pen E-P3さんが投稿したつづき(京都/今出川)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

penジィジの呑み喰い歩き

メッセージを送る

pen E-P3 (60代後半・男性) 認証済

この口コミは、pen E-P3さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

つづき神宮丸太町、丸太町(京都市営)/日本料理

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

京の都でランチ

週末の糸魚川行きがキャンセルと決まった木曜日の夜
「予約が取れたら京都までランチに行こうか?」と家内を誘う。午前八時半に出発し向かう先は「三条本家みすや針」ステンレス針と違い鋼で手造りされた縫い針は生地に穴を開けず、木目込み人形造りを趣味とする義姉への土産だそうな。
正午、店前に立てば白暖簾に打ち水された小さな玄関が静かに迎える。
「こんにちは無理言ったね」
「いらっしゃいませお待ち申し上げてました」
髪を短く刈り揃え白割烹着をビシッと着た若い店主が迎える。
「晩夏の旬をなるべく揃えました、お楽しみください」
車故ノンアルコールビールで喉を潤し
・お昼のお任せ¥5,000-
向付(子持ち鮎の甘露煮と銀杏)
造り(きずし、イサキの昆布締め、鰤)
椀物(鱧と胡麻豆腐の椀)
焼物(鰆の西京焼き、芋茎の胡麻和え、明日葉のお浸し)
肴物(揚げ茄子と冬瓜の渡り蟹餡かけ)
飯物(薩摩芋と栗の炊込み牛蒡のかき揚げ&赤出汁)
香物(漬物)
甘味(スモモのアイス)

南禅寺 瓢亭で腕を磨いた味は確かで、全体に薄味とされる京料理を素材毎に出汁の強弱を付け最後まで飽きさせずに頂く事が出来る。そして思う・・・酒が飲めたらなぁ(苦笑)
今回の京都は観光無し午後は買い物に
澤井醤油本店(薄口醤油)
亀屋友永(松露)
・三条本家みすや針(http://www.misuyabari.jp/
(PentaxK-1&カールツァイス)

  • さあ始まり々

  • 子持ち鮎甘露煮

  • お造り

  • 椀物

  • 焼物

  • 混ぜご飯

  • 赤出汁

  • デザート

2020/10/02 更新

1回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

古都に三河武士の心を見た


記念となるゾロ目(2222)レビューはコチラ
家内の治療終了祝いは城崎温泉へ・・・一気に城崎は遠かろうと京都でランチ休憩。ココは地元寿司屋のご子息のお店、以前より女将から話は聞いてたが訪れる機会に恵まれず今回漸く。南禅寺畔瓢亭で研鑽を積み、目を養う為に市場で働き、20代で開店。三河一色産うなぎや豊橋の鴨肉、八丁味噌、三河みりんなど、愛知の食材や調味料を取り入れ、京出汁と合わせた料理は味にうるさい京都人にも認められると聞く。台風22号の影響で生憎の雨だが折角の機会京都御所を見学。以前はハガキにて見学許可を得る事が必要だったが、今は許可を得ずとも当日見学が可能となる。そぼ降る雨に濡れる御苑も中々オツな景色♪
一時間ほどの散策を終え店へ向かった。場所は京都御所に近い荒神町、路地に面し非常に見付け難い、ある意味隠れ家的とも言えよう。玄関先は打ち水され白地に黒染めの暖簾と、昼だが店名の燈る小さな行燈が迎える。昼は予約のみ、¥4,000と¥5,000の料理が用意される。
「こんにちは、西尾のpenです」
「遠い所お越し頂きありがとうございます」
おお、おお!思い出した。
彼が小さい頃、寿司屋の店内をチョコマカ走り回ってたわ
一丁前の職人になったんだねぇ・・・間口二軒の店は京都の今日町屋サイズ、L字カウンターにテーブルが1席と小さな店内だが、キッチリ磨き上げられた店内とキリリと白衣に身を纏う若き大将に期待が持てる。コノ日の昼は我々の貸しきりだった。
「何時も両親がお世話になっております」
「呑みたいんだけど、城崎まで走るのでお茶でイイかな」
「大丈夫ですよ」
先ずはノンアルコールビールで喉を潤し
・お昼のお任せ¥5,000-
向付(渡り蟹と生湯葉と冬瓜の餡かけ)
造り(本鮪、鮃の昆布締め、ヤリイカ)
椀物(鱧と生麩の椀)
八寸(子持鮎甘露煮、無花果、栗渋皮煮、アン肝、チーズの味噌漬、鮭の昆布締め、蛸の燻製、翡翠茄子、京菜の胡麻和え)
焼物(但馬牛のロースト&鰆の西京焼き)
飯物(むかごと栗の炊込み&赤出汁)
香物(漬物)
甘味(柚子と抹茶のアイス)
旬の渡蟹は三河湾産で甘い。本鮪は中トロ、鮃も香り付け程度に昆布で〆め、烏賊は木の芽が散らされる。盛り込まれた八寸は旬の幸満載で思わず漏らす
「八寸だけで三合は呑めるネェ」
「お酒は何が一番お好きですか?」
「アテにも由るけど、やっぱ日本酒かなぁ」
「名は知れてませんが、コレ美味しいですよ」
と佐渡の地酒「至」を見せてくれた。
「大将、そりゃ酷だよ」
ムカゴと栗の炊込み&赤出汁で〆る
「京都で赤出汁って冒険だね」
「ええ、赤味噌の味を京で解ってもらいたくて・・・」
奥さんは京女だそうな、やっと京言葉も慣れたが地元客にはダメ出しされる。と三河弁を封印した若い店主。がしかし息子との気の抜けた会話に「でらスゲエ」とポロリ、奥さんに叱られる事しばしばと照れ笑い。京都に根付く事を心に決めた若き店主の心意気に拍手を送りたい。
若干地元贔屓な評価となったかもしれぬが、三河の味と京都の味を見事に融合させた味に大満足であった・・・次回は夜に是非とも訪れたい、ご馳走様でした♪
(k-1&カールツァイスで撮影)

  • 喉が鳴るけど

  • ノンアルコールで喉を潤し

  • 使い易い拘りの竹箸

  • 渡り蟹と生湯葉と冬瓜の餡かけ

  • 本鮪、鮃の昆布締め、ヤリイカ

  • 鱧と生麩の椀

  • 盛込まれた八寸

  • 但馬牛&鰆

  • ムカゴと栗の炊込み

  • 抹茶と柚子のシャーベット

  • こじんまりした美しい店内

  • 渡蟹の下処理

  • 鱧の骨切り

  • 釜炊き

  • コレ美味いですよ

  • 御所の紅葉

2017/11/04 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