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昼の点数:-
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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煮干し系の人気店で、久しぶりの並びを体験
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煮干し中華そば(HARD)+味玉
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追い玉
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2018/07/30 更新
【本日のオーダー】
煮干し中華そば(HARD) 800円
味玉 100円
追い玉 200円
【感 想】
わたしは、スマホを持っていません。
今どきの小学生でも、当たり前のように所持している世の中ですが、興味もありません。
電話と簡単なメールだけで十分。生活には何の支障もございません。
が、子どもたちの連絡網(PTA、保護者会など)の基本方針が、LINE中心となってしまい、もはや不都合を通り越し、LINE必須の状況に陥りました。
完全にインフラの一部となったことは、紛れもない事実でしょう。
近くの電気店で、格安スマホの購入手続きをしたところ、設定まで1時間程度かかるとのことで、その時間を利用して、待望ののじじ攻めを敢行します。
時間は11時30分ちょうど。
過去に2度ほど振られていますので、今日こそはと。平日のオープン時間なので、うまくいけば並ばずにいけるかな。いや、いけるでしょと楽観的に向かいました。
駐車場は共用ですが、8割がた埋まった状態。まさか、すべてが目的先ではないでしょうけれど、ちょっと焦ります。何せ、並びが大嫌いなものですから。
ちょうど店舗前が開いていました。並びを見ると、2組3人待ち。許容範囲です。
そそくさと車を降りて、並びに参戦しようとすると、スタッフの方から、先にチケットの購入をと、ご案内がありました。
EASY、NORMAL、HARDとあります。限定でEXTRA HARDがありますが、この日はバッテンついてました。
最初はNORMALでいこうかとも思いましたが、そうそう頻繁に来ることも無いし、並び時間もさほどかからないこの状態ならば、HARDに攻めてみようと。
小山の山崎で食べたのと同類な和え玉(こちらでは”追い玉”)も。
食券は、その場で渡します。追い玉分は、途中投入を予定しているので、キープ。
そのまま並びに加わります。
並び始めて10分強。ようやく第一陣が席を立ち始めます。
普通ならば、気にならない程度の並び。又は、このくらいなら並びの内に入らないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。
が、この状況をうちの嫁が見たならば、驚愕に値する光景だったに違いありません。
家族、二人での並びならまだしも、単独行動での並びは、まずあり得ないこと。
それほどまでに並ぶことが嫌なわたしですが、特にストレスに襲われることも無く、席に案内されました。
店先ではさほど気になりませんでしたが、奥に入ると、煮干しの良い香りにあふれています。この段階で、ワクテカ状態に。
先にオーダーを通していたので、着席後すぐの提供かと思っていました。
実際は、3~4分待っての提供です。
見た目は、思いのほか煮干しっぽくない色。
HARDなので、セメント系に近いかと思っていましたが、そこまで濃厚ではないようです。
けれど、表面の泡立ちを見れば、それなりに濃さそうです。
一口目。
ブワーッと広がる、煮干しの芳香。うんうんとうなづき、煮干し臭さ(良い意味で)を確かめます。二口目待ちで、少し落ち着き、残り香を味わってみる。
スープ自体の粘度はそれほど高くないと思いました(自社比)。シャバめですかね。
ファーストインパクトはハードなれど、余韻含めると、思いのほかライト。もっとガッツリ煮干しが来るかと思っていましたが。
スープ自体は、しっかりと抽出された煮干しスープ。臭みはなく、手を掛けて、スープ取りしていることがわかります。HARDなので、苦味はそれなりに感じますが、変に調整されるより、ストレートに素材を感じられ、それが嫌味でない。非常に美味しい。苦味と言うより、ビターと言った方がしっくりくるかも。(意味は一緒ですが、雰囲気というかニュアンスで)でも、塩分は高い。
そこに、鶏、豚の動物系をプラス。個人的には、動物系はもっと抑えてもいいかな。HARDなので。この上のEXTRA HARDでは、その夢を叶えていただけるのでしょうか。
苦手な人は、まずNORMALから攻めた方がいいでしょう。
麺は、煮干し系お約束の細ストレートパッツン。ザラつき感じられます。
わたしは、この手のタイプをあまり得意とはしておりません。
それでも、このスタイルが後を絶たずに、隆盛を誇っているには、それだけの理由があるのでしょうね。
こちらは、けっこう固めな茹で加減。柔いと、かなりムムムなところだったので。
チャーシューは炙りタイプ。店内には炙った煙臭も漂っています。ホロっとしながら、厚みもある分肉感も楽しめます。
具材で特徴的なのは、メンマ。角切りダイス状になっています。コリコリした食感で、それはそれで楽しいですが、味としては至って標準的。
8割がたやっつけた所で、追い玉コール。
当然、煮干し麺も期待の一品ですが、それ以上に追い玉(名称:和え玉のお店も)が最近のお気に入り。
煮干し系のお店には、大概置いてあるので、ある意味そっち狙いにしたいぐらい。でも、ほぼどの店でも、通常のラーメンを頼まなければいけないという縛りあり。難儀ですなぁ。
追い玉は、すぐに提供されます。
なんだか、ツバ広の帽子の裏側のような器。
そのツバ裏部分には、赤紫色のソースと、挽いたブラックペッパーが。
赤紫色のソースは、なんと、果実。多分、ラズベリーかな。舌が弱いので、確定は控えますが、間違いなくベリー系ではあります。
これは、混ぜるのかしら!?
まずは、純粋に基本味をいただきます。
しっかりと混ぜて、煮干しオイル、ほぐしチャーシュー、ネギ、煮干し粉を、満遍なく行き渡らせます。
麺にオイルなどが絡みつき、しっとり感を醸し出します。が、ちょっと、オイルが少ないかな。わたしとしては、もっとスムースに箸を回したかったのですが、ちょっとネタつき気味ですね。
食べてみても、ちょっと麺のボソ感が出て、やはりもう少しオイリーな方が好みよねぇ。
味は、煮干し粉に頼るところが多し。ベースオイルはややパンチ不足か。
人気店とはわかっていましたが、退店の際には、平日ながらも10人を超える待ちが発生。
時間帯を絞らないと、並び覚悟の評判店ですね。
EX=HARDを狙うには、かなりの高さがあるハードルだと思わなくては。
何店か、煮干し系のお店を食べさせていただきましたが、それぞれ個性があって、自分好みを見つけるのにも、まだまだ攻めなくてはならんと、あらためて思いました。
こちらは、HARDでもまだまだわたしの煮干しキャパは埋まりません。ただ、煮干しが得意ではない方もいるでしょうから、その辺の調律は、だいぶ万人向けに方向づけしているのかと。NORMALは食していませんが、恐らくはそのような感じ(煮干しの主張マイルドなタイプ)なのであろうと、推測できます。
ごちそうさまでした。