レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/01訪問 2014/01/29
小樽の寿司屋通りの外れ、港に向かって北上した奥側に位置する、握り寿司店です。
こだわり抜かれた寿司ネタ、調度品、洗練された演出は見事です。
葉蘭(読み方:バラン、笹の葉などのカウンター上の握り置き)、醤油指し、小皿 … には、小樽名物のガラス食器を使用、老舗と異なる先進の感性が光っています。
ランチの「おまかせ握り」を戴きました。
■ランチ おまかせ 3,900円
小樽・色内町の田中酒造が、お店の為に開発した、日本酒を冷やで戴きます。
■握群来膳 一合
お通し 海苔佃煮・クラゲ入り
おまかせコースは以下の通り。
■ヒラメ 昆布ジメ
プリッとした身に、昆布の燻が漂い!
酢飯は柔らかめの味付けで、フワッと口中に拡がります
■天然の中トロ
養殖程、脂の刺しが無く、旨味が濃い
■ホタテ
これも軽めの煮切りで、糖度が高く、旨味たっぷりの貝柱
■タラバガニ
大振り過ぎると身が硬くなりガチなタラバですが、これは上物
■苫小牧のホッキ貝
見た目は不恰好ですが甘味は抜群の道南の味覚です
■ソイ
北海道らしい一品。冬の脂の乗りは格別です。(あれっ、写真取り忘れた)
■牡丹エビ、卵醤油漬け載せ
家人曰く、本日最高の一品!卵の醤油漬けと云う繊細な手間が活きています。
■ウニ
良質の馬糞
■イクラ
卵の皮が柔らかで、上質な仕上がり。
■あおさ汁
ほんのり海老出汁が美味い!
※ 海老出汁は、本旅行中、三度も出くわし、ブームを痛感!
■追加で一貫 白子、軍艦巻き
硝子の容器に入った、真鱈の白子が、余りに美味しそうで、遂々、注文。『イデミ・スギノ』のケーキの様にクリーミィ!
洗練されたスタイルは、小樽の町では群を抜き、ミシュラン☆☆も納得の名店。
次回は夜、お寿司以外も摘まみに来たいものです。
(2014年1月初訪問)
2位
1回
2014/01訪問 2015/05/09
すすきのに在る、札幌フレンチ界の雄『ル・ヴァンテール』の姉妹店で、札幌ビール工場跡地の大型商業施設サッポロビールファクトリーに在るフレンチ料理店です。シェフは西田庄悟さん。
降雪続きのお正月。天気予報は、明日も吹雪 ‥ モール・ショッピング位しかやることが無い、ならばと、緊急予約。
当日、満席の表示を見て、ラッキーを感じました。
さて、戴いたのは、3,500円の軽目のコース
■鮑のミキュイ ブランダードのムース パプリカのロワイヤル
層により、味が変わっていく趣向。魚介・野菜のバランスが愉しめ、愉し今一品。
■鮮魚の軽いマリネ 冬の根菜のサラダ ヴィネグリット・トリュフ
一見乱雑な見た目の中に、根菜、新鮮グリーン野菜、赤身、そして、草の陰こら芳香を漂わせるトリュフ。食材の絶妙なバランス!
メイン四品から、以下をチョイス。
■北海道産の黒毛和牛のグリエ エビスの薫る赤ワインソース(+1,200円)
奥ゆき深い味わいの良質和牛。赤身からでる旨味は悦楽の境地です。
その他のメイン
■オマール海老と北の鮮魚のクネル 甘エビのアメリケーヌソース
『ル・ヴァンテール』のスペシャリテとして有名な人気の一皿です。
■北道産 牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 百合根と押し麦のリゾット添え マデラ酒のソース
◎デザート
紅芋のモンブラン、カシスのソルベ
◎ドリンク
■場所柄、札幌ビールのプレミアムを、とりあえず、戴きましたが、ここはワインで攻めるべきでした。
■白ワイン ドリフト(NZ産ソービニョン・ブラン)600円 × 2
癖がなさ過ぎて、口に合いませんでした
■赤ワイン アロモ・バレルセレクション(チリ産、カベルネ8割ブレンド 1,200円
粘着性が半端ないのに、飲み口は軽やかで、甘味と渋味が程良く共存。お奨め!!
