2回
2013/11 訪問
こちらの絶品モンブランと温度のおいしい関係。
2013.11.2
購入は11:30。保冷剤は1時間分。この後、吉祥寺界隈を数件訪問し、帰ったのが午後4時すぎ。包みを開けると、例の砲弾モンブランの頭がリング状カバーの中に隠れています。や・やっちまった~! 冬眠してる森の小動物のように小さく丸まってます(^^;
こちらのモンブランは、よく冷えた状態より、冷蔵庫から出して20分くらい室温に晒したほうが、個人的には美味しく感じます。つまり外のマロンペーストが室温、中の生クリがまだ冷えている状態。このとき、マロンペーストと生クリの柔らかさが揃い、一体感が出るような気がするんです。
でも今回は・・・・川村シェフ、ごめんなさいm(_ _)m 11月らしく、たまに小雨の降る肌寒い天気だったので、完全に油断してしまいました。でも、当然ながらへにゃっててもお味はグ~(^^)! 全体が完全に室温に戻ると、下部の和栗ペーストまでとっても柔らかくなることがわかったのは、個人的に収穫です。
もうひとつのアプリコットを使ったスイーツも、全体のバランスがよくなかなかでした♪
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2013.5.12 しばしのお別れ。秋にまた会おう(^^)!
単独で☆5.0の価値アリ!と個人的に思っているこちらのモンブラン。シーズンオフ直前に食べ納めです(^^)♪
モンブラン(¥520) 店員の方にコンディションを聞くと、作りたてで凍らせていないので良いと。お買い上げ後、たまたま外のテーブルが空いていたので、並んでいる方々の視線を気にせずにそちらでパクリ~! やはり冷えた状態よりも室温の方が美味しいナ♪ 温度が高いと、生クリームと外側のマロンペーストが一体化、口どけが良くなり、そして香りも立つんですね。
下の方にある栗の実と和栗ペーストは甘くないですが、ほんのり油脂系の甘さのある生クリームと一緒にいただくとちょうどよい。和・洋のモンブラン要素がいっこで味わえるのも、このモンブランの凄さです。底部のアーモンド風味焼メレンゲもシャクシャク食感で美味しい。しゃーわせです(^^)♪
パン・オ・ショコラ(¥230) ふんわりしてておっきいタイプ。ところどころ塩気がピリッと。バターの風味ふわん。チョコは少ないですね。層が薄くてシャリシャリなので、テーブルの上に食べカスを大量にぶちまけてしまいました(^^; ブランジュリーとして見た場合、中の上レベルかな(^^;
ガレットブルトンヌ(¥220) バター・粉・卵黄が渾然一体となった風味に溢れています。つぶ塩が混ぜられているようで、ピリッと塩辛い部分がありました。美味しいですね。食感もサクサクで、かなりの厚みがあるのにそれを感じさせません(^^)
フィナンシェ(¥180) 見事な焼き目がフチについていますが、完全密封なのでフチにわずかにサク感が残る程度です。中はしっとり飲み物いらず。アーモンドの風味、はちみつの香りと甘さ。基本に忠実で美味しいですね。
総評;やはりこちらのモンブランは美味しいな~(^^)! 食べ納め完了です(^^)ゞ モンブランは定期的に補充されていますが、それを上回るペースで売れていくので、自分の順番で残っているかどうかは運次第です。 パンはやや期待を下回りましたが、焼き菓子の美味しさは流石です(^^)♪
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2012.11.11. 秋の極上モンブラン詣で。
前回5月の訪問時、こちらのモンブランに一口でKOされてしまい、☆5.0を献上してしまいました・・・。栗の季節になり、満を持しての再訪! 休日でしたが開店10分前で一番乗りでした。それでも開店までには10人以上が行列し、それ以降は常に十数人以上が店内にひしめく盛況ぶりでした。
モンブラン(¥520) ずっとこれが食べたかった・・・・。久々のひとくちをパクリっ!洋栗ペーストストリング、すごく美味しいなあ~(^0^)/ この風味の良さは何なんでしょ?! 和栗のモンブランもいいけど、個人的には洋栗モンブランがより好きなんです。内部の生クリームに加糖はほとんどありませんが、ホワホワ滑らか。よく見ると黒い粒が混ざっていて、バニラビーンズと思われます。ナイス隠し味! 春にいただいたときにはなかったと思います。
土台はアーモンド風味の焼きメレンゲ。カッチリ焼かれ、この背高モンブランをしっかり支えています。生クリームと土台の間には、和栗のペーストが挟まれ、生クリームの水分で焼きメレンゲが湿気ることを防いでいます。もちろん和栗もしっかりとした風味があるので、味変効果も発揮。大変完成度が高いひと品です。HPによると、このモンブランは、お店の新規開店前夜、一晩で完成したとあります。素晴らしいひらめきとしか言いようがありません!
