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秋鮭のパラチンケン
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ニワトコの花のエキス ソーダ割り
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アミューズ
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ウィーナーバインシンケンを目の前でカッティング
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ウィーナーバインシンケン
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カイザーゼンメル
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発酵ホイップバター
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オードブル盛り合わせ
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コンソメスープ
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チロル風白ワインスープ
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ガチョウの煮込み
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秋鮭のパラチンケン断面
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二種のトルテ
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ブレンドコーヒー
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ウィーナーメランジェ
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小菓子
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先日、旦那とランチ時間帯に訪問しました。私の誕生日ランチとしてです。
移転前の溜池山王にあった頃から行ってみたかったお店の一つでした。
なんだか以前より店名が覚え易い上にゴージャス感が増した感じ!(以前:カーウントカー→現在:銀座ハプスブルグ・ファイルヒェン)
銀座七丁目のビル内にあるお店は、エレベーターが開くといきなり店内なのでちょっと焦りました。
予約名を告げ、店員さんへコートを預けて席へ案内して頂きました。
豪華だけれども落ち着いた雰囲気の内装が素敵な店内は存在感あるシャンデリアが印象的、席間も程よくスペースがあるので周りを気にせずゆったり食事と会話を楽しめます。ソファー席の間や窓には暗い色の透けた雰囲気あるカーテンが掛かっていました。
男女二人組みが数組食事中で、私達のあとも夫婦やカップルの2名客がやって来て満席となりました。
先ずはドリンクメニューから頂きました。
ソフトドリンクにニワトコの花エキスという、何かの小説で聞き覚えのある単語が記載されていたので気になって二人ともこれを選択しました。
店員さんによると、ニワトコの木はハリポタに出てくる魔法の杖の材料として知られているとの事・・なるほど、だから聞き覚えがあったんですね~☆
魔法の杖に使われる木の花のドリンク・・素敵なランチの始まりにピッタリのドリンクです。
ランチはお奨めの5,500円コースを選択。アミューズ、オードブル、スープ、メイン一種、デザート、カフェといった内容です。
他、もう少し手軽な前菜かスープを選択するコースや、メインを二種選べるコースもありました。(メイン二種でも全体的な量はメイン一種コースとあまり変わらないそうです)
自分で選べるスープは二種、メインは三種の用意がありました。しかし、今の時期はメインでガンツェルというガチョウ料理(コケモモやオレンジ、赤ワインワインのソース)をプラス1000円で特別に選べるということでしたので、せっかくだからとガチョウ料理を選択、もう一人は秋鮭のクレープ包みを選択しました。
他、追加で特製のハムや特別なデザートを選ぶ事が出来るとのことでした。
ハムは他のテーブルでもオーダーが入っている事、店員さんもお奨めしてくれた事に加え、他レビュアー様方の評判から一人分をお願いし、二人で分けていただく事にしました。
※メニューは難しい名前ですが、わかりやすく味をイメージしやすい説明をしていただけました。
ニワトコの花のエキス ソーダ割
ニワトコの白い花のエキスを入れたもので、水、ソーダ、スパークリングワインいずれかで割っての提供。
店員さんへどういうものなのか聞いた所、ライチの様な香りとの話でした。
ハリポタ杖に出てくる名前と聞き、つい嬉しくてテンションが上がってしまいました!
グラスからふわりとライチ風の香り漂うドリンクは・・爽やかさ&甘く、後味は上品。素敵な味わいでした。
ランチメニュー 5,500円
アミューズ ホタテソテーの冷製前菜 ライムの香り・ホワイトセロリ和え
ワインビネガーでさっぱりした仕上がりです。ひんやり冷えた帆立のしまった身はむっちりしていてほんのり甘みがありました。
追加 ウィーナーバインシンケン(ハム)
一人前1,480円 と 2/3サイズ1,200円を選べます。今回は後のボリュームを考えて一人前を二人で。
ワゴンの上に乗せられた巨大なハムを目の前で二切れカットしていただき、一枚ずつ取り分けていただきました。
茨城の塚原牧場で育てられた特別な豚もも肉を山梨・白州でじっくり一ヶ月熟成させたハムは濃厚な旨みで肉っぽい風味と少し強めの塩気を感じました。
ハムの横に添えられたソースは、マスタードにホースラディッシュ、ゆで卵、メープルをあわせたもの。
こちらをハムにあわせると、肉らしい風味は消えて突然料理といった味わいに変化します。旨みと、ハムの持つ塩分・ソースの甘みのバランスが絶妙!!
