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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
支那そばの最高峰
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特製ワンタン麺 黒だし
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特製ワンタン麺 白だし
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2015/09/26 更新
マイレビのダディさんいわく「もはや活字にするのは失礼な領域」とのレビューを読み、ブックマークならぬ、頭の中が「ロックオン」されてしまったこちら「八雲」さん。
黒だしと白だしの2種類の味を確かめるため、最近土曜の恒例行事となっているラーメン食べ歩きの友、家内を連れ訪問。
20分前に店前に到着、瀟洒なつくりのビルは大倉山エルム通りの建物のよう。1階の「八雲」の看板を確認し、階段を上ろうとした瞬間、横をすり抜ける短髪の男性。ものすごい速足だ。後に続いて階段を上ると、その男性を含む先客3人待ち。残りの椅子は1脚のみという甚だ残念な状況だったが、家内と交代で座り開店を待つ。
11:30開店。店内はかなり広く、待ち椅子まで用意されている。これならあと10席ほど作ってもよさそうだが、3杯ずつ丁寧に仕上げるラーメンでは、食事席をつくるよりも待ち椅子を設けるという選択肢も有りなのかもしれない。
家内黒だし、私白だしで、特製ワンタン麺の食券を求めカウンタ席で待つ。
先述の通り3杯ずつ作るので、2ターン目となり、美味しそうに麺をすするお隣さんを横目で見つつ到着を待つ。
4名でのオペレーションで、メインの麺揚げとスープ作りの方、具材盛り付けの方、裏方で仕込みの方、接客の方、それぞれの動きを見ていると、とにかく各人の作業、目配り、動きが丁寧だ。
2ターン目作業完了、黒、白それぞれの特製ワンタン麺が着丼。
まずスープから。
やや塩気が立つが、動物系、節系、更に昆布か、素晴らしくバランスのとれた出汁である。
麺を手繰ると、麺にまとわりついたスープとのバランスが絶妙であることに気付く。まさに見事な塩梅だ。
極太メンマはシャクシャクと小気味良い食感と味わい、チャ-シューは淵の赤い本当の焼き豚であるが、しっとりとした食感と柔らかさが素晴らしい。
名物のワンタンはというと、肉ワンタンはまるで小洞天のシュウマイのような肉肉しさと旨さ、海老ワンタンも食べごたえ充分である。何よりワンタンにありがちな、皮の破れやダレがなく、ゆで加減も最高である。
こちらは、支那そばとして完成形と言えるほど素晴らしいが、個々の具も逸品として成立するほど完成度が高い。
参った。今年二度目の「参った」である。
黒だしのスープも賞味させてもらったが、個人的には黒の方が好みかな。家内は白だしの出汁の味わいが好みという。
マイレビさんに触発されて、来て本当に良かった。
スープまで飲み干した後、行きの池尻大橋ではなく、目黒川沿いを中目黒方面まで歩く。食後の散歩まで楽しませてもらった。
しかし、田園都市線沿いのラーメンのレベルの高さには本当の驚かされる。
今後、和正さんに行くか、こちら「八雲」さんに行くか、悩みは尽きない…。