5回
2018/12 訪問
一斉スタートの割烹。前回に続きウルサすぎて疲弊 料理も低調に感じた'18師走の夜
外観('18.12月中旬 夜)
準備中('18.12月中旬 夜)
日本酒色々('18.12月中旬 夜)
1.先付:海老芋 春菊 しめじの和え物('18.12月中旬 夜)
2.お造り:鯛焼霜 帆立 鰤 湯葉 生麩
3.椀替:餅と松葉蟹の葛あん仕立て 芹('18.12月中旬 夜)
4.小鍋:かぶらと鯛の白味噌仕立て('18.12月中旬 夜)
4.小鍋:かぶらと鯛の白味噌仕立て('18.12月中旬 夜)
5.かき揚げ:金美にんじん 玉ねぎ
6.食事:ご飯 出し巻き 味噌汁
7.甘味:リンゴのきんとん
小鼓 新酒 吟醸生('18.12月中旬 夜)
辰屋('18.12月中旬 夜)
玉乃光 純米吟醸 ('18.12月中旬 夜)
聚楽第 佐々木酒造('18.12月中旬 夜)
店内はカウンターのみ('18.12月中旬 夜)
2018/12/29 更新
2018/09 訪問
京都の隠れた人気割烹。賑やかすぎた以外は今回も心から満足
京都屈指の観光地・清水寺の界隈。
店主30代半ばして昨年(2017年)10周年を迎え
料理は昼夜共に4500円のコース1本。
初利用した時の感動を求め時折リピートしている
店主一人で営むカウンター割烹の実力店です。
今回も八坂の塔を横目に到着し
4500円とは思えない趣向を凝らした料理が多数。
初訪問した時の感銘には届かなかったとはいえ
トークと技が織りなす3時間に心から満足した夜でした。
いただいた9月中旬のコース内容は
【先付】冬瓜/えのき/鱧の玉子の葛餡掛け
【造り】鯛/帆立/カマス焼霜/生麩(「京生麩大野」製)/湯葉
【寿司】鱧のそぼろ煮寿司/栗チップ添え
【椀替】松茸と鱧の土瓶蒸し
【天婦羅】サツマイモ/南京
【食事】出汁巻き玉子 白ご飯 留椀 漬物
【甘味】無花果(ゴマペーストと生クリームのソース)。
中まで出汁が行き届いた先付から始まり
鯛は少し熟成させてるそうで毎回たしかな味わい。
土瓶蒸は昨年11月の感動的なレベルには及ばなかったものの
9月半ばの季節を考えると充分な満足感。
焼いた身をソボロにして炊いたという鱧寿司も印象深く
料理人の腕が現れると言われる料理
だし巻きはかっちりめの食感ながら出汁の旨みが豊かで
店主の技量の高さが伺えます。
■□カウンター前の風景は正にライブキッチン。
今回は騒がしいグループ客がいて
所どころ落ち着けなかったけど
明るく楽しい雰囲気は変わらず好印象。
店主の和久さんは各地の割烹や料亭で研鑽を重ね
少し前に訪れた「弥さしさ 大島」で聞いた事を伝えると
老舗「はり清」にサポート料理人として一時期在籍し
「弥さしさ 大島」の店主と一緒に働いてたとのこと。
料理の説明から調理まで、時に料理教室のような
トークや笑いを交え丁寧に対応してくれます。
食材の豪華さや薄味だけが好きな人には向かなくても
値段以上にすばらしい料理と心和むサービス。
名所「清水寺」に近い東山エリアで
店主一人のライブ感あふれる割烹を楽しみたい時にぜひ☆
来年2月から500円値上がりしコース5000円になるそうで
所要時間は約3時間、年内は全て満席ながら
空き席が出ればサイトの営業日程で更新されています。
お店は八坂の塔からすぐ('18.9月中旬)
一番乗り('18.9月中旬)
調理前の松茸と鱧('18.9月中旬)
調理風景/冬瓜 鱧の子の葛あんかけ('18.9月中旬)
1.冬瓜/えのき/鱧の玉子の葛餡掛け('18.9月中旬)
鯛をさばく店主('18.9月中旬)
2.造里:鯛/帆立/カマス焼霜/生麩/湯葉
帆立アップ('18.9月中旬)
3.鱧のそぼろ煮寿司/栗チップ添え
調理風景/松茸('18.9月中旬)
4.松茸と鱧の土瓶蒸し
4.松茸と鱧の土瓶蒸し
4.松茸と鱧の土瓶蒸し