パン用ホイップバター
発酵バターをホイップして絞りだしたものとの説明でした。発酵風味は少々控えめの無塩バターはとても軽くてまろやかな味わいでした。
パン:カイザーゼンメル
少し厚みある皮はパリッと香ばしく、内部はみっちり目だけどふわりとしたシンプルな味の生地。中々美味しいです。
オーストリア伝統的なオードブル盛り合わせ
根セロリのスープ
ほんのり暖かい、濃厚な味のポタージュですがセロリっぽさは良く分かりませんでした。
ポルチーニを練り込んだ豚肉入りパスタ・チーズ和え
ソース・皮・内部と全体的に味がしっかり目につけられていました。
皮はポルチーニの風味で非常に美味しくてもっちり、中は肉々しい味わいのミンチ、皮の周りはしっかりとチーズ風味の濃厚な味わいでもっと食べたいと思える美味しさでした。
野菜マリネ・ピクルス
ザワークラウトはクミンがしっかり効いていてほんのりと酸味に甘みがありました。
きゅうり、セロリピクルスはシャキシャキ食感が良いです。キャロットラペもほんのりした甘さと酸味がありますが、何よりもかなり細かいスライス状態で口に含むとふんわり柔らかな食感が印象的でした。
サーモンの低温マリネ
何と、添えてあるミニトマトの皮がちゃんと剥いてありました!
サーモンの上にはディルにサワークリームが載っていました。低温でマリネされたサーモンはしっとりやわらか。とろける様な味わいでとても美味でした・・☆
鰆のエスカベッシュ
しっとり柔らかに仕上げられた鰆の上に掛かったソースは甘酸っぱい味わいですが食べやすい酸味でした。
ソースにはたっぷりの玉ねぎ、その下にはレーズンが隠れていました。
鶏肉の揚げ物
きめ細かい肉に細かいサクサクの衣。(後で出てきた料理に入っている牡蠣の衣の様にサクサクでした)
肉は一度叩いた?位のみっちりさがありました。
スープ 私:伝統のコンソメ/旦那:チロル風のクリーム風白ワインスープを選択。
ウイーンのコンソメスープ・シャンピニョンとアイヤーティッヒ
店員さん曰く、マッシュルームと卵を合わせた茶碗蒸しのような食感の具材入りです。
茶色で澄んだ色合いで浮かべられたネギが細かく、パセリかと思ってしまいました。
すんだ色のスープは味は濃厚ですが、スッとお腹に染み入ります。マッシュルームと卵の料理はふんわり柔らか、キノコの旨みがたっぷりでした。言われてみれば確かに茶碗蒸しっぽいのかも?
