レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/01訪問 2019/01/25
2018年1月
記念日に利用しました。
ネームバリューと価格帯から、ここぞといった記念日に利用したいと旦那がいつも話していたお店です。
入り口が見える通路に入ると、さっと中から店員さんが来て案内をしてくれました。
お店の歴史を物語るアイテムが飾られた入り口を通り抜け、メインダイニングへ。
店内は他に夫妻らしき方や、数名の団体様、他に何と外国人のお一人様まで。
こちらで食べたいのは、何といっても鴨。
季節のディナーコースではなくアラカルトでしっかりと鴨を楽しむ予定でしたので、
予めある程度頼みたいものを決めておき、当日メニューを確認しつつ相談して決めました。
なかなか来れるところではないので、是非とも食べてみたい伝統メニューを中心にセレクトしました。
鴨を注文すると、カットされて料理される前の状態の物を確認させてくれます。
(累計で何羽目の鴨かという証明書も後でいただけます。)
サービスは当然ながら丁寧ですが、こちらが緊張しない様な雰囲気で話しかけてくれ、絶妙な塩梅の接客でした。
渡されたワインリストも、まるで一冊の本!
なので、二人で飲める量と好みを伝え、お勧めをソムリエさんにセレクトしていただきました。
写真は敢えて控えめにさせていただきます。(撮影は、他の方が入らないならばOKでした)
アミューズ
行者ニンニクとオリーブオイルのソースに、キヌア、子ヤリイカ、カリフラワースライス
さっぱりといただける一品。
行者ニンニクの辛みが、何ともさわやか。
冷製フォアグラ トゥールダルジャン特製三皇帝風
1867年にロシア皇帝に献上されたという、こちらの伝統メニューです。
ソーテルヌとポートワインのジュレが添えられていました。
よくトーストされた耳を落としたブリオッシュの様な小さなパンとともにいただきました。
トーストされて香ばしくなったパリッとしたパンに、フォアグラがとてもよく合います。
ブリオッシュが無くなりそうなタイミングで、さっとパンのおかわりは如何ですかと尋ねてくれました。もちろん、いただきました。
滋味豊かな幼鴨のコンソメスープ
澄んだスープはなんとも深く濃い味、あとに鴨らしい風味が口に溢れてきます。
鴨塩フレデリック クラシックソース
キャロットとズッキーニの副菜添え
胡椒四種をさらにふりかけ、胡椒香りがとても良いです!
皮が香りよく、旨味がたっぷりでスパイシー。
肉は柔らかく、とても味わい深い。
他、別部位はもう一皿別にやってきます。
鴨モモ肉網焼き、砂肝ハツのムース、フォアグラ
アンディーブ、王冠仕立てサラダ添え
チーズ好きなので、やはり外せないとチーズを追加。
ワゴンでやってくるチーズを、一つずつ説明していただき好きな物をお皿に盛ってもらいます。
チーズセレクション
イチジク ワインチャツネ・はちみつ シャンパーニュとアールグレイ・いちじくくるみパン添え
・トムドサヴォア 冬のチーズ
・ルブロッシユ ウォッシュ
・専用機ジロールで削るのは、スイスチーズ・テットドモワンヌ
白カビ青カビ、生クリームのチーズを他に色々チョイス。
個人的に一番好みだったのは意外にもロックフォールでした。
いや、今まで食べたロックフォールの中でも相当な美味しさでした。
デザートも、伝統メニューから二品をチョイス。
スフレ
バニラとラム、チョコアイス。
ふんわり柔らか、甘めのスフレはバニラ&ラムの香り高し。チョコアイスで味を変えたり、暖かいスフレに冷たいアイスといった温度差も楽しみながらいただきました。
当然ながら、美味しい!!
クレープシュゼット
大きなランプが二個。その上でピカピカのフライパンに砂糖を入れて煮詰め、バター、洋酒を加え、仕上げにグレープフルーツを入れて完成。
味はもちろん、食べる前のフランベ演出が楽しい、素敵なデザートでした。
その知名度と雰囲気から、我が家としては記念日だとしても中々行き辛いお店ですが、予約してくれた旦那に心から感謝!!
夢の様なディナーでした。
またいつか、記念日に二人で行けますように。
2位
11回
2025/06訪問 2025/09/05
写真だけの追加です。今年で7周年!
数年前と比べて、お皿類の充実、先付け的なプレートのグレードアップ、料理全体もより洗練されてきていて、毎回唸らされます。
こちらの料理は、是非シェフお勧めのワインペアリングで楽しんでほしいと思います。
ワインが苦手なら、特選ビールのROCOCOもおススメです。
現在はランチは週末のみで7,700円、ディナーは月火休みで8,800円、夜の方が少しグレードアップしています。どちらも8名まで予約可能になりました。
定期訪問のお店、写真だけ一部アップします。
祝六周年!!
毎月一回、予約して訪問しています。
コロナ流行前は、いつも大体ディナータイムでしたが現在は主にランチタイム訪問。
ランチは一組貸切のため、より安心して利用できます。
また緊急事態宣言となった7月12日以降は分かりませんが、
前回のアルコール禁止時期はソフトドリンクだけで営業もされていた時期もあり、その時はかなりこだわりの珍しいドリンクを揃えていてワインが無くても楽しめる様に努力されていました。
東京都の酒類解禁時期での訪問でしたので、料理とワインの相性、ワインの力を改めて感じた訪問となりました。
月一で行くと、同じメニューが出ることもありますが・・同じお皿でも前回よりさらにブラッシュアップされた内容に進化していたりと毎回ため息の出る美味しさ。
今回のレビュー内容は六月の物ですが、七月は初めごろに訪問しました。
ホタテと空豆のオーブン焼き
先月と同じメニューですが、内容がより洗練されていました。
柔らかな火通しのホタテはカットされ、空豆は小粒で味の濃厚なフランス産からほっくりでマイルドな味わいの日本のものに。
ホタテの甘みを優しく引き立てるソラマメ。より美味しい一皿に仕上げられていました。
岩塩でマリネした鴨と無花果のサラダ仕立て
ボトルスのスペシェリテの一つ!鴨の生ハムは季節によって色々な具材と合わせていますが、やはり無花果が個人的には一番好きです。
盛り付けがかわり、見た目ゴージャスに。今回はサラダ仕立てという内容で、葉物以外にエディブルフラワーも飾られて見た目もかわいらしく仕上げられていました。
蒸した穴子のレモン煮
大きな穴子がレモンバターのソースに浸かっています。
今まではスカルモッツアチーズにドライトマトといったシンプルな飾りつけでしたが、今回は違っていました。
上にはさらに野生アスパラガスが載っていました。(見た目はつくしに似ています)
イタリアなどでは山菜的な使われ方をされるそう。茎は細くて柔らか。
スカルモッツァ、ドライトマトにまろやかな酸味のレモンバター、以前より程よく脂の抜けた柔らかなアナゴの美味しい一皿でした。
赤茄子のラビオリ ホッコク赤エビのマリネ添え
前月よりも赤エビマリネが、さらに味が染み込み柔らかな気がしました。
赤茄子のラビオリは・・・
自然な甘味と非常に柔らかな茄子がたっぷり。そこにエビの濃厚なソースが絡みとろけるおいしさ。
コルツェッティ うさぎの煮込みと人参
盛り付けが微妙に違いましたが、おいしさは相変わらず!
クミンが効いた人参ピュレは絶品。そこに、柔らかなうさぎの肉ともっちりしたトルツェッティの食感がナイス。
仔牛とピスタチオのオーブン焼き
先月と同じお皿ですが、牛の部位がちがいます。
今回はサーロイン、前回はもも。
ピンク色の肉は、焼き上げた時の色もとても綺麗でよりピスタチオバターに味が馴染み、美味。
メインの肉料理も、以前よりかなり調理やソース自体もより美味しくなって来てこれからどうなるのか楽しみです!!
この時は、お酒が解禁されていたので赤ワインと肉料理を一緒に楽しむことが出来ました。
バナナとチョコとマスカルポーネのデザート
毎回、メインはマスカルポーネで他の具材が色々かわります。今回はバナナとチョコという間違いない組み合わせでした。
しっかり食べた後、マイルドな甘さのデザートはお腹にも優しい!