天婦羅の調理風景
5.天婦羅:サツマイモ/かぼちゃ
デザートの料理風景
7.甘味:無花果 ゴマペーストと生クリームのソース
瓶ビール
日本酒いろいろ
旨辛純米 浅間山('18.9月中旬)
鬼熊 無濾過生原酒('18.9月中旬)
調理風景/土瓶蒸し('18.9月中旬)
調理風景/鱧寿司('18.9月中旬)
調理風景/鱧寿司('18.9月中旬)
調理風景/出汁巻き('18.9月中旬)
出汁巻きのプレゼン('18.9月中旬)
夜の外観('18.9月中旬)
2018/10/15 更新
2018/07 訪問
京都|東山の隠れた人気割烹。今回も和やかなライブキッチンに魅了された7月の昼
京都屈指の観光地・清水寺の界隈。
店主30代半ばして昨年(2017年)10周年を迎えた
八坂の塔の近くに佇む実力派のカウンター割烹です。
2017年11月のコースに感銘を受けてから
今回の来店は2018年7月中旬の午後。
メニューは昼夜ともに4500円のコース1本。
4500円という限られた中で紡ぎ出される料理は
店主の技とセンスの結晶のような全7〜8皿。
この日、居合わせたご高齢のマダム方々から
何度もおいしいとの声が聞こえてきた事も
当日のすばらしさを物語り
昨年秋の次に高い満足感に包まれました。
最初に中瓶ビール(680円)から聚楽第(1合680円)
いただいたコース(税別4500円)は以下に記載。
【先付】蛸とジュンサイ 胡瓜 淡酢出汁(京焼の器で)
【造り】鯛炙り ホタテ 鱧落とし 粟麩 湯葉
【麺類】鱧ソーメン
【田楽】和歌山産鮎と茄子の田楽
【天婦羅】ぐじ 鱧 赤万願寺 万願寺
【食事】だし巻き 白ご飯 留椀 漬物
【デザート】木の芽のアイス
全体的に正統派の流れをくみながら
センスと技を凝らし丁寧な仕事が光る全7皿。
お造りの鯛とホタテはこの値段とは思えない質と豊かな風味。
定番「京生麩 大野」の粟麩は
以前と比べ少し状態が良くないと感じたけど
特に印象的だったのは「鮎と茄子の田楽」。
厚く切り抜いた茄子の皮で円筒の土台を作り
中に切った茄子を入れた田楽の上に
三枚に降ろした鮎を焼いた身を乗せ
更にカリカリに揚げた鮎の骨を合わせた一品。
塩が的確に決まった鮎の身と骨、茄子田楽それぞれが美味しく
合わせて食べても見事な一体感。
前回も出てきた「ぐじの松笠揚げ」や定番料理「出し巻き」も秀逸。
最後にデザートとお茶をいただきコース終了です。
■□カウンター前の光景は正にライブキッチン。
トークや笑いを交えながら明るい雰囲気に包まれ
調理から食材の説明まで流れるように展開。
カウンター割烹の醍醐味に満ちあふれています。
店主の和久さんは特定の出身店ではなく
京都各地の割烹や料亭で研鑽を重ねたそうで
現在11年目にして30代半ばという若さ。
喜んでほしいとの思いあふれる誠実な料理人です。
高額な割烹や懐石に注目が集中する京都にあって
昼夜ともに3組限定としながら
目立ってメディアや雑誌に出てなくても
1〜2ヶ月先まで予約でほぼ満席という人気も納得。
京都随一と思うコストパフォーマンもさることながら
個人的に4000円〜8000円位までのコース価格で
素材に頼らず力のある料理を作る事って
相当な実力がないと難しいと思うので
コース4500円の「和久」のレベルは本当にすばらしい。
「清水寺」に近い「八坂の塔」から数分の東山にあり
今回もまた値段以上に魅了された2018年7月中旬。
コースは昼夜ともに基本の4500円より高いコースも相談可能。
店主ひとりのライブ感あふれるカウンター割烹という時にぜひ☆
所要時間は約3時間、空き席はサイトで日々更新されています。
東山の「八坂の塔」を横目に徒歩1分ほど(2018年7月中旬 昼)
お昼の「和久」に到着(2018年7月中旬 昼)
店内はカウンターのみ(2018年7月中旬 昼)
トーク力抜群の店主(2018年7月中旬 昼)
