二品目は冷前菜 Oysters from guineafowl with artichokes, raw marinated goose liver beaten, peas and rhubarb Oysterはそのままなのかと期待していたけど違った。
三品目はトリュフのリングイニ Truffled Linguine with parmesan cheese and winter truffle 刻んだ冬トリュフが大量に乗せられており、とても強い香り。これは美味しかった。
四品目は仔牛頬肉の煮込みと仔牛フィレのロースト。 Braised Bavarian veal cheek with gremolata and rose roasted veal filet with trumpet mushroom, young spinach and bread dumpling このお肉も驚くほど柔らかく、素材も火入れも素晴らしい。また味付けも絶妙。
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ドイツの著名な料理人Schuhbeck氏のレストラン。
お店があるのはミュンヘン。著名なビアホールであるホフブロイハウスの隣。ドイツ料理の
レストランと言えば、ソーセージやアイスバイン、ビアホールなどをイメージするのが普通
かもしれないが、ここは非常に洗練されたレストラン。
2003年にオープンし、すぐにミシュランの一つ星を獲得している。
ドイツには多くの星付きレストランが存在しているが、ドイツ料理で星を獲得しているお店は
多くない。このお店は2008年に一度訪問したことがあったが、今回8年振りに再訪してみた。
メニューは2種類用意されており、それぞれ6品118€のコース。
8年前に訪れた際に説明を聞いたら、片方はドイツの伝統的な料理で、もう片方はバイエルンの
伝統的な料理、と言われたが、今もそうなのかどうかは不明。
なお全部で6品だが、皿数は3品～頼むこともでき、実は好きな料理を選ぶことができる。
また、2種類のコースのどちらからも好きなように選んでも良く、どの組み合わせでも値段は一
緒とのこと。
実質的には、好きな皿数で自在にメニューを選択できるプリフィクスメニューと考えてよさそう。
なおランチメニューとして、中身の決まった4 Course 78€の少しお得なメニューもあったが、
今回は2種類のコースからそれぞれ気になった皿を組み合わせた3 Courseを選択した。
ちなみに値段は下記の通り。
3 Course 78€
4 Course 98€
5 Course 108€
6 Course 118€
一皿目はアミューズ
肉と紫キャベツ、香草などを添えた一品。
二品目は冷前菜
Oysters from guineafowl
with artichokes, raw marinated goose liver beaten, peas and rhubarb
Oysterはそのままなのかと期待していたけど違った。
三品目はトリュフのリングイニ
Truffled Linguine
with parmesan cheese and winter truffle
刻んだ冬トリュフが大量に乗せられており、とても強い香り。これは美味しかった。
四品目は仔牛頬肉の煮込みと仔牛フィレのロースト。
Braised Bavarian veal cheek with gremolata and rose roasted veal filet
with trumpet mushroom, young spinach and bread dumpling
このお肉も驚くほど柔らかく、素材も火入れも素晴らしい。また味付けも絶妙。
3 Courseに、ヴァイツェンとサンペレグリノ、食後のカプチーノを頂いて支払は1万円ちょっと。
最後にSchuhbeck氏本人が挨拶に来てくれた。
良い素材を使って、良い調理、良い味付けをして確実に美味しい料理を頂けるレストランという
印象。フランス料理のお店には無い斬新さがある。
ワインもそれなりに充実しているが、個人的には、コース料理を頂きながらヴァンツェンが飲め
るというのがとても嬉しい。
8年前に頂いた料理が正直あまり残っていなかったのだが、確実に進化しているように感じた。
これだけ有名になっても、オーナーシェフとして今も厨房に立っているというのは感心。