JUVEさんが投稿した天夢(栃木/栃木)の口コミ詳細

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LONGISLAND ICE TEA 新館

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JUVE (男性)

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天夢栃木/ラーメン

2

  • 昼の点数:-

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

世界中の誰よりきっと

【Today's Order】
 煮干しラーメン【ヤバニボ】醤油   970円
 旨味とコクのトロトロ味玉      120円
 和え玉               200円

【Column】
 新年。と言っても、もう一月も過ぎようとしていますが(笑)
 私事が、取りあえず一息付けそうになりまして、ようやく食べログにも時間を割くことが出来始めましたので、久しく手を付けていなかった、塩漬けの整理をいたしました。

 SSDの画像ファイルとともにチェックしていた所、なんと、わたしが最も好きなラーメン店と言ってもイイ「天夢」さんの画像が、食べログにアップ漏れしているではありませんか。何でかなぁ、、、???
 もう6年以上も前の訪問ですが、これは是が非でも載せなくては。。。
 のレビューです(笑)


 セメントと言えば、コンクリートを形成する材料の一つで、一般的な建築材料として、広く流通使用されています。
 通常、セメントと言うと、前述のように、灰色をした粉状の材料であり、あくまでもコンクリートなどを構成する一素材であります。
 しかし、一般的には、石や砂利を入れて、水で混ぜた状態のものが、セメントと認識されているような気がします。灰色で、ドロドロ状のやつ。

 さて、こちらは、栃木県内で、セメント煮干しの第一人者たるお店。
 天夢さんとの邂逅は、わたしのセメント煮干し愛開眼の先導者であり、この道の奥深さを刻み込んでくれました。

 この界隈では、最も有名なお店の一つである茨城県の某名店との初お手合いは、どうにもうこうにも迎合出来ず、わたしとセメント系を遠ざける直接的原因でありました。
 以降、近寄ることさえしなくなったことは、わたしのラーメンヒストリーにおいて、無駄な数年を作ることにもなったと言えます。

 それでもセメントに対して、どこか諦めきれないわたしは、栃木最強のセメンターとして名高い天夢さんを訪れたことで、煮干しの美味さを知りました。
 煮干し愛を、あらためて認識させてくれた恩義あるお店です。

 初訪問後、完全ブレイク果たした天夢さんは、簡単に行けるお店ではなくなってしまいました。いつ行っても、行列。繫盛は嬉しいことですが、食べる側としては、並ばないといけないことになり、それはそれで難儀なことなんですけどね。まあ、よくあるジレンマと言えましょう。


 仕事の関係で、栃木市の合同庁舎に行く機会が何度かあり、そのたびに、天夢さんを覗くも、外並び数名あり。
 2~3人ならまだしも、常時7~8人となると、スルーしてしまうなぁ。
 前回は、13:30過ぎれば、並びなしで入れたのに、最近は並ばないと無理になってきたみたいですね。
 開店初期も、それなりに人気がありましたが、完全に有名店になりましたなあ。

 今回久々に、並びなしに遭遇。やった!!!
 まずは、店内の券売機でチケットを購入。当然ながらセメント狙いで「ヤバニボ 醤油」を。
 昔は、「セメント一番搾り」や「セメント 鬼」なんていうメニューもあったんだけど、まだやっているのかしら!?
 元々、限定だったし、今でも日によっては、登場するのかなぁ。
 本命は、more煮干しでしたが、ヤバニボでも全然OKっスわ。

 店内のレイアウトが変わりましたね。
 以前は、テーブル席があったように思いましたが、ウェイティング用の椅子がセッティングされていました。
 ほぉ、中待制になっていたのか、、、
 今日は、たまたま誰もいなかったけど、これからは、外待ちだけでは判断出来なくなったな。

 そのままカウンターへの着座を促され、左から4番目の席へ。
 ここは、マスターが作業するまん前。カウンターは、全席アリーナですが、その中でも特等席。
 マスターやスタッフさんのオペレーションを、ライブ感満載の席で待つこと、7~8分程度で提供。

 店内に入った瞬間から煮干しの良い香りが漂っていましたが、さらに強い煮干しの香りが丼から。
 オッホーーー!!!
 これですよこれ。
 スープの色は、まさにセメント。スープを見ただけで、ワクワクが止まりません。
 オラ、ワクワクすっぞ的な。
 これが、恋に恋焦がれておりましたセメントスープでございますよ。

 チャーシューも、厚み、大きさ共にパワーアップしておりますね。
 日々、立ち止まらずに、より美味い一杯を求めるマスターの姿勢が伺えます。

 それでは、スープを一啜り。
 美味い。
 もうこのフレーズしか当てはまりません。

 煮干しそのものが口いっぱいに広がり、じわじわと口の中の粘膜を侵食していくのです。
 煮干しを粉砕した状態の一匙分が、ゆっくりと鼻腔内一面を塗り潰していく感じ。
 圧倒的な煮干し。
 
 煮干しラーメンを名乗りつつも、魚粉に頼るラーメンもある中、純度100の煮干しっぷり。
 煮干しだけで、この濃厚さを演出するとは、「恐れ入る」以外の感情が湧きません。驚くと同時に、感嘆の溜息が漏れます。

 スープ自体は、思っていたほどドロドロセメントではなく、ちょいシャバ。ドロって言うよりトロって感じかな。
 ま、一般的なラーメンのスープに比べれば、余裕でドロなんですが(笑)