食後のカフェと小菓子
コロナ禍で閉店時間も早まり、来客も減る中で苦労されていると思います。
これからも、ずっと通い続けたいお店です。
緊急事態宣言前の三月に最後の外食ランチを頂きました。
そして緊急事態宣言解除後、初外食はもちろんボトルスに伺いました。
その後、大体月イチ位の間隔で伺っています。
元々三組の店内は、席間をさらに空けて営業されていて安心して食事が出来る環境です。
今回は10月訪問分をアップさせていただきます。
牡蠣のオーブン焼き エシャロットのスフォルマート
岩塩でマリネした鴨と無花果 焦がした胡桃とニンニク
太刀魚とキノコと浅利の蒸し煮
イカ墨入りパスタ 魚介の煮込み和え
ロートロ 日本鹿の煮込みとフォアグラ アニスの香るカボチャ
上州牛のオーブン焼き
葡萄とホワイトティーとマスカルポーネのデザート
お食後のカッフェ
※他・・ワインペアリング ハーフ六種類など
毎回、パスタや魚の料理などうならされるものばかりですが、10月に新しく頂いたイカ墨入りパスタも圧巻の美味しさ。
毎回これ以上美味しいパスタ、あるのかしらと思うのですが・・
また違った美味しさのより美味しいパスタが登場してくれて、嬉しい予想外!!
月一で行くと、前回と同じメニューもあったりしますが、また食べられてラッキー!!と思えるお料理ばかりなので同じでも私たち夫婦にとっては嬉しかったりします。
今回のロートロも数回目ですが、パスタや鹿自体はもちろんかぼちゃ部分が素晴らしく美味。
何度も食べたい!と思える一皿です。旦那曰く、幸せの味との事。
今回も、幸せな気分でお店を後にしました。
また伺います!!!
2020年2月
ディナータイムに伺いました。
(現在、席間を開けコロナ対策を行って慎重に営業されています。)
今回も、少量六種類のワインペアリングをお願いしました。
初めはスパークリングワインから。
サフラン風味のカリフラワーと鱈
前回と同じ一皿。
炙ったたらの白子にじゃがいもとニンニクピュレなどを合わせ、色々工夫されたスープが相変わらず絶品。
トスカーナ 白ワイン
コクある味わいに、レモンピール的な香り、爽やかさ。美味です!
メカジキの燻製サラダ仕立て
3日間塩で熟成、燻製して一か月冷蔵庫熟成で生ハム
モッツァレラを手でさき、生クリーム和えて。
マスの卵にホワイトセロリ、ハーブ、青リンゴ、ドライトマトなどが合わさった一品。
白ワイン3杯目
かなり味がしっかり。甘さと酸味、コクあり、
玉ねぎと牛頬とフォアグラのオーブン焼き
アルミで包み、六時間焼いた牛頬、玉ねぎ、フォアグラ、菊芋ピュレ、トリュフかけて。
白ワイン4杯目
桃の香り、甘みとほ酸味、辛味。
カヴァテッリ 魚介類の煮込み和え
イカ墨のカヴァテッリ
飯蛸煮込み、赤海老だし、やりいか、最後にソテーしたイイダコのせ。
あまりの美味しさに絶句・・・!
タコの旨みにやわらかさ。煮込んでここまで柔らかになるとは・・。
さらにソースのコクと旨味が素晴らしい。パスタはもちもち。
仕上げのスパイス、フェンネルの花粉が食べているとふわっと香ります。なんだかアニスの様な香り。
5杯目ロゼワイン
味わいがしっかり目の香り良いロゼ。
4種チーズのラビオリ 栗とサツマイモと焼いた生ハム
チーズの旨み、塩気に焼いた生ハムの食感が面白い。
そこに栗蜜で煮た栗とサツマイモの甘さが効き、複雑な味わい。
6杯目 赤ワイン
甘さあるタイプの赤ワイン。甘みあるソースに合わせて。若干アルコール分高めタイプでした。
富士幻豚のオーブン焼き
脂の融点が低い、富士幻豚。
甘みある脂に柔らかなお肉が美味!!
イチゴとピスタチオとマスカルポーネのデザート
イタリアカラーの可愛いドルチェ。
イタリアンメレンゲで仕上げたピスタチオ、滑らかなマスカルポーネ、煮た苺を合わせて。
小菓子
メレンゲ菓子、ミニタルト、チーズケーキ。
最後はいつものドリンクで締め。
今回も大満足のディナーでした。
ごちそうさまでした!
今年一月に訪問した時のレビューです。
新型コロナの影響で、県をまたぐ移動を控えているので四月から訪問できていません・・・。
今年は毎月行きたいと思っていたのに、残念でなりません。
現在、ランチもディナーも一組のみの受け入れに縮小、ディナーなども開始時刻を早めて終了時刻が早まるよう、自粛営業を行われています。
新型コロナが一日でも収束に向かうように今自分が出来ることに努め、収まったら必ず真っ先に伺いたいお店です!!
2020.1
以前訪問時はたしか無かった、ワイン六種ハーフサイズペアリングと言う嬉しいメニューが出来ていたので迷わず選択しました。お料理ごとに、色々なワインを少しずつ楽しめる嬉しいペアリング!
サフラン風味のカリフラワーと鱈
炙った鱈の白子を浮かべた黄金色の小さな一皿。
ムール貝の出汁、カリフラワー、じゃがいも、牛乳をサフランで味・色付け。
とろける美味しさの白子を包む、スープが絶品。
メカジキの燻製 セロリと洋梨のサラダ添え
メカジキを三日マリネし、燻製をかけた後一か月熟成させた生ハムのような状態。
マスのたまご、シトロンと酢の泡、下には手で裂いたブラータ、りんご、ドライトマトをちらして。
濃厚な味わいになったメカジキを、サッパリした泡や甘味あるフルーツ、酸味と風味の良いドライトマト、風味や食感、様々な要素が包みこんでいて組み合わせが素敵な一皿。
玉ねぎと牛頬とフォアグラのオーブン焼き キクイモのピュレ
旦那が特に大好きなメニュー!!
頰肉赤ワイン煮込み、キクイモピュレと、玉ねぎをまるごとじっくり焼き上げたペースト、トリュフのソテーを。そこにさらにアジアーゴチーズという、しっかり濃厚な味わいの一皿。
まったりしたキクイモにしっかりオーブンで焼かれた玉ねぎの甘味が、重めのトリュフや牛頬肉をまろやかにしています。
パスタ2種
カヴァテッリ 海老出汁とアーモンドのクレマ
アーモンドクリームを散らした一品。
初訪問時、あまりの香り良さと美味しさに、すぐ食べてしまい半分食べてから写真を撮り忘れたことに気づいたメニュー。大好きな一皿です。盛り付け方が昨年と変わっていました。エビの風味とアーモンド、さらにつなぎ役のスパイスがとても良い香り。
四種のチーズのラビオリ 栗とサツマイモとカリカリに焼いた生ハム
栗の蜂蜜でたいた栗が、しっかり主張しながらもチーズに良く合います。
ラビオリに詰められた旨みと塩味のチーズは至福の美味しさ。
そこにカリカリで美味い生ハムが濃厚な味わいとアクセント。
えぞ鹿のオーブン焼き
自家製フォン、生姜の泡。
甘辛なタレに生姜のびりっとした爽やかさ。
えぞ鹿の肉がとても柔らか・しっとりした食感で美味でした。
デザート・食後のドリンク・小菓子
思わぬサプライズもあり、とても大満足なディナーでした!
今回いただいたワインも、どれも美味しかったです。
色々な種類を少しずつというのは、個人的に嬉しいペアリングです。
是非また伺いたいと思います。
11月末近くに訪問しました。
前回レビュー以降、8月二回目や9月末にも訪問しましたがアップしていません。
メニューが秋らしいものになり、もちろんどれもとても美味しいお料理の数々でした。
柿のスープ
柿のピュレ、フォアグラ、シチリア産のマルサラ酒を使った一品。
柿ピュレ、細かく刻んでソテーした柿、フォアグラにチーズ。まろやか、濃厚な旨みを柿の深くてコクある甘さがつつみこむ。チーズはフランス産との事でした。
岩塩でマリネした鴨と無花果
稲川シェフの傑作!大好きな一品。今回も食べられて嬉しいです。
太刀魚の一夜干し ツブ貝とズッキーニ サフラン風味のミネストラ
太刀魚は一夜干しをロールにしてパン粉、ニンニクで焼き揚げた物。
ムール貝とつぶがいで出汁をとり、ズッキーニの角切りを浮かべたとの事でした。
太刀魚はとても柔らかで香ばしく!そこに合わせた出汁がうますぎです!!
