6回
2018/07 訪問
【本日のオーダー】
野菜たっぷり塩味タン麺 800円
野菜たっぷりピリ辛棒棒鶏(ハーフ)650円
他
【感 想】
はい。久しぶりのTaikohです。
現在は、本格中国料理のお店となっています。
何度かレビューしていますので、こちらの最強メニューが陳麻婆豆腐であることは、既にご存知かと思います。
麻婆豆腐は、必ず毎回オーダーしますので、その他のメニューをレビューいたします。
ランチタイムに一度麺類を試みましたが、けっこう評価が難しい一品でした。
一度だけでは、こちらの麺系の実力を図ることが出来ないので、今回はメニューを変えてリトライです。
色々と注文しましたが、過去にレビューしたものは除きますので、新顔は、棒棒鶏と今回のメインである、タンメンです。こちらでは、タン麺が正式名称になっています。
その日その日(不定期)で、限定麺が提供されるような気が・・・・・・
前回は、パーコー麺を食べました。
今回は、グランドメニューの中の一麺。
塩味のタン麺ですが、スープの色は、白濁やや茶濁り。
見た感じは、スッキリ系よりも、旨味の詰まったスープなのでは。。。
野菜の食感からも、炒めた野菜をスープで煮立て、旨味をしっかりと抽出させているタイプですね。
人参、キャベツ、もやし、たまねぎとオーソドックスな面子にほうれん草。肉類はなし。
色目的に濃そうな感じでしたが、けっこうアッサリ。
野菜の旨味と、湯の味わいを感じるスープです。でも、昨今のラーメンに慣れてしまったわたしとしては、弱く感じます。
塩気も強くないし、やさしい味わいではありますが、インパクトに欠けるというか、、、
麺は、こちらのお店では一種類なのかな。汎用してますね。
飲んだ後の〆の一杯と言うよりは、二日酔いの朝に食べる、胃に優しい朝ラー。。。かな。
野菜の甘みを感じ、疲れ切った胃を、地味深く介抱してくれるような・・・・・・
でも、朝やってないし、、、 ^^;
棒棒鶏は、甘目のゴマソース。確かにピリ辛。
キュウリなどの野菜のボリュームで誤魔化してなどない、鶏肉たっぷりの、中華前菜です。
ハーフでこの量。CPも上々。
これもおススメですね。
ごちそうさまでした。
2019/06/27 更新
2018/06 訪問
我が家好みの味が多いお店
【本日のオーダー】
手作り餃子(2人前) 350円
酸辣パーコー麺 950円
野菜たっぷりあんかけかた焼きそば 800円
【感 想】
我が家の長男坊、餃子が大好きなんです。
外食の際、ラーメン屋に行くことも多いのですが、事前に餃子があるかどうか、確認しておかなければならないくらいです。
で、本日もまた大興です。
また、と言っても年に3、4回ですが、外食頻度がさほど高く無い我が家としては、比較的ヘビロテするお店の一つです。
でも、たまーにフラれるお店でもあります。
宴会利用も多く、先日も(とある木曜日)貸し切りとなっており、泣く泣く断念。
心と胃袋が、陳麻婆豆腐になっていたので --;
さ、さ、気を取り直して。
以前のレビューで、チラッと餃子のことに触れていますが、本格的にはしておりませんでしたので、あらためて。
こちらの餃子は、恐らく皮からお手製ではないかと。推測ですよ、推測。
モチモチしてー、と良くある表現は使いません。そーんなにモチっとしているわけじゃあないんです。ちょいモチぐらい。
どちらかというと、パリッと焼き上がった部分を楽しむって感じですね。
そして、なんといっても、この皮。薄めなんですけど、とても甘みが強いんです。
中の餡も、肉の存在感と、食感豊かな野菜がしっかりと主張していますから、噛む行為が生まれるんですね。つまり、噛む回数が増えれば、それだけ甘みが増すってことなんだろうなー。
栃木と言えば、全国的に宇都宮餃子が有名ですが、それはちょっと違うんじゃないかと、異を唱えたい。
わたしからすれば、栃木の餃子の神髄は、県南地域をテリトリーとする、デッカイジャンボ餃子であると。
「おぐら屋」や「一品香」などで食べてきた身とすれば、宇都宮餃子が栃木餃子の全てだと言わんばかりのデカい態度と、全国的に心得違甚だしい悪識ではないのかと。
