心身共にボロボロだった昨日の午後…。
早めに仕事に行って、準備をしなければならない。
そう思いながらも、
忙しくてお昼ごはんがおざなりになっていたことから、
心がいよいよささくれ立ち、
さらに、目は花粉でショボショボ(∋_∈)でしたので、
なんか甘いものでも食べないと脳が動かないかも、
仕事の能率も下がっちゃうと言い訳をつけ、
勤務先近くのファミレスに入ると、超満員…。
お昼時はとっくに過ぎているというのに(>_<)
無理もありません。
勤務先のある場所は郊外で、喫茶店やらカフェやらは、ほぼ皆無(。-∀-)
この辺りの方々はいったいどこでお茶するのか、
唯一あるファミレスに、住民が集まるのは当然でしょう。
あきらめて、仕事に向かうも、ますます心身の疲れは高まり、
よもやどこかでお茶しないと、気持ちはすさむいっぽう。
そのとき、はたと、小さな可愛いおうちが、カフェになっているのを発見。
どうも住居の一階を改装して、カフェにされているみたいです。
お値段はやや高めですが、入ってみました。
男性ひとりでされているお店のようです。
お客は私ひとり。
絵本がいっぱいの店内に、静かに流れるピアノソナタ。
さきほどの騒がしいファミレスとは大違いの、落ち着いた空間です。
よりすぐりの紅茶、手作りの焼き菓子。
お皿はポーランド製のお洒落な青磁。
窓から陽光が差し、室内を柔らかく揺らします。
店主おすすめのフランスの翻訳絵本を手に取り、
そのグレードの高さに、秘かに感動してしまい、
読み返してみたり。
時間がないので、たった30分しかいられなかったのですが、
お店を出るときには、すっかり元気を取り戻していました。
カフェって、すごい、と改めて感じました。
たぶんあのままファミレスで、お茶をしても、甘いものを食べても、
元気は取り戻せなかったはず。
店主の好きなことを仕事にされているお店が与えてくれる力。
自分がどうしてカフェが好きなのか、
それはこういうことなんだろうな、と再確認しました。
私も、自分に誇りを持てる仕事をしたいと思います。