カヴァテッリ 赤エビとアーモンドのクレマ
掘ったという意味のパスタ。
赤エビの殻、味噌、身から出汁をとり、シチリア産アーモンドペーストを合わせて。
アーモンドミルクを煮詰めて添え、仕上げにフェンネル花粉で香りづけ。
久しぶりに食べましたが、食べる前から香り良くて嬉しくなります!
味はもちろん、食感も併せて非常に美味!!
ラビオリ イノシシとタレッジョチーズ
タレッジョ、トリュフ、モッツァレラ、そしてイノシシ。
イノシシのすねを煮込み、骨を丁寧に外したものを使用されたとの事でした。
ポルチーニ、マイタケ、マッシュルームをピュレにして。
周りにはチーズのすりおろし。ラビオリの上にはトリュフも散らしてありました。
大きなサイズのラビオリは旨味たっぷりのご馳走でした。
えこめ牛のオーブン焼き
えさにお米を使って育てられた牛です。
自家製フォンとバルサミコの泡、トレビスのソテー。赤いお肉に茶色と濃い紫と、シックな色合いのメインです。
デザート 栗とエスプレッソとマスカルポーネのデザート
栗は栗のはちみつでたいたもので、甘くほっくり。
そこにマスカルポーネやゴディバリキュール、さらに茶色いメレンゲのかけらも入っていました。
ティラミス風の美味しいデザートでした。
パン・・すべて自家製です。
初めはお通し的なスナックタイプの薄焼きパン、クラッカー。
今回初めて出たアニスシードのパンは、アニスシードの風味と甘みがたまらない美味しさ!
ワイン 三種セットでお願いしました。お料理と好みに合わせてセレクトしてくれるワインは、毎回楽しみです。
最後はカフェ 小菓子で〆。
毎回とても楽しい食事と時間を提供してくれる、一番お気に入りのイタリアンです。
八月、他の友人達とランチタイムに再訪しました。
今回は少しお手軽という4100円コースで。
青トマトの冷たいスープ
鯵を敷き、そこにみょうがのピクルスを添えて。
青いお皿に緑色のスープ、そこにドライトマトの赤が映えます。
鯵の旨みとトマトの爽やかさが何とも合います!みょうがは食感にさっぱりさをプラスしていました。
岩塩でマリネした鴨 無花果のコンポスタ 焦がしクルミとニンニク
青森産鴨胸肉を10日熟成した生ハム。15年のバルサミコ、いちじく、ジュニパーベリー。
中には手で割いたモッツァレラにトリュフオイル、にんにく胡桃をこがして煮詰めちらして。
見た目も美しいですが、味も絶品!!素晴らしい一品でした。
ニョッキ 赤エビとズッキーニのソース
じゃがいもニョッキ、ペコリーノチーズ、赤えび、ズッキーニ、葉っぱを食べるホワイトセロリ、だしはムール貝など。
グラミーニャ 馬肉の煮込み クミン風味
牧場という意味のパスタとの事。
馬肉の下にはにんじん、クミンを合わせて。
ロゼでマリネした馬肉に黒トリュフ・胡椒・オリーブなどをあわせてアーモンドをちらし、パスタは一本ずつてころがし。
濃厚ながら、クミンがさわやかさをプラスしていてとても美味しい一皿でした。
ホロホロ鶏のオーブン焼き 甘くてスパイシーなカラブリア風
スペインホロホロ鶏との事。
蝦夷鹿と牛、二日間煮込み、オレンジ、ハチミツをあわせたソース。
付け合わせはヤングコーン、しょうがの泡を散らして。
もも、むね、ささみ肉をジューシーに焼き上げ、そこにフェンネル花粉、とうがらしを。
付け合わせのヤングコーンがとても甘くて美味。
横に添えてある黄色いソースは、蒸したトウモロコシをニンニクや出汁などで手をかけた美味しいソースでした。
チョコとバナナとマスカルポーネのデザート
バナナキャラメリゼ、マスカルとメレンゲ、ゴディバリキュールにコーヒアイス。
ピンクペッパーはひとりふたつぶの隠し味で。
小菓子
リコッタチーズタルト。中は半生で美味!
他・・パン類
おつまみパン・トマトと玉ねぎのパン他
ワインペアリング 3種(スパークリング、ロゼ、赤)
ランチで4100円の少しお手軽コースでも、大満足な内容でした。
令和になって初めてのイタリアン。友人と共に訪問しました。
初のランチ訪問でしたが、夜と基本変わらない構成(若干安めのコース設定もあり)なのが嬉しい所です。
GWメニュー
自家製パン
スナックパン、全粒粉、ぶどうパン、プレーンなど色々
ムール貝の冷たいフラン
ムール貝で出汁をとった茶碗蒸しのようなもの。
サザエ、ホッキ、ムール貝が入っています。
セロリの葉がアクセントに。
軽く火入れしたメカジキの燻製 柑橘風味
シチリア塩でマリネ三日間、オリーブで一日冷蔵、燻製し、一か月冷蔵庫に保管したものをミディアムレアに軽く火入れ。
甘夏、国産ブラッドオレンジ、生姜などの泡。二月に来たときは、鎌倉野菜との組み合わせにバルサミコの泡だったのですが今回は初夏らしく柑橘風味!
モツのイカ墨煮とホタルイカのパイ
こちらも前回と同じ物ですが、より旨味含め美味しくなった気がします。
トリルッツィ 赤エビと緑の豆
赤海老味噌の出汁、フランス産のそら豆、グリンピースをピュレに。
エビを乾燥させた粉とプーリア産赤唐辛子で辛味付けしてあります。
トリルッツィとは三本指の意味のパスタとの事でした。
ボットーネ 仔羊のストゥファートとその骨のスーゴ サマートリュフ
ボタンという意味のパスタ。
子羊煮込みにじゃがいもとカチョカバロソース、仔羊スネからとったフォンにサマートリュフをかけて。
えこめ牛のオーブン焼き イチジクのソース
えこめ牛は熊本産で、お米を食べて育つ牛との事。赤身がちの肉質が特徴だそうです。
鴨、エゾ鹿などのフォンをいちじくも入れて煮だし、赤ワイン、アチェートバルサミコなども入れたこだわりのソース。
チコリは100度で三時間焼き、ゴルゴンをのせたもの。
散らしてあるのはバルサミコの泡。
チョコとバナナのマスカルポーネのデザート
バナナソテーを底に敷き、マスカルポーネにイタリアンメレンゲのカカオのメレンゲ焼きを上に載せたデザート。ピンクペッパーが色味、味にアクセント。
ゴディバリキュール・チョコ・牛乳などで作ったものを凍らして削ったものを上に添えていました。
小菓子
メレンゲ、ビスコッティなど
すでに三回目の訪問です。(二回目訪問時はレビューアップしていません)
そら豆のスフォルマート
フランスのそら豆を卵とクリームで蒸し固めたもの。
鶏の出汁などで、焼いて味をつけたそら豆。
掛けられたトリュフは三月のみ出回る、黒と白の中間的なものといった感じというビアンケット(意味は「洗濯物」 白よりは少し色味が入った色合いだそう)
サザエとパプリカのインサラータ
トマトソース、ムール貝ジュレ、レモンビネガーで和えたもの。
サザエの歯ごたえに、ハーブの香りと、風味。
パプリカに、トマトの軽い酸味に甘さが絶妙!
モツ煮のイカスミ煮とホタルイカのパイ
イカスミでモツを煮て 自家製パイに載せ、
にんにくパン粉、ホタルイカ、若ごぼうのピュレに、まぐろのからすみをかけたもの。
パイのパリパリ感に香ばしさ。
まぐろからすみの旨味、ホタルイカやモツのコクや旨味に牛蒡がまろやかさをプラスし、
全体的に癖なく食べやすくまとめています。
ラグザノチーズのラビオリ 甘エビのビスクスープのカプチーノ
イタリアのチーズに、濃厚な甘エビビスクが底に敷かれ、牛乳の泡がふんわりと。そこにピスタチオをかけてあります。
濃厚なスープに、まろやかでマイルドなラビオリ。美味しすぎて、食べてしまい写真が食べかけなので掲載しません。
カンデッレ 仔牛と新玉ねぎのナポリ風ラグージェノベーゼ
自家製パスタのカンデッレはろうそくの意味だそう。
蕗の薹に四川花椒マイクロハーブ(村上農園)も添えられていました。
ほろ苦い蕗の薹と牛肉は意外な組み合わせですが、何とも合います!