ま、ま、今回は、その話ではないので、ここら辺で止めておきます。
餃子論は、いずれ別の場で。
で、Taikohの餃子は、宇都宮にも県南にも属さないタイプ。
大きさは中程度で、餡は肉入り。でも、あっさりしている両者のいいとこ取り。
宇都宮の場合は、野菜たっぷりであっさりが売りですが、どうしても餡がペースト様に思えてならんのです。
そこが気に入らない部分。我が家の餃子が、お肉たっぷりだったこともあって、食べなれていなかったことも一つでしょう。
県南の場合、美味いけどデカすぎるのが難点。
宇都宮に比べれば、断然県南贔屓なのですが、餃子=一口食いを主張するわたしにとって、あのデカさは難儀なのです。
こちらは、丁度良い大きさで、餡も肉を感じて旨味十分。
餃子ばかり長々しましたが、麺も。
麺は、前回「どうなんだろう!?」と、こちらの麺メニューの総体的評価をステイしておりましたので、今回は別メニュー(グランドメニュー外)にトライ。
が、酸と辣の名が付く通り、ベーススープが酸っぱさと辛さで不明瞭になっています。
ただ、どうしてもベーススープが隠れてしまっています。逆に言えば、ベースの主張が弱いのかな。前回も呟きましたが、中国料理店であることを考えると、多くの料理に通じる「湯」であるならば、仕方がないのかもしれません。
パーコーは、ちょっと醤油が濃いですけれど、ビールに合いましたw
かた焼きそばの餡は、オイスター風味で、かなりもったりしています。苦手な人がいるかもしれません。
大ぶりに切った豚肉と野菜が特徴的。キャベツの食感と、かた焼きそばの食感の絡みが面白い。
今回は、餃子の話が主となってしまいました。
好みはあるでしょうけれど、Taikohスタイルの餃子を、是非お試しください。
麺は、再度ステイ。
次回、グランドメニューのお品で試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。
2019/05/04 更新
2017/11 訪問
ゼネラリストの難しさ
【本日のオーダー】
五目チャーハン 800円
チンジャオロース(ハーフ) 700円
餃子(写真なし) 400円
とろとろチャーシュー麺 850円
【感 想】
よんどころない理由で、今日は子守り×2人。
最近、子どもたちの嗜好が真逆になりつつあり、店選びも大変です。
長男坊=うどん派
次男坊=ラーメン派
今回も、リクエストを聞いてみても、双方譲らず、一歩も引きません。
仕方なく、長男坊をチンジャオロースと餃子で釣り、いつもの大興に決定。
長男坊は、ここの餃子が、大好きなんです。
13時ちょい前。客は5割程度でしょうか。
予定通り、チンジャオロース、餃子、チャーハンをオーダー。
わたしは、長いこと通っていますが、ラーメンを食べた記憶が残っていない。
先代の頃に、食べたような気がするものの、こちらではほとんど麻婆豆腐なので、確固とした記憶がないのです。
そんなこともあって、今日は麺系をいってみましょうか。
で、とろとろチャーシュー麺。初トライなので、楽しみ楽しみ。
中華系は、提供までのスピード感がいいですね。
中でも速攻で出てくるのが炒め系。この日のチンジャオロースも5分も待たずやってまいりました。続いてチャーハンも。
少し遅れて、餃子とラーメンも到着。
香りが、ラーメン屋のそれではなく、中国料理店のそれ。
どのような味わいなのか楽しみです。
まずは、スープを。
ウムムムム。
何と表現したら良いのか。口当たりの段階から、ラーメン(いわゆる中華そばや志那そばの類)とは、ちょっと毛色の違うテイスト。何て言ったらいいか、中国料理店の味とでも言えば。。。
スープは、清湯ですが、今どきのラーメンとは、やっぱり違う。
恐らく、チャーシューからの旨味流出によるものと思われる、八角!?五香粉!?のようなフレーバーが、微かに香ります。
ベースは動物系と野菜かな。魚介は感じられなかったです。多分、料理全般に使う”湯”なのでしょう。重厚感は、弱め。カエシは、中国醤油!?
