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鮎の春巻き
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松茸と冬瓜のスープ
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フルーツトマトとビーフンの胡麻油和え
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帆立と雲丹の揚げ餃子
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烏賊と金針菜の炒め物
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フカヒレステーキ シャンタン餡かけ
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鮑のソテー 肝ソースと青梗菜クリームソース添え
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鮑のソテーにつく中華パン
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フランス産牛と万願寺唐辛子の塩胡椒炒め
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坦々麺
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炒飯
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ジャスミン茶
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ウーロン茶
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メロンジュレ掛け杏仁豆腐
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小菓子 烏龍茶シャーベット、凍頂烏龍揚げ物、ココナツ団子、エッグタルト
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お絞りと箸 箸置きは金色のカメでした
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五年近く前に某雑紙の記事を読んで、このお店の存在を初めて知りました。
その後、何と国営放送の番組にて特集されているのを観て…「これはいつか絶対行かねば!」と思い続け・・
今年の夏ついに、長年憧れ続けた開化亭に行くチャンスが訪れました。ここを訪問できる行程に出来るよう、気合を入れて前後の旅行予定も組みました。
お店は岐阜市役所裏の細い通りにあります。外観は近代的な、コンクリート打放しの細長い建物です。
ここがあの有名な開化亭?と思えるくらい小さな入り口で・・知らないと通り過ぎてしまいそうな位、目立たない外観です。
中に入ると、一階はカウンターと調理場のみの狭い空間です。(ちなみに二階・三階にも座席があるとの事です。)
私達の予約席は一階のカウンターに用意されていて調理場がバッチリ見える場所でした!
憧れの古田シェフに、古田氏の息子さんらしきシェフ、スタッフの方、上の階から時々来るスタッフさんと、調理場はとても忙しそうです。
渡されたドリンクメニューをみると、ワインメニューがかなり豊富でした。
飲みたいと思いつつも、ワインを二人で一本飲みきるのは無理なのでまず始めにビールをお願いしました。
ビールが注がれ、その後順に料理が提供されていきました。
数年間、憧れていた開化亭でのディナー開始です!!
開化亭 ディナーコース 10,000円
松茸と冬瓜のスープ
スライスされたまつたけと、柔らかく煮込まれた冬瓜のスープです。
松茸の風味が出たスープを細かく隠し包丁が入った冬瓜が吸い込んでいます。
冬瓜はこういう旨みあるスープには抜群に合いますね。
フルーツトマトとビーフンの太白胡麻油和え
さすがフルーツトマト、非常に甘くてタネが入っていても青臭さがありません。
生トマトの青臭さが少々苦手な私も全く気にせず食べられました。
ビーフンはこりっとした食感で、ビーフンと言うよりも春雨が少し硬めになった様な食感です。
太白ごま油が食材を包み込み、甘いトマトを油分でさらにまろやかに、あっさりしたビーフンに風味をプラスし、口当たりも滑らかにしています。
帆立と雲丹の揚げギョウザ
出ました、ここのスペシャリテの一つ!
旦那はこれが出た途端、来たか!という風ににやりとしていました。
「バターソースが中に入っているので、こぼれないよう一口でお召し上がり下さい」
とのアドバイスがありました。
カリッとした香ばしく揚げられた皮をかじると…
ウニの旨味とコク、ホタテの甘み、バターの風味とまろやかさが一気に口の中に溶けだし、一体となります。
表現しきれない、口の中で奏でられる極上のハーモニー!!
たった一個の小さな餃子が与えてくれる、最高の幸せ…食べた人は誰でも至福な気分になれるはずです!
烏賊と金針菜の炒め物
火が軽めに通された烏賊に金針菜 、茶豆が塩麹などと炒められています。
香り高い中華系の調味料のソースに塩麹が全体に塩気と甘みを添えています。
そして、何といっても烏賊の火通り具合が絶妙!
これ以上通すとプリプリした柔らかい食感になるし、少ないと生っぽくなるだろうという所のまさに中間くらいの火通しでプリッとしつつもさっくり歯切れよく噛みきれます。絶妙なレア具合が残っていて、甘みもしっかり味わえます。
金針菜はほのかに苦味もありますが、炒められしっかり甘みも出ているので青臭さは無く、シャクっとした食感が小気味よかったです。
鮎春巻き 胡瓜、すだち、塩添え ※コース外の追加注文メニュー
今回のコースに含まれているか聞いた所、入っていないというので追加しました。
このお店に来たならば、絶対にこれは食べたいでしょう!
岐阜といえば、国の重要文化財でもある長良川の鵜飼いが有名な鮎の産地ですし、今がまさに旬!!
