nemoccoさんが投稿したShin Harada(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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nemocco (千葉県) 認証済

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Shin Harada銀座一丁目、銀座、有楽町/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 3.4
1回目

2015/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク3.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

香りたつ、美味なるイタリアンディナー☆

今年の結婚記念日ディナーで訪問しました。
お店は銀座の「銀座トレシャス」というビル12階にあります。
このお店が麻布十番にあった頃から行きたいと旦那が希望していましたが、予約が出来ないと諦めており・・
銀座に移転後も訪問することが中々叶わず、今回初めての訪問となりました。
レストランフロアに着くと、スタッフが待っていて予約名を告げると入口まで案内をしてくれました。
店内は高い天井にガラスのシャンデリア、真ん中には大きな花器が飾られており、その花器の周りにテーブルが配置されていました。
平日でしたが、他の席もカップルや数名の接待らしきお客さんなどで埋まっていました。
少し話し声などもしましたが、席間がそこそこ広めに取られているのでそれほど気になりません。
食前用にノンアルコールのドリンクをお願いし、ディナーのスタートです☆

はじめの一皿
鰻燻製・キャビア添え ジャガイモ素材のフィルムとカルダモンを散らした一皿でした。
脂がのったとろける様な身の燻製うなぎにキャビア。パリッと甘いジャガイモのフィルムに爽やかさとほんのりした苦味のあるカルダモンがきいています。

焼きタラバ蟹のインサラータ アロマフレスカ風
タラバガニを炭火で炙り、グレープフルーツを添えたサラダ風の前菜です。
火加減がなんとも素晴らしいです!蟹の身はぱさつかず、とろける様な柔らかさに仕上がっています。
また炭火で炙っているため、蟹の身は香ばしさと甘みが出ています。
胡瓜とグレープフルーツが爽やかさと食感を添え、意外にも蟹に合って良い仕事をしています。

穴子の香草蒸し フレッシュトマトの香り
ラード塩漬け「ラルド」というものを合わせたとの事でした。
添えられたトマトソースが不思議な味わい・・・柑橘等が入っていそうな香りと爽やかさと、香り高い不思議な甘み。
バナナに似たような味が最後にふわっと残る気がしました。

新春の香りを少し
タケノコのスープでした。
ふしぎな旨味あるスープで、飲み終わった最後にタケノコをいただきました。
タケノコのシャッキリした食感に、ほんのりと感じられる甘みとにがみはまさに春の味ですね!

パン盛り合わせ / オリーブの小皿
グリッシーニ:細くてかりかり、塩分は控えめでした。
パルミジャーノ・胡麻入り平焼きパン:しっとり目で風味が良く、チーズ旨味濃厚。自家製とのことでした。
バケット:水分多い生地は、小麦旨味が感じられました。皮も身も美味☆
フォカッチャ:イタリアパンらしいあっさりした味わいで、食べやすかったです。
オリーブの小皿:淵が緑色の美しいガラスの器にグリーンオリーブなどが数個入れられていました。濃厚な味わいのオリーブはちょっと口直しや料理の合間にドリンクを頂きながらつまむのにちょうど良かったです。

毛蟹と根三つ葉のスパゲッティ
蟹、万能ネギ、三つ葉にドライトマト入りです。
塩がギリギリの所までしっかり効かせてあり、毛蟹パスタソースを食べる為にパスタを入れたといった感じです。
とにかくソースが美味!ドライトマトの酸味と、毛蟹の甘みがうまく調和していました。

じゃが芋を詰めたラヴィオリ バジリコ風味
バター風味バジルソースのジャガイモ入りラヴィオリです。
まず感じたのは、非常に香り高いパスタだということでした。
フォークに刺すとラヴィオリがもっちもち!
口に入れると、バターの香りと甘みにジャガイモの甘さがとてもマッチ!
じゃが芋のラヴィオリというメニューを見たときはそこまで期待しなかったのですが・・実際食べてみると、その観念が完全に覆されました。
食感に甘み、そして何といってもバジルソースの香りと塩が素晴らしく美味でした。