『ラ・ブリック』は隣にワインショップも持つほどの、ワインレベルの高いお店だということを後で気づきました。もっと、ドリンクは考えて選ぶべきでした。次は‥
ベルナルディの食器や洒落たカラトリー、都心と異なるゆったりした空間配置 ‥ 東京、大阪と異なる、地方都市ゆえの高コスパ、しかし、サービス・レベルは遜色無し、有り難みが心に染みます。
(2014年1月初訪問)
3位
1回
2014/11訪問 2014/11/30
最高のそば、そば前が堪能できる、青山に在る大人の隠れ家。ご主人は柏の名店「竹やぶ」の出身、ミシュラン星付きです。
三連休初日の朝、急遽、夜に外食することに‥そこで‥
予約のとりやすい開店時間の入室を狙って、朝、10時過ぎに電話。テーブルを二席ゲットできました。
場所は、明治神宮前と渋谷の間、周囲は高級住宅街の正に、隠れ家。5時半開店直前に到着。二人連れが満席で、断わられています。
中は、15席、2名席の差し向かいのテーブルをあてがわれます。他は四名テーブルと壁に向かうカウンターです。
店内にBGMはなく、その為、より一層、隠れ家感が増しています。
さで、まずは麦酒で、喉をうるおして‥
■プレミアム・モルツ 小瓶 600円
酒肴として、二人で、以下を一人前づつ、つまみました。
■玉子焼き 600円
塩と甘みの加減が素晴らしい出汁巻き。
■焼きみそ 600円
焼き味噌は、砕いた海老殻入りで、旨味倍増。
味だけでない、食感の愉しさも相俟って、酒呑みには極上の逸品。
■海老味噌漬け焼き 1,000円
味噌漬け海老はみりんの効いた味噌の味が絶妙。
■つまみ鰊 1,200円
ニシンには、生臭さが無く、トロリ溶ける昆布も美味。
そして、お酒には、以下をチョイス。日本酒に、も少しセレクトがあると、嬉しいですね。
■白院正宗山廃 1,000円
静岡の純米酒、香り少なめ、きりっと
■菊 姫 1,000円
石川の純米酒、黄色味を帯び、
とろっと粘度があるも味は淡白
そして、〆には蕎麦を。
■粗挽きせいろ 1,000円
■玉子とじ 1,300円
ツレのせいろを摘み喰い。黒い粒がそばに映え、見た目にも腕が光ります。ほんのり香る蕎麦を、少し摘み、お汁はつけます。
塩辛すぎず、もっちり歯応えで、存在感の強い蕎麦を更に引き立てます。
そば湯は、どろ~りお粥のようで、これだけで甘くて美味い。
薬味の長葱がとても香が強く、山葵とと共に、名脇役でした。
玉子とじで戴いたかけも、田舎風の強いコシは温かい汁にも負けず、見事な出来映え。
半生で汁と溶け合う玉子が、汁の角を丸くして、とじ好きの醍醐味、完遂!
その他、如何おそばのメニューです。
□熱もりせいろ 1,000円
□かけそば 1,000円
□納豆そば 1,500円 冷・熱とも
□花巻そば 1,500円
□とうふそば 1,600円
□天ぷらそば 2,500円 冷・熱とも
□おまかせコース 7350円、9,450円
時々、訪れたくなる、大人の隠れ家です。
早くから呑んだので、時間はまだ9時、連休初日、二軒目に行きましょう。
▽参考レビュー
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13129390/dtlrvwlst/3053041/
(2014年11月訪問)
4位
1回
2014/06訪問 2014/06/16
エッフェル塔にアラン・デュカスの☆付き「ジュール・ヴェルヌ」があるならば、東京スカイツリーにも、最高級レストランがあるべきじゃないかと、云ったか云わずか!?
東武ホテルがプロデュースする、高級・展望レストラン「634(ムサシ)」。標高634メートルに肖(あやか)った命名です。
シェフの牧村直哉はフランス料理出身、「メゾン・ポール・ボキューズ」料理長を経て、和のテイストを加えたスタイルを提案しています。
600件目の記念レビューなのですが、634件目の記念にすべきでした!?(≧∇≦)まぁいいや!