ガトー・ポワール(¥500くらい) スポンジのケーキが欲しいと店員さんにリクエストして、選んでもらいました。甘さ控えめで、しっとり滑らかな生クリームとスポンジ。フルーツの中では比較的風味がおとなしい洋梨の繊細さに合わせたセッティングだと思います。
フォルティッシマ(¥500弱?) 両サイドの板チョコはミルクチョコです。本体はチョコが濃いですが濃すぎず、甘さ控えめで大人向けのお味。中に粒チョコが仕込まれていて、食感と風味の良いアクセントに。いただく前は『フォルティッシマ』の名前にビビッていましたが、チョコの風味は常識の範囲内の濃さ。チョコ風味強め、甘さかなり控えめのバランスで、チョコ風味を強調する設計でした。したがってアフターテイストはスッキリしています。
総評;モンブランに対する期待値マックスでいただきましたが、その期待をまったく裏切らない極上モンブランでした。冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態も美味しいですが、室温に少し馴染ませると、マロンクリームと生クリームが最高の一体感と口どけを示すように思います。
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2012.5月 3店目の☆☆☆☆☆
東女のキャンパスそばのこのお店。この日は休日なのに、東女生とおぼしき華やかな方多し。
ジーンズ率0%はさすがです。お店は大きくはありませんが、店内で梱包を待てるスペースが
確保されています。生菓子は30種類ほど。他に焼き菓子やギモーブ、パンもありました。
厨房内では、10人くらいのパティシエたちがキビキビと作業しています。接客係も常時5-6人いて、
効率よくお客を捌いていきます。厨房内でたった一人帽子をかぶらない、手を動かしつつも
鋭い眼光で店全体に目を配っているパティシエがいました。帰ってからHPで確認すると、
やはりオーナーシェフの川村氏でした。ボスに見られて、お店のスタッフは気を抜けなくて
大変でしょうが、そういうお店は品物に安心感がありますね。
○モンブラン(¥520)高さ10センチの砲弾型。サグラダ・ファミリアの尖塔をイメージさせる特徴的な
カタチ。マロンペーストは結構やわらかく、内部の生クリームと一体化してます。マロンクリーム
+生クリームをひと口分すくって、パクリ。
うまっっっ! ☆5.0!!
ひと口で即決定(笑)。細かい分析は不要。こりゃすごいな。マイベストモンブランかも・・・
あああ~~~~! 販売停止になる前に食べられてよかったぁ~~~~~ホッ。
どこを食べても、どのパーツの組み合わせで食べても、おいっしい!これで栗が旬だったら
ど~なんの?!早く秋になんないかな。ワクワク(^o^)ワクワク
○新作・青りんごのプチガトー(¥480)構造解析;下から、スポンジ、パッションフルーツピューレ
(角切りパッションフルーツ入り)、青りんごピューレ(角切り青りんご煮入り)、酸味のある生クリーム、
ホワイト板チョコ、青りんごムース、フランボワーズ。周りをスポンジで囲ってあります。
青りんごの風味がさわやか。初夏を感じさせます。青りんごの風味とパッションフルーツの風味が
よく合います。トロピカルフルーツでさらに夏らしくなりますね。甘すぎず、でも甘くなさすぎず、
フルーツが生きるちょうどよい甘さです。
○フレーズ・エピセ(¥470)エピセとは、香辛料のこと。香辛料でスポンジを風味付けしたとのことです。
構造解析;下から、薄いタルト生地、スポンジ、イチゴのジュレ、ホワイトチョコムース、スポンジ、
イチゴのジュレ、ホワイトチョコムース、粘度の高いシロップグラサージュ、飾りのイチゴ、ハッカク
(スターアニス)、シナモンスティック。
アニスとシナモンの風味は最後にぶわっと現れる。意外にも、イチゴの風味とこれらスパイスが合う。
生クリームよりもコク・甘みが強いホワイトチョコムースを持ってきて正解だな。今まで食べたことがない
斬新なスイーツだが、まったく違和感なく美味しくいただけました。
総評;度肝を抜かれました。ベタですが東京No.1は伊達じゃないっス。
冬眠中のヤマネみたいに・・・。川村シェフ、すみません・・・。
下の和栗ペーストまで柔らかく(^^;
なんたらアプリコ・・・だったかな?
断面
午後の日差しを浴びて輝くモンブラン(笑)
モンブランの絶壁!
パン・オ・ショコラ
ガレット・ブルトンヌ
フィナンシェ
モンブランとガトーポワール
モンブランの断面
ガトーポワール
フォルティッシマ
ショウケース
看板
イートイン席(店内)
イートイン席(店外)
3種盛り♪
モンブラン
断面
新作の青りんごのプチガトー
断面
フレーズ・エピセ。コケちゃいました~
外観
2016/03/18 更新
土曜日の開店20分前に到着すると、20人を超える行列! 開店時には70人に
伸びてました(^^;; でも、8人の店員さんで注文を捌いていくので、開店から
20分で注文でき、その5分後に会計が済みました。一人あたり1分強のスピードは
優秀ですね(⌒∇⌒)
モンブラン(¥680)数年ぶりにパクリ~(^q^)♪ 洋栗ペーストと生クリ、
うまぁ♡ 中心のマロングラッセは栗感濃い。その下にマッシュ和栗が配され、
華麗なる味変。このマッシュ和栗は水分が少なくギュッと凝縮しているので、
生クリの水分が土台の焼きメレンゲをシケらせるのを防いでいます。
ルーロー・スペシャル(¥390)中央に大粒のイチゴ、さらにポツポツと
イチゴのコンフィチュール。スフレ寄りの柔らかいスポンジがひと巻き半。
スポンジをモグモグしたときの食感は、伊達巻きのイメージもあります。
適量の生クリ、中心にカスタードクリーム。全体に甘さ控えめ。スポンジに
フレーバードシロップが打ってあります。作り手の哲学を感じるひとしな。
総評:シーズンオフになる前にモンブランをゲット出来て良かった(⌒∇⌒)♪