ここまで、かなり自信のない推測です。中国料理店の本格ラーメンは、難しい。
ただ、日本で発展してきたラーメンの系譜とはちょっと違う、どこか大陸の香りが漂う一品。
麺は、中くらいのウェーブ麺。
かんすいはほどほどで、中華そばのそれとは、住み分けが違いますね。
啜り具合や噛み応えはそれなりにありますが、日本のラーメンに慣れていると、多少の戸惑いはあるかもしれません。
チャーシューは、中国料理の味わいです。前述の香り高い施しを感じます。
他の具は、青梗菜が乗っている所に、ラーメン専門店ではない一家言が滲み出ているように感じます。
わたしは、こちらの料理全般をとても気に入っています。
特に、陳麻婆豆腐は、最後の晩餐候補と言っても差し支えのない味わいですし、餃子好きの長男坊のイチオシもこちら。
ですが、ことラーメンとなると、積極的オーダーはちょっと・・・・・・
日本の中華そばに慣れたわたしの舌は、どうしても中国料理のラーメンとの相性が良くないらしい。
担々麺が、けっこう評判だと聞いていますので、次は、清湯系を攻めないようにします。
さて、どのような味が待っているのでしょうか。
ごちそうさまでした。
2018/09/11 更新
2017/03 訪問
大汗の代償 それは・・・「満悦」
【本日のオーダー】
陳マーボーご飯 ¥900
五目チャーハン \800
ぷりぷりエビのあっさり塩炒め(ハーフ) \750
他
【感想】
結城市内で本格中華と言えばこちら大興さん。
現在はリニューアルされて、本格中華っぽくなりましたが、以前の『街の中華屋さん』時代から何度もお世話になっています。
大興=陳マーボー豆腐と言って差し支えないかと。
そのくらい、こちらの陳マーボーLOVEです。
『陳』が付くのは、中華の鉄人・陳健一氏直伝からとのことです。
中国山椒がガツンと来る、辛味と旨味が混然一体とした逸品。一口否や、メニューを一眼しただけでも大汗必至。この記事を書いている今も、既に汗がじんわりと・・・(笑&汗)
ビールのお供にも最適ですが、わたし個人としては、是非マーボーご飯で召し上がっていただきたい。
一口目に来る『辛さ』と、ご飯を噛みしめた時の米の甘みが口の中で混じり合った時の至福。
是非是非ご賞味あれ。
リーズナブルに宴会も出来ます。
お店の方には、いつも無理言ったりしてすいません。
ごちそうさまでした。
2017/05/21 更新
2012/10 訪問
2017/05/21 更新
【Today's Order】
陳マーボー豆腐(ハーフ) 750円
とろとろチャーシュー麺 850円
五目チャーハン 800円
肉汁たっぷり小籠包 450円
手作り餃子 350円
【Column】
某グルメ漫画で、「究極の~」とか「至高の~」と言う冠で、美味さのを探求するストーリーがあります。
極限の美味さを集めた「食の集大成」と言えるメニュー作りがテーマ。
そのグルメ漫画には、色々と曰くがついて回り、その思想や考え方にいささか辟易しながらも、とりあえず愛読しておりました。
それに影響されたのか、わたしも、「最後の晩餐」には何を食べたいのか?を、考えるようになりました。
つまり、わたしの人生の「食の集大成」を作り上げようではないかと。
マイルールと言うか、マイ定義として、「わたしの最後の晩餐」を、朝、昼、晩に分けて、構成してみようかと思い付いたのが、今からおよそ20年前。
たいして食べ歩きなんかをしたわけではありませんが、構想20年ともなれば、ちらほら候補に挙がるメニューも出てきております。
終活なんて言葉も、だいぶ定着してきましたね。
一般的には、60~70代が終活開始年齢らしいです。
でも、いつからが良いかは、個々に思うことであって、正解は無いと思います。中には20代で始める人もいるそうですからね。