花椒の、だんだんびりっとくる辛味がアクセント。
自家製パスタはもっちりで美味でした。
ワインはマリアージュ三種をお願い。
カラブリア州のロゼ・シチリア産赤(前回と同じネロダーヴォラ)・南イタリア バジリカータ州の赤(渋みがあるが、ただ渋いわけではない美味しさ)
鴨ロースのオーブン焼き 葡萄と唐辛子のソース
鴨は青森産を使用。自家製フォンドボーに葡萄を合わせ、イタリア産ホワイトアスパラ、ホワイトバルサミコの泡を。
ソースのコク、旨味が素晴らしい。料理全体の色合いも、個人的に好み!
鴨は皮はパリっとし、身はとても柔らか。酸味ある泡が味にアクセント。
このパリッと&柔らかな美味しさの調理法を聞き、いつもながら驚いてしまいました。
チョコブリュレ
ベースのチョコレートクレームはベルギー産。濃厚で滑らかな味わい。
その上に温めたブルーベリーソース、ヨーグルトセミフレッド メレンゲの破片。
滑らか&サクサクの組み合わせという食感がとても良かったです。
小菓子 三種
メレンゲ・ビスコッティ・カタラーナ(ミルクかチーズいりといった感じの、濃厚な風味)
今回も大満足でした。
また伺います。
2018年12月
ディナーで訪問しました。
最寄りは北参道駅、小さなビルの二階にひっそり。カウンター席がメインのお店です。
この日はコースメニューをいただきました。
自家製パン 初めに提供されました。
グリッシーニ
玉ねぎ、チーズがそれぞれ載ったパリパリの薄皮、クラッカーの様なパン。
ムール貝のフラン ズワイガニ 銀杏
ムール貝の出汁で卵を溶き、固めたものにズワイガニの餡と銀杏をかけて。
茶碗蒸しをイメージするような料理。
優しい口当たりだけれど、旨味がたっぷり・・!!
コウイカのプレザオラ 焼きナス もずく 生姜風味
説明によるとコウイカを一日シチリアの塩でマリネし、ねっとり感も出したとの事。
イカの下にはもずくソースが敷かれ、茗荷のマリネが散らされています。
ナスはアクの少ない広島産をチョイス。それを魚醤でマリネ。さらに生姜の泡、マイクロハーブが散らされています。
イカは塩にじっくり漬けてあるので旨味が増し、食感はしっとり&ねっとりで、イカのクセが無くなり、食べやすいです。
敷かれているもずくソースのとろみがイカに絡み、生姜の泡はほのかなさっぱり感。
トマトの酸味、油を吸ったなすの旨味がたまりません。
玉ねぎの詰め物 牛ホホ フォアグラ 菊芋
玉ねぎを三時間焼き、そこに頬肉、マッシュルームのミンチにフォアグラソテー、ベシャメルソースをのせて。菊芋ソースに、敢えて小さな塊で残した菊芋のしゃりしゃりした食感もお楽しみ下さいとの事。
これは美味ー!
甘い玉ねぎに、コクある柔らかな牛すじ。それらをまろやかにベシャメルが包み込んでいます。
さらに追い討ちという、甘さと素朴さのあるキクイモ。
まろやかさに甘さ、旨味が渾然一体となった料理でした。
カヴァテッリ 濃厚海老出汁とアーモンドのクレマ
カバテッリは掘ったと言う意味だそう。
赤海老出汁、フェンネル花粉、ホワイトセロリの葉っぱ、生アーモンドと、そのアーモンドを牛乳でのばしたクリーム。
香りがあまりにも良く、つい直ぐ食べてしまいまして…最初に写真撮り忘れ。食べ途中の物しかないので、お気に入りですがこの料理の写真投稿は控えます。
もちもちのパスタに、旨味と芳しいソース、セロリはふっと爽やかさを出し、アーモンドは風味と食感が良かったです!
4種のチーズのラビオリ アカシアの蜂蜜で炊いた和栗 冬トリュフ
ラビオリは、大きめのサイズがどんと二つ。
四種チーズをフォンデュにし、ラビオリに包み込み。
はちみつで甘くグラッセした栗にトリュフも添えてあり、絶品でした!!
えぞ鹿のロースト 葡萄とトレビス
2日かけたフォンドボーをベースに葡萄でのばし、
バルサミコの泡、トレビスを軽くこがしたものを添えて。
鹿は臭みなく柔らか・・・!
柔らかな鹿の味に合わせた、葡萄の甘さとフォンのコク、泡のバルサミコのさわやかな酸味。
赤や紫といった系統でそろえられた色合いも美しい一皿でした。
マスカルポーネと苺とメレンゲのデザート
スライスされたイチゴがトッピングされた、滑らかなマスカル。
白く滑らかで甘みあるマスカルに、甘酸っぱさと色味のイチゴ。さっぱりいただける美味しいデザートでした。アレルギー対応もされており、旦那には別の食材を使った一皿も用意されていました。こちらもとても美味しかったです。
お食後のカッフェ
旦那は勿論エスプレッソ。
私はエスプレッソも良いけれど、グラッパも良いなーと悩んでいると、シェフからご提案をいただき、素敵なカフェをいただきました。
他 途中で時々、温められた自家製パンがちょうど良いタイミングでサーブされました。小さめで食べやすく、どれも美味しかったです。
全粒粉パン、白パン、全粒粉イチジクなど。
ワイン、私は3種コース(2,500円)をお願いしました。
1)オレンジワイン たねや皮も使った赤ワイン風作りの白ワイン
甘さはないがコクはある、キレが良く辛みがあるタイプとは違う。
2)赤ワイン フルーツ感と渋み、フレッシュ感。
他…赤ワインもう一種、デザートの記念日サービスプレート
大満足のディナーでした!
また是非とも伺いたいと思っています。
3位
2回
2020/01訪問 2020/02/20
車に乗らないと遠くて伺いづらい為、久しぶりの訪問となりました。
今回は、お店の椅子が新しくなっているとの話でラッキーなタイミングでした。
メニューは、どれが次に来るか分からない感じの配置。モンドリアンのコンポジションの様な抽象画的な見た目。
コンポジション自体、構造・組立・組み合わせ・構図といったような意味があるそうなので、
料理の組立や構図にこだわりを持つこのお店にはとても合うメニュー表ですね。
※以前の様に上から並べて書かれていると、「順番通り出てこないのが気になる」とおっしゃる方もいたそうです。
相変わらずの、料理やお皿、すべてに関してのこだわる姿勢はすさまじく、説明もすごい!
次の料理はどれか?どんな仕掛けでやってくるのか?予想以上のお皿の数々でとても楽しく食事を楽しむことが出来ました。
スパークリングロゼ
甘みなくスッキリしたタイプのノンアルコール。軽い乾杯にとても良かったです。
旦那セレクトの、バラのドリンクもとても香りがよく美味しかったです。
定点
トマト飴。
甘い小さなトマトをリンゴ飴の様に、飴に仕立てた一品。葉っぱの緑がなんとも綺麗。
ジオラマの様な台に刺さってやってきました。白い花に、白い岩。
サバと発酵
サバは内部に氷の結晶が出来ない様に-60度急速冷凍し、解凍時にビネガーに浸して行いしめさば状態にしたものを使用。
下に白インゲン豆ペーストと薬味の大葉が一枚。
他、オリーブオイルを人工いくらの技術で包み込んで成形。牛乳と麹を発酵させた発酵ソースを添えて、サバの臭みを包み込みという仕掛け。更に器までオーダーメイドという、何とも手の込んだ一品です。
発酵ソースも甘味とほんのり酸味があり美味しいのですが、白いんげん豆がとても滑らかで美味しく、サバを包み込んで美味!!
フォアグラと栗
ソースはブラックココアとエスプレッソ。
地元佐倉の栗を塩で炊いて煮上げてつぶし、フォアグラとあわせたもの。
佐倉産の土の香りがするビーツは酸味を添えるためにピクルスに。
お皿は白に影が欲しいという事で、石川県デザイナーにデザインしてもらい、3Dプリンタで製作。
鰤と大根
色合いの美しさに目を奪われる一品。
生に見えるが、大根の旨味を吸わせるためにガストロバックをして大根スープを注入。
皮目は香ばしく一枚だけソテー。大根にはぶりの旨味を吸わせたかったので、あらとココアパウダーのスープをガストロバック。両者をつなぐために黄色いソース。自家製の酸味があるみかんのソースを。
大根の旨味を吸った柔らかな鰤は、シェフこだわりの皮目の香ばしさもいい仕事をしていて柔らかで甘いだけでなく、香ばしさがより旨味を引き立てています。
鰤の旨味を吸った大根もすごい!
