2回
2016/06 訪問
イートインしました。
2016.6月
ブッション(¥464)生クリはないが、ババに分類されるひとしな。樽型ブリウォッシュ生地はリキュールシロップ染み染みで、ラムレーズンも入っています。その表面は、酸味がしっかりした杏ジャムで厚めにコーティングされています。
パクリ~(^u^)<まいう~♪
個性の強い素材をまとめ上げる力量はさすが。リキュール使いになんら躊躇がなく、堂々とした風味構成が好み(*´∀`*)
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2013.12.22 1年ぶりの訪問
となれば、お店を代表する次のひと品をいただきたくなります(^^)♪
トランシュ・シャンプノワゼ(¥650) リピです。アレ?! リキュールがかなり少ないな。食べやすくはなりましたが、リキュール♡なワタクシには物足りません(^^; たまたまですかね?!
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2012.12.27 ガトー・バスクの美味しさの理由。
ロワイヤル(¥550) フルーツロールケーキにイタリアンメレンゲをかぶせて、さらにその表面を焼いた作り。洋酒が上品にきかせてあって、甘さ控えめで美味しい! ロールケーキにふんわり焼きメレンゲ、これはいいですね~(^-^)。スポンジはかなり気泡の大きいざっくりした食感。中のクリーム・フルーツともに新鮮で美味でした。この程度の洋酒の風味なら、小学校3・4年生になれば食べさせてもいいな。
さて、前回からの宿題だったガトーバスク(\500)。お、今日の一個は、全体のクリスピーさに関しては、前回ほどではありません(十分さくさく・ザクザクですが)。今日のは最後の1個なので、焼いてから少し時間が経っていたと思われます。クリスピーさが焼きたての前回と比べて20%減となりますが、その分全体にまとまって馴染んでいました。
肝心の風味も、全体に一体感が向上し、落ち着いた感じに。上面・周囲の部分の玄妙なる香ばしさは変わらず、中央の焼きカスタードクリームはお味が周囲にしっとりと馴染んでいます。ヴァニラの香りと控えめな甘さの中に、複雑なコクを感じます。満足しました~(^0^)ノ
接客をしてくれたパティシエの卵の若者に聞くと、カスタードクリームにはアーモンドの粉が混ぜられ、さらにラムを加えて焼いてあるとのこと。な~るほど! ガトー・バスクの複雑な甘さ・香ばしさの土台の一端が分かりました。素朴な見た目ですが、風味のある材料がけっこう入ってたんですね(^^;; それでも他店と比較して飛びぬけた美味しさは、0.1グラムの精度で材料を計量するような、精密な作り方に由来するのでしょう。
☆上方修正です(^^)! マイ☆ベストレストラン2012にも入れさしていただきます。
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2012.11.28 ガトーバスク。えも云われぬ、とはこのこと也や?!
久しぶりのイル・プルーさんです。
トランシュ・シャンプノワゼ(¥650) 構造解析;下から、ダックワース、シャンパンムースクリーム+フランボワーズ、洋酒につけた桃、シャンパンムースクリーム+フランボワーズ、スポンジ、カフェ風味のバタークリーム、ショコラグラサージュ。 洋酒につけた桃は、甘さはほとんどありません。桃の風味に洋酒の苦味がガツンと効いています。その周りにあるシャンパン風味のムースクリームなどが、甘さ控えめながらも風味を緩衝してくれるので、全体ではバランスよいお味です。カフェ風味のバタークリームとチョコレートは個人的に好きな組み合わせです(^^)
カフェラテ(¥450) パティスリーのイートインでいただいた中では、かなり良い出来でした。きちんと泡立てられたフォームドミルクが乗っててね~(^-^)!