セッティング(2018年7月中旬 昼)
ビール中瓶680円(2018年7月中旬 昼)
【先付】ジュンサイ 胡瓜 出汁と少しの酢(2018年7月中旬 昼)
【造り】鯛炙り ホタテ 鮪 粟麩 湯葉(2018年7月中旬 昼)
調理の光景/鱧ソーメン(2018年7月中旬 昼)
【麺類】鱧ソーメン(2018年7月中旬 昼)
調理の光景/茄子と鮎の田楽
調理の光景/茄子と鮎の田楽
【強肴】茄子と和歌山産鮎の田楽
【天婦羅】ぐじ 鱧 赤万願寺 万願寺(2018年7月中旬 昼)
断面ぐじと鱧の天婦羅(2018年7月中旬 昼)
【食事】だし巻き 白ご飯 赤出汁 漬物
【デザート】木の芽のアイス
佐々木酒造の聚楽第 1合680円
ロケーション(2018年7月中旬 昼)
2018/10/04 更新
2018/02 訪問
京都|東山の本格割烹。今回もライブキッチンに魅了された'18年2月の夜☆
京都の東山「八坂の塔」近くの小路にあり
店主30代半ばにして2017年に10周年を迎えた実力店。
昼夜ともに4500円コース(税別/サ込)を基本に
10,000円位までのコースにも対応してくれる
和やかなライブキッチンが魅力のカウンター割烹です。
そんな「割烹 和久」へ。
2017年11月に感銘を受けてから約3ヶ月後。
11月の感動を再びとの期待を抱き2月中旬に訪れたところ
前回のような圧巻の瞬間はなかったものの
4500円のコースにして平均的な割烹を大きく上回り
一人で仕切る大将の料理とトークに心から満足しました。
今回のコース(税別4500円)内容は以下の通り。
合わせたのは瓶ビール(600円)、日本酒一合を2種類です。
1【先付】春菊と蟹の和え物(干支を描いた京焼の器で)
2【椀物】白味噌椀 鯛と海老芋と菜の花
3【造り】鯛焼霜/長崎の寒ブリ/車海老の湯引き/粟麩と湯葉
4【鍋物】みぞれ鍋(お餅2個 壬生菜 シメジ 豚肉)
5【天婦羅】甘鯛の松笠揚げ/金時人参/蕗の薹
6【食事】白ご飯/赤だし/だし巻き/香の物
7【水物】自家製の安倍川チョコ餅/いちご。
今回は2月中旬という季節柄
11月の「松茸と鱧」のようなエース級の料理はなかったものの
正統派の割烹や懐石の流れをくみながら
4500円という中でセンスと技巧を凝らした料理が充実。
中でも、白味噌椀、3種のお造り、「京生麩 大野」の粟麩
みぞれ鍋にかけては、味覚を満たす満足レベルが上昇し
甘鯛の松笠揚げに関しては旨味とコクが凝縮した至極の領域。
また他の割烹では今一つ弱く感じる事も多い
「出し巻き」は前回以上に出汁が際立ち京都でも上位と思うレベル。
最後の安倍川チョコもハッとする味わいでした。
■□カウンター前はオープンキッチンになっていて
料理の説明はもちろん、時に笑いを交えたり
楽しさや和みを演出する姿勢は誠実な料理人そのもの。
時にコース1万以上の高額割烹を上回る料理や要素も多く
京都でも最強と思うコストパフォーマンス。
昼夜ともに3組限定としながら
目立ってメディアや雑誌に出なくても
1〜2ヶ月先まで予約でほぼ満席というのも納得です。
まだ30代半ばの大将は特定の出身店ではなく
祇園や先斗町の他、割烹から料亭でも研鑽を重ねたそうで
リンク先を見ると本当に多彩な経歴。
http://www.geocities.jp/wa9wa939/jikosyoukai.html
この価格帯なので派手さはなく
前回よりスケール的に少し弱く感じたけど
大将の人柄と技が織りなす料理に心から満足した2018年2月中旬。
「八坂の塔」から数分、「清水寺」にもほど近く
和やかなライブ感あふれる本格割烹という時にぜひ☆
コースは昼夜ともに4500円を基本に所要時間は3時間ほど
1000円刻みで高いコースも相談できるそうです。
東山の「八坂の塔」を横目に数分(2018.2月中旬)
夜の「和久」に到着(2018.2月中旬)
