昨年(2015)の11月。
当尾の里で蕎麦店「
吉祥庵」を営まれる守田蔵さんの作品展
甦る、正倉院宝物「撥鏤」(11/4〜9)に行ってきました。
会場は奈良・東大寺の近くにある五風舎。
正倉院宝物の撥鏤尺八枚ほか創作も展示、写真はその一部です。
私個人としては、ほとんど知識がない中
正倉院に出陳されている撥鏤も見たことがなく、
その真髄は理解できなかったかもですが
繊細で美しいのは感じることができました。
以下は【彬子女王殿下が書かれた取材より(和樂2015.3月号 小学館)】いつか間近で見てみたいと願った紅牙撥鏤尺は、
天平時代の本物と寸分だがわぬ姿でいつの間にか私の目の前に並んでいる。
姿形だけではなく、その精神性も守田さんの撥鏤尺は写しているのだった。