事前の予約が必要ですが、私の訪問した平日のランチ時間には、若干・空席もありました。
コースは昼夜、それぞれ2タイプ。電話での予約確認時、アレルギー確認があり、支障が無ければ、コース選択は当日その場でOKです。
ランチは4,500円、6,000円。ディナーは1.2万と1.5万円(サービス税、消費税のぞく)
お子様用の2,500円のメニューもあるのが、場所柄ですね。
以下が戴いた、4,500円(税・サービス別)の粋コースは、前菜、メイン(3種・肉・魚・リゾット)、デザート(2種)。
■前菜の盛り合わせ
︎■主菜は以下の三種から選択。6,000円には主菜が二品、魚と肉が付いています。
真鯛のポワレ 魚介のちりめんプレゼ、白ワインソース
仔羊背肉のロースト 温野菜載せ マスタード風味のマデラソース
モリーニ茸とポルチーニ茸のトマトリゾット 桜衣の春野菜のフリット添え
■デザート
オレンジ風味のホワイトチョコムースとダークチェリーのコンポート 珈琲風味のビターチョコのムースリーヌ
634特製ブランマンジェ 石垣島からのパッションフルーツソース
前菜の前に、アミューズとして、スープが供されました。
■アミューズ=赤ピーマンのスープ
野菜の青臭さが強過ぎで、今一つ。
■パン=チャパタ
フレンチパンでなく、イタリアパン。世界中から観光客が来るだけあって、フュージョンな感覚です。
■前菜=鮪のカルパッチョ、青海苔、木耳フリット・マイクロトマトのせ、フォワグラとチーズの最中、生ハムとザクロ
フォワグラを最中包みは、とても食べ易く、前菜にはサイコーですね!
■主菜=真鯛のポワレ
皮のクラストがありませんでしたが、身はふっくら。特に、魚介のブレゼ蒸し煮ソースを織りなす、小海老、浅利の深みが Very Good でした。
■デザート=634特選ブラマンジェ
雲海の上にあるツリーをイメージした名物デザート。
メレンゲの様なふっわふわなブラマンジェは、流石の名物、雲海の下に隠されたフルーツも愉しい趣向で、これは必食!
■ドリンク アサヒ熟選、グラスワイン白=勝沼ブラン・鳥居平今村 各 1,080円
高度の影響か普段より酔いが早い気がしました、皆さま、お気をつけください。
食後の珈琲には、お土産として販売中の和三盆とおこし入りのクッキーが供され、高度約300mでの美食ランチは終了。正直、場所柄、見かけ倒しも覚悟していた為、思いの外、上質で一同満足でした。
最後に、ちょっと面倒だったのが、お店の予約。
お店が、ツリー観賞チケット(大人2,570円)が必要な場所に在りますので‥私は若干トラブリました。詳細は省きますが、先方の連絡ミスからです。お店予約をする場合、チケット予約も込みで、任せてしまう方が、スムーズにいくと思います。
(2014年5月初訪問)
5位
1回
2014/04訪問 2014/12/20
我が家の一番人気のレストランですが、名前が難しいのが玉に瑕。
誰も店の名前を、正しく云えません。
そこで、覚え方を考えてみました。
「オ・プレチェネッラ」を家族で予約。塾の帰りで【遅れて姉ちゃん】
「遅れて姉ちゃん」と呼べば、大体合ってます。って、かなり違うって ナヌーッヽ(≧∀≦)ノ ウッキーッ
ならば、これでどーーーだ!!
【お連れの姉ちゃん】と「オ・プレチェネッラ」。
男の夢です、ご同伴。
ってな訳で、今更ながらの有名店。恒例の冒頭一言・お店紹介はカットして、ボケてみました。
さて、今回は野暮用の合間での訪問で、お金も時間も余りなく、お安い2,300円のパスタコースを二人で戴きました。
でも、ワインは別腹。
■アンティパストミスト=前菜は以下の四品。美味い物を少量だけ、リッチです!タルタルが最高です!!
