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外観
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鯛の昆布〆 キャビア野菜のせ
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黄金蟹 白子 そら豆
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中村酒造 日栄歳盛
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マンゴー白子あえ 茶碗蒸しに凍らせた蟹味噌 フォアグラのゼリーよせ 飯蛸 薩摩揚 チマキ
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チマキの正体 ハタハタ寿司
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お椀物
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のど黒 アワビダケ
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造り 真ふぐ てっぴ（ふぐの皮の湯引き） マグロ ガスエビ アカイカ
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マナガツオにカラスミ フカヒレの天ぷら
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稚鮎と能登牛
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治部煮 太きゅうりを器にして
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治部煮 太きゅうりを器にして
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ホタルイカ ホタテ かぼちゃ
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ご飯 干クチコ アワビ
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デザート
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鼠志野で頂くお抹茶
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お土産のお酒
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金沢の旅の楽しみは色々ありますが、食材豊富なこの地
食べることに興味はつきません
今回、伺ったのは「つる幸」さん
金沢を代表するお店、そして日本全国でもその名を知られている店です
今のご主人河田康雄さんは大阪の『味吉兆』で修業をされたそうです。
以前、料理の鉄人で道場六三郎さんと戦われた事もありましたね
そして、先代河田三朗さんは天才的な方で
修業の地の京料理と金沢の料理を見事に融和させたと聞いております
現在の京都で店を構える料理人ではこの店の先代の下で修行をされた方々も沢山いらっしゃいます
１８時に予約を入れていましたが、「能楽堂」の能楽会が１６時に終わったので、開店早々の１７時
半に変更していただきました。
店に入ると、予約時には「カウンターの隅になりますけど・・よろしいでしょうか」と言われていましたが、
個室が用意されていました
カウンターのほうがいいのになと思いましたが、個室だと気兼ねなく料理の写真を撮ることが出来るので、これで良かったかなと思います
最初に出てきたのが「鯛の昆布〆」の上にキャビアと野菜のせ
鯛は甘味を感じさせて程よい締まり具合で、他の食材との調和は取れています
私は嫌な性格かもしれませが、どうしてもマイナス点を探してしまうのですが
まず最初のインパクトはまずまずです＾＾
次はビックリ
「黄金蟹」が出て来ました 一緒に盛られているのは白子とそら豆
「黄金蟹」・・ズワイガニの漁で1000匹に1匹くらいしか取れない希少ものです
メスの紅ズワイガニとオスのズワイガニの自然交配です
口当たりはツルツルでモチモチ・・うどんではありませんよ＾＾
そして甘味があります
蟹を食べてこの食感は初めての経験です
美味しい～と感激する程の物ではありませんが、希少な物という事でつい感動してしまいます
貧乏人の性ですか・・・
それよりも「そら豆」 「そら豆」本来の味を残したまま、口に入れた途端、溶けてなくなりました＾＾
鯛の昆布〆でも黄金蟹でも口に出すことがなかった「うま＾＾」と言ってしまいました
お次は八寸
茶碗蒸し フォアグラのゼリーよせ イイダコ さつまあげ チマキ マンゴー白子あえ
この茶碗蒸し 熱々の茶碗蒸しの上に凍らせた蟹味噌が乗っています
スプーンで凍らせた蟹味噌と熱々の茶碗蒸しを一緒に口の中に入れると、蟹味噌が溶けて口の中に味噌の香りがパーと広がります
これは美味しい＾＾ 初めての経験です
汁はのど黒とアワビダケ まずまず美味しいです
造りは 真ふぐ てっぴ（ふぐの皮の湯引き） マグロ ガスエビ アカイカ
マナガツオの焼き物にカラスミ フカヒレの天ぷら
フカヒレの天ぷらの衣が少しフンワリ感があり、フカヒレの舌触りとよくマッチしています
煮物はホタルイカ ホタテ かぼちゃ
そして干物の稚鮎と能登牛
ここらあたりは無難以上の出来ですね
お次は治部煮
加賀野菜の太胡瓜を器に見立てって治部煮を入れてあります
食材にはこの加賀太キュウリを摺おろしたものを混ぜたトロミがかかっています
少し薬臭さがありますがこれが薬膳的な効能を発揮してくれるそうです
今日頂いた鴨は合鴨でした
以前、TVで見た事がありますが
大きな網を鴨の飛来方向の空に放り投げて捕る「坂網 猟」
これで捕った真鴨を頂こうと思ったら冬に来なければ食べれないそうです
ご飯は干クチコとアワビがのっかっていました
そして
デザートがオレンジのゼリー、キュウイ、苺
お菓子は練り切りに鼠志野に点てたお抹茶
確かに全体的なまとまりはいいですね
一つ一つの料理も丁寧に作られていて良かったと思います
ただ、デザートはもう少し工夫をしていただきたかった
そしてコスパ・・・・少し高すぎ
予約した時点で、
「コースは２万５千円、３万円がありますけど、どうされますか？」と言われ
そうそう金沢に行くことはないだろうからと3万円のコースを予約しましたが、
頂いた料理が３万、まあそうだろうな
お酒はキリン小瓶７５０円､金沢の中村酒造「日栄歳盛」3合7,500円
で・・実は３万のコースを予約して少しお酒を飲んで4万円くらいかなと思っていたら
15%の奉仕料5,738円なるものがついていました そしてそれに消費税で合計47､507円
私のようなものにはこれが妥当な金額なのかは判断しかねますが、料理自体は美味しかったので、次回は冬にでも来たいなと思いますが、つい躊躇してしまいそうです