 麺は、細パツストレート。
 パッツンはパッツンだけど、ムッチリした歯ざわりも感じられます。
 パツっと切れる麺ではなく、ムッチリを兼ね備えた麺を使うことで、噛むことを求めてくる。噛めば噛むほどに、小麦の味わいと共に、煮干しの香りもスクエアー(2乗)効果として、充満させます。
 このスープにして、この麺。

 チャーシューは、低温調理のレア。
 厚みがあるだけに、レア特有の肉臭さを生じるのではないかと。
 食べてみれば、その思いも杞憂となりました。
 肉の旨味を前面に押し出し、食べ応えをプラスした上等品。


 スゴイね~、じゃなく「ヤバイ」。
 これほど的を得た商品ネーミングはなかろう。
 名前負けする商品も多い中、ネーミングを凌駕する破壊力。
 ヤバっwww
 ある意味「変態」と言っても良い一杯www
 ディスるのではなく、最大級の賛辞と受け取ってください。

 トドメは、和え玉。
 角切りチャーシューがふんだんに乗り、コスパは抜群。
 セメントスープを、レンゲ一杯分、卓上の「煮干し酢」を一回し掛け、よく混ぜて食べれば、一味違った煮干し100を味わえます。
 

 変態的一杯は、確かに食べ手を選ぶ逸品と言って間違いなく、ハマる人は、抜けることの出来ない沼に足を突っ込む羽目になります。ダメな人は、まるっきり受け付けません。
 ご注意を。

 世界中の誰よりきっと、熱い煮干し愛を持つマスター。
 煮干しの求道者と言えるでしょう。
 これからも、更なる煮干し愛を貫きくださいませ。
 
 ごちそうさまでした。

  • 煮干しラーメン【ヤバニボ】

  • 和え玉

2025/01/30 更新

1回目

2017/03 訪問

  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

栃木にぼし系の雄 まずはライトなメニューから

【本日のオーダー】
 あにまる天夢

【感 想】
 担当地域が、栃木県南エリアになったことから、栃木方面の飲食店開拓が出来、喜ばしいことでございます。
 早速気になっていたお店のひとつ、強力な煮干しが売りとの評判が高い、天夢さんに。
 実はこの日の訪問まで2回ほどフラれています。わたしは大の行列嫌いなので、5~6人の行列を見て、スルーしていました。

 ようやく並びなし。時間も13時半を過ぎていたのも要因でしょう。すぐ近くの客先に14時アポイントなので、この時間がちょうど良し。次からもこのぐらいの時間にアポをいれよう。

 以前、煮干しでは超がたくさん付く有名店で、どうにもこうにも口に合わない一杯をくらってから、ドの付く煮干し系は遠慮気味でした。元々は、煮干し大好きなのですが、そのトラウマがなかなか頭から離れません。
 ただ、もしかすると、その某有名店だけが合わないだけで、他はもっと美味いのかもしれない。
 そんな思いから、天夢へ足が向いたのでした。

 けど、券売機を前にしても、まーだトラウマが。。。
 ひとまず、「あにまる天夢」なる動物系のスープとの合わせ技をいただくことに。

 5分程度で提供。
 スープの色からして、煮干し感いっぱい。
 海苔の上に追い煮干し粉が。

 まずはスープを、魚粉を混ぜずに。
 煮干しがブワーっと口の中に広がり、凝縮された煮干しの旨味と、ほのかな苦味。動物系で割っているとはいえ、煮干し感がスゴイです。
 動物系スープ(豚)のマイルドさが程良く煮干しをサポートし、決して邪魔するようなことはありません。むしろ、煮干しの良い所を押し出し、苦みやエグみ(もともとほとんど感じませんが)を打ち消す役割を全うしているように感じます。
 追い煮干し粉を投入すると、煮干し感は更に加速。

 麺は、意外にも太麺。こういう煮干し系って、細っそいパツパツのストレート麺だと思っていたので、正直驚きました。
 二郎系ほどではないにしても、けっこうな太さですね。
 ゴワゴワした食感。良く言えばかなりのモチモチ感。噛み応えがあります。
 そもそも太麺はそれほど好きではないので、麺が選べるのであれば細めの中華麺が希望です。
 ですが、太いには太いなりの良いところもありました。
 噛む回数が増えるので、噛む度に鼻から煮干しの香りが抜けていくのを味わえます。
 鼻の穴が煮干し臭くなる感覚。
 それと、麺そのものの味わいをしっかりと感じ取れること。小麦の甘みでしょうか。噛んでいるうちに、麺の風味を感じていきます。

 レアチャーシューも大きく、厚みもあります。しっとりながらも程良い肉感。チャーシューの上に粗挽きの黒コショウ(粒もアリ)があって、スープに混ぜると、ピリリと良いアクセントに。
 煮干し系お約束の、粗微塵タマネギがさっぱり感を。珍しいのは、スプラウトがのっていること。初めての経験です。

 トラウマを引きずりながらの訪問でしたが、いやいや何故もっと早く来ていなかったのかと、後悔の気持ちが先行します。
 煮干しをしっかりがっつり味わわせながら、余計な雑味を丁寧に除き、旨味と風味だけを抽出した素晴らしい一杯でした。
 あにまるが上手く中和させていたとは思いますが、こちらならば、セメントという煮干しMAXにも挑戦できそうです。

 ごちそうさまでした。

  • あにまる天夢+味玉

2017/11/25 更新

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