グリーンピースのジュレ
烏賊のクスクス合え・イカ墨ソース、野菜添え
キハダ鮪のタルタル
大山鶏のロースト 野菜巻き
パスタ二品を二人でシェアします。
■パッパルデッレ、仔羊のラグー
こんなにも脂の載った羊は初めて食べました。口中で溶けるほどに柔らかなラグーは、ほんのりスパイシー、豊かな味わいは云う事ありません。タリアテッレに似たリボン型のパスタで、北部トスカーナ州のパスタ。
■カゼレッチェ、からすみ、アーティチョークと小柱のアーリオオーリオ
カゼレッチェは、南部シチリア島発祥、小指大で捻ったパスタ。南の海の魚介系の具材と、さっぱり戴きます。
■グラスワイン白=名称不明。
華やかなアロマと、さっぱりした甘味のワインでした。ふくよかな香りが魅力ですね。アンソニカ種で、トスカーナ州で呑まれ、シチリアでは①皿ワインになる種。
■グラスワイン赤=ポッジョアルソーレのキャンティクラシコ。
完熟チェリーの奥深さに、爽やかな呑み心地。お昼に時には良いワインだと思いました。サンジョベーゼ種のミディアムボディ。
■デザート
マンダリンソルベとミルクレープ
前回同様、全ての料理で満足度が高かったです。
イタリアの南と北、田舎の温かさと都会の洗練。バランスの良い料理には脱帽です。
気取らず、程よくフォーマルな感性が隅々までいき渡っています。
お次は、系列店で、お隣りのピッツェリアにも行ってみましょうか、お連れの姉ちゃん!
(2014年4月再訪)
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12月クリスマス前の週末、家族で訪問。
愛想よし、内装よし、味覚よし!
とても満足、是非、再訪したいお店です。
初め訪れるお店なので、入口の扉の前で、
お店が合っているかの確認してると、
給仕長がすかさず扉を開けて、声をかけきました。
お店はこじんまりして家庭的な雰囲気で、
落ち着く内装です。
比較的、小食な家族なので、電話予約の際に、
コース料理を少なめにをセットして貰っていましたので、
この先紹介する料理は、通常のコースと若干、
異なると思います。
まずシーフードの盛り合わせ、海老、ホタテ、ムール貝、
次に、白子のカリカリ焼きに、メレンゲソースと黒トリュフ、
三品目は、円形パスタ、カブの派のソース、カブ添え。
円形のパスタは、オレチエッテとも違い、初めて見るパスタ。
塩加減、茹で加減が最高!
メインが、羊のヒレステーキ&じゃが芋のソテー巻き、
羊のリブロース。
ヒレは癖がなく、とっても柔らかで、
更に、リブロースの骨の周りの脂はとてもジューシー。
そして、デザートに、イチジク、マンゴ等のスパイス風味の
フルーツ寄せに、生姜の飴細工、ココナツソルベ。
これも絶品!
料理は、保守的なイタリアンではなく、ヌーベル・イタリアンな感じ。
すべて複雑な味で、私の知識では表現し切れません。
(シェフ殿、ご容赦!)
お店はほぼ満席、師走の慌ただしい中、
ウェイターはビール、ジュース、ワイン(白、赤)、
特にワインはボトルではなく、白二種、赤二種を注文、
たび重なるオーダーに快く対応してくれました。
ただ一点、二種類のパンが添えられていましたが、
二種ともヘビーで若干・酸味を帯びた味覚で、
工夫がほしかった!?‥でも、全部食べちゃいました‥
大人のカップル、女子会、ファミリー、幅広い客層を
受け入れるだけの深いキャパシティを備えた、素敵なレストランです。
(2011年12月訪問)
6位
1回
2014/05訪問 2014/05/20
「麦酒庵」という店名なので、地ビールに力を入れているお店と思いきや、それだけじゃない!
