1回
2019/10 訪問
非日常なひと時と御馳走に舌鼓♡喧騒から離れた、隠れ家料亭。
モクズ蟹と渡蟹の蟹味噌和え
月の輪熊の月鍋
渋皮栗の揚げ物
揚げ銀杏
月鍋
お吸い物替わり… 器は大正時代の見返し椀
月の輪熊の子熊
和歌山の天然の九絵 厚引き
ちり酢で…
ぼたん海老 青柚をあしらって
こんな大きなぼたん海老初めて。お皿からはみ出る〜
重くて持てません(笑)手でいきます
味噌絡んで甘くてとろける旨さ♡
マイルドな〆加減の鯖寿司
大粒炭焼き帆立と塩水雲丹
半分でもこの大きさ…中はレア
だし巻き玉子の中はスッポン
共地餡と九条ねぎで…
播州牛…黒毛和牛A4等級の腿カツ 国産トリュフと黄身醤油
一口サイズでレアカツです
雪椿…魚沼産コシヒカリ
一膳目は明太子ちりめんで…
白味噌の味噌汁は焼き茄子入り
辛子をちょこっと乗せて…
最後のデザートと抹茶
焼きたての安納芋と和三盆カラメルアイス
甘味…慈姑煎餅と小豆
お抹茶
エビスマイスター
カウンター席がオススメ 個室もあるらしい
2019/10/18 更新
大阪北浜の割烹店。
御堂筋より少し東に入ったあたり…
駐大阪・神戸 米国総領事館の角を曲がり
東へ…画廊がたくさんある静かな場所…
ビルの1階にこんな隠れ家的な料亭があるなんて(((o(*゚▽゚*)o)))
予約をして伺いました。
店内BGMは、野鳥のさえずりと、小川のせせらぐ音。明るく清潔なカウンター席が圧巻です。
カウンター席の向こう景色は日本の庭。
外の雑踏は全く聞こえず、大阪に居ることも忘れてしまいそう。
まるで旅行先の気分。
注文のメニューをつらつらとご紹介。
コースでお任せしましたよ〜♡
そして
アルコールは、小瓶の瓶ビール1本だけにしました
エビスマイスターでした。
〜夜懐石〜1,6000円
~~爽秋の御献立~~
⚫︎先附け【小さい秋】
モクズ蟹と渡り蟹の蟹味噌和え
木箱を開けると小豆を敷き詰めたところに、蟹身と蟹味噌の和物。
イクラもアクセントで、いきなりノックアウト!うますぎる(((o(*゚▽゚*)o)))
⚫︎前菜 盛り込み
栗の渋皮揚げと揚げ銀杏
これまた秋の味覚で美味しい。
シンプルに塩味です。
⚫︎吸物替わり 〜月鍋〜
月輪熊と有馬の粉山椒のお吸い物です。
器は殆どが有田焼のようですが、この漆器は
大正時代の見返し椀。
一つ一つ絵が違うそうで無二だそうです。
私の器には柿が描かれていました。
月の輪熊の子熊をこんなふうに頂くのは初めて。
猪に似た見た目のお肉でしたが、イノシシよりあっさりした味わい。
⚫︎御造り
・天然九絵厚引き ちり酢
・ぼたん海老
和歌山のクエで4キロサイズですって?鍋にするには小さいとか…
厚引きの御造りには無問題ですね。
新鮮な食感です。
ぼたん海老は大きすぎて箸では持てません(笑)
重い〜(笑)
手で行きます。
頭もチューチューしましたよー!
⚫︎御凌ぎ 鯖寿司
酢で〆た鯖ですが、凄くマイルドな酢加減
海苔に乗せて手渡しで頂きます。
⚫︎焼き物
大粒帆立の炭火焼きと、
北海道小川商店の塩水雲丹。
まるでプリン?と見間違える貝柱の大きさ。
表面だけ焼いて、中はレア。
塩水雲丹と相性抜群。甘味が広がります。
堪りません♡
合肴 【◯】
巻玉子 共地餡と九条ねぎ
久しぶりに食べるスッポン。
だし巻きにしてあり
共地餡の優しい餡掛けでなんとも美味しい。
⚫︎肉料理
炭火の香りを纏わせた播州牛の腿カツ
黄身醤油 国産トリュフ
杉本料理長の故郷の播磨牛は、
黒毛和牛のA4等級。
腿と言うことですが、キメの細かい柔らかな食感。ウチヒラでしょうか♡
一口サイズに切り揃えられたレアカツは
黄身醤油ソースと、国産トリュフを絡めて
頂きます。香りが豊か〜(((o(*゚▽゚*)o)))
⚫︎お食事 【雪椿】
・釜炊き御飯
・本日のちりめん
・京の白味噌
信楽焼のお櫃で石釜のようです。
この釜で炊くんですね♪
ちりめんは明太子ちりめんでした。
明太子加減がお米の味わいを邪魔しないようにマイルド。
銀シャリと言う言葉がぴったりな魚沼産コシヒカリの雪椿です。
2膳目は玉子掛け御飯で…
黄身の醤油漬けが美味しい〜♡
何気に八代海苔のアオサが抜群の風味。
⚫︎水菓子
焼き安納芋と和三盆カラメルのアイス
焼き立て熱々の皮を
熱そうに剥いてくれる板前さん。
和三盆キャラメルアイスと合わせて極上の水菓子になりました。
和三盆のカラメルのコクが大人な味わい♡
◆甘味
慈姑煎餅と小豆
一見沢庵に見えたクワイのチップス(笑)
慈姑って漢字なんですね。
ほんのり苦味がある御節料理で頂くクワイ。
サクッと軽いお煎餅になり、小豆と食べると
びっくり仰天(;゜0゜)美味しい〜♡
そしてお抹茶も目の前で点てて頂きました。
子供の頃習っていたので、
今でも家でお抹茶は点てます
大好きなお抹茶を最後に…御馳走さまでした
本当に最初から最後まで美味しく
カウンター席での料理長さんとの
語らいやお料理される風景も御馳走。
生きている間に、あと何度くらい
『食』で感動できるでしょうか
焼鳥屋でもカフェでも中華でも
ジャンルは拘らず美味しい感動が出来ると
一番の幸せ。
こちらのお店は数日間、感動の余韻を引きずりましたよ〜。