クロワッサン
発酵した手をすぐに10分焼き上げ。香ばしさをプラスするために千葉県産のドングリの一種・マテバシイの粉をまぶして。
サクミと中のもっちりした柔らかさ。焼き立てならではの美味しさでしょう。
再生
冬なのでジビエの季節。通常捨ててしまう肉以外の筋、骨などの部分を美味しく頂くためにコンソメをつくり、再生と名付けたそう。
鹿猟について行って分けてもらった鹿の血液を使い、作ったこだわりのコンソメ。
香りを感じるためにグラスに入れて提供したとの事でした。
血と聞いて結構びっくりしたけれども、深い旨みのスープでとても美味でした。
かぶと隠れた春
佐倉の牛乳を使ったベシャメルソースにエメンタールチーズ。さらにふきをいれて春をイメージした一皿。
蕪はガストロでコンソメ吸わせてバターソテー。
滑らかなソースがほんのりほろ苦いふきと、甘くやわらかな蕪を包み込み、優しい春を感じる一品。
トラフグのフラン
トラフグのフランに、パセリをガストロバックしてオイルを抽出した物をかけ、上に乗せた身にはトラフグの出汁を吸い込ませ味をさらに濃厚に。
アイスキャンディー
りんごと無花果茶
High&Lowステーキ
千葉県の八千代牛 ヒレ、シンシンのシャトーブリアン。
まず、香ばしい香りが良い!!
24時間、塩とドライトマトでマリネした肉を冷蔵庫から調理開始一時間前に外へ出して常温に戻し、51.5℃で二時間肉はじっくり火通し。さらに-25℃で表面を冷やしてから周りを高温の薪火で焦がし固め。
山ごぼう、にんじんのピクルス
肉は、なんとも柔らか。もともと柔らかい部位ではありますが、優しくじっくりと火を通したことでここまでの柔らかさに仕上がったのでしょうか。凄いです。
杉寿司
以前は卵かけご飯でしたが、それをこちらのメニューへしたとの事でした。
佐倉産古代米を固めのリゾットに仕上げ、大間産のマグロを漬けにしたものを載せています。
間にはワサビ、ウインタートリュフ。さらに卵黄の塩漬けをすり下ろして上に飾りつけ。
とろけるマグロの美味しさに、トリュフ、まろやかな卵黄。美味しくないはずがありません。
これはまた是非食べてみたい一品でした。
SUGI畑をお皿に載せて
パウダーはイタリアのレモンオイルを凍らせパウダー状にしたもの。
ガストロバックした野菜達に、アイスにしたお野菜のアイスドレッシングを添えたとの説明でした。
口の中に入れると、パチパチ弾けるのが楽しい!
本日のパスタ
館山のひじきを練り込んだ、佐倉のオーガニック小麦100%で作ったパスタ。
トマトとパプリカ、八街の赤ワイン、羅臼のウニを使ったソースは濃厚。ただ、全体的に夫婦ともどもこちらは好みとは違いました。
おそ松さまでした。
佐倉のアカマツの葉で作ったデザート。アカマツの葉のゼリーとシロップ、泡。お正月に合わせて松にしてみたとの事でした。
泡・氷・焦げ
和歌山のみかんを使用。
下には窒素ガスを使って泡状にしたみかんを敷き、
その上には香り高い皮部分を丸ごと凍らせて削り、一番上に食感の要素としてみかん皮だけをオーブンで焦がして載せたもの。
食べられなさそうで食べられる
国産小麦に、千葉県産の黒ごま、黒ゴマペーストを混ぜてフィナンシェに。モアイ像の形がユニーク。
お土産・・食べられないけど食べられそう
バラ園から送ってもらったふさひめというバラの自家製石鹸です。
他・・本日の焼き立てパン フォカッチャが二種類ほど来ました。
約二年ぶり、細かい部分がパワーアップしていました!
個人的に気に入ったのは、鰤、ステーキ、杉寿司。
鰤の身は特にガストロバック威力を感じました。
素材にこだわった姿勢、さらに皿へのこだわり(オーダーメイド)等もさらにパワーアップしていましたし、ハートの柄が反影される菅原グラスなど、とても素敵でした。
個人的に、野菜は食事の最初の方に食べたい・・ので、サラダの順番だけが前回も今回も若干不満点です。
グラスワイン自体は種類が少なめでしたが、ボトルという選択肢ならば、もう少し選ぶ余地があるようです。それに、ソフトドリンクや食後の飲み物は充実しているので、色々な飲み物を楽しみたい方には嬉しいメニューだと思います。
それと帰り際、店主の優しい心遣いがとても嬉しかったです。
ソフトドリンクでも十分美味しいので、片方がアルコールを控えるなどしてまた年内に訪問したいです。
2018年2月
千葉県内でも有数の実力派イタリアンという噂を聞いていた、こちらへ週末ランチで予約、数名で訪問しました。
週末ランチは一斉スタートとの事でした。
大地の鼓動と海の音色 5500円
メインを八千代牛の内もも肉にすると、 300円+になるとの事でした。
「メニュー表通りではなく、実際に出てくる順番は前後します」
との事でしたので、出た順から一部詳細を書かせていただきます。
~シェフからの最初の贈り物~
トマト飴 定点
バジルはガストロバックという器具を使用。
千葉ではここだけとの事!減圧調理技法という物で、圧力鍋と真逆の処理!
海洋深層水を染み込ませ、透き通らせるとの事でした。
「一口で食べて下さい。」
バジルが効いた、固めでパリパリの甘いトマト。
里芋ガストロバック
生ハムの出汁を染み込ませて揚げた里芋。
スープは鴨。軽いクセと、ふっと香るオリーブ。
フォアグラと香りの二重奏
香りの二重はみかんとトマトの事。
フォアグラのネットリが嫌だから、生クリームを混ぜたとの事。
上に掛かったみかんアイスは皮ごとなので、香りが良いです。
春が旬のフルーツトマトにはいちごを合わせて。
フォアグラは軽くさっぱりしており、ミカンととても合います。
トマトはイチゴが香り、甘く美味。
本日の焼きたてパン
Kamachiと金目鯛
カマチは窯元の名前。そちらへ「美術館における位かっこいいものを!」と特注したそう。
赤と黒を六層重ね、丁寧にやすりをかけて作ったお皿。
キンメに、イカ、昆布、勝浦の鰹節 、春うど、レモンと鰹節の泡。
キンメ旨味がすごく出ていますが、炙られた皮目の香ばしさもたまらないです。
地鶏と春の息吹
見た目ぎょっとする一品。土から芽吹いてきた、春の緑たちをイメージしたとの事。
マーブル柄のお皿に鶏、セリ、そして散らされた黒いパウダー状の物体。
この黒いもの、乾燥させて粉末にしたブラックオリーブとの事でなるほど!でした。
一時間低温調理された千葉県産ハーブ鶏むね肉はしっとりした食感。蕗の薹を使ったクリームはほろ苦さと香りのある春の味。
鰤と一瞬の炎
藁で一瞬だけ火を入れた鰤は下部分がほぼ刺身の状態。燻製されたオリーブオイルをまとっています。
美味しさを保つためにお皿はマイナス25度で冷やしてあるとの事でした。
薬味には山わさび、特製の燻製塩。お好みでつけて食べて下さいとの説明でした。
香ばしさと柔らかさ、生臭さの全くないブリ。添える燻製香の塩も、山葵もそれぞれ甲乙つけがたい美味しさ。ただ、個人的には何もつけないのが一番好きでした。
トリュフ+キャビア+鯛+卵=Bono
小さな器にこんもりと入った、スギ風卵かけ御飯です。
トリュフとキャビアの下には、鯛の身とさらに卵黄。
とても贅沢な卵かけ御飯でした。
~再生~
ワイングラスに入った、鰤のスープ。
塩を使っていないのに、魚自体が持つ旨味と塩分でとてもいいお味のスープでした。
Sugi畑をお皿に載せて
ニンジンが可愛くくりぬかれている、自家製お野菜のサラダ。
数種類の大根に春菊や葉物野菜、そして菊の花が散らされた綺麗なサラダでした。
本日のパスタ
オリーブオイルと塩以外、は佐倉市産という拘り。鴨葱蕎麦のイメージとか。
低温調理した鴨と5時間かけてじっくり低温で焼き上げた葱、そして小麦粉まで佐倉産を使用。
鴨からとったスープ、鴨と葱の相性の良さ、正に地粉と言える粉の風味の良さ!!