ガトー・バスク(¥500) マイレビュアのじぞまるさんオススメの逸品。これまで何度も伺って、いつも売り切れだったのですが、この日は7個も残ってました! 中にクリームが入った焼き菓子です。ぱっと見は何の変哲もない、どこにでもあるかのような素朴なお菓子です。
しかし違うんですね~。まず上面の焼き目が極薄で、パリッとサクッとしています。この時点でタダ者でないことが分かりました。そのすぐ下はほろっとしていて。中層のクリームはいい感じに脱水してて「トロッ」と「ホロッ」の中間ぐらいの食感。基底部はしっかりとした歯ごたえがあり、サクサクとカリカリの中間くらいの食感です。そして周囲の厚みのある部分がザクザクとした食感。これらの独立した食感が、一つの焼き菓子の中に同居している点がまずスゴイ。
次に風味ですが、これはなんと表現してよいのやら・・・言葉にしてしまうと甘さと香ばしさなんですけど。何というか・・・小麦粉・バター・卵・砂糖・ミルクだけで、どうしてこう美味しく感じるのだろう?という雑駁な感想です(^^; このお味を表現する語彙をワタクシは持ってません・・・
これはもう一度いただいてみなければ!と思っております(^-^)
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2012.3月 パティスィエの強烈なる自負心
代官山は目黒川河畔の小高い土地で、学校や大使館が多く緑も豊かで、大変美しい街です。
イルプルーさんには、平日のお昼すぎにイートインしました。写真はシャンプノワゼ。シャンパンを使ったスイーツです。蒸留酒を用いたスイーツは多々ありますが、シャンパンを用いたスイーツは初めてでした。シャンパンのふんわり華やかな香りが心地よく、また甘さ控えめなので爽やかにいただけました。ただし汁気が相当にあり、美味しく味わうならイートインがベストなスイーツでしょう。
またスイーツの種類・素材の融点に合わせて、ベストの温度・タイミングでサーブしてくださいました。サービス点4.5の所以です。
まったく関係ないですが、帰路の途中、旧山手通りと玉川通りの交差点で、昔モーニング娘だった加護亜依さんと遭遇、距離50センチですれ違いました。つるるんとしたおでこがかわいらしい女性でした。スチール撮影のお仕事だったみたいです。
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3/3再訪。今回はテイクアウト。おまけにマカロンをいただきました。素材・焼き加減・食感・風味がすばらしい。ホントにこれがおまけでいいの?と恐くなるくらいのサービスです。
一緒について来たオーナーパティスィエ弓田亨氏の説明文も気に入りました。いわく、『さあ、日本の皆さん、もういい加減に有名フランス人パティスィエが作ったものだから~云々~無差別に有難がるのはもうやめましょう。あまりにも卑屈ですよ。~マカロンについて~毒々しい、人工色素たっぷりのマカロンの生地。気持ち悪く、恐くありませんか?~噛んでみればグジャー、ヌメーですよ。どうしてこれが美味しいんですか。』
・・・要するに、天然色素で色づけされ、製法も伝統にのっとった本物が、イルプルーのマカロンです!!!(意訳)
世界的視野に立ち、かつ強烈な自負心をまとっている弓田氏だからこそ、この味がつくり出せると思えば食べる側のワタクシとしては、よろしくお願いします、というしかないですね(笑)
シブースト・ピスターシュ(650円):上のキャラメリゼはしっかり苦く、ピスタチオムースはホワホワ、中にはソテーした杏が入っています。苦味により全体が引き締まる大人のスイーツです。
ディジョネーズ(550円):フランス産カシスとリキュールのババロワ。こちらは酸味と甘み、リキュールの香りが渾然一体となった、やはり大人のスイーツです。融点が低いババロワで、冷蔵庫から出してすぐ食べるのがもっとも美味しいです。
ブッション
断面
トランシュ・シャンプノワゼ
青いシール
シールは食べごろ温度の違いを表します。
ガトー・バスク
ロワイヤル
ガトー・バスク
側面
日本の誇り、本道マカロンの旗!
トランシュ・シャンプノワゼ
カフェラテ
クリスマスデコ
クリスマスデコ
最適な温度管理はイートインならでは!
逆に清々しいまでの押しの強さ!
店外たて看板
おまけのマカロン(美味)
シブースト・ピスターシュ
横から
断面
ディジョネーズ・断面、てか食べかけw
トランシュ・シャンプノワゼ
2017/02/02 更新
三月にいったん店を閉め、同建物内の同じフロアに移動したコチラ。5/31営業再開です。以前からあったスイーツ教室とくっついた感じです。テラス席は以前と同様に使えますが、店内イートインスペースは無くなりました。
【トランシュ・シャンプノワーズ、¥702】何度もリピしてるワタクシの好物パク~(^q^)♪ ザク・むち感のあるベースの焼き菓子、周囲を包むチョコ&バタークリーム、中央の生クリに散らされたフランボワーズと桃、全体を包むシャンパンの香り。甘さ控えめも、控えめ過ぎない絶妙さ。うん、変わらぬ美味しさ\(^o^)/
【タルトゥ・サンチャゴ、¥486】以前はたくさんあった焼き菓子のスペシャリテ・ガトーバスクは、ありませんでした(^^; が、本品はガトーバスクと同様にスペイン産のアーモンドをふんだんに使った、弓田シェフ入魂の作だとか。パク~(^u^)♪ 口にしてすかさず風味どーーん!ではなく、モグモグすると徐々にアーモンドの風味が出てくる、奥ゆかしい造り。でも正直、ガトーバスクの方が好み(^^;;
総評:食べログサポートに連絡して掲載保留状態も解除してもらったし、めでたしめでたし(⌒∇⌒)♪