寒ブリと地蛤、冬野菜のココット
提供される前に、ココットの鍋をスッと持って来て、蓋を開けてこちらを盛り付けますと見せてくださいました。
鍋の蓋を開けた瞬間の香りがまた食欲をそそります。
お皿に美しく盛られた状態で提供されました。
蕪スープはとても甘みがあり、そこへオリーブオイルの風味と地蛤の旨みにブリの脂が加わりさらに旨みが増しています。
寒ブリはとてもふんわり柔らか。寒さで脂がたっぷりのっていて甘みもありました。
ふっくらした地蛤は非常に上品な味わいでした。

柑橘のシャーベット
口直しはレモンとパッションフルーツのソルベ。
酸っぱめでさっぱりした味わい。レモンなどの酸味が苦手な旦那には少し酸っぱかったようでした。

和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
和牛は見た目、赤くて生のようです。しかし実際は40~50分じっくりと低温のプレート上で焼いているため、しっかりと熱が通っているという話でした。
黒いプレートから、自分でお肉を野菜と調味料ののっているお皿へ移し変えますが・・
その移し変える瞬間にふわっと香る牛の脂の香ばしい香り!!これは自分で移し変えなければ分からないですね。
このお肉に合わせるのは・・
イギリス・マルドンの岩塩、グリーントマトのマスタード、プラムマスタード、西洋ワサビマスタード、にんにく、野生ルッコラ。
野性ルッコラは非常に味が濃く、元々胡麻風味があるのにさらに胡麻がプラスされていて香りも味も普段食べるものとは段違いでした。
酸味あるトマトマスタード、甘味あるプラムマスタード等、どれも美味しくあわせることが出来ましたが・・
個人的には、シンプルにお肉の旨みを堪能するならば岩塩が一番な気がしました。
他、付け合せにカリフラワーのココット焼きも提供されました。じっくり焼かれた為、甘みや旨みがしっかり出ていて絶品でした。

さて、デザート前にお楽しみの一皿としていくつかのメニューから一品を選ぶ事ができました。
パスタなどもありましたが、チーズプレートも選べるという事。夫婦揃ってチーズに目がないので、当然チーズプレートを選択しました。
お楽しみの一皿 チーズプレート
チーズは四種類。お皿に円状に配置されていました。他に付けあわせとして、真ん中にフランボワーズ、チーズの間にパンと柿とオレンジをあわせたペースト、無花果、アーモンドが配置されていました。
ゴルゴンゾーラ蜂蜜添え:ゴルゴンゾーラなので、食べやすいけれどもプレートの中では塩気が一番ありました。
ミルク系チーズ:ミルキーですが意外に独特のクセを感じるチーズで、ベリー系の酸味・フランボワーズにあう味わいでした。
バローロ入りチーズ:旨味が濃厚な、とても美味しいチーズでした。
羊牛ヤギ三種 一番クセがあると思いきや、意外に食べやすかったです。

デザートは一品ずつ選ぶ事も出来ましたが、何と全部の種類をお願いすることも出来るとのことでした。
せっかくだからと、二人で全部の種類をシェアしていただく事にしました!

焼き林檎 蜂蜜アイス添え
五所川原という品種のりんごです。
バニラビーンズ、バルサミコ酢がかけられ、お皿にはアーモンドクランチが散らされていました。
りんごは焼いても少し酸味の残るしっかりした味わい!バルサミコのコクと蜂蜜アイスの甘みがりんごに絡み、アーモンドクランチの香ばしさが絶妙でした。

茨城栗 ココナッツアイス添え
焼かれて自然の甘さがでた栗にココナッツアイスのまろやかな甘さ。優しい味のスイーツでした。

りんごのミルフィーユ
紅玉りんごの薄切りドライにレモンソルベが載せられていました。(間にはりんごのコンポート?か何かが挟まれていました)
パリパリとしっとり食感が面白く、見た目の美しさと甘さと酸味を堪能できるスイーツでした。

いちごのスープ
ガラスの器に、苺のスープと苺、上に雪の様な綿あめがこんもりと載せられた一皿でした。
甘酸っぱい苺に濃厚な苺スープ、綿あめの甘さのさっぱりかつ甘いスイーツで食後にピッタリ。
今まで他の店でもデザートを選ぶ際に苺スープはありましたが、焼き菓子やボリューム感あるものをつい選んでしまい食べたことがありませんでしたが、これは中々美味しいですね!!