香りのアイスキャンディー
美しい緑の丸いアイスはローリエでした。さっぱり!!
~High&Low ステーキ~
低温と高温を使い焼き上げたステーキ。
51・5度でじっくり、一時間半焼き上げてから薪を使い高温で焼き上げ。
炭だと水分を奪うが、薪はそれ自体が水分を持つので、しっとり焼きあがるとか。
付け合わせは佐倉の赤かぶ。本来中は白いが、色が移り全体にピンク色に。
ローズマリーはお好みでちぎり、塩はお好みでつけて下さい。
ナイフはあの龍泉刃物。注文してから、二年半かかったとの事。
食後のお飲み物 MightyLeafの物が9種類。好きな物を選びますが、これは悩みます・・
私は中国緑茶に白茶をブレンド、メロンやモモのフレーバーを加えたホワイトオーチャードというお茶にしました。
ホッ とする苺 まさかの、イチゴのフリット。横には白いんげん豆とバニラを合わせ白餡にしたペースト。こちらもまた、高さと厚みのある器がとても凝っていました。
目玉焼き!? 見た目、スキレット入りの目玉焼きですが、ヨーグルトムースとコーティングされたマンゴーのソース。人工イクラとかを包むようなテクニックで包んでいるとか。凄い!!しかも見た目かなり目玉焼きな上にちゃんと美味しい。面白く美味しいデザートでした。
お喋りのひと時に、、、 一口サイズのチョコケーキでした。
余韻 帰りにお土産でいただきました。可愛らしいクッキー。
今回は、周りが少々賑やかだったのだけが残念。
直ぐに再訪したかったのですが・・中々予定が付かず、今年は再訪できませんでした。
来年はしっかり機会をつくり、また美味しい料理をじっくりと味わいに伺いたいです。
4位
1回
2018/09訪問 2018/12/22
ずっと憧れていた場所に、この秋行ってきました。
ランチではなく、宿泊で夕食と朝食を頂くことにしました。
建物は、昔から大事に使われているりっぱな茅葺。
すぐそばには、名前の由来となっている立派な欅の木が生えています。
敷地の周囲には田園風景が広がり、周囲を旦那と散策しましたがとても素晴らしい景観でした。
友人、知人の新潟出身の方は「新潟、何もないよ?福島とかへ行った方が色々あるよ?」と言うのですが、春に来たときも感じたように何もないというか、失われてしまった風景が残されているなんとも素晴らしい所だと感じました。自然や里山風景の豊かさ、食材の美味しさ。
新潟、今年に入ってから思い切って行ってみましたが・・とても素敵な所ですね!!
さて、こちらでの夕食は茅葺屋根の母屋でいただきます。
まず用意されたのは黄身小判というお菓子と抹茶。
そちらを頂いてから夕食です。(合わせて、日本酒も少し頂きました。)
初めのお盆には4種類のお料理が載っていました。
特に目を引いたのが、
赤紫色の「かきのもと」という食用菊を使った菊のお浸し。
細長い花びらはシャキシャキの食感。苦みや菊くささはなく、出汁もとても美味。
他もいくつか紹介・・
茗荷とわけぎとホタテのぬた:シャキシャキのわけぎに、歯切れ良くさわやかな味のミョウガ、旨味あるホタテ。酢味噌にバッチリ合う組み合わせ。こちらも個人的にツボ!
巨峰とじゅん菜酢の物:まろやかな酸味。皮を剥いた甘い巨峰とじゅん菜の酢の物、初めて見る面白い組み合わせでした。
次にやってきたのが・・
本膳
胡麻豆腐:濃厚で滑らかな味わいの胡麻豆腐、美味しいと分かっている料理ですが、うなる美味しさでした。
柿としめじの白和え:甘みある柿にしめじ、まろやかな味わいの、白和えが良く合います。
夕顔のあんかけ:柔らかな夕顔に、出汁ときのこ旨味の効いた餡。
山ウドのきんぴら:塩漬けにしたものをにつけ、食感にほろ苦さがたまらない。
ズイキのごまだれ:たけのこ穂先をシャキシャキにした食感、酸っぱめの味付けが好み。
手作りがんもどき:あげたてを食べて下さいとの事、ふんわりした生地に具がたくさん。しいたけ、銀杏他、、濃いめの味付けの出汁をたっぷり絡めていただきました。
山芋の海苔巻き:とても柔らかで、よく巻けたなあと感心してしまう一品。山葵醬油でいただきました。
焼き物
岩魚の塩焼き: 「じっくり焼いてあるので、頭から食べられます」との話でした。もちろん、頭からがぶり!
お椀
のっぺい汁:貝柱だしを使ったとの事でした。里芋、こんにゃく、人参など食べごたえある具沢山のお汁、福島で頂いたこづゆをちょっと思い出しました。
御食事
栗ご飯 :「秋なので、栗ご飯にしました」との事でした。嬉しい!!もちろん、大好きです!!栗がとてもほくほく!
味噌汁:えのき、丸い縁のおくらが入っていました。
香の物 普段全くお漬物は食べませんが、旅行先でいただくものは手作りのとても美味しいものなのでつい食べてしまいます。
糠漬け: 茄子は表面がとてもつやつやできれいでした。
浅漬け: そうめんカボチャ?ほぐれるような食感がよし
デザート
抹茶アイス、抹茶ミルクプリン
朝食も同じ場所でいただきました。
ちょうどいい量のおかずに、お替りできる御飯。(旅行中なので、旅程を考えお替りは我慢しました)
ミニトマト入りのサラダに切り干し大根の煮物にきんぴらごぼう、鮭、玉子焼き、納豆。
特に印象に残ったのは、美味しいけれども何だか不思議な食感の玉子焼き。
妙にみっちり感があり、かなりギュッと押しながら焼いたのかな??と旦那と話しながらいただきました。噂通りの、とても美味しい朝ごはんでした。
ゆっくりと美味しい朝食を頂き、途中寄り道をしながら帰宅しました。
また季節を変えて・・
特に山菜の時期などに是非ともまた美味しいお料理を頂きに伺いたいと思っています。
5位
2回
2018/05訪問 2018/07/28
2018年GWに宿泊しました。
朝食は同じ場所にて頂きます。ある程度セットされており、後からご飯やお味噌汁、暖かい玉子焼きや蒸籠蒸しなどが追加されていきます。
体に優しく、手の込んだおかずの数々。つやつやふっくらした御飯も美味しく、ついつい食べ過ぎそうになりましたが旅程を考えて何とかお替りを控えめにしていただきました。
朝食
信州高山村産リンゴジュース
先出し 蕗の薹海苔 / 青菜のお浸し / くらかけ豆 / 丸なす揚げ出し / 白和え / なめこおろし
せいろ蒸し 朴葉蒸し 福美鳥 / 高山村の地野菜 / 紅鮭
卵焼き そめおろし 銀庵
食事 信州木島平村 白米
香の物 村の漬物
汁物 信州味噌仕立て あおさ 青物 薄揚げ
水物 オレンジ
リンゴジュースは高山産サンふじを100%使用。
土づくりにこだわり、体が喜ぶりんごづくりを目指している農園のものです。
銀庵掛けの玉子焼きは餡自体が美味しく、玉子焼きも優しい美味しさ。
なめらかでうまみある白和え・・・こんなに美味しいと思ったのは久しぶり。
蒸籠の中に入った朴葉蒸しの鶏肉はかなり御飯が進みそう!!
