4回
2024/09 訪問
ジビエ最高峰のお店、エレゾ。
初めて伺ったときの、コースランチから始まり、ステーキランチを経て、ディナーのエレゾコースのあと、訪問4回目にして、いよいよ念願の¥10000のお任せコースにたどり着きました!
ジビエ好きの自分にとって、六本木のまたぎさんや、浜松の竹染さんのような、素材そのものの味を追求しているお店と並んで、最高のお仕事を加えたフレンチ風のエレゾさんは憧れの存在。
虎ノ門ヒルズに、紹介なしの一般市民でも行けるお店ができて、本当に嬉しい。
今回は奮発して、飲み物は、出てくるお食事のお皿に合わせて、お任せのグラスワインでオーダー。始まりは、シャンパーニュで華やかにスタート!
最初に、鹿のコンソメスープ。もっと濃い味を予想していたが、あっさりとした味付けの中に、旨みもあり、腹ペコのお腹を刺激する♪
次のアミューズのお皿は、おお~、いきなりブータン・ノワール!とても柔らかく、バナナで風味付けをしてあってオトナシイ味。それに、かなりの年月で熟成させた牛の生ハム。こっちは塩味が強いので、ちびちびと。
ここで、2杯目のワインは、白。ここからは、エレゾマークのプライベートブランドのワインが続く。エレゾ・マルシェの表記がある、ヴィオニエ種のオーク樽仕込み。かなりの樽香が、ジビエに負けていない。
3皿目が、鹿肉のリエット。手でほぐしているそうで、やわらくまとまりつつも、繊維1本1本がしっかりとして、味も深い。この小鉢でパンを丸っと1つ食べてしまった。
そして、4皿目は、定番のシャルキュトリー!このお皿の中に6種類のお肉の加工品と冷製お野菜がちりばめられている☆彡豚肉の内臓のパテ、鹿肉のパテ、鹿肉のピスタッチオのソーセージ、鹿肉ときのこのムース仕立て、豚のモモのハム、豚のサラミ・・・。だったと思う。(スミマセン、間違えてたら。)
ここで、3杯目のワインも白。エレゾ・ファームの表記で、シャルドネ種。先程のワインよりも、スッキリしている。
5皿目は、とうもろこしの冷製スープ。真ん中に浮かんだ鹿の煮凝りを溶かしながら、シャキシャキのとうもろこしの実もかなり入っていて、甘〜い!私が3口ぐらいゆっくり味わっているうちに、連れが完飲!お皿を舐め始めるのではないかと心配するぐらいの超スピードに、店員さんも微笑む。
いよいよ、4杯目は、赤。エレゾ・パーティの表記で、ピノ・ノワール。ミディアム・ボディな爽やかな感じ。
6皿目は、温前菜。鹿肉ソーセージとナスの肉巻きに、トマトソースの爽やかな酸味と大葉入りのバジルソースは、深い深い味。このバジルソースだけを瓶詰めにして、売って欲しい!パスタに絡めても、パンに付けても、絶対美味いはず!
そして、最後の5杯目のワインは、もちろんフルボディの赤!エレゾ・テーブルの表記で、シラー種!チョコのような深い風味。
それにあわせる7皿目は、メインの鹿肉ステーキ!
ドーン!圧巻である。
ジューシーで旨みたっぷりの肉厚ステーキを、小市民はチマチマ切って、少しずつ少しずつ噛み締め、味わう。もう、かなりお腹いっぱいに近いのだか、これで終わってしまうのが、淋しい…。
デザートは、鮮烈で爽やかなハーブの香りを混ぜ込んだミルクプリン。敢えてここでは、そのハーブが何かは書かないでおこう。そのハーブのおかげか、口が甘ったるくならないで、全ての皿をエスプレッソと共に終えた…。
大満足!一緒懸命に、大切な命をいただきました。
そして、予想はしていましたが、最後に試練が…
1万のコースなのに、グラスワインが5杯とビール、もちろんサービス料も入り、1人2渋沢超え…
ま、そうなるわなぁ…小市民には、かなり厳しい…
でも、大変美味しくいただきました。
また、しっかりお金を貯めて、また来よう!
ご馳走様でした。
今日の呑みものは、料理に合わせて、グラスワインをお任せで!最初は、シャンパーニュ!
蝦夷鹿のコンソメスープ
すみませーん。左のブーダンノワール、ちょっと食べちゃいました…(^_^;)右は、牛の生ハム。
2杯目は、白。ヴィオニエ種のオーク樽仕込み?ここからのワインは全て、エレゾのプライベートブランド。
鹿肉のリエット!手ほぐしだそうだ!
シャルキュトリー!
3杯目も、白。シャルドネ種。
とうもろこしのスープ。中央の鹿の煮凝りを溶かしながら。
4杯目は、赤。ピノ・ノワール。
温前菜は、鹿のソーセージとナスの肉巻き。トマトソースとバジルソースが絶品。
最後、5杯目は、赤。シラー種。
メインは、鹿肉のステーキ!京都産万願寺とうがらしと北海道産じゃがいもを添えて。
デザートは、ミルクプリンにマル秘のハーブの香りを混ぜて、エスプレッソと共に。
シックな丸いカウンター
エレゾのマーク!
2025/07/11 更新
今回は社用で、初めて個室を6名で予約。
シェフのお任せコースが¥12000をオーダー、以前は¥10000だったが、それでも全然リーズナブル。
命のコンソメスープから始まり、ブータンノワール、手ほぐしリエットから、シャルキュトリ。
この辺りでは、客先のハートを完全鷲掴み。
鮭の骨だけスープからソーセージ、鹿肉ステーキで完全ノックアウト(笑)、会食は大成功。
今回の客先は信州長野に関係が深く、呑みモノは信州産の白から赤へ、最後はフランス産の重厚な赤で〆。ま、ワインをたくさん飲んじゃうと、ひとり¥2万ぐらいになってしまいますな…(^^;;
今回もホントに美味しくいただきました。今年の熊騒動の中、里山の害獣駆除とジビエ料理のあり方なども考えながら、食肉としてキチンと消費し続ける重要さを思い、ご馳走様でした。また必ず寄らせてもらいます。