オーダーすると、憧れの古田シェフご本人が料理を仕上げてすっとお皿を提供してくれました。
二人で食べることを分かってくれており、言わなくても春巻きは半分に切られていました。
鮎が巻かれた春巻きはカリッと揚がっています。
春巻きの中の鮎の身はふわっと柔らかく甘みを感じる仕上がりで、肝の苦味がそれにコクと旨味を添えています。
一見丸のまま調理された大胆な料理の様に見えますが、実際は鮎の身を一度おろし、身とわた、骨等を別々に調理してまた元の状態に戻して一匹の鮎に見せているという、見えない所で非常に手の混んだ料理です。
鮎といえば塩焼き等が定番ですが・・今回の調理法は骨も調理されているので気にせず鮎を丸々美味しくいただける、非常に贅沢な料理ですね。
それと、ちょこんと添えられていた胡瓜に個人的にビックリしました。
ただの胡瓜と思ったのですが、食べてみると水分が程よく切れていて凄くサクサクの食感がとても小気味良いのです。
そして、胡瓜独特の青臭さもあまり感じないあっさりした味わいになっていました。
明らかに何らかの処理がしてあると思うのですが、こんな胡瓜・・初めて食べました。
フカヒレステーキ、シャンタン餡かけ
少しカリッと焦がしたフカヒレに青菜と中華餡が添えてあります。
フカヒレはカリッとソテーされていて、少し歯ごたえを感じる食感に加えて香ばしさが加わっています。
そこに上から旨みたっぷりのシャンタン餡が絡み付き、これは何とも贅沢な気分になれる味わいです。
このカリッとした食感を感じるフカヒレの仕上げ方・・・旦那は初めて食べるとの事でした。
食材に頼りきるのではなくて、しっかり対話して仕上げている!といたく感心していました。
アワビのソテー 肝ソースと青梗菜クリームソース 中華蒸しパン添え
この料理、最高です!
バターで火通しされた小ぶりだけれども肉厚のアワビに、たっぷりと二種類のソースがかかっています。
青梗菜クリームソースだけ食べても、クリーミーかつ青臭さを感じない野菜ポタージュのような美味しさですが、肝ソースのほんのり汐を感じるコクと旨味、これがさらに絶品。
この二つが混ぜ、そこにバターの風味が絡りあった極上のソースをまとったアワビ。
口に入れた時のむっちりした食感が気持ちよく、いつまでも噛んでいたくなってきます。
三切れのアワビを食べてもあまるソースを蒸しパンに絡めて頂くのですが、
このソースのあまりの美味しさの為にひたすら無言でお皿に向かいあってしまいました。
(ちなみに中華パンは蒸し上げられて作られた見た目華やかな外観の、ほんのり甘くてふんわりした美味しいパンでした。)
フランス産牛と万願寺唐辛子の塩胡椒炒め
非常に柔らかな赤身肉は表面はカリッと軽く揚げられた感じです。
万願寺唐辛子やズッキーニ、ネギや生姜などの野菜が添えられていますが、特にネギは火通しでとても甘くなっています。
ピリっと胡椒の効いたほんのり甘くて香ばしいソースが絡まり、白いご飯が欲しくなる一品でした。
この後につくご飯物は数品から選ぶことが出来ました。
坦々麺、炒飯、蒸し鶏冷麺他数品がありました。
追加料金で、麺類で一番食べたかったメニューに出来るか聞いてみましたが、配膳に30分掛かるとの話でしたので諦めて坦々麺と炒飯にしましたが、蒸し鶏冷麺もちょっと気になりました・・
ご飯物
担々麺
坦々麺としては、さっぱりめのスープはかなり辛く、じわっと辛さが残ります。
どちらかというと醤油風味やコクはありますが、芝麻醤やラー油分が少ないのか・・油分が少なく軽めな味わいなので食後でも食べやすいと感じました。
旦那的には、胡麻と醤油の一体感が今ひとつとの感想でした。
一般的な坦々麺が好きな方なら物足りないかも知れないですが・・個人的に食後に頂く独特な麺としてはかなり良いと思いました。
炒飯 じゃこ、大根漬物添え
炒飯は油を感じないくらい軽くてふわふわパラパラ。さすが、中華料理店という仕上がりですね。お見事!
旦那は付け合わせの大根漬物の美味しさに、いたく感心していました。
デザート
メロンジュレ杏仁豆腐
甘さ控え目だけれどトロンとした口当たりで濃厚な味わいです。これはかなり美味しい~♪
メロンの甘みと風味もしっかり味わいつついただきました。
小菓子
烏龍茶シャーベット
スプーンに載った一口サイズのシャーベットです。ほんのり苦味と甘み、さっくりでさっぱりした味わいでした。
凍頂烏龍茶の茶葉
油で揚げた茶葉に砂糖がまぶされています。油っぽい見た目よりもお茶の苦味や風味の為か重くは感じず、意外にするっとお腹に入りました。た。
ココナツ団子
もっちりした生地にココナツがまぶされ、ミルク餡が甘みを添えています。
エッグタルト
サクサクっとしたシュクレタルトのような生地に甘いたまご味のカスタード。今迄食べたエッグタルトの中で一番美味しかったです。
食後、忙しそうな厨房をチラッと見させていただきつつ、途中でオーダーした中国茶をゆっくり頂きました。
目の前で真剣な厳しい顔をしたシェフの手さばきを見られるのは本当に贅沢です。
会計時、挨拶で顔を出してくれたシェフは料理中とはうって変わった穏やかな笑顔で私達を見送ってくれました。
子供の頃に時々訪れていた岐阜に、こんな素晴しいお店があるというのは本当にうれしい限りです。
期待以上の料理の数々、どれも非常に満足する仕上がりでした。
また岐阜に行く機会があったには必ず再訪したいです!
次は今回食べられなかった時間の掛かるメニューを予約時かはじめにお願いしておこうと思います。
今回は席予約をしてディナーコースにしましたが、いちおうアラカルトメニューもありますし、ディナーコース設定は6,000円~あります。
(席予約は夜6,000円~、昼2,000円~となります。アラカルトのみだと予約は出来ないようです。)
※ちなみに、どれも美味しかったのですが・・・あえて一品選ぶとしたらと話したら、
旦那は 帆立と雲丹の揚げ餃子
私は 鮑のソテー 肝ソースと青梗菜クリームソース という事になりました。