2回
2025/08 訪問
厚みと火入れでわかる誠実さ。極厚ローストポークの衝撃
松戸新田の住宅街、遠くからでも目を引く黒板看板の前で思わず足を止めてしまいました。「ビストロカシェ」は、初訪問でもフラッと気軽に入れる温かみがあり、ほどよく開放感のあるカウンター席や、落ち着けるテーブル席が並びます。店内はシンプルながらも上品なカジュアルさ。昼下がりの光がほどよく差し込み、時間を忘れて過ごせそうな柔らかな雰囲気です。
この日は看板メニューの「極厚ローストポーク」を注文。運ばれてきたお皿を見て思わず息をのみました。これほど厚みのあるローストポークは、これまで他の松戸エリアでは見たことがありません。厚さだけでなく、美しく仕上げられた断面のほんのりピンク色に期待が高まります。ナイフを入れると、外は香ばしく、中はしっとりジューシー。肉質のきめ細かさや脂の甘み、SPF豚特有の臭みの少なさがしっかりと感じられます。しっかりとした歯ごたえもありながら、口の中でじんわりと広がる旨味は格別です。
そもそもSPF豚が持つ素材の良さが生きる、低温でじっくり火入れをした調理法は、お店ごとの力量が表れやすいポイント。他業態のローストポークやグリルとも食べ比べてきましたが、ここは厚みを活かしながらも脂っぽさや重さがまったくない、抜けの良い味わいが印象的でした。幾つかの特製ソースから選べる点も嬉しく、どれを合わせても肉の主張が損なわれることはありません。副菜やライス、サラダの細部にまで地産地消へのこだわりが光り、安心感につながります。
オープン直後に一番乗りでしたが、口コミサイトやGoogleマップでも「厚みと火入れが違う」「SPF豚特有の旨味と脂にハマる」「近隣の他店では満足できなくなった」といった高評価が多く見つかりました。豚肉料理の専門性で言えば、近隣のカフェやトンカツ店とも一線を画す存在感があり、肉好きも納得のクオリティです。
松戸エリアは老舗からチェーンまで豚料理の選択肢が豊富ですが、“極厚”というワンテーマを突き詰めた店は珍しく、豚肉のおいしさを五感で体験したい方には強くおすすめしたくなりました。贅沢なのにカジュアル、そしてどこか家庭的な温かさ。“何気ない平日に少しご褒美を”――そんな気分にぴったりな一軒です。
2025/08/15 更新
みのり台駅から徒歩すぐ、豚好きの間で話題沸騰の「ビストロカシェ」。ランチも人気ですが、本当の主役は夜17時から限定登場する「極厚ローストポークカツレツ」。予約多数のため、飛び込みで行くなら18時以降に入店するのがベターです。
この日のオーダーは「極厚ローストポークカツレツ(200g)・サルサソース」。席に運ばれた瞬間、200gとは思えぬ迫力で、厚み・切断面・ボリュームともに思わず“おぉ!”と声が出るほど。ナイフを入れるとしっとり柔らかく、肉の繊維がきれいにほどけて脂はじゅわっと、赤身はほんのり甘み。パン粉はごく薄めながらカリッと香ばしく、口に運ぶごとに豚の旨みが染み渡る仕上がり。その厚みでも全く硬さを感じさせないのが専門店のなせる技です。
今回選んだサルサソースはトマトやピーマン、玉ねぎの香味と酸味・甘みが効いていて、脂の旨さを爽やかに際立たせてくれるベストバランス。カツにまとわせても、端まで味が均一に行き渡るのも好印象。付け合わせのサラダ、茄子の副菜、ポテトサラダもしっかり手作りの味で、定食の満足度がぐっと上がります。
口コミでも「厚みがすごい」「この柔らかさで200gは感動」「夜限定だからこそ価値あり」「サルサの爽快さがたまらない」と絶賛。豚料理専門店として調理の技術と肉質選別にこだわるため、他店では味わえない“本気の豚カツレツ体験”ができます。
圧倒的な肉の厚み、じんわり広がる旨み、さっぱりしたサルサ。みのり台で肉を食べるなら絶対外せない夜限定のスペシャルメニューです。