店内の一角(2018.2月中旬)
味覚に響く絶妙な出汁巻き(2018年2月中旬 夜)
瓶ビール中瓶(税別600円)
カニをさばく大将(2018年2月中旬 夜)
1.先付:春菊と蟹の和え物('18年2月の4500円コース)
椀物を調理中(2018年2月中旬 夜)
2.鯛と海老芋と菜の花の白味噌椀('18年2月の4500円コース)
鯛の焼き霜(2018年2月中旬)
包丁さばき(2018年2月中旬 夜)
3.造り:鯛焼霜/長崎の寒ブリ 車海老の湯引き/粟麩と湯葉
みぞれ鍋に入るお餅(2018年2月中旬)
4.みぞれ鍋 お餅2個 壬生菜 シメジ 豚肉('18年2月の4500円コース)
4.みぞれ鍋 お餅2個 壬生菜 シメジ 豚肉('18年2月の4500円コース)
天婦羅の調理中(2018年2月中旬 夜)
5.甘鯛の松笠揚げ/金時人参/蕗の薹('18年2月の4500円コース)
6.白ご飯/だし巻き/赤だし/香の物('18年2月の4500円コース)
7.水物:自家製の安倍川チョコ餅と苺('18年2月の4500円コース)
一合で/白瀑醸造元 ど 純米生酒
一合で/Ruka流輝 純米無濾過限定生酒(群馬/松屋酒造)
日本酒いろいろ(2018年2月中旬 夜)
鍋の調理風景(2018年2月中旬 夜)
天婦羅の調理風景(2018年2月中旬 夜)
2018/03/30 更新
2017/11 訪問
京都|東山の名割烹。トークと技を披露しながら3時間。最強CPにして高水準
2017年11月中旬の午後。
秋深まる前の京都東山/八坂の塔近くにある
10周年を迎えたというカウンター割烹「和久」へ。
数年前から思いながら常に予約満席という中
たまたまサイトをチェックしたら空き席があり予約。
念願の訪問となった割烹「和久」には
コース4500円にして時に高額割烹を上回る領域へ
期待値を大きく超える世界が広がっていました。
メニューは昼夜ともに同じコースで4500円。
店主の和久さん一人でまかないながら
調理中も合間をみてトークや技を披露し
料理教室のように魅せるライブ感が傑出。
客人に楽しんでもらおうとする気持ちが伝わり
何より【コース全8品4500円(税別)】とは思えない
グレード感に心から満足した次第です。
店内はL字型カウンターのみの綺麗な空間。
高額店でも隣と詰め詰めなケースが多いけど
各ゲストとの間に一席分の空きを設けてあり
ゆったりと寛ぐことができます。
昼夜ともに4500円のお任せコース1種類。
まずは瓶ビールから画像の日本酒と合わせ
感動したのは下記のコース(4500円税別)です。
1【先付け】九条葱 丹波しめじのポン酢仕立て
2【お造り】鯛 車海老湯引き 秋刀魚炙り 粟麩 湯葉
3【蒸し物】松茸と鱧の土瓶蒸し(3点留めの土瓶)
4【お凌ぎ】酒煎りの鯛と銀杏の飯蒸し
5【焼き物】カマス幽庵焼 鳴門金時のチップ添え
6【天婦羅】宿儺かぼちゃ 伝助穴子
7【食事】白ご飯 だし巻き 赤だし 香の物
8【水物】柿
全8品のコース(4500円)を通して
この価格帯とは思えない質とレベルの高さ。
良質な素材感だけでなく
卓越した技と的確な調理で加味された力のある料理
一口で味覚に響き後口も豊かに広がる料理が充実。
中でも2品目のお造りから至極の次元へと導かれ
際立つ粟麩は「京生麩 大野」製と聞き納得。
たっぷりの松茸にコク深い出汁が折り重なる土瓶蒸し
鯛と銀杏の飯蒸しにかけての満足度は最大級へ上昇。
カマスの幽庵焼のみは平均的に感じたものの
他の割烹や懐石では今一つ弱い場合が多い
出し巻きも出汁感が引き立ち白ご飯と一緒に絶妙でした。
■□カウンター前の光景は正にライブキッチン。
調理から食材の説明まで流れるように展開し
時に笑いを交え、楽しませてくれる姿勢は
誠実な料理人そのもの。
聞けば昼夜合わせ6時間トークし調理してるそうです。