日本酒も、肴も一流、ヤバイ位にレベルの高い、酒場です。
都電荒川線のフリーパスで乗り尽くしの旅をしました。一日400円で乗り降り自由、それも乗った電車内で、SUICAかPASMOに機能を付加するだけですので、超簡単‥って、それはさておき、
「麦酒庵」は、大塚駅2分、一階にモスバーガーのある雑居ビルの2階に在ります。
当日予約、というか、開店2時間程前に電話をして、カウンターの隅に入れて戴きました。
地ビール含め、お酒は、店員さんが、客のニーズに合わせてセレクトしてくれます。
ツレと共に、以下八杯を戴きました。
□和歌山ナギサビール(ペールエール) 500円
□いわて蔵ビール (自然発酵ビール) 600円
□長野南信州ビール(アップルホップ) 500円
□いわて蔵ビール(オイスタードライスタウト)600円
□酔衛門(よえもん)岩手県花巻・川村酒造
□百春 岐阜県美濃市・小坂酒造
□羽前・白梅 しぼりたて俵雪 山形県鶴岡市・羽根田酒造
□純米吟醸・忠臣蔵キャトルセット 兵庫県赤穂市・奥藤商事
そして、戴いた肴たち
■福岡県糸島産みるくがき 600円
■宮城県長石産かき 500円
最近、冬でも無いのに、美味しい牡蠣が多いですね。
■山うに豆腐 650円
熊本に伝わる豆腐のみそ漬けで、うにと云うよりチーズの様な旨味。
■酒盗チーズ 500円
魚の内臓の塩辛と戴くと、ワインに合う筈のチーズが日本酒に合う様に早変わり。
■ダシ仕立もつ煮込み 500円
雑味をとり除き、柔らかく煮込まれたモツを、透明な鰹だしで炊き込んだ逸品。
■揚げ茄子の煮浸し 500円
■きゃらぶき 300円
■鶏ダシの稲庭うどん 500円
太さがバラついた手打ち麺、澄み切った鰹だしで戴く最高の〆
どれも、これもお酒を美味しく戴く為、日本各地から集められ、そして、丁寧に調理された肴たち。
お酒と共に、チビチビ戴ける様、濃縮された濃い目の味に特長があります。
唯一の難点は、お客のニーズを聴いた店員(或る意味、お酒ソムリエ)が、混雑の際、注文取りに時間を要する事。
しかし、そんな些細なことを忘れる位、良い酒、良い肴が並ぶ名店です。
世界遺産となった和食、フランスのグルメを連れて行ったら、感動するだろうなぁ~!
(2014年5月初訪問)
7位
1回
2014/08訪問 2014/08/19
中目黒駅そば、マンションの一画に隠れる様に存在する高級焼鳥店。所謂、焼き鳥屋の概念を覆すお店。トレード・マークは、ピンチョス式の一口串。料理はコースのみで提供、シメの炭水化物を選びます。
ゆったりと、お酒を愉しむ、都会の大人の憩いの場です。
ご店主の井口さん、居酒屋出身と仰っておりましたが、軽妙なお喋りで、カウンターを仕切っています。キリッと締めたネクタイが単なる焼き鳥屋との違いを、自らに律しているかの様です。
コースはこんな感じで、4,800円+サービス料10%
■フランス産フォアグラのコロッケ
■季節の茶碗蒸し、ポン酢ジュレと生のカボッコリーのせ
■手造りレバーパテと、自家製パン
■8時間煮込んだ贅沢・鶏スープ
■野菜の和サラダ=ひじき、紅生姜、唐黍、せせり、えだ豆、マンゴーのせ
■北海道・十勝の新田牧場から空輸 カチョカバロチーズ焼き
*********焼き鳥*********
■ねぎま ■ささみ焼き(御殿場ワサビ)
■手羽先 ■つくね ■レバー
※口直しの大根おろしと共に
***** ピンチョス式 焼き鳥 *******
■砂肝 ■セセリ ■ハツ ■ボンジリ
■もつ・ネギ塩 ■牛モツ(塩・たれ)
■イエロープチトマト ■ズッキーニ
■マッシュルーム ■アスパラ
※野菜は替わるみたい
呑んだお酒は以下の通り。
*********ドリンク********
■いぐちスペシャル 1,200円 乾杯酒として提供される、旬のフルーツを使った、カクテル
本日はモエエシャンドンに、キウイの粗微塵入り
■本日のお薦め日本酒 800円 遊穂(山おろし純米)石川県
■グラスワイン 赤白 700円
■白州ハイボール 700円
そして、お料理はコースのみ、それにお酒と〆の炭水化物となります。
■特製カルボナーラ
濃い黄身の生卵がこってり、コクがあり、アルデンテ具合もほど良く、絶品です。
しかし、お幾らだったのでしょう?炭水化物には価格表示がありませんでした。
居酒屋ご出身の店主【井口】さんの渾身のお店は、この本店を発端に、恵比寿、そして、次は西麻布にも進出するのだそうです。
敢えて云うなら、もう少々日本酒の種類が欲しいこと、デザートも欲しいかな。
井口さん、また、会いに行きます。
(2014年8月初訪問)
8位
1回
2014/07訪問 2014/08/09
美味い物しかありません。
贅沢品を、サクッと食べて、プイッと消える格好いい、ご常連が集っています。
贅沢しても、四・五千円。こりゃ、止められん!