中々名前が難しいメニューでしたが、分かり易く噛み砕いた説明を思い出しながら頂きました。
チロル風白ワインスープ メランジェ仕立て セメル粉で香ばしく揚げた牡蠣と共に
白ワインを使った黄色っぽくクリーミーなポタージュ風スープに黄金色の牡蠣フライいり。
牡蠣は衣が細かく、さっくさく!中はとてもジューシーに仕上がっていました。
スープはほんのり黄色い色、酸味ない風味濃いマヨネーズ的な不思議な味わいでした。
メイン料理
秋鮭のパラチンケン・ユンゲツヴィベルとカルトフェルのラグー エストラゴンの香り
泡の白ワインソースとクリームソースが掛かっています。
鮭クレープ包みです。お皿が運ばれてきた時、とても素敵な香りが漂ってきました。
もっちりした厚めのクレープ生地に柔らかな鮭、その下にはしっとり&ねっちりしたじゃが芋。クリーミーなソースとクレープ、鮭、じゃが芋の相性は抜群!まろやかな味わいで、見た目の上品さもとても素敵でした。
ガンツェル ガチョウの煮込み・赤キャベツ煮込みと季節のクヌーデル添え
味の濃い鶏肉の様な味のお肉でした。良く煮込まれてホロリと柔らか☆苔桃などの入った赤ワインソースが、ほんのり甘くコクある味わいでとても美味!パンで拭っていただきました。
添えられた赤キャベツ赤ワイン煮は少し酸味ある独特な癖のある味、クヌーデルはもっちもちしたまさにお団子といった感じの料理でした。
デザートは本日のトルテ(二種類)かクヌーデルのプレートのどちらかを選べました。
トルテが気になったのでどちらか悩んでいると、トルテは二種盛りしてもらえるとのことでしたので、二人ともそれにしてしまいました。
リンツァートルテ
リンツァートルテというと、フランボワーズジャムなどが入った、上部が編み目のタルトといった印象ですが、やってきたのは見た目が全く違いました。丸型で焼かれたバターケーキといった見た目で、味的にはシナモン風味のケーキとの説明でした。
小さな種の入った何かベリー系のジャムなどが内部に入った、シナモン風味豊かなしっとりバターケーキでした。紅茶、コーヒーに合う味で、とても美味しいです。
チーズケーキ
見た目よりも、意外に軽い生地は甘めの味付けでした。添えられたベリージャムは酸味が少なめで甘さはかなり控えめ。(旦那的には、今まで食べたベリー系ジャムの中ではかなり好みとの話でした。)
チーズケーキと一緒に食べると、チーズケーキ自体の甘さが控えめとなり、フルーティかつ爽やかな味わいになりました。
どちらのケーキも美味しかったので、二種類にしてもらって良かったです。
今回食べませんでしたが、クヌーデルプレートは真ん中にチョコの入ったクヌーデル(外側にキャラメルアーモンドを纏っているそう)にアイス、洋ナシコンポート添えという内容との話しでした。アイスや洋ナシが美味しいんだろうな~と想像して・・二人とも同じにせず、こちらも食べてみたかったと少し気になりました。
カフェとプティフール
ウイーナーメランジェ
店員さんお奨めの一品。旦那から一口頂きました。泡の下はミルク入りのコーヒー。カプチーノとカフェオレを合わせた様な味わい、ミルキーで美味しいです。
ブレンドコーヒー
とてもクリアな味わいのコーヒー!砂糖・ミルクもありましたが、このコーヒーへ入れるのはもったいない!
プティフール アーモンド入りのメレンゲ焼き菓子
甘くてアーモンド風味のさっくりした焼き菓子はすっきりしたコーヒーにピッタリ。
食事の最後はこういう甘くて軽いものにすっきりしたブラックが個人的には一番好きです。
コーヒーを注ぐポットが変わった形(駱駝)をしていたのでじっと見ていると、店員さんがスッと駱駝ポットにまつわるウンチク話をしてくれました。
こちらの目線や興味にすっと答えてくれたり、ささやかな誕生日祝い他、分かり易いメニューを噛み砕いて説明してくれるなど非常に好感の持てるサービスでした。
気になっていたケーキやシュトーレンも入口で販売されていましたが、クッキーなどは生産が全く追いつかないくらいの人気との話でした。お腹がいっぱいなので今回は結局お土産購入は見送る事にしました。
また是非いらしてくださいとの挨拶に見送られ、お店を後にしました。
再度ランチタイムか、もしくは以前から気になっているケーキを頂きにカフェタイムか、記念日の夕食辺りに是非とも再訪したいお店です。