pen E-P3さんが投稿した独酌 三四郎(北海道/旭川)の口コミ詳細

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pen E-P3 (60代後半・男性) 認証済

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独酌 三四郎旭川/居酒屋、海鮮、日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 5.0
  • 昼の点数:-

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人
  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

ココの良さは小生の拙い文作では語り尽くせぬ

記念すべき1234レビューはココしかないっショ♪
旭川、何年振りだろうか?訪れたのは吐く息も凍りそうな寒い冬だった、以前訪れた時は仕事だったが今回は全くのプライベート、「独酌三四郎」を訪れる為の旭川入りと言っても過言では・・・蔵元見学を終えればイイ時間帯、少し寂れた通りにポツンと佇む暖簾を潜る。何時だったか?某TV番組でココを知り、太田和彦の「日本百名居酒屋」にも認められ、彼自身何度も足繁く通う旭川の老舗酒場。念願叶い訪れる事に。
「いらっしゃい」と、日本三大割烹美人女将の笑顔が迎えてくれた♪
*小生の選ぶ日本三大割烹着美人女将とは、越前の魚志楼仙台の源氏そしてココ独酌三四郎
そうさなぁ・・・♪
ビールはさっき呑んで来たから・・・「じゃお酒にします?」
「そうだね、女将さんお薦めの冷や酒を貰おうか」
千原しのぶ似の女将お薦めは、地元旭川は高砂酒造の「風のささやき」
地元旭川の農業者集団「夢民村」が育てた酒米「吟風」を使用した旭川の純米地酒で、爽やかな香りと旨味で飲みやすい超淡麗辛口酒。
お通しの酢大豆は酒にもビールにもあう一品。
さぁて、お次は燗酒だ
焼き燗専用酒は新潟の「麒麟山」で、アテは女将推奨「旬の盆」
つみれ汁、刺し盛り、焼き魚、揚げ魚、大根煮、昆布煮、芹、茸、赤蕪漬けと九品の盆は彩りよく、酒のアテがズラリ♪
目の前の古い竈に置かれた鉄製の燗焼き釜に焼き燗徳利が置かれ、女将が手で確認しながら温める。先代が揃えた清水焼の素焼きの焼き燗も昭和38年に窯元が廃業し、在庫は手元に残る数十個のみとの事。ソレを悔やむご常連が元徳利を参考に作ったそうなのだが・・・確かによく出来てる、出来てはいるが違いは歴然だった。
焼き燗も三本目に差し掛かり、次のアテは女将特製「鰊漬け」と行きたかったが・・・
「御免なさいねぇ、今年は暖かくて今日漬けたんですよ」
あっちゃ~、残念、年明けにまた来なくては
「期待されちゃ恥ずかしいわ、大層なモンじゃないんですよ」
続いてのアテは、身欠き鰊の味噌和え、ししゃも、焼き椎茸
奇しくも椅子は太田氏の座った場所(所謂女将の真ん前)六時から予約で満タンとなる時間を、女将の軽快なトークと、滋味溢れる料理と美味い酒に酔いしれた♪
時計を見れば七時を回り・・・〆に選ぶは名物「モツ焼き」と生小を注文
モツ焼きは、竈横の焼き台で大将の炭火焼、大振りのモツはネットリ舌に絡み付き・・・美味い
*三四郎名物其の壱「酢大豆」
  酢大豆とは大豆を水で戻し、炊いた後に酢を加えたモノで開業以来60年、変わらぬ味だそうな。
*三四郎名物其の弐「焼き燗」
  先代が京都を訪れた際に見付けた清水焼の油注しを気に入り、素焼きを焼き燗用に利用した物で
  既にその店は無く、今ストックしてる物で最後と聞く・・・大事に使ってますと寂しい笑顔が応えてくれた。
*三四郎名物其の参「モツ焼き」
  戦後間もない頃、客は「酢大豆」をアテに酒を呑む、酒が五本に達するとサービスで提供された。
  ある客が三本目で「おい、親父まだか?」
  其の客には最後までモツ焼きを提供しなかったとの逸話が残る
  「今は最初っから出しますよ~♪」と

イカン、このままココで飲み続けたいが、宿はススキノ、尻から生えた根を引き抜くが如く店を後にする。ココは雪の似合う酒場、極寒の吹雪の中を襟を立て訪れたい居酒屋。二月辺り、鰊漬けの一番美味くなる頃に訪れようと心にに誓う。女将とは色~んな話をしたが、敢えて書かない、秘密としておこう♪
・女将旬の盆
・ししゃも
・焼き椎茸
・みがき鰊の味噌和え
・風のささやき(冷や/旭川)一杯
・麒麟山(焼き燗/新潟)4合
・生小一杯
〆て¥7,519-

 
ふと思う、李白の月下独酌のワンフレーズ
  「月はもとより酒嗜まず・・・
     月と影とをひき従えて、ともに楽しむ春の宵」
(*撮影はRX1にて)

  • 潔い白暖簾

  • お通しは「酢大豆」、箸袋は心を込めて大将の手書き

  • 女将「旬の盆」

  • 九つの酒のアテ、先ずはつみれ汁で胃を整え

  • 帯広のししゃも

  • 焼き椎茸

  • 身欠き鰊の味噌和え

  • 名物「モツ焼き」

  • 初代「焼き燗」

  • 二代目「焼き燗」

  • 女将の左手が焼き燗場

  • 一杯目は女将のお酌で♪

2015/11/13 更新

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