普段漬物を食べない私でも美味しいと思える、手作りの美味しいお漬物。
お米は近くの木島平村産、お味噌汁は勿論信州味噌。
長野らしい、丸なすや鞍掛豆も入って郷土色もしっかり。
体に染み込む優しく美味しい朝ごはん。
一日の始まり、美味しい素敵なおもてなしをありがとうございました。
2018年のGW中に訪問しました。
食べログなので食事面をメインに記載しますが・・・
上質なサービスを滞在中すっとさり気なく提供してくれ、最初から最後までとても快適に過ごすことが出来ました。
宿を発つ時の、スタッフの心遣い&女将さんの気配りや観光のお話が参考になり、宿を発った後もアドバイスを活かして観光を楽しむことが出来ました。
夕食
食前酒
鳴龍梅酒 長寿を願うお酒との事。(佐久市の酒蔵 佐久錦酒造製)
名前の由来は、佐久は鯉の里、鯉は大滝を龍になり、その龍の涙を飲むと病が治り長生きするという言い伝えから。
前菜
三色団子、チーズ、信州サーモン、中は山田牧場のチーズ入り
蓬豆腐
筍 蕗の薹味噌
ホタルイカ
青菜お浸し こごみ、せりなど。
土瓶蒸し
かにふかし 巻きゆば 水菜 平茸
刺身 旬の魚
岩魚・マグロ・焼き締め鯛
山の中なのに・・日本海から届く魚の美味しさに、驚き。
ぽんぽん鍋
この旅館の名物料理です。
以前は自分で揚げたようですが、結構熱いのに加えて美味しい加減で食べられるようにと、旅館の方が全て揚げてくれました。山菜や稚鮎、野菜・・見た目も味もナイスなお料理でした。
信州蕎麦
大根おろしが載せられ、汁に浸ったさっぱりとお口直し的な感じのお蕎麦。
やはり長野=蕎麦ですから!
すき焼き
贅沢に、卵の黄身だけを二個使うすき焼き。
肉の旨味と脂の甘み。卵のまろやかさ。極上の美味しさ。
釜焚きご飯 山菜
かなりお腹いっぱいでしたが、美味しくてつい食べてしまいました。ほろ苦い山菜、春の味。
でざーと
うぐいす豆 小豆 あられ
さくらんぼ 小玉すいか
アレルギー対応がしっかりしており、好印象でした。
ドリンク いただいた中から一部のみ記載
グラスワイン
信州たかやまワイナリー メルロー&カベルネ 2016
待望の村内ワイナリー製との話を聞き、いただきました。(以前は葡萄畑はあったけれど、ワイナリーが村内に無く・・外部のワイナリーへ醸造してもらっていたとの事でした)
6位
1回
2018/10訪問 2018/12/31
新潟の旅館へ行ったきっかけで、こちらにも是非行ってみたいと旦那&知人夫妻と訪問しました。
ビルの地下一階、落ち着いた雰囲気の店内はほぼ満席!
落ち着いた色合いの店内は雰囲気良く、使われているお皿やグラス類もとてもセンスを感じるものばかりでした。
初めてなので、5800円のコースを選択、メインを通常の妻有ポークと、プラス料金の牛、チョイスを変えてそれぞれ食べてみました。
アミューズブーシュ 新潟産ごぼうのポタージュ オリーブマドレーヌ
ごぼうポタージュは胡椒が効き、結構スパイシー。チーズも効いていました。
塩味のマドレーヌはとてもしっとりした食感。
トマトエスプーマ、ずわい蟹、アボカドをガトー仕立てに
上がピンク、真ん中は赤に白、下が鮮やかな緑と見た目からして綺麗です。
甘みとさっぱり感あるフルーツトマトに、濃厚なアボカドとカニの風味。豪華なサラダと言った感じです。柔らかな優しい食感もとても良かったです。
パン
ルクセンブルクから空輸、フィッシャー社製の八割焼いたものを
お店で焼き直して提供しているそうです。
他前菜…
島根産白バイ貝としいたけのパセリ風味
自家製ハムとのアンサンブル
エシレバター使用との話でした。八色シイタケも使っているそう。
スペシャリテのシイタケタルトは、もう一つのコースでは書かれていました。
徳島産 スズキのポワレ 焦がしバターのソースで
セロリオイル、落花生、インゲン、塩漬け生胡椒も使った料理。
バターの風味にスズキの柔らかさ。添えられた食材はそれぞれ食感、風味、スパイス感など、調和するように計算されており、強いインパクトはないですがとてもバランスよく美味しい一皿でした。
メイン
国産牛ランプ肉 季節の野菜のソテーを添えて(+1,600円)
ガルニのじゃがいもが、とてもしっとり甘い!!
旨味が凝縮された、牛のジュのソース。
柔らかさと甘みが圧巻・・いや~、いう事なし。とても美味でした。
新潟産妻有ポークのロース肉をしっとりとロースト
本当にしっとりとした食感に肉自体の甘みに旨味。
こちらもジュをソースに使用。
洋梨のキャラメリゼとムース 塩キャラメルグラスを添えて
ミニャルディーズ
イチジクと紅茶のパウンド
カシスのパートドフリュイ
他一品・・
一番印象に残ったのはパートドフリュイ。予想以上やわらかさにジューシーさ。
ワイン
スペイン産 ロゼ
カバの地域の物だそう。普段飲まないロゼ、知人のHPの影響で飲んでみました。
色や味、華やかな気分になりますね。
サンジュリアン マグナムボトル
83年サントリーが買取したワイナリーの物だそう。
葡萄はメインがカベルネ、そこにメルローを混ぜてやわらかな風味にしたとの事。
帰り際、嬉しいことにシェフが挨拶をしてくれました。
初めてのランチでしたが、丁寧なあいさつはとても嬉しかったです。
また、季節を変えて訪問してみたいお店です。
7位
2回
2018/05訪問 2018/09/07
朝食は、時期的に山菜が盛りだくさんの内容でした。
他に目を引くのは、5種類のジュース。雪割人参のコールドプレスジュースは自然な甘みが美味しく、一番印象的でした。(他、牛乳やお茶を使った物もありましたが、時期で変わるようです)
HPに記載のあった卵焼きは無く、温泉卵がありました。
他、煮物にサラダ、様々な山菜を使った沢山の小鉢に自家製のお漬物。
お浸しに和え物が中心、あまり見かけない珍しい山菜が盛りだくさん。
シオデ、キノメ他・・どれも食感や味わいもよく、また食べたいと思える味でした。
後から鮭の粕漬けが提供されました。
風味良く浸かり、ほろりとほぐれる鮭の身についつい御飯が進みます。
ほろ苦い春の味の蕗の薹のお味噌汁も後からやって来て、春の味を満喫しました。
食後は、カプチーノでご馳走様。
私にはおかずの量もちょうど良く、お腹に優しい郷土色豊かな朝の食事を楽しむことが出来ました。
(ご飯はお替り可能なので、量を食べる方は多めにご飯を食べられると思います。)
以前から行ってみたかった宿ですが、そこまでお酒が強くないので迷っていた宿の一つです。
今回、料理内容をリニューアルしたとの事で思い切って宿泊しました。
食べログなので宿についての詳細な明記はしませんが、三大薬湯という松之山温泉のお湯はとても良く、温泉宿としてはこれからさらに磨きをかけてほしいという印象でした。
それほどお酒が強くないので、二人ともペアリングではなく、
数種類をセレクトしてもらい、それを二人で分けていただきました。(一人分を二人で分けたといった感じでしょうか)
夕食
レストラン・リューズ出身の栗山シェフ渾身のフレンチです。
マリアージュされる日本酒は、オーナー山岸氏がセレクトしてくれます。
ふきのとうとマスカルポーネのシュークリーム
酒粕のサブレ 葉わさび 妻有ポークのリエット
シューの食感の良さに味のバランス、
酒粕サブレはチーズの様な旨味、リエットととても合っていました。
切り干し大根のスープ
切り干し大根を戻してスープに。切り干し大根とは思えない旨味とクリーミーさ。
何とも意外な取り合わせが、凄い・・・!
鯖のマリネ 燻製クリーム
鯖は塩でしめてあり、旨味が凝縮されています。横に添えられた燻製クリームは旨味と香りがすごい。
鯖の下に敷かれた出汁ジュレも、これまた非常に良いお味。
上に添えられているのは鮮やかな緑のアケビの蔓。これも食べるのか!と意外な驚きでした。
旦那も私も、このお皿が一番印象に残りました。
ホタルイカ 柑橘のソース
旬で、丁寧な下処理が行われているぷりっとしたホタルイカ。
添えられたナスがとってもクリーミー!
