2回
2018/05 訪問
地元食材フレンチと日本酒、最高のディナー☆
以前から行ってみたかった宿ですが、そこまでお酒が強くないので迷っていた宿の一つです。
今回、料理内容をリニューアルしたとの事で思い切って宿泊しました。
食べログなので宿についての詳細な明記はしませんが、三大薬湯という松之山温泉のお湯はとても良く、温泉宿としてはこれからさらに磨きをかけてほしいという印象でした。
それほどお酒が強くないので、二人ともペアリングではなく、
数種類をセレクトしてもらい、それを二人で分けていただきました。(一人分を二人で分けたといった感じでしょうか)
夕食
レストラン・リューズ出身の栗山シェフ渾身のフレンチです。
マリアージュされる日本酒は、オーナー山岸氏がセレクトしてくれます。
ふきのとうとマスカルポーネのシュークリーム
酒粕のサブレ 葉わさび 妻有ポークのリエット
シューの食感の良さに味のバランス、
酒粕サブレはチーズの様な旨味、リエットととても合っていました。
切り干し大根のスープ
切り干し大根を戻してスープに。切り干し大根とは思えない旨味とクリーミーさ。
何とも意外な取り合わせが、凄い・・・!
鯖のマリネ 燻製クリーム
鯖は塩でしめてあり、旨味が凝縮されています。横に添えられた燻製クリームは旨味と香りがすごい。
鯖の下に敷かれた出汁ジュレも、これまた非常に良いお味。
上に添えられているのは鮮やかな緑のアケビの蔓。これも食べるのか!と意外な驚きでした。
旦那も私も、このお皿が一番印象に残りました。
ホタルイカ 柑橘のソース
旬で、丁寧な下処理が行われているぷりっとしたホタルイカ。
添えられたナスがとってもクリーミー!
甘エビと雪下人参のムース ふきのとう
横から見ると、三層仕立て。とても甘い人参ムースに、甘エビが合います。何より、上のクルトンが見た目だけでなく相当食感も考えられており、うますぎ、参った!と言いたくなりました。
真鯛のソテー 青さのりソース
上にこごみがのり、春キャベツが入ったスープに鯛。
見た目も味も、春いっぱいの一皿でした。
妻有ポークのロースト
妻有ポークは柔らかでしっとり。脂が甘く、食べきるのがもったいない位の美味しさ。
添えられたグラッセはどれも美味で、大満足。
他・・
口直し ぶどうと甘酒のエスプーマ
デザート ミントのゼリー しらぬい よもぎのアイス
日本酒
村祐
メロンのような香りと甘味で、雑味は無し。このお酒は初めて飲みました。
亀の王 純米吟醸
夏子の酒のモデルだそう。
少し辛口でスッキリ。酸味が美味しく感じられるお酒でした。
あべ
甘みと少しだけ辛みも。少し白く濁ったお酒。
イットキー
あまみと酸味!乳酸菌発酵させ、三段仕込み一段階で止めたたというお酒。
これ、ある意味ジュースみたい!
越乃寒梅 純米大吟醸
新潟の有名酒。有名過ぎて、飲んだことがありませんでした。
淡麗辛口だが、ふわりと後から甘味も感じられます。魚にも合うとのセレクトでした。
他・・鶴齢 純米吟醸
2018/08/29 更新
朝食は、時期的に山菜が盛りだくさんの内容でした。
他に目を引くのは、5種類のジュース。雪割人参のコールドプレスジュースは自然な甘みが美味しく、一番印象的でした。(他、牛乳やお茶を使った物もありましたが、時期で変わるようです)
HPに記載のあった卵焼きは無く、温泉卵がありました。
他、煮物にサラダ、様々な山菜を使った沢山の小鉢に自家製のお漬物。
お浸しに和え物が中心、あまり見かけない珍しい山菜が盛りだくさん。
シオデ、キノメ他・・どれも食感や味わいもよく、また食べたいと思える味でした。
後から鮭の粕漬けが提供されました。
風味良く浸かり、ほろりとほぐれる鮭の身についつい御飯が進みます。
ほろ苦い春の味の蕗の薹のお味噌汁も後からやって来て、春の味を満喫しました。
食後は、カプチーノでご馳走様。
私にはおかずの量もちょうど良く、お腹に優しい郷土色豊かな朝の食事を楽しむことが出来ました。
(ご飯はお替り可能なので、量を食べる方は多めにご飯を食べられると思います。)