた ハーブ入りブイヨンスープ

メイン
ビュルゴー家のシャラン鴨のロティ オレンジとグリーンペッパーをアクセントに


こういう頼み方が気軽に出来るお店がありがたい。
この日は鴨が食べたかったのでこれだけで十分。そして赤ワインをグラスで選ぶ。
驚いたことにグラスは赤ワインだけで13種類もある。しかも、値段が1,000円〜3,000円と
丁度いい価格帯が並んでいる。
サービスの方に聞いて選んだワインは
ドメーヌ レ オート カンスの、コートデュローヌ ケランヌ。


まずは前菜。
フォアグラのスープ。実は食べるのは3回目ほど。
随分前から残っているメニューなので、すっかりラトリエのスペシャリティではないかと。
始めて食べた時はなんでフォアグラをスープにしてしまうのか、しかもなぜハーブと合わせる
のかと疑問に思ったものですが、ラヴィオリに包まれたフォアグラが食べるとトロっとでてき
て、しかも5種も使われたハーブの香りがフォアグラのしつこさを中和して、濃厚さとあっさ
りした爽やかな感じの絶妙な組み合わせ。
シンプルな食材同士の組み合わせが、見事な調和で斬新な味わいを生み出している。
わずか2,000円という低価格も驚きです。


そして本日に訪問の目的である鴨。
私は鴨が肉料理の中でも一番の好物なのですが、実はいろいろ食べた中でもこのラトリエの
鴨がこれまでで一番印象に残っている。
世界最高級のビュルゴー家のシャラン鴨。
火入れはほんのりピンクのいいロゼ色。柔らかいが適度な弾力があり、旨みが凝縮されて
いる。かなり重い味わいだが、こんがりとした皮が良いアクセントになり味を飽きさせない。
また味付けも不満ない。旨味を引き出す塩加減、濃厚なフォアグラのソースの香りが味を
まとめる。
付け合わせの抜かりのなさにも感心する。
鴨の味と食感を邪魔しないカブ、ラディッシュの温野菜は丁度良い柔らかさでフォアグラの
ソースとも絡み、ただの脇役とは言えない美味しさ。

これに合わせるワインは
ドメーヌ レ オート カンス
コートデュローヌ ケランヌ キュべ コル デュ デバ 2000
マグナムボトルからサーヴされる。
グラスに注ぐと強い果実の香りが立ち上がる。温度は完璧。
しっかとした力強さがありながらも果実の甘みもある。
フォアグラの油で香り付けした濃厚な鴨との相性が実に良い。


改めて食べて思ったけどやはりここの料理は一級品。

赤黒のスタイリッシュなカウンターに3歳児くらいの子供が座っているとか、ベビーカーで
入店できるとか、ガヤガヤした店内と客層はむしろこのお店のスタイルであればこそ、
気にならない。
いっその事、テラスを併設してペットも可になったりしないかと期待したいくらい。
このお店のコンセプトが気に入るかどうかは人次第でしょう。


唯一残念なのが価格。
前菜、メイン、デザートに、ハーブティ、グラスワイン一杯とペリエにサービス料足すと
15,000円くらい。コンセプトと違い、全然気軽じゃない…。
ワインの値付けはサービス料を考えるとだいたい3がけくらい。
ボトルCh. Montus 10,000円、Opus One 70,000円など。
グラスではラ・ジブリオット 3,000円など。
グラスは13種類も並べるのはコストもかかるのは分かるので仕方ないにしても、せめて
ボトルはもう少し安くてもいいのに。あるいはカジュアルを売りにするなら、せめてサー
ビス料くらいは抜きにしてくれればいいのに。惜しい。

  • フォアグラのラビオリ ハーブ入りブイヨンスープ2,000円

  • ドメーヌ レ オート カンス コートデュローヌ2,200円/glass

  • シャラン鴨のロティ6,300円

  • グラスワインは赤だけで13種類

2016/02/27 更新

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