わたしの場合、両親ともに亡くなっていますから、相続に関しても全て済んでいますので、そっち方面からしても、進めていって遅くはないのかも。
親の相続を、自分で処理進行してみて、被相続人(亡くなった人)が、明確な遺志を残しておくの重要性に気付きました。
理想は、「遺言書」なのだと思いますが、なかなかそこまで踏み込むのも難しいのかな。
少なくとも、エンディングノートと言われている終活ファイルを作っておくのが良いのではないかと思っています。
母は、遺言書らしきものは残しておらず、口頭で聞いていた内容がいくつかあり、概ねそれで事足りました。
ただ、遺産と称される類(現金、預金、土地等)については、比較的細かく、メモ書きされていたので、それを頼りに、遺産分割協議書を作成することが出来たのです。
これが無かったら、けっこう面倒くさくなっていたと思います。
詳細なメモ書きでしたが、思い違いのものもあり。
例えば、A銀行の口座にあると記載されていたものが無く、記載されていないB銀行に存在していたりとか。
銀行だけでも、4行で残高証明書を発行していただきました。
他にも、証券だったりとか、生命保険だとかも含めると、一日二日でどうなるような代物ではありません。
たいした財産があるわけでもない我が家ですら、けっこうな労力がかかりました。
自分自身が、逝った後、相続人達に迷惑や手間を掛けさせないためにも、終活って重要だなと思いました。
わたしも、働き盛りの年齢で、世間的に見れば、まだまだ先のことを考える歳ではありませんが、始めることで、これからの人生の送り方のヒントも見えてくることも踏まえて、少しづつ整理することにしました。
その終活のひとつとして、大袈裟に言えば、生きてきた証のひとつとして、「最後の晩餐」作りをライフワーク的位置付けで、取り組んでいかねばと。
構想し始めて、もう20年も経ったわけですから、そろそろラインナップし始めてもいいでしょう。
今回ご紹介いたしますメニューは、最後の晩餐スカッドとして、有力なやつです。
今の段階では、候補としておきます。
◉ 陳マーボー豆腐
これは、もう外せない。絶対に食べて終わりたい。食べなければ、心残りのまま旅立つ羽目になること間違いなし。
では、レビューは以前の、、、と思ったら、たいして深いレビューしていませんでした(大汗)
なので、あらためまして、ご紹介させていただきます。
同じ内容で、ご飯にかけた「陳マーボーご飯」もありますが、ご飯の場合、ボウルでの提供形態になります。
単品ですと、土鍋での提供になるので、香りの面で違いがあると思います。
特に、山椒の香りの引き立ち方が、土鍋の方が鮮烈です。
また、グツグツとした熱さも、土鍋冥利。
豆腐は、崩されたタイプ。大きさ、形の違う豆腐。意外と、豆腐の量が多いような気もします。
豚挽肉がメインで、ネギがアクセント。
ハフハフと、熱っついマーボーを。
まずは、香り高くスパイシーな山椒の痺れと香り。続いて、じんわりと唐辛子の辛さがやってきます。
豆腐の甘さが、痺れと辛さを和らげたかと思うと、豚肉の旨味がじゅんわりと口の中に広がります。旨味がしっかりしているんですよね。
辛さと痺れに頼った麻婆豆腐に出会うと、そこじゃないんだよねーと思うわたしからすれば、この旨味力が発揮されているとこがポイント。
ご飯にもビールにも合いますが、わたしは、ひたすら単独でかっこむこともおススメします。
米粒を噛んだ、お米の甘さとのセッションも、捨て難いのは捨て難い。
でも、単純に麻婆豆腐の美味さを得るには、愚直な一気食いがベストなんじゃなかろうかと。
辛さと痺れは、中程度。体感的には。
本来は、もっと辛いのかもしれませんが、旨味で中和されているのかも。。。
何はともあれ、書いている今も、汗が噴き出すという、パブロフ状態 ^^;
舌と脳が、陳マーボー豆腐を欲している今日この頃です。
ごちそうさまでした。