そんな店主の和久さんは25歳で独立してから
10周年を迎えた2017年現在35歳という若さ。
特定の師匠や出身店ではなく祇園や先斗町の他
多くの割烹や料亭で研鑽を重ねたそうで
高額な割烹や懐石が主流の京都にあって
最強パフォーマンスと思える貴重な存在。
予約で満席の理由がよくわかりました。
昼夜とも4500円(税別/サ込)のコースを基本に
1000円刻みで高いコースも相談できるそうで
出し巻きは予約制でテイクアウト可能(800円)。
「八坂の塔」から数分、「清水寺」にもほど近い
和やかな魅力あふれる本格割烹「和久」へぜひ☆
空き席は公式サイトの営業日程をみて確認下さい。
八坂の塔から徒歩数分(2017.11月中旬)
外観(2017.11月中旬)
店内はカウンターのみで禁煙(2017.11月中旬)
トーク力抜群の大将(2017.11月中旬)
1/先付け:九条葱 丹波しめじのポン酢仕立て(2017.11月中旬)
説明しながら鯛をさばく大将
鯛を引く風景(2017.11月中旬)
秋刀魚の火入れ(2017.11月中旬)
2/造り:鯛 車海老湯引き 秋刀魚炙り 粟麩 湯葉(2017.11月中旬)
2/造り:鯛 車海老湯引き 秋刀魚炙り 粟麩 湯葉
松茸の調理風景(2017.11月中旬)
3/松茸と鱧の土瓶蒸し(3点留めの土瓶)
3/松茸と鱧の土瓶蒸し
3/松茸と鱧の土瓶蒸し(2017.11月中旬)
4/お凌ぎ:酒煎りの鯛と銀杏の飯蒸し(2017.11月中旬)
5/カマス幽庵焼 鳴門金時のチップ添え
6/天婦羅:宿儺かぼちゃ 伝助穴子
7/食事:白ご飯 だし巻き 赤だし 香の物
絶妙な出し巻きアップ(2017.11月中旬)
8/水物:柿(2017.11月中旬)
サツマイモの調理風景(2017.11月中旬)
調理風景/カマスの幽庵焼き
一番搾り中瓶 600円(2017.11月中旬)
町田酒造の無濾過秘蔵原酒生/限定酒(2017.11月中旬)
伏見の玉乃光 純米吟醸 1合680円(2017.11月中旬)
外観。松原通と八坂通の中頃
店内から見た短いアプローチ
ドリンクメニュー(2017.11月中旬)
2018/01/25 更新
京都東山。一斉スタート&お任せコース1本。
今まで称賛してきた店主ひとりのカウンター割烹へ。
5度目となった2018年の師走。
前回に続いてのガヤ感MAXだったので
出来る範囲で全席の事を見てくれるよう店主に伝えるも
気を回してくれず騒々しい日があるのも「和久」の特徴とのこと。
賑やか以上にヤカましい悪環境に疲れきった3時間でした。
コース料理に関しては
先付の海老芋 春菊 しめじの和え物/お造り/だし巻きは
今まで同様に十分満足した反面、コース全体を通しては
税込4845円という価格を考えても低調に感じました。
例えば2品目の餅と松葉蟹の葛あん仕立てや
5品目のかき揚げは居酒屋的というか凡庸な味わい。
4品目のかぶらと鯛と壬生菜の白味噌仕立てに至っては
かぶらの素材感を損なう調理の加減〜更に鯛の臭みが気になり・・・
全体にグッとくる料理が一品もなく終了。
今まではキラっと光る料理が1品は出てきたので
この時は調子が悪かったんかもしれません。
初訪問の輝きや感動を求めて5度目の今回。
前回は運悪く大騒ぎグループと遭遇してしまったと思い
好意的に耐えましたが
2度続けてということで店主に尋ねてみたところ
結構な比率でワチャワチャな日もあり
ヤカましさを歓迎する面があるのも「和久」なんだそう。
一人で頑張るリーズナブルなカウンター割烹として
明るく丁寧な接客や実力派の料理人という思いは変わらないものの
2度続けての騒がしさと料理にもガッカリした2018年の師走。
ウルサすぎたのは超常連グループとのことで全席への配慮なく
コース1本で所要3時間、酷く疲れたまま帰路につきました。
こういう事もあるという参考までに。