■牛煮込み 900円
□生ゆば 1,300円
□箱すし 〃
□コハダ酢(シンコ) 〃
□ボタン海老刺身 〃
■あなご焼き 1,600円
□牛ひれかつ 〃
□まぐろ 〃
□あわび刺身 〃
□毛がにサラダ 〃
□ハモ刺身 〃
■箱すし 1,900円
□のど黒刺身 〃
□岩かき刺身 〃
□土瓶蒸し 〃
■生うに牛巻き 〃
□松茸フォアグラ焼き 2,300円
□きんき酒蒸し 3,500円
という訳で、■四品を戴きましたが、何をか謂わんや。
美味すぎて、語るに落ちる気がしてしまいます。
新鮮な生うに・たっぷりの牛巻。美味くとろける、肉とウニこそ、贅の極み!山海の珍味ここに極まれり!
外縁がカリッと焼かれた、香ばしい穴子。
箱寿司は、僅かのご飯に、生魚がテンコ盛り。シメ鯖、キンメ、帆立、たこ‥
お酒の種類は以下の様な感じ。値段表示はありませんが、一杯 900円換算。
■恵比寿の黒ビール
■角ハイボール
□「獺祭 (だっさい) 純米大吟醸50(旭酒造)」
□「黒部峡谷幻の瀧・純米吟醸(皇国晴酒造)」日本酒アワード3年連続金賞受賞
この店が普通じゃないのは、営業時間。
4時開店と共にほぼ満席(私の訪問、木曜4時20分でラスト二席)、お店は8時までとのこと。
但し、ご常連はグダグダ呑まず、回転が良いので、待ってもすぐに入れます。
(2014年7月初訪問)
9位
1回
2014/04訪問 2014/09/08
感動! ただ一杯の生ビール制覇 Ver.3 @ 広島 銀山町
前回4月と6月の訪問から、2ヶ月、三度目の再訪です。浜ッ子ですが、二ヶ月に一回訪問しています。テヘヘ
=====================
メニューは、生ビール四種のみ=①一度注ぎ、②二度注ぎ、③三度注ぎ、④店名の重富注ぎ。
旨い生ビールを提供する為、独自のドラフトコック(2種のサーバー、昭和式と平成式)を作成。ガス圧の調整方法、グラスの洗浄方法などのノウハウを積み上げて、生ビールを販売するお店。
つまみはありません。肴など、要りません!
ビール一杯5百円。一人二杯まで。
営業は午後5時から7時までの2時間程度。
店主・重富さんに、お弟子さんも頑張られております。
=====================
以前の訪問で、一度注ぎ、三度注ぎ、重富注ぎを、既に戴いておりますので、今回は最後の二度注ぎ。これで一巡です。
注ぎは、前回いらした、お弟子さん。談笑しながらの注ぎを待ちます。
二度注ぎは、キレのある黄色い水に、クリーミィーな平成の泡を載せた一杯。グラスの中で泡が踊り、発泡性に富みながら、柔らかさも帯びたバランスの良い麦酒になります。喉越し、呑みやすさとしては、最も良いのかも知れません。
今回も吞み会前の景気づけですので、一杯のみ。
しかし、なんと、二度注ぎには、二度目を昭和コックか重富コックか選べるということは、あと一種類呑まねばなりません。
また来ます! テヘヘ
(2014年8月再訪)
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今度は2杯、①一度注ぎ、②重富注ぎを戴きました。
前回は一人でしたが、今回は相棒も一緒で、まずは乾杯。
相方は三度注ぎ、私は一度注ぎなので、相方に合わせて、5分待ってから、一度&三度が到着!
