私のホテルの世界に於ける立ち位置は
<
本籍:オークラ、現住所:富士屋ホテル、仮住所:シャングリラホテル東京>
と表現しているが(現住所と仮住所は何時入れ替わってもおかしくない)・・・
昭和の末の頃(未だ野田岩次郎氏在りし日)2年ほど殆ど毎週末オークラで過ごしていた。
(こよなく愛していたオークラだが、10年ほど前にホテルの残骸になってしまったと思い、以来余り近付いていない)
その頃、
夜食で一番利用していたのがおにぎりだった。おにぎり自体美味しかったが、添えられた焙じ茶が傑出した美味しさで・・・・・「淹れ立てのわけはないし、なぜこんなに美味しいのか??」と不思議に思って居たら、かつて<オークラの星>と言われ・当時仙台ロイヤルパークホテル総支配人だった(当時、私が<日本一のホテルマン>と畏敬した)越前屋昌弘氏が「
山里の年配の仲居が、その都度淹れていました」と証言して、驚愕したものだった。(勿論、良かった頃のオークラの昔話に過ぎない)
その流れで、その後も色々なホテルで夜食におにぎりが無いかメニューを見て、有れば大抵注文したものだった。馴染みのホテルでは夜食以外の時間にも対応して貰ったりした。
(今はどうか知らないが以前は)外資の
リッツカールトン東京や(私の大嫌いな)
グランドハイアット東京などでも夜食メニューにおにぎりが有ったと思う。
(
富士屋ホテルまで部屋に浴衣を置かなくなったのに)外資なのに浴衣を置いている
シャングリラホテル東京には感心していたが・・・・・おにぎりのメニューは無く、その点は残念に思って居た。
今回、偶々キッズメニューにおにぎりを見つけ、思わず朝食のルームサービスで注文してしまった。具は少なかったが、御飯の炊き具合・握り具合は良く(焼き海苔はやや少なかったが)・・・味噌汁が無いのは残念だったが、香の物が子供向けの感じではなかったので、出立時見送りに来てくれた岡村副総料理長に尋ねたら、私用に対応してくれたのだった(感謝)。
私の好きなホテルでおにぎりがインルームダイニングメニューに登場する事を期待してやまない。
* 補足:その後、岡村副総料理長がインルームダイニングメニューにおにぎりを正式に入れてくれた(その後、岡村氏は総料理長に昇進した)。