『角打ちシリーズ』pen E-P3さんの日記

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penジィジの呑み喰い歩き

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pen E-P3 (60代後半・男性) 認証済

日記詳細

名古屋にて酒屋の立飲み文化は薄い。酒屋の店舗の一角に小さなカウンターを設け、飲ます事を関東や九州方面では角打ちと呼ぶ。おそらく枡酒の量り売りから始まった言い回しであろう。一説に、名古屋でコノ角打ちが流行らなかった理由として喫茶店文化があると言う。ボリューム満点のサービスが珈琲一杯で受けられソファーで寛げる訳だ。名古屋気質は酒屋の立ち飲みよりソチラの方がお得と考えたのだろうか???
我が田舎町の町内には古くから四軒の酒屋がある、二軒には角打ちスペースが確かにあった。アレは三十数年前、亡父の会社でアルバイトしてた時の事、とある社員(当時推定50代)より呑みに誘われた。向った先はよく見掛ける酒屋、え?酒屋???。その奥には四人も立てば一杯であろう小さなカウンター、見慣れたオバちゃん(酒屋の女将)が向こうに立ってた。
「お~い、今日は三代目をお連れしたよ~」
と社員が濁声を張り上げる。
思えば小生の角打ちデビューはこの時だったかもしれない♪
立飲みの味を知った小生、地元友人を誘いもう一軒の酒屋へ訪れた事がある。ソコは隣に魚屋も経営しており、刺身や小鰯の煮たのや干物などがメミューにあった。ビールが二本目に差し掛かった頃だろうか?魚屋の大将が不意に顔を出し「お前ら○○さんトコのボンと●●さんトコのボンだろ?有難いけどなぁ、そんな歳からこんな所憶えちゃイカンよ」と窘められた事が・・・以来、酒屋の角打ちは小生に排他的なイメージが植え付いてしまったのだろうか、50をとうに過ぎた今、二軒の角打ち酒屋を憶えた。コノ居心地の良さは何だろうか???
声を大にして叫ぼう
       「人生、下り坂 最高~!」
さて、気になるのは、名古屋市内に一体どれほどの角打ちが現存してるのだろうか???で、調べた所、面白い著書を発見
いつか、横になるまで《立飲み人生劇場・ナゴヤ篇》: 沖てる夫 著
ところで、沖てる夫なる人物とは???、ギタリストでありボーカルでありフリーライターであり鍼灸師???名古屋を拠点に活動する「第8旅団」なる、ロックと酒をこよなく愛するバンドメン。それじゃ余計に解りませんね、アノ伝説のバンド「憂歌団」の歌詞を多く手掛けたんです。
(「おそうじオバチャン」「嫌んなった」「10$の恋」などなど・・・)
さて、我がバイブルとし、ディープな名古屋の立ち飲み文化を探求しましょうか♪
《愛知編》
●北区:佐野屋長太屋酒店みのや北村酒店
●中村区:大島屋酒店・中村屋酒店・愛知屋酒店・山田屋酒店・義侠屋酒店(未訪問)
●港区:かゞみ屋・イトウ酒店(未訪問)
●南区:美濃和酒店・山忠商店・鶴屋酒店・新川屋支店・森酒店・イケヤ酒店(未訪問)
●中区:泉屋商店(未訪問)
●熱田区:酒ハウス平松(未訪問)
●昭和区:大沢酒店(未訪問)
●豊橋:旭屋酒店
《番外編》
●御徒町:まきしま酒店
●鞆の浦:武内酒店
●小倉:赤壁酒店平尾酒店、藤井酒店(閉店)
●門司港:魚住酒店
●戸畑駅:田中酒店
●明石:三國酒店
●大分:御手洗酒店
●桑名:十一屋酒店
●横須賀:酒のデパート ヒトモト 立ち呑みカウンター
●盛岡:平興商店
●宇和島:中西商店
●博多:吉武商店
●熊本:古賀酒店
●宮古島:ぷちまあと
●横浜:浅見本店田原屋酒店
●函館:酒保古西酒店山本酒店丸善 瀧澤商店
●弘明寺:越前屋田中酒店
●上大岡:成田屋酒店
●杉田:愛知屋小林商店
●鎌倉:高崎屋本店
●高松:頼酒店
●福井:マツヤマ
●蒲田:[a:,渡商店]
●博多:[a:,吉武酒店]
●若松区:[a:,安部商店]
●折尾:[a:,高橋酒店]



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