Mansalvaさんが投稿したルアナカフェ(千葉/新八柱)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

もぐもぐ探検記 2025

メッセージを送る

この口コミは、Mansalvaさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

ルアナカフェ新八柱、八柱/カフェ、喫茶店

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.4
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

街に溶け込んでるのに、ここだけ違う時間が流れています。

平日の正午ぴったり。松戸・常盤平のさくら通りを歩いていた私は、少し風に吹かれながら「ルアナカフェ」の控えめな看板を見つけました。入口はさりげなく、それでいてなぜか吸い寄せられるような雰囲気があります。店名の“ルアナ”は、ハワイ語で“リラックス”を意味するとのこと。その意味をまだ知らなくても、扉を開けて一歩足を踏み入れればすぐに納得できる空気が、そこに流れていました。

開店直後ということもあり、先客はゼロ。店内は私ひとり。コンクリート打ちっぱなしの壁と木の家具、無駄を削ぎ落としたようなインテリア。それなのにどこか温かみがあるのは、大きな窓からたっぷりと注ぐ光と、通り沿いの緑が作る自然のフィルターのおかげかもしれません。静かに流れるBGMと相まって、席に座った瞬間から体がゆるむのを感じました。

この日選んだのは、ブレンドコーヒーと抹茶のチーズケーキのセット。ケーキは注文を受けてから丁寧に盛り付けられ、ほどなくしてカウンターから運ばれてきます。スプーンでひとすくい、ややしっかりとした表面を割ると、中からはなめらかでしっとりとした生地が現れます。抹茶のほろ苦さとクリームチーズのコクが口の中でゆっくり溶けていき、鼻から抜ける香りがどこかやさしい。甘さは控えめで、余韻を引きずらない潔さが心地よく、気づけばペースがゆっくりになっていました。

そして驚いたのが、ブレンドコーヒーのやわらかさ。酸味や苦味といった輪郭が角立つことなく、まるでミルクを入れていないのに“ラテのよう”な、まろやかな印象でした。ケーキの甘みとコーヒーが混ざるたびに、舌だけでなく気持ちまでも緩んでいくような感覚。これは一度体験すると、思い出すたびにもう一度味わいたくなると思います。

季節は初夏。道を挟んださくら通りの街路樹はやわらかく葉を揺らし、室内にもその“風景の音”が届いているようでした。春にはきっと、満開の桜が窓いっぱいに映るのでしょう。誰かと来てもいい。でも、今日はひとりでよかったかもしれない――そんなことを考えながら、最後のひと口のケーキをゆっくりと楽しみました。

「ルアナカフェ」は、“行って満足”というより、“思い出して心が和らぐ”タイプのカフェです。味も雰囲気も、声高には主張しない。でも、あとからじんわり残っている。そういう場所が、身近にあるということがうれしくなる、そんなお店でした。

  • 抹茶のチーズケーキ

  • ブレンド

  • 窓際の席から

  • 外観

2025/05/15 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