チョコムース マンダリンとキャラメルアイス添え
チョコムースはかなり濃厚!チョコにオレンジとキャラメルは鉄板ですね!
味わい的には満足ですが、お腹いっぱい状態だと少々重かったです。

マンゴープリン 和歌山八朔、ヴェルベーヌの香り パッションフルーツゼリー入り
レモン香のあるハーブが添えられており、見た目も香りも味わいもさっぱり、かつプリンが滑らかな女性向けの一品です。
珈琲よりも紅茶やハーブティーの方が合いそうな味わいでした。八朔が好きなので、個人的にはツボでした。

小菓子
記念日のメッセージが描かれた平皿に盛られて提供されました。
この白く重い平皿はロイヤルコペンハーゲン製で、もう制作されてないらしいとの話でした。
ココナツメレンゲ:さっくりした食感、甘いのでほんの少しで満足な味でした。
パートドフリュイ:桃味、青リンゴ味。
マシュマロ(ピンク・白):ピンクはいちご味、ねっちり目の食感。白はレモン味だったようです。
キャラメル:ラズベリー味とミルクキャラメル味でした。
いちごとピスタチオのフロランタン:サックリ食感&甘みある味わいで珈琲にピッタリでした。
生チョコ:ほろ苦いココアのまぶされたショコラはとても滑らかで、程よい甘さでした。

ワインはソムリエさんが料理に合わせて選んでくれるとの事でしたので、少量ずつ3杯頂きました。
はじめは軽めの白、次は香り高いワイン、最後は赤のカベルネ!
どのワインもソムリエさんがグラスをゆすって香りを出してから提供してくれる等、お店のテーマの香りに拘る姿勢が徹底していました。
ワイン一杯目 軽めの白ワイン
軽い白ワインでした。料理が強いから強めの香りのワインにしたとの話しで、香りとほんのりした苦味もありました。
ワイン二杯目 香り高いきりっとした白ワイン
香りが南国にあるようなフルーツの様。こちらは苦味なく、甘みも少なくきりっとした味わいのワインでした。
ワイン三杯目 程よい旨みと渋みのある赤ワイン
トスカーナのカベルネソーヴィニオン。こちらも深い香り、程よい酸味とコクを感じる美味しいワインでした。

色々な料理に使われていた、泡入りガラス皿はシャンデリアと同じ工房製。
シャンデリアやお皿、入口に置かれたオブジェなど全て泡のイメージで統一しているとの話でした。

心地よい空間に、どれも絶品の料理達(価格も銀座や内容を考えるとコスパは良いです)、そして満足行くサービス。
素晴しいレストランだと思います。記念日や何らかの機会に是非また利用させていただきたいと心から思えるお店でした。

※ このレビューで800件目となりました。

  • 焼きタラバ蟹のインサラータ アロマフレスカ風

  • じゃが芋を詰めたラヴィオリ バジリコ風味

  • 寒ブリと地蛤、冬野菜のココット焼き

  • 和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル

  • パン

  • お楽しみの一皿 チーズプレート

  • 焼きりんご

  • 茨城栗 ココナッツアイス添え

  • りんごのミルフィーユ

  • いちごのスープ

  • チョコムース キャラメルアイス、マンダリン添え

  • マンゴープリン 和歌山八朔添え

  • メッセージプレート

  • カプチーノ、珈琲

  • 店内雰囲気

2015/03/24 更新

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