■一度注ぎ 500円
乾~杯~ ( ^^)/▽☆▽\(^^ ) カンパ~イ
一度注ぎは、炭酸が強いので、キリッと切れがあります。暑い日でしたので、ゴクゴク呑めちゃいます。
続いて、二杯目=最後の一杯は‥
重富注ぎ 500円
一~三度注ぎとは、サーバーが異なり、とても、とてもクリーミィーな泡が戴けます。泡のキメが細か過ぎて、泡には見えません。
落ち着いた、大人の味のビールです。
一杯目は重富さんの注ぎで、二杯目の重富注ぎはお弟子さんの注ぎでした。
ぜひ、また訪れたい、特別なお店です!
(2014年6月再訪)
=====================
以前、テレビの旅番組で紹介を見て、絶対に行きたいと思っていました。
偶然、宿泊先の隣にあったので、時間がない中、駆けつけ一杯・呑んでみました。
「おかえりなさい。」と迎えてくださるのは、重富寛さん。
http://sake.jp/beer_stand/concept/
祖父が兵庫のドイツ人から生ビールについて学び、広島に紹介された方で、三代目の寛さんは、常に最高の状態で生ビールを提供する様に、機材のメンテ等に目を配るだけでなく、講習会講師などビール普及活動も行っておられます。
吞み会の前に、一杯だけひっかけたのは、
■参度注ぎ 500円
参度注ぎには、5分かかります。
5分の間に、炭酸ガスが抜ける為、味はマイルドになります。ふっくらと盛り上がった泡は、感動、感激、感嘆、感涙…!
…言葉が見つかりません。
因みにビールはアサヒの樽生で、プレミアムではありません。
ドライなテイスト(炭酸ガスの量・調整)を大事にされている様です。
この日から、家でビールを呑む際にも、グラスは冷凍庫冷やしは辞め、冷水(氷水)か冷蔵庫での冷やしに変更しました。
残念だったのは、後ろがある為、一杯しか呑めなかったこと。広島は遠いのですが、必ず、再訪です。
そして、重富注ぎを呑みたいと思います。
(2014年4月初訪問)
10位
1回
2014/06訪問 2014/06/22
保存料を加えず、お餅の柔らかさを追求したお団子は、私の団子人生で、史上最良の逸品と諸手を挙げて賞賛したい!
昭和五年創業の和菓子屋さん。仙台駅の東口から5分程度、新寺一丁目の交差点の先、阿弥陀寺の隣りにあります。
前回、訪問も店仕舞いだった為、再訪です。
早朝8時オープンに合わせ、早過ぎず、遅過ぎず、朝9時前、万難を配して到着です。
そして、三種類を購入し、その場で、あん団子を戴きました!
メニューは全て108円という今どき珍しい価格。
■雁月(かりづき) 蒸し菓子
■寿甘(すあま)
■葛桜
■延命餅=大福
■お団子 あんこ・ごま・みたらし
その場で戴いたのが、串団子には驚いた!
■あん団子
串団子にして、持ち上げられない!
柔らか過ぎて、団子が【垂れパンダ】状態!!
ほんのり甘味を帯びた団子に、上品な甘さのこしあん…
我が生涯、最高の串団子と、憚らずに明言させて頂きます。
次に、その日の夜に、家で戴いたのが、
■延命餅
トレハロースなどの保存料を使っていない為、、硬くなってしまっていました。残念ですが、覚悟の上でのチャレンジ故、悔いなし!
上品なあんこには、目を見張る物があります。
そして最後に、翌日に戴いたのが、
■薄皮饅頭
これは団子ではなく、饅頭故に、保存に問題なし!べらぼうに、美味いです!
次に行く時はお腹をすかせて、朝一番に出掛けて、あんこ、胡麻、みたらしの串団子3個、食べちゃいましょう!
(2014年6月訪問)
2014年は、高価なディナーに全く出掛けなかった。
べスト10に、万円の大台が一軒もないのには、
ジュニアーズもびっくり!
安くて美味い店を探すことに、
食べログの醍醐味を見出しているのかもしれない!?
しかし、質素倹約にはもう一つ要因がある。
年始の北海道にはじまり、
広島には四度、京都・仙台には三度、大阪、博多などに旅をする機会があったが、
気忙しく、ゆっくりとした食事には中々ありつけなかった。
その分、立ち食いの旨い店や、
美味しいお菓子には出逢う事が出来た。
という感じで、優雅でリッチなディナーではなく、
お手軽、リーズナブルなランチが上位を占める結果になってしまった。