甘エビと雪下人参のムース ふきのとう
横から見ると、三層仕立て。とても甘い人参ムースに、甘エビが合います。何より、上のクルトンが見た目だけでなく相当食感も考えられており、うますぎ、参った!と言いたくなりました。
真鯛のソテー 青さのりソース
上にこごみがのり、春キャベツが入ったスープに鯛。
見た目も味も、春いっぱいの一皿でした。
妻有ポークのロースト
妻有ポークは柔らかでしっとり。脂が甘く、食べきるのがもったいない位の美味しさ。
添えられたグラッセはどれも美味で、大満足。
他・・
口直し ぶどうと甘酒のエスプーマ
デザート ミントのゼリー しらぬい よもぎのアイス
日本酒
村祐
メロンのような香りと甘味で、雑味は無し。このお酒は初めて飲みました。
亀の王 純米吟醸
夏子の酒のモデルだそう。
少し辛口でスッキリ。酸味が美味しく感じられるお酒でした。
あべ
甘みと少しだけ辛みも。少し白く濁ったお酒。
イットキー
あまみと酸味!乳酸菌発酵させ、三段仕込み一段階で止めたたというお酒。
これ、ある意味ジュースみたい!
越乃寒梅 純米大吟醸
新潟の有名酒。有名過ぎて、飲んだことがありませんでした。
淡麗辛口だが、ふわりと後から甘味も感じられます。魚にも合うとのセレクトでした。
他・・鶴齢 純米吟醸
8位
1回
2018/05訪問 2018/05/26
伊豆の山奥にある頃から、噂や知人の訪問した話を聞きずっと気になっていたお店でした。
気になるけど遠い上に行ってもパンが無いリスクを冒す勇気もなく。。という所でしたが、
嬉しいことに港北ニュータウンへの移転が決定、たまに用事で近場へ行くことがあるのでGW中に訪問してみました。
お店は恐れていたほどの行列ではなく、大体20分くらいで中へ入れました。
入る前から、デリカなどの美味しそうなものが目に飛び込んできていて、ついつい色々買いたくなりましたが、この日は夕食が重めの為、昼はなるべく軽くしようとサンドイッチと気になるパンだけ買うと決めていました。
店内が混んでいたので、順番が来てからやっとパンが見えるくらい。しかし、ショーケースの前に行くと店員さんがすぐにどれになさいますか?と聞いてきます。初訪問&優柔不断なので、そんなに一瞬では選べません(^^;
こちらではバゲットを食べるべきと知っていましたが、バゲットは大きく持ち帰りが難しいので、サンドイッチでバゲット系を使用している物を選択。
他、旦那希望でもう一種類サンドイッチをセレクトし、他にはフィグやナッツ入りの小ぶりのパンとブリオッシュ、目に入ったマドレーヌ(二個セットで購入可)も購入。
駅前、サンドイッチとブリオッシュはベンチにていただきました。
サンドイッチ
ジャンボンエメンタール 650円
具材を挟んでいるバゲットは・・さすがの一言。普段フランスパン系は好みでない旦那も、コレは旨い!!と大絶賛。味わいが濃厚、なかなかこんなおいしいバゲットは食べられないと思います。
サンドしているハムは何と自家製との事らしく、なんとも手間のかかったサンドイッチです。
こちらに来たら、バゲット(もしくはバゲットサンド)は絶対食べるべきです。
ヴィエノワトン 530円
ヴィエノワを使ったサンドは、ツナやオリーブ、トマトなどがサンドされたものをセレクト。
フィリングの美味しさはもちろんの事、歯切れ良いヴィエノワもとても美味です!!
全体的に結構ボリュームがあるので、女性一人だとこれ一個で十分な感じでした。
ブリオッシュアラテット 230円
ついついブリオッシュも勢いで食べてしまいましたが、ジャムや何か他のものと一緒に食べたほうが美味しかったかもしれません。しっとり柔らか、歯切れの良さなど美味しいブリオッシュでした。
持ち帰ったスポルティフ(小ぶりのフィグ・ナッツ入りパン)やマドレーヌも、とても美味しく大満足。
個人的には今度はバゲットそのものと今回スルーしたクロワッサン、気になった他のサンドイッチいくつか、そしてシャルキュトリーやデリ系などを食べてみたい!!
こちら方面に行く際には、必ず立ち寄りたいパン屋さんの一つになりました。
9位
1回
2018/08訪問 2018/12/14
2018年8月
旦那と一緒に訪問しました。
こちらのお店でパンケーキを頂くには、その日に空いている時間枠を予約する必要があるのです。
ちょうど近場に来ていたので、午前中に立ち寄ったのですが・・
その時点ですでに17時以降の席しか空いておらず。
夕方という微妙な時間帯なので悩みましたが、せっかくだからと予約して他の用事など済ませ、
時間を調整して訪問することにしました。
(予約時に、パンケーキ皿の必要枚数なども申告しておきます。私たちは二人で一皿にしました。ドリンクは必ず一人に一つ注文が必要との事です)
さて、時間に伺うと、同じくらいの時間帯の方(カップルや女性グループ)二組がすでにいらしていました。
季節のフルーツ載せや、お食事系のパンケーキもありましたが、
初訪問だからとプレーンタイプの蜂蜜バターにドリンクは珈琲をチョイス。
カウンター内では店主が6枚、つまり二人分ずつ丁寧にパンケーキを焼き上げていました。
卵黄生地へ、丁寧にメレンゲをまぜ、優しく生地を落として蓋を被せ焼いていく仕事を見ていると、予約制でしか人数を取らないのが良く分かりました。
これだけ手間をかけて焼き上げるので、やはりある程度時間がかかります。
スタッフや席が多いお店ならまだしも、席もスタッフも限られた小さい店舗では・・
予約制にしないと、客側もお店側も行列で大変な事になるでしょう。
パンケーキを予約してくれたお客様の為に丁寧に作り、ゆっくり味わってほしいという店主のこだわりが伝わってきました。
やっと私たちのパンケーキがやって来ましたが、プルプルした生地を重ねている様子を見ていて、落ちないか心配になりました。
パンケーキ 蜂蜜バター
見た目はとてもぷるんとしてやわらかそう!
食べて見ると、きめ細やかな食感におお!と思わされました。
やわらかで滑らか、甘さ以外に塩味も効いた生地で、バターやはちみつのシンプルな味が良く合います。
生地自体は風味が強くは無いですが、舌触りの良さが抜群に良かったです。
材料にこだわり、丁寧に焼き上げたパンケーキは流石の美味しさでした。
また是非、食べに行ってみたいです。
10位
1回
2018/04訪問 2018/08/21
2018年GW、あこがれのルヴァン上田店へついに行くことが出来ました。
今回は時間が無く、テイクアウトのみの利用でした。
お店のある通りは、上田宿柳町通りと言って雰囲気あるお店(カフェ、酒蔵、雑貨など)が立ち並び、古くからの町を再生しようという試みがなされています。
ルヴァン上田店は隣の酒蔵の建物を再利用して作られており、販売コーナーの奥と二階にゆっくりとできるカフェスペースがあります。
自家製酵母の素朴な風合いのパンが並ぶ店内の雰囲気は、やはりルヴァン。
ふと店内を見ると、窓から入る光が味わいある陰影を作り出していました。
棚に並ぶパンや店内の雰囲気は、甲田氏の美学を感じます。代々木のお店と同じく、店内ではルヴァンびとがパンの量り売りや対応をしてくれます。
パンは、代々木八幡のお店の様なラインナップ。
私たちはまだ旅行途中で、沢山商品を買う事が出来ない為・・・パンを一つに普段買わないラスクをチョイス。
パンは翌日移動中に少し食べ、残りは帰宅後にいただきました。
グリーンレーズンパン
普段はついつい大好きなメランジェを選びがちですが、今回は珍しく違うものを。
しっかりした食感の、酵母のうまみある生地に爽やかな酸味と甘みのジューシーなグリーンレーズン。購入の翌日に食べたので、若干硬くなっていましたが・・うまみある生地は流石ルヴァン。
キャラメルラスク
バケットやメランジェなど様々なパンをスライスし、キャラメル風味のラスクに仕立てたものです。これ、美味しい!土台のパン自体が美味しいのですが、程よいキャラメル味とざっくり感がついつい止まらなくなりそう。コーヒーによく合う味わいでした。
次回は是非、二階や奥のスペースで時間を忘れてゆっくりとくつろいでいきたいです。
2018年はレビューする店や内容、写真を以前より吟味するように心がけました。
ベスト10には、ずっと行ってみたかったお店も幾つかセレクトさせていただきました。
圧巻だったのは、トゥールダルジャン。
サービスや味、雰囲気全てが素晴らしいレストランでした。
他、ずっと行ってみたかったお店や旅館に食べログにはアップ出来ないお店を含め、
どれも期待以上のお店が多く嬉しい出会いの多き年でした。
2019年も、新たなお店や再訪したいお店、ずっと行ってみたいお店など様々な